えちこの旅ブログ

知的好奇心のおもむくままに

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2022年 明けましておめでとうございます

毎年、子供や家族写真に負けじと(何の勝負?)BBAが干支に扮装する年賀状を友人に送りつけています。

 

毎年、1年があっという間に過ぎるので、

「1年は自分が思ってる3倍早く進む」と思って、昨年の年明けを迎えましたが、想像上回る5倍速で進んで2021年が終わりました。

 新鮮なことがないと、時間の流れを早く感じるらしいですが、確かに昨年はほぼ家の白い壁と、ブルーライト見て過ごしていたな、と思います。

 

下半期、慣れない仕事に四苦八苦したり、引っ越しとか、転職とか、そんなことを全部ひっくるめた今後の生き方みたいなもんを考えて、考えて、考えて、結局一周回って現状維持で2022年を迎えました。

お陰で白髪だけが増えました。ストレスかな。いや、単に老化現象か…

最近、体にガタが来ており年を感じずにはいられませんが、昨日の紅白でBUMPボーカル藤原さんのお肌の綺麗さに、40代のポテンシャルを感じまだまだ頑張ろうと思った次第です。

(マジであの人、20年前からタイムリープしてきたんちゃうか思った。)

 

旅ブログと言いながら、なかなか旅行に行くのが難しい状況下が続き、ほぼ過去ネタ掘り返してるだけになってますが、今年はもっと頻繁に旅行に行けたらいいな、いや、行きたい。

どうか今年は、状況がもっと好転しますように。

 

2022年1月1日

 

【公共交通機関で行く坂東三十三ヶ所巡礼】 札所一覧

2015年9月~2019年4月 四国八十八か所巡礼

iechiko.hatenablog.com

 

2017年4月~2019年9月 西国三十三所巡礼

iechiko.hatenablog.com

 

この二つの巡礼はすでに結願済ですが、現在進行形で札所巡りをしているものがあります。

それが坂東三十三ヶ所巡礼

 

まだ四国も西国も結願していない2018年9月からはじめて、2021年12月現在時点で14か所の札所をまわり終えました。

やはり関東地方ということで、頻繁に訪れるのも難しく、特にこの2年は旅行にほぼ行けなかったのでなかなか思うように行けていません。

 

西国三十三所坂東三十三ヶ所秩父三十四ヶ所を合わせて日本観音と言われています。

御朱印を集めたいというのもありますが、これを機に関東方面のお寺を知っていきたいな、というのが第一の目的です。THEメジャーどころにしか今までは行ったことがないので。

 

ということで、西国三十三所札所同様ここは札所一覧ページとして、各お寺の詳細についてはそれぞれお寺名のリンクから飛べるようになっています。

(ブログ記事は徐々に過去ブログからの移行・執筆していくので、公開次第リンクをつけます。)

 

坂東三十三ヶ所とは?

日本最古の巡礼とされている西国三十三所をならって、関東地方に制定されたのが坂東三十三ヶ所です。

鎌倉時代、京都から鎌倉へと政治の中心地が変わり、西国巡礼や熊野詣の文化が関東武士の間に知られるようになりました。

源頼朝は観音信仰が厚く、実際坂東三十三ヶ所の札所には頼朝ゆかりのお寺が含まれていることから、頼朝の意向が強く反映され、3代将軍源実朝の時代に成立したとされています。

(第一番札所 杉本寺)

 

霊場は、東京・神奈川・埼玉・群馬・栃木・茨城・千葉の関東全域に広がっていて、巡礼の距離は1,300キロになります。

ですが、坂東の札所は順番通りに回ると、余分な回り道をしなければならないルートもありなかなかに非効率。巡礼が盛んに行われていた江戸時代から、札所の順番通りにこだわらず、訪れやすいルートで巡礼していたようです。

(第十四番札所 浅草寺)

 

私も西国巡礼同様、順不同で札所を巡っています。そして、車の免許はあるけど運転センスゼロのペーパードライバーゆえ、公共交通機関を使っての巡礼です。

正直、西国より坂東の方が公共交通機関で行くのに不便な場所が多く、なかなか大変です・・・(関東は関西と違って、土地勘がないし。)

坂東三十三ヶ所札所一覧

★神奈川エリア★

1番 大蔵山・杉本寺

2番 海雲山・岩殿寺

3番 祇園山・安養院

4番 海光山・長谷寺

5番 飯泉山・勝福寺

6番 飯上山・長谷寺

7番 金目山・光明寺

8番 妙法山・星谷寺

★埼玉エリア★

9番 都幾山・慈光寺

10番 巌殿山・正法寺

11番 岩殿山・安楽寺

12番 華林山・慈恩寺

★東京エリア★

13番 金龍山・浅草寺

(トリップノート「【東京】超定番スポットだから抑えておきたい!浅草寺の歴史と10の見どころ」へのリンクになります。)

★神奈川エリア★

14番 瑞応山・弘明寺

★群馬エリア★

15番 白岩山・長谷寺

16番 五徳山・水澤寺

★栃木エリア★

17番 出流山・満願寺

18番 日光山・中禅寺

19番 天開山・大谷寺

20番 獨鈷山・西明寺

★茨城エリア★

21番 八溝山・日輪寺

22番 妙福山・佐竹寺

23番 佐白山・正福寺

24番 雨引山・楽法寺

25番 筑波山・大御堂

26番 南明山・清瀧寺

★千葉エリア★

27番 飯沼山・圓福寺

28番 滑河山・龍正院

29番 海上山・千葉寺

30番 平野山・高蔵寺

31番 大悲山・笠森寺

32番 音羽山・清水寺

33番 補陀落山・那古寺

 

【世界遺産】吉水神社・吉野水分神社・金峯神社

世界遺産名:紀伊山地の霊場と参詣道

※和歌山・三重・奈良にまたがる3つの霊場「吉野・大峯」熊野三山」「高野山とそれらを結ぶ参詣道が登録されています。

 

※この記事は私が過去に旅行ガイドブックサイト『トリップノート』さんに投稿した下記サイトをベースにしています。

tripnote.jp

 

今回は、「紀伊山地の霊場と参詣道」の中で、「吉野・大峯」エリアで世界遺産に登録されている遺産の中から「吉水神社」「吉野水分神社」「金峯神社をご紹介します。

 

※同じ吉野エリアにある「吉野山」「金峯山寺」の記事はこちら

iechiko.hatenablog.com

 

 

吉水神社

 

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金峯山寺からは徒歩2分程度で鳥居に到着します。

 

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もとの名は「吉水院」と言い、役行者が創建した修験道の僧坊でした。

明治時代に神仏分離が行われた際、後醍醐天皇南朝の皇居であったことから「吉水神社」に改称されました。

その前の時代には兄の源頼朝に追われた義経が、静御前や弁慶と共に身を潜めたり、安土桃山には豊臣秀吉が行った盛大な花見の本陣となるなど、歴史の舞台となった場所でもあります。

 

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後醍醐天皇天皇の忠臣であった楠木正成吉水院宗信法印を祭神としています。

 

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こちら参拝作法が一般的な神社と異なっています。通常「二礼・二拍手・一拝」が参拝作法ですが、吉水神社は「二礼・十七拍手・一拝」です。

しかも、「十七拍手」のリズムも四拍手×4回+一拍手

人生で初めて四・四・四・四・一拍子のリズムを初めて奏でました。

(最後の一拍手のおさまりがどうも悪くなるんですが、私だけでしょうか。。)

 

日本最古である書院は拝観可能。(拝観料600円)

義経潜居の間」後醍醐天皇玉座」、また先に挙げた源義経後醍醐天皇ゆかりの品々の展示など見ごたえありです。

 

吉野水分神社

はい、突然ですがここでクエスチョン。こちらの神社何て読むでしょう。

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正解は「よしのみくまりじんじゃ」です。

水の配分を司る天之水分(あめのみくまり)大神主祭神としています。

「みくまり」が訛って「御子守(みこもり)」となり、子宝の神様として信仰をあつめています。

何かイメージとして「神様が水をくみまくりながら、子守してる」って覚えておけばいいかと。(いいのか)

 

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以前来たときは桜目当ての観光客でごった返してたんですが、この日は独り占め。

ガヤガヤしてたときと全然雰囲気が違って、静まり返ったこの神社の雰囲気凄く好きでした。

 

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豊臣秀頼によって再建された社殿は「コの字」型に配置されています。

御朱印受付は、ノートが一冊置いてありました。

住所と名前書き込んでお金入れたら、後日発送しますというスタイル。

個人情報丸出し・・・

 

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金峯神社

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今回紹介したお寺・神社の中では一番上の奥千本に位置する神社です。

ここに来るまでも十分坂道なんですが、この鳥居くぐってからもなかなかの急坂です。

(鳥居の近くまではバスで来ること可能です)

鳥居におもいっきり「修行門」って書いてますもんね。

楽して利益得ようと思うなよ、という神様からのメッセージなんだと思います。

 

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吉野山の地主神である金山毘古命(かなやまひこのみこと)を祭神として祀っています。

 

また、前回のブログでご紹介しましたが、この神社の中を大峯奥駆道が通っており、途中分岐点で分かれると、吉野山の最高峰である青根ヶ峰に行くことができます。

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「吉野・大峯」エリアではあと大峰山寺」が構成遺産として登録されてるんですが、こちらは女人禁制の大峰山山上ヶ岳の山頂にあるということで、私はどう頑張っても参拝不可能。

ということで、複数のエリアに分かれた構成遺産で成り立っている紀伊山地の霊場と参詣道の「吉野・大峯」エリアは制覇できました!!

参詣道は「熊野参詣道」の中辺路しか歩いておらず、今年小辺路と呼ばれるルートの一部を歩こうかと考えてたんですが、夏頃からずーっとランニングで痛めた足が治らないんで、断念しました・・・

(原因不明で病院2回行ったからね。結局、筋力バランスと走り癖の問題であろうという、医学ではどうにもできない結果をもらい絶賛筋トレ強化中・・・)

 

高野参詣道も歩いてみたい。時間はかかるかと思いますが、じっくり今後まわっていきたいと思います。

 

アクセス

 

近鉄吉野駅からロープウェイ「千本口駅」へ(徒歩約2分)

ロープウェイ「千本口駅」から「吉野山駅」(約5分)

 

●吉水神社 吉野山駅から徒歩約15分

吉野水分神社 吉野山駅から徒歩約1時間20分

金峯神社 吉野山駅から徒歩約2時間

      (または吉野山駅からバス「奥千本口」下車)

 

www.yokb315.co.jp

       

【世界遺産】吉野山・金峯山寺

世界遺産名:紀伊山地の霊場と参詣道

※和歌山・三重・奈良にまたがる3つの霊場「吉野・大峯」熊野三山」「高野山とそれらを結ぶ参詣道が登録されています。

 

※この記事は私が過去に旅行ガイドブックサイト『トリップノート』さんに投稿した下記サイトをベースにしています。

tripnote.jp

 

今回は、「紀伊山地の霊場と参詣道」の中で、「吉野・大峯」エリアで世界遺産に登録されている遺産の中から吉野山」「金峯山寺をご紹介します。

 

※同じ吉野エリアにある「吉水神社」「吉野水分神社」「金峯神社」の記事はこちら

iechiko.hatenablog.com

 

 

吉野山

奈良県吉野と言えば、桜の名所として有名です。私も10年以上前に桜の時期に行きましたが、それはそれはもの凄い人で正直桜を見た記憶よりも、ただ人混みの中歩いた記憶の方が強いです。

今回、久しぶりに訪れたのが2021年10月の頭。緊急事態宣言は開けていたのですがとにかく人が少ない。吉野山最高峰の青根ヶ峰を目指し、ひたすら坂を上り続けましたが、途中から人は全然おらず。山の中では皆無。人よりバッタ見た数の方が多かった。

 

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時期的なものなのか、コロナの影響なのか分かりませんが、でもお陰で世界遺産に登録されているような神社を独り占めできたり、マスクなしで快適に歩けたり、いい日帰り旅行となりました。

 

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吉野山は麓から順に「下千本」「中千本」「上千本」「奥千本」と呼ばれています。

私はロープウェイ吉野山駅」をスタートし、ひたすら歩いて上りましたがバスも通っています。山とは言えど、青根ヶ峰までの道筋はラスト40分ほどが未舗装の山道に入るだけで、ほぼ舗装道路です。そして、ルート上に世界遺産に登録された寺社があるので、参拝しながら上っていけます。

吉野山駅から青根ヶ峰までは、歩行時間大体2時間半です。(途中寺社に寄らず、真っ直ぐ目指した場合)

 

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なお、このルートは熊野古道の一つで、最も険しいルートと言われている「大峯奥駆道」の前半部分でもあります。

「大峯奥駆道」は、修験道の開祖・役行者が開いたとされる道で、吉野から熊野まで約170キロ。標高2,000メートルの山を踏破する厳しい道です。山上ヶ岳一帯は今なお女人禁制。

「大峯奥駆道」自体も参詣道の一つとして世界遺産に登録されています。

 

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途中にある花矢倉展望台

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桜の季節には、山全体の桜の景色を見ることができますが、緑は緑でいいじゃないか。

 

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金峯神社の境内から、青根ヶ峰へと続く道。

 

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前半は石畳で、後半未舗装になっていきます。(金峯神社までは全部舗装道路です。坂は結構急峻ですけどね。)

 

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途中木々が伐採されているエリアがあって、見晴らしはよくなっています。

 

写真撮影忘れてしまったのですが、この先に「従是女人結界」の碑があり、そこが青根ヶ峰へ行くルートと大峯奥駆道の分岐点になります。

青根ヶ峰は、大峯奥駆道のルートからは外れています。)

 

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吉野山最南端にして、最高峰の青根ヶ峰。標高858メートル。ご覧の通り見晴らしは一切ありません。頑張って上って来てこれだとがっかりするかもしれませんが、山の上が見晴らしがいいなんて誰が決めたのさ。

 

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私はこの札眺めながら、ベンチ座ってエネルギー補給のためのグミもぐもぐして速攻下山しました。

最高峰に来た。単なる自己満足。それでいい。

金峯山寺

金峯山で修業をした役行者が、金剛蔵王権現を感得し、その姿を山桜の木に彫刻して山上ヶ岳の頂上と吉野山に祀ったことが金峯山寺の始まりと伝えられています。

ロープウェイの駅から上っていくとまず金峯山寺の総門である黒門があります。

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続いて、銅製の銅鳥居(かねのとりい)

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仁王門

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鳥居からしばらく行くと、本堂(蔵王堂)の北側に位置する仁王門があります。

創建年代は不明ですが、門の左右に安置されている金剛力士像が1339年南都仏師の康成の作であることから、同年代である南北朝時代の再建とされています。

現在、仁王門は解体修理工事のため通り抜け不可。金剛力士像も不在です。

修理期間中、金剛力士像は奈良国立博物館で特別展示されています。造立以来、この吉野の地を離れるのは初めてなんだそう。

初めてのおつかいならぬ、初めての博物館。楽しんでおられますかね。本堂拝観したら割引チケットもらったんで期間中に行こうかなと思ってます。

門から出てる金剛力士像を見れるというのも貴重なので。

 

本堂(蔵王堂)

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こちらも2021年10月時点、防災施設整備工事のため足場に囲われておりました・・・

(リサーチ不足で行く方が悪いんだが、こんなんばっか・・・)

安土桃山時代の再建ではありますが、非常に立派な外観で、高さ34メートル、四方36メートルのサイズは、木造建築としては東大寺の大仏殿に次ぐ大きさ。

内部の拝観は可能なので、拝観料(800円)を支払い中に入ったんですが、入った瞬間腹痛に襲われダッシュで出てくる羽目になりました・・・(何やってんだかホンマ)

 

本尊は秘仏なのですが、特別開帳で拝観することができます。

今年は10月22日~11月30日の間特別ご開帳が行われていました。

真っ青の金剛蔵王大権現3体のお姿を、ぜひ一度は生で拝観したいなと思っています。

アクセス

近鉄吉野駅からロープウェイ「千本口駅」へ(徒歩約2分)

ロープウェイ「千本口駅」から「吉野山駅」(約5分)

 

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【世界遺産】熊野速玉大社

世界遺産名:紀伊山地の霊場と参詣道

※和歌山・三重・奈良にまたがる3つの霊場「吉野・大峯」「熊野三山」「高野山とそれらを結ぶ参詣道が登録されています。

 

熊野速玉大社について

熊野本宮大社熊野那智大社と共に熊野三山のうちのひとつ。

主祭神熊野速玉大神イザナギノミコト)熊野夫須美大神イザナミノミコト)

神代の頃、最初に神倉山のゴトビキ岩に降り立ち、その後現在の宮に移ったと言われています。この辺りはもう歴史というより、神話の世界ですね。

平安時代のはじめ、現在のような12の神殿が造られました。

 

熊野本宮大社の記事はこちら。

 

熊野那智大社の記事はこちら。

iechiko.hatenablog.com

境内

車道沿い歩いて、現れた鳥居。

なんていうか、もっとこう大自然の中にドーン!みたいな、出で立ちを想像してたんですが、思ってたよりだいぶこじんまりした印象です。

 

 

八咫烏神社

熊野那智大社でも祀られていた八咫烏

熊野権現に遣える三本足のカラスです。

 

御神木「梛」(ナギ)の木

推定樹齢1000年のナギの木。

昔は熊野詣でした人々が、旅の安全を祈り葉をもらって行く習わしがあったそうです。

昔、小学生の時国語で習った「モチモチの木」を思い出したんですが、(何か挿絵がこんな枝わーってなった感じやった)あれはトチの木らしい。

人違いならぬ木違い。(音にしたらあかん言葉になってもた)

 

神門

 

拝殿

 

 

2019年当時、世界遺産登録15周年記念御朱印が販売されていました。

御朱印に書いてもらうのではなく、別紙でいただくタイプの御朱印です。

(せっかくなので購入した人)

写真にあるように、こちらでは神倉神社の御朱印も合わせていただくことができます。

 

神倉神社

イザナギイザナミが最初に降臨したと伝わる神倉神社

熊野速玉大社から歩いて10分程度なので、立ち寄ってみることにしました。

こちらが神倉神社。の階段ふもと。

 

ご神体である「ゴトビキ岩」が祀られており、そこに行くにはここから538段もの階段を登らなくてはいけません。

軽い気持ちで登り出したら絶対だめなやつです。

 

そもそも次への目的地があり時間がないですし、(このあと前回書いた「熊野那智大社」と「青岸渡寺」に行った)あったとしても当時ランニングで膝を痛めていた私には到底登れるものではありません。結構急ですし。

行きよりも下りが大変なタイプとお見受けします。ちなみに、この石段を寄進したのは源頼朝だそうです。

 

ホンマにどんなとこか見てみたかっただけなので、「うわーこれ登れるかなー」とか言いながら登り始めた女性二人組をひっそり下からお見送りだけして、駅へ。

ちなみに、ゴトビキ岩はこの下から見ることはできませんでした。

 

頑張ってくださーい

(心の声)

 

アクセス

JR紀伊本線 新宮駅より徒歩15分

 

kumanohayatama.jp