第十五番 長谷寺(ちょうこくじ)
2019年5月、今回ご紹介する長谷寺、十六番札所の水澤寺、その他お城巡りで群馬に初めて行きました。この旅で人生初群馬。
群馬行ってきたんです
って言うと、会社の同僚に
群馬って何があるの?
って言われました。群馬の皆さん、怒っていいですよ。
群馬と言えば、温泉。
群馬と言えば、井森美幸さん。
群馬と言えば、代表キャラ「ぐんまちゃん」
(2個目からもう観光地じゃなくなってる。お前も怒られろ。)
長谷寺と書いて「ちょうこくじ」と読みます。
素直に「はせでら」と読ませないところに、個性を感じますね。
ちなみに、坂東三十三所の札所には「長谷寺(はせでら」と名のつくところがあと二か所。
長谷寺の歴史
創建年代は、はっきると分かっていないようで、坂東三十三ヶ所の公式HPには「文武天皇朱鳥年中」とあり、ウィキペディアには
と記載されています。
「坂東観音霊場記」には役行者の修験地であったことが記されているそうです。縁起によれば、最澄や空海も訪れ、源義家や新田義貞などの武将からの信仰も篤かったとされるお寺。
お遍路してからというもの、勝手に空海さんを身近な存在に感じている私は「そうか、そうかお大師さんも来たことあるんだー」と親近感を覚えています。
境内案内
仁王門
ピントが前の金網にあってしまい、肝心の仁王像ピンボケ・・・
本堂
真っ赤な仁王像が祀られた仁王門をくぐり、正面が本堂。
本堂は、武田信玄の息子である勝頼が、世無道上人に命じて1580年に建てたと伝わるもの。
彫刻が鮮やかです。
本尊の十一面観音は私の持っているガイドブックには「平安時代・藤原期」の作と記載されています。(行基が刻んだとするなら時代ずれてますよね。この辺りやはりはっきりしたことは分からないということなんでしょうか。それとも行基の十一面観音と、現在のご本尊は別物・・・?よく分かりません、すいません。)
いずれにせよ、こちらのご本尊は秘仏で12年に一度ご開帳されます。普段は鎌倉時代作の御前立を拝観することができます。
アクセス
JR上越新幹線・高崎線高崎駅からバスで約25分。ドドメキバス停下車。(何て名前や)
バス停から徒歩40分。(住宅&畑エリアをひたすらに歩きます。)
その他の坂東三十三ヶ所札所はこちらから