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東洋のマチュピチュ!?別子銅山「東平(とうなる)」エリア|2024年四国バースデイきっぷの旅④

四国バースデイきっぷで四国周遊の旅、3日目。

宇和島駅から、旅の最終目的地である香川県の高松駅を目指します。

本日の寄り道観光は、愛媛県新居浜市にある産業遺産「別子銅山」です。

四国周遊最終日は、宇和島駅からスタート

おはようございます。

宇和島闘牛が出迎えてくれた旅の3日目。

本当は、3日目は観光列車の「伊予灘ものがたり」に乗りたかったんですが、予約が取れませんでした・・・

多分、四国の観光列車の中で一番人気じゃないかと思います。また改めて乗りに来ますわ、伊予さん。(センチメンタルジャーニー)

今日の1本目の列車は、宇和島駅8:39発「特急宇和海8号」

この列車に乗って、松山駅を目指します。

観光列車には乗れなかったけれど、四国を走る特急列車に沢山乗れて、それはそれで楽しかったから良し。

10:10 松山駅着。

ここにもいました。アーンパーンマーン。

ポーズが若干「ラララライ」

当初「伊予灘ものがたり」に乗車するつもりだったので、旅の最終地点をここ松山駅にしていたのですが、乗れなかったので予定を組みなおしました。更に先に進みます。

四国随一の観光地、松山をスルー。途中下車すらしません。

松山駅10:21発「特急しおかぜ14号」

こちらに乗車し、新居浜駅へ。

ここまで、一切の遅延や運休なく順調に進んでいた列車旅でしたが、私の乗っている前を走る特急列車が、遅延している影響で、しおかぜ14号も遅れて運行するというプチハプニング発生。

(前の列車が遅れている理由が、確か鳥と接触したとか、何かそんな理由だったような・・・)

別子銅山がある施設「マイントピア別子」に行くには、新居浜駅からバスに乗る必要があるのですが、その乗り継ぎ時間が5分しかありませんでした。

列車は「7分遅れ」で運行中。

・・・無理やん

途中で、少々巻き返しを図ってはくれましたが、新居浜駅には予定より5分ほどの遅れで到着。

が、運は私を見放していませんでした。何でだかバスも少々遅延していたお陰で、無事に乗車することができました。遅延、時にはありがたい。

新居浜駅からバス停「マイントピア別子」までは、所要時間20分。

運賃は390円。本数は1時間に1本程度です。

www.setouchibus.co.jp

何はともあれ、間に合ったので結果オーライ。

(ま、車で20分ほどの距離なので、バスに乗り遅れたらタクシーに乗るという選択肢もあったんですが、せっかくバースデイきっぷでお得に列車旅してるんだから、ここはできるだけ公共交通機関で安く済ませたかった。気分的に。)

産業遺産のテーマパーク「マイントピア別子」

(2024年5月17日現在、別子銅山がある観光施設「マイントピア別子」の公式HPが何故か開かないので、情報は訪問時にもらったパンフレットを元に記載しています。)

私が訪れたのはGW前半の日曜日。

バスが到着した駐車場(結構広い)には、沢山の車が停まり、予想以上に人が多い。

GWは人が多いから、混雑回避できそうな所に行こうと決めた別子銅山。が、すいません。別子銅山をみくびっていました。

別子銅山は、江戸時代の1691年に開坑が始まり、その後閉山される昭和48年まで283年に渡り銅採掘が行われていた銅山。

マイントピア別子本館

現在は、当時の鉱山跡が再開発され、産業遺産の見学、温泉、食事などができる観光施設「マイントピア別子」が整備されています。

また、マイントピア別子には、本館建物や観光坑道がある「端出場(はてば)エリア」と東洋のマチュピチュとも謳われる建物群が残る「東平(とうなる)エリア」があります。

新居浜駅からのバスが到着するのは、端出場エリアの駐車場です。

東平エリアバスツアーに参加

端出場エリアと東平エリアは、約10キロもの距離が離れています。

10キロもの距離、歩いて観光するとかほぼ不可能。

ですが、ご安心ください。東平エリアへは、ガイドさんとまわれる定期観光ツアーが運行されています。

通常は11:00と13:00の2回だけしか運行されないのですが、この日はGWだったからか、増便されていました。

なお、このツアー、最小催行人数が土日祝は1名からなのですが、平日は5名となっています。平日は人が少ないとツアーが出ないのでご注意ください。

私は、12時にマイントピア別子に到着したため、13時の回を予約。(そもそも、午後は13時しかないと思っていたし。)

東平エリアは「東洋のマチュピチュ」とも謳われている場所。

果たして、本当にここ新居浜市にマチュピチュがあるのでしょうか。

バスのボディにも「東洋のマチュピチュ」の文字。だいぶ、ハードル上がっていないかい?

時間になったので、バスに乗り込み端出場から東平へ向かいます。

東平までは、自分の車で行くこともできるのですが、道が狭く、またツアーならガイドさんの説明も聞けるため、自分の車で来ていても、ツアーを選択している人が多いようでした。

東平は標高750メートルの山中にあり、端出場からどんどん山奥に進んで行きます。

が、そんな山中の場所にもかかわらず、大正5年から昭和5年まで採鉱本部が置かれ、最盛期には約5,000人もの人が住んでいたそうです。

東平エリアに到着後、まずは東平歴史資料館へ。

山の全貌。

最初に銅山開坑が行われたのは、東平からさらに奥地にある旧別子エリア

200年以上に渡り、そこが銅山の中心地でしたが、明治35年に今いる東平とを結ぶ第三通洞が貫通し、中心地が東平へと移りました。

東平隧道

第三通洞を通って、別子山村へ向かう為に使用されていた「かご列車」

時速約8キロで、定員は8名。

ちょっと分かりずらいですが、当時の写真。こんな感じで乗っていたようです。

そしていよいよ「東洋のマチュピチュ」と称される施設が見下ろせる場所へ。

・・・マチュ・・・ピチュ・・・?

・・・マ・・・チュ・・・ピ・・・チュ、ねぇ・・・

本物のマチュピチュを見たことはありませんが、さすがにこの規模感でないことは分かります。少々、過剰表現が過ぎるような・・・

さておき、重要な産業遺産であることは間違いありません。こちらの施設は「貯鉱庫」「選鉱場」

第三通洞から運び出された鉱石は、選鉱場に運ばれ、そこで鉱石と岩石に選別された後、貯鉱庫へ。そして、そこからさらに索道で端出場へと運ばれていきました。

昭和43年に廃止されましたが、当時は向かいの山沿いに鉱石を運ぶための鉄道が走っていました。

山の景色に会わせて、その山岳鉄道路線を確認できる案内板。

うまく線を合わせられなかった・・・

こんな崖っぷちを鉄道が走っていたみたいです。

生活用品や、資材を運ぶために使われていたインクライン跡。

現在は220段の階段になっています。

ここから、先ほど上から見た選鉱場と貯鉱庫まで降りていきます。

お城の石垣みたい!って思ったら、本当に石垣造りを担っていた石工集団、穴生衆の人たちが築いた、とガイドさんが説明していた気がする・・・(すいません、記憶が曖昧です・・・)

下から眺めた選鉱場と貯鉱庫。

2時間のツアーの間、この東平エリアで暮らす生活というものは、どんなものだったのだろうか、と想像しっぱなしでした。

5,000人もの人々が生活をしていたということで、銅山関連施設だけではなく、社宅や病院、学校、娯楽場もあったそうです。

坑道で働く人たちの社宅跡横をバスで通ったんですが、物凄い山の斜面にありました。

学校の校庭は、広く平らな場所がなかったので、見学した場所から更に山の上に上がったところに作られた(行くだけで十分体育の授業)とか、水泳の授業をするためにプールもあったとか、腕がいい歯医者さんがいたから、わざわざ山の下に住む人たちも通って来ていたとか、当時の生活についての話も興味深かったです。

生活に不便な山の中であっても、そこに働き口があれば人は集まり、過酷な仕事も行い、生活の基盤となる施設を作り、大きな集落が出来上がっていくんだなーと人間のしたたかさを感じた東平見学でした。

再び、バスに乗って端出場エリアに戻り、ツアーは終了。

続いては、端出場エリアにある施設を巡って、銅山産業を学んでいきます。

利用案内(東平ガイドツアー)

    • 時間:11:00、13:00(所要時間約2時間)※ただし、今回のように臨時で回数が増える場合もあります。
    • 料金:大人(中学生以上)1,500円 小人(3歳~小学生)900円
    • 実施期間:3月~12月
    • 最少催行人員:平日5名~、土日祝1名~

おまけ

・・・先頭の方、完全に植木にめり込んでますけど。

 

【続100名城】No.179 河後森城(愛媛)|2024年四国バースデイきっぷの旅③

四国バースデイきっぷで四国周遊の旅。

「しまんトロッコ」に乗車して四万十川の景色を堪能した後、松丸駅で下車。

iechiko.hatenablog.com

続100名城の河後森(かごもり)城に、寄り道観光します。

河後森城へのアクセス

JR予土線「松丸」駅から徒歩約20分で風呂ヶ谷駐車場(登城口)

松丸駅には、全国でも珍しい駅舎内温泉施設があります。

その名も「森の国ぽっぽ温泉」

「ぽっぽ」って音の響きが可愛くて、好き。

「鳩ぽっぽ」「汽車ぽっぽ」「ぽっぽぽぽぽぽぽっぽー」(鼠先輩)

温泉は有料ですが、駅舎前には無料で入れる足湯もありました。

ホームにベンチだけ、みたいな秘境駅が多かったJR予土線で、この駅舎はとても立派。

駅舎内にあった、河後森城のパンフレットを取っていたら、お掃除中のおばちゃんに

お城行くの?行き方分かる?

と話しかけられました。

(お掃除のおばちゃんかと思ったら、切符もこのおばちゃんが販売していたので、駅員さんというか、松丸駅の万屋さんみたいな存在やったんかな。)

松丸駅に到着したのが、15時13分。次の16時36分発の列車に乗る旨を伝えると

じゃあ、もっといい地図あるから

と取って来てくれたのが

駅からスタンプまでの最短コース!!お急ぎの方、必見です。

通常のパンフレットで紹介されているコースだと、登城口の風呂ヶ谷駐車場まで20分。そこからスタンプがある西第十曲輪まで10分と書かれています。

が、この最短コースだと往復40分で駅に戻って来れるらしい。

という事で、この地図を頼りに行ってみます。

駅からほどなくして、旧松丸街道と呼ばれる道に出ました。

昔ながらの建物が今も残る趣のある道。

情緒を感じつつも、足早に城へ進む。

永昌寺の看板。

このすぐ近くに

永昌寺登城口があります。最短ルートは、この永昌寺登城口から登るのが正解だったらみたい。

他人事みたいに言っている理由は、私はこの道を往路では使用しなかったからです。

最短ルートの地図には「永昌寺方面へ左折」と指示があったにも関わらず、私はこの登城口をスルーし、真っ直ぐ行ってしまいました。

猛烈な方向音痴な上に、地図が読めず「永昌寺方面へ左折」という指示書きすら見落としていたポンコツ人間です。
時間がない私のために、丁寧に最短ルートを教えてくれたおばちゃんの善意を全力で無駄にしてしまいました。申し訳ない。

永昌寺登城口を左折せず、道なりに進む。この時はまだ、道を間違っていることに気づいていない。(これが、本来のパンフレットで紹介されている道ではある。)

松丸スポーツ広場に出る。ここで明らかに道を間違っていることに気づく。でも、どこで間違ったかは分かっていない。

仕方ないので、駐車場の登城口を目指します。

何であんな分かりやすい地図すら読めないのか、ほとほと自分が嫌になりながら、河後森城駐車場に到着。駅から15分程度でした。

河後森城の歴史

河後森城の正確な築城時期は不明です。

16世紀、伊予と土佐の国境の要所であるこの地域周辺では、土佐一条氏長宗我部氏の争いが度々起こっていました。

その当時、この城の城主だったのは土佐一条氏からの養子である河原淵教忠(かわらぶちのりただ)です。

その後、長宗我部氏の侵攻、豊臣秀吉による四国平定を経て、この地域は小早川氏、戸田氏、藤堂氏、冨田氏の所領となりました。

元和元年(1615年)の一国一城令により、城は廃城となったと考えられています。

城内の見どころ

駐車場にある河後森城案内マップ

河後森城は、広見川、鰯川、堀切川に囲まれた丘陵上にある山城。

松丸駅舎内にある河後森城模型

本郭を中心として、丘陵の尾根上にU字型の曲輪が配置されています。

足元は未舗装。前日の雨で結構道はグショっていました。(ベージュのパンツの裾、ドロドロになった・・・)

まずはスタンプ設置場所である西第十曲輪を目指します。

駐車場から5分強で門に到着。門越しに見える山々が乙です。

この門をくぐったところが西第十曲輪

発掘調査の結果、曲輪に上がる道と門、馬屋と想定される掘立柱建物があったことが分かり、それらが復元されています。

続100名城のスタンプは、こちらの復元建物内にあります。

こちらのお城、色々な場所に地元の小学生(だと思う。)が書いた、お城の説明書きが置いてありました。

結構詳しく調べられていて、読むと勉強になったのですが、いかんせん私には時間があまりなく、じっくり読むことができませんでした。

ここでも地元の方の善意を無駄にしてしまいました。子供たち、ごめんなさい。

馬屋の復元という事で、少々足がへしゃげた白馬も再現されていました。

2日連続で、白馬見たわ。(今日は偽物やけど)

前日、金刀比羅宮で見た神馬2頭。

縁の土塁は、当時の遺構かな。

松丸駅内にあった、河後森城パンフレットと同様の山城ハイキングマップ

西第十曲輪から、十→九→・・・二と曲輪が続いているので、これをたどって本郭を目指します。

階段は使用禁止でした。

西第三曲輪と西第二曲輪の間の堀切。

本郭の石垣。

本郭

本郭は、最も高い位置にあり、発掘調査で複数の建物や、門、城主の居所である主殿舎と台所が見つかっています。

大量の瓦も出土していることから、1600年頃には天守が存在したと考えられており、その天守が宇和島城の月見櫓として移築されたとも言われているそうです。

主殿舎と考えられる建物は、本郭で最も大型の掘立柱建物で、東西約12メートル、南北約9メートルありました。

主殿舎に関する説明書き。公式(?)のものも、もちろん読みやすくていいけれど

手作り感満載の「本かく紙しばい」も味があっていい。

本郭からの眺めは、なかなか良いです。

案内マップによると、帰りの下山ルートは元来た道を戻るのではなく、永昌寺登城口に出るルートになっている。

ということで、来た方と反対側にある道から下ってみたところ

JR松丸駅の案内表示を無事見つけました。

あとはこの道を下るだけ。

え?この道あってるよね?ってちょっと不安になるけれど、あってました。

無事に、先ほど紹介した永昌寺登城口に到着。

ここでようやく、自分が本来登るべき最短ルートがここからだったんだ、と気づいたのでした。(おっそ)

最短ルートではなかったですが、駅から駐車場登城口まで徒歩15分、城散策(駆け足気味)約20分、下山7分、永昌寺登城口から駅まで7分、トータル約50分。

充分に次の列車には間に合いました。

列車の出発の20分前に駅に戻ってこれたので、足湯に浸かって一休み。

地図をくれたおばちゃんに

無事に行って来れた?

と聞かれたので、

はい!お天気イマイチでしたけど、上からの眺め良かったです!

と元気に答えておきました。せっかく地図くれたのに、迷って正規ルートをたどったとは言えなかった・・・

河後森城利用案内

  • 入城料:無料
  • 入城時間:自由(ですが、城内電灯のようなものはないので、夜間は避けるべきでしょう。)

www.town.matsuno.ehime.jp

再びJR 予土線で宇和島駅を目指す

本日の宿泊地は宇和島駅近くのホテル。

再び、JR予土線の列車に乗車。

松丸駅16:36発→宇和島駅17:23到着。

お遍路で来て以来、7年ぶりの宇和島です。

iechiko.hatenablog.com

駅のホームには、予土線三兄弟の顔出しパネル。

顔の位置、だいぶ低めじゃね?

この旅の10日ほど前、豊後水道を震源地とする地震が起こり、宇和島市では震度5強が観測されました。

この地震が起こる前から旅行は計画していたので、ちょっと焦ったんですが、その後余震は続いていたものの、大きな被害もなかったようなので、予定通りのルートで宇和島市内に宿泊することにしました。

7年ぶりの宇和島。正直、駅周辺の景色の見覚えほぼなかった・・・

おまけ

JR松丸駅舎内にあった周辺マップ。

河後森城よりも、押しは「牛鬼」のようです。

続100名城のスタンプ帳 公式ガイドブック

山吹色ボディの「しまんトロッコ」に乗って、高知から愛媛へ|2024年四国バースデイきっぷの旅②

四国バースデイきっぷで四国周遊の旅。

2日目は、高知駅を出発し、愛媛県の宇和島駅を目指します。

赤いラインが1日目、青いラインが2日目のルート。

ちなみに、列車で四国周遊といっても、実際は徳島駅の甲浦駅から先、高知の室戸岬方面には列車が走っていないので(バス兼鉄道のDMVという面白い乗り物は走っていますが。)四国の外周をぐるっとなぞることは不可能。

でも、バスも駆使して、リアルに四国外周ぐるっと1周も面白いかも。来年はそれをやろうかな・・・

高知駅から『特急あしずり』で窪川駅へ

2日目の朝は、ホテルでまったり、ゆっくり。

乗車目的の列車に合わせて、昼前のスタートとなりました。

午前中、観光する時間はあったけど、高知駅周辺の観光スポットは既に全部行ってるし、雨だったんでね。

ゆっくりスタートのお陰で、出発するころには雨は上がりました。気温、寒いけど・・・

本日1本目は、高知駅11:49発の『特急あしずり3号』

昨日は、どの列車に乗っても空いていたんですが、このあしずり号は指定席もほぼ全部埋まるぐらい混んでいました。

反対側のホームには、今日も元気なアンパンマン号!

バイキンマンとドキンちゃんに別れを告げて、窪川駅を目指します。

窪川駅から「しまんトロッコ」に乗車

JR高知駅から約50分、12:57に窪川駅に到着。

到着すると、既にお目当ての列車は停車していました。

手前は、昨年の四国バースデイきっぷ旅で乗車した『志国土佐 時代(とき)の夜明けのものがたり』

高知⇔窪川間を走る観光列車です。

iechiko.hatenablog.com

今回のお目当ては、この列車ではなく、そのお隣に控えている黄色いボディの列車。

これから走る窪川駅から宇和島駅のJR予土線には、ラッピング列車などの特徴ある列車が複数走っています。

中でも、予土線3兄弟と呼ばれる3つの列車があり、この『しまんトロッコ』はその長男にあたります。

ちなみに次男は、海洋堂ホビートレイン『かっぱうようよ号』、三男は初代0系新幹線をイメージした『鉄道ホビートレイン』です。

ラッピング列車の運行時刻については、公式HPにアップされているので、お目当ての列車を狙って是非乗車してみてください。

www.jr-shikoku.co.jp

赤いほっぺみたいでかわいい。

2両編成で、後ろの車両がトロッコ車両。

前の車両は、ロングシートの普通車両です。

トロッコ区間は、途中の土佐大正駅から江川崎駅のみ。

それ以外は、前の普通車両に乗車します。

なおトロッコ車両に乗車するには、乗車券の他に、座席指定券(大人530円、子供260円)が必要となります。

(四国バースデイきっぷのグリーン券を購入すれば、このトロッコ車両の指定券は追加料金必要ありません。)

トロッコ車両の座席指定券を購入しない場合は、前の普通車両に乗って、移動することになります。そういう方も数名おられました。

JR予土線・窪川駅から宇和島駅方面のダイヤ。1日4本・・・

四国は車社会ですからね。

JR予土線を利用するにあたり、注意すべきは列車の本数の少なさに加えて、もう一つ。

はい。普通列車内にはトイレはありません。

窪川駅から宇和島駅まで全線乗ると、約2時間40分かかります。

その間、普通列車内にはトイレはありません。

万が一、トイレに行きたくなって途中下車しようもんなら

列車は1日に4本しか走りません。

膀胱と腸の調子をしっかり整えて挑まないと、途中で白目向いて過ごす羽目になりかねません。

私は、超絶冷え性&過敏性腸症候群を抱えているため、トイレが近い。そしてすぐにお腹を壊す。このように長時間トイレに行けない状況は、かなりのストレスです。(そして、そのストレスのせいで余計トイレに行きたくなる負のスパイラル・・・旅行に向いてない体質ですが、それを上回る好奇心で動き回っています。)

窪川駅でしっかりトイレを済ませて乗車したのに、ものの30分でトイレに行きたくなるという悲劇・・・

ただ、トロッコ区間の始まりの駅、土佐大正駅で6分ほど停車時間があり、この駅でトイレタイムを取ることができました。

以前乗車された方の記事を読むと、ホーム上に簡易トイレしかないような事が書いてあったんですが、ちゃんとホーム下に綺麗なお手洗いがありました。マジで良かった・・・尿意と戦いながら、トロッコ乗車する苦行が始まるとこでした・・・

トロッコ車両から眺める四万十川の景色

ここから約1時間のトロッコ列車旅が始まります。

スッキリしたので、これで心から楽しめる。

1つの机に、2人ずつ向かい合う形の4名席だったんですが、私はそれを一人で使用できました。

トロッコ区間、列車は四万十川沿いを走ります。

車窓から眺める四万十川。川の全長は196キロで、四国最長の川です。

生憎の曇り空ではありますが、それでも美しい川の色。

観光列車に乗るともらえる乗車記念カード。何気に結構集まって来ています。

途中の駅(どこか忘れましたが・・・)から、車内販売兼ガイドの方が乗ってきて、見どころを説明してくださいました。ただ、走行中は風の音が大きくて、ガイドさんの声は、少々聞き取りにくかったです・・・しゃーないけどね。

今回、JR予土線を初めて乗ったんですが、山間の区間なのでトンネルも多かったです。雨上がりで気温が低かったこともあり、窓全開のトロッコ列車、結構寒くて、中でもトンネル区間が冷える、冷える。

風で髪の毛ボサボサになるのを防ぐ&防寒のために、アウターのフードがっつり被ってめっちゃ面白い感じに仕上がっていましたが、もうそんなの気にしていられない。

寒さも、外の景色に夢中になれば、忘れることができます。

四万十川には、複数の沈下橋がかかっています。

沈下橋とは、増水時に川に沈んでしまうことを想定し、水の抵抗を減らすために欄干がない橋のこと。

車窓からもいくつかを見る事ができました。

土佐大正のお隣、大正の次なので「土佐昭和」駅。

ベンチが二つ並ぶだけの秘境駅。果たして、1日の乗降客数何人ぐらいなんだろう・・・?

次の十川駅までの区間、山から沢山の鯉のぼり!

どっから吊るされてるんだ?この子たち。

リアルに「屋根より高い鯉のぼり」でした。

駅にもちっちゃい鯉のぼり、いっぱいいました。

沈下橋にも名前があって、ガイドさんが説明してくれていたんですが、もうね、忘れているよね・・・

多分、半家(はげ)沈下橋

恐らく、中半家(なかはげ)沈下橋

間違いなく半家(はげ)駅。

名前のインパクトが凄いですが、駅名の由来を予土線のHPで調べてみると、

平家の落人が源氏の追討ちから逃れるために「平」の一を下にずらして「半」とし、半家としたという説が地名の由来であり、駅名にも採用された。

と、日本の歴史に深く関係している場所でした。

トロッコ区間の最終地点、江川崎駅に到着。

ここで、トロッコ車両に乗っていた人は、元いた普通車両に移動します。

車窓の景色を眺めていたら、1時間はあっという間に感じました。

でも、気づけばすっかり冷え切った体。窓がある車両って、あったかい。

トロッコ車両に乗るならば、もう少し気温が上がってからの方がいいかもしれません。

ただし、雨が降ると窓にビニールがかけられてしまうようなので、気温が高い雨の日は蒸し風呂状態で、それはそれで辛いかも・・・

あと、もう一つ注意点は、自然が多い区間を走るので、全開の窓からやたらと虫が入ってきます。

一人旅している女の子が、ガイドさんにカバンに止まった虫を取ってもらっていました。虫、触れない女の子の近くで、私は机に飛んできた見たことない虫を鷲掴みで、窓の外に放り投げました。

膀胱と腸は弱いけど、虫には強い。(蛾と蜂は苦手ですが。)

江川崎駅で普通車両に移動してから、ロングシートに座って外を見ながらのんびり乗車。

列車は宇和島駅行きで、私のこの日の最終目的地もそこなのですが、一旦途中下車します。

15:13 松丸駅に到着。

2日目の寄り道観光は、この松丸駅が最寄り駅の続100名城・河後森(かごもり)城です。

お城の紹介は次回に続く。

 



785段の階段上って「一生に一度はこんぴらさん」|2024年四国バースデイきっぷの旅①

昨年に続き、今年も4月にJR四国の「バースデイきっぷ」を利用し、四国周遊列車旅をしました。

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「バースデイきっぷ」とは、誕生月の連続3日間、JR四国全線と土佐くろしお鉄道全線の列車(特急列車を含む)が乗り降り自由になるきっぷ

昨年にまとめた記事があるので、気になる方はこちらをご参考ください。

iechiko.hatenablog.com

また、使用する際の詳細な条件等は、公式HPで彦一バリに要チェックしてください。

www.jr-eki.com

昨年は、途中下車してお城巡りしたり、観光列車の時刻に合わせて移動したりしたため、徳島⇒香川⇒高知止まりで、3日間で愛媛まで到達できず。

なので今回は、途中で観光しつつ、四国4県全て周る列車旅を決行。

昨年13,240円で購入できたグリーン車用のチケットは、値上がりにより15,000円になっていましたが、それでも通常料金できっぷを購入するよりも、約1万円もお安く旅をすることができました。

1日目 旅の始まりは、徳島駅から香川県の琴平駅へ

1日目の朝、大阪から高速バスで徳島駅へ。

今年も昨年同様、始まりはJR徳島駅。

 

まず最初の列車は、徳島10:23発の『特急うずしお10号』

バースデイきっぷのグリーン車用をネット購入する場合、購入時に指定すれば指定席券も合わせて送られてきます。(グリーン席がある列車なら、グリーン席を取ってくれます。)

3,000円お安い普通車用のきっぷでも、特急列車の自由席には乗車できるんですが、誕生月だし、こういう時こそ普段乗らないグリーン席、乗りたいやん。

「4県まわりました」と言っておいて、徳島は出発地点として降り立っただけ。

車窓から景色眺めて、徳島旅、終了。

高松駅11:30到着。

高松駅来る度に、このアンパンマンとバイキンマンの写真撮ってる気がする。

高松11:40発『快速マリンライナー』で坂出駅へ。

坂出駅12:00発のJR予讃線普通列車に乗り変えて、

琴平駅に12:32到着。

琴平駅は、昨年観光列車『四国まんなか千年ものがたり』に乗車した際、途中下車した駅。駅構内にある観光列車専用の休憩室、懐かしい。

iechiko.hatenablog.com

琴平と言えば「こんぴらさん」でお馴染みの金刀比羅宮の最寄り駅。

という事で、1日目の寄り道観光、こんぴらさんを目指します。

御本宮までは785段!こんぴら参りは体力勝負

JR琴平駅から金比羅宮の御本宮までは約2キロ。

途中、表参道を通ったあと、ひたすら階段を上ります。その数、御本宮までは785段!

さぁ、頑張るぞー!

なお、こんぴらさんへの最寄り駅はもう一つあります。

こちらは琴電琴平駅。こっちの方が5分ぐらいこんぴらさんに近いです。

表参道には、飲食店やお土産屋さんが並んでいて、それなりの賑わいを見せています。

平日だったので、そこまで混雑していないけど、閑散ともしていない、ちょうどええ感じ。

表参道を数分歩くと、いよいよ階段の始まり。

階段の手前には、貸し杖もありました。1本100円らしいですが、無人なので完全に性善説に基づいた商売です。

ま、私は杖の力なんぞ借りずに行きますよ。フルマラソン20回完走しとるアラフォーおばさんの脚力、なめんなよ。(誰も何も言ってない。)

階段の両脇にもお土産屋さんが並んでいるので、それらを横目で眺めつつ

100段目、到着。

100段目にある鳥居をくぐって、まだまだ続く階段を上ります。

上の写真のように、何段か上って、少し平坦になって、また階段、という感じで、ひたすら700段上がり続ける訳ではないので、思った以上にしんどくない。

表参道入口から約15分で、365段目にある大門まで上がってきました。

初代高松藩主・松平頼重が寄進した門。

大門をくぐった場所では、日傘を立てた五人百姓と呼ばれる飴屋さんが、加美代飴という名物の飴を販売されています。

5個入りの飴は、少し大きめで付属のハンマーで割って食べるそう。お土産にいいかなと思ったんですが、ハンマーが1つしかないから、友人に分けた場合、一人にしかハンマーあげれず、あとの4人はかぶりついてもらわなあかんか。。。と思ってやめました。

この銅製の鳥居まで来たら、休憩がてら見て欲しい場所があります。

まずは、今さらながらの境内案内図。

「もう、ここまで来た!」と思うのか「まだ、こんなとこか!」と思うかはあなた次第。

そして、こんぴら狗の像

江戸時代には、飼い主の代わりに道中の費用と、初穂料を首に巻いて、ワンコが代参する風習がありました。

この話聞いた時に、犬って帰巣本能はあるけど、行った事ないこんぴらさんにお参り行けるん??賢すぎん??って謎だったんですが、説明書きに「飼い主が旅の人に託した犬」とありました。

なので、こんぴらさんに行く人に、一緒に飼い犬を連れて行ってもらった、ってことなんでしょうね。ようやく謎が解けたわ。

犬の次は、馬。

神馬と言っても、実際は馬の像とか置いてある神社もあるのですが、こちらにいるのは本当のお馬さん。

月琴号 19歳。

ぶるん、ぶるん。

もう1頭のルーチェ号は、おケツしか見せてくれませんでした。

恥ずかしがりやさんですか。はたまた人間嫌いですか。

しばらく見ていたけど、一向に振り返ってくれなかったので、一旦先に進みます。帰りにまた来るね。(諦めないやつ)

表書院では、重要文化財に指定されている円山応挙の障壁画を見る事ができます。(拝観料800円)

628段目の旭社

参拝できるのは、帰路の道なので、行きでは一旦前をスルー。旭社の前に、ベンチが並んでいて休憩できるようになっています。

またまた鳥居をくぐる。

「あと少し 御本宮まで133段。登って幸せ。福が来る。」

最後にもうひと頑張り。

はい!そして、785段目にある御本宮に到着。

現在の社殿は、明治11年に改築されたもの。

途中、お土産屋さんをのぞいたり、写真撮ったり、神馬さんに振り向いて欲しくて厩の前で待機したりしつつ、駅から40分ほどで到着しました。

785段を一気に上がる訳ではないし、お遍路で5キロの荷物背負って、1日40キロ歩いたり、山の上のお寺参りしていた事に比べたら、そこまでしんどいものではなかったです。

ただ、お遍路中にここに寄り道しなくて良かったな、とは思いましたけど。

金比羅宮の御祭神は大物主神(オオモノヌシノカミ)と讃岐に流された崇徳天皇

農業・殖産・医薬・海上安全の神として、古来より信仰されています。

この旅の最後は、フェリーに乗って関西へ帰るので、海上安全を願って参拝。

御本宮があるのは、海抜251mの高さ。

高台からは、市街地が一望できます。

曇天ですけどね。最近の旅行、雨は降らずともこんな感じの曇りの天気が多い・・・

まぁ、暑すぎないから上るのにはちょうど良かったですが。

御本宮から更に上って、1386段目に奥社があるのですが、さすがにこれの倍上がるのはしんどいな・・・ということで、それ以上は行かず。(そこまでしんどくないとか言いながら、それなにりはちゃんとしんどい。だって、人間だもの。)

おみくじを発見したので、第二四半期の運勢を占うべく、引いてみました。

こんぴらさんっぽい「こんぴら狗おみくじ」をチョイス。

お菓子包まれてそうなパッケージ。

中を開けると・・・

大吉でした!

あんまりちゃんと見ずに引いたんですけど、これ、マスキングテープになっているおみくじでした。果たしてどこに貼るんだ、となった状態で、現在我が家にいます。

三穂津姫社(みほつひめのやしろ)も参拝し、下山。

往路で通りすぎた旭社に参拝。

社殿は1837年の建築。御祭神は、天地開闢の神々、天御中主神(アメノミナカヌシノカミ)・高皇産霊神(タカミムスビノカミ)・神皇産霊神(カミムスビノカミ)の3柱。

帰り際、再び神馬の2頭に会いに行きましたが、餌を食べるのに必死で、首を上げてくれませんでした。

という訳で

アフリカ象の像を見て、下山。

備前焼の狛犬。

「備前焼の狛犬のなかでも一、二を争う大きさの良作である」という事は、日本には他にも備前焼の狛犬がいるんですね。

表参道にあるアカボシ珈琲店で、甘い物食べて一休み。

往復1570段の階段、お疲れ様でした。

金刀比羅宮利用案内

・拝観時間:大門(境内の入口)6:00~18:00 

・拝観料無料

www.konpira.or.jp

JR琴平駅から土讃線で高知駅

金刀比羅宮を参拝し終え、JR琴平駅に戻ります。

ここから土讃線で一気に高知へ。

乗車するのは琴平16:02発『特急南風15号』

アーーーーーン

パーーーーーーンチ

平成も令和も、いつの時代もお子様大好きアンパンマン号。

大人も密かにテンション上がる、アンパンマン号。

グリーン席で快適な移動時間。

土讃線は、途中吉野川沿いを走るので車窓も楽しめます。1時間40分の乗車時間、途中でじゃがりこボリボリ食べたり、車窓見たり、ちょっとこウトウトしていたらあっという間。

そして、17:41にJR高知駅到着。

1年ぶりの3志士にご挨拶。

お久しぶりぜよ!!(にわか過ぎる土佐弁)

秋田駅周辺で観光するならここ!徒歩圏内の観光スポット紹介|2024年4月 桜求めて秋田旅⑦

春の秋田旅最後のブログ。

今回は、駅周辺の観光スポットを4か所ご紹介します。

いずれも歩いて行ける範囲内にあり、秋田の歴史や文化を知ることができるスポットです。

なお、秋田駅周辺の観光スポットの一つ、千秋公園(久保田城)は、別途ブログを書いているので今回は省略しています。

iechiko.hatenablog.com

秋田犬ステーション

(秋田駅から徒歩12分)

「秋田」の名前を背負って生きている、ワンコ。それが秋田イッヌ。

JR秋田駅の改札出たら出迎えてくれる巨大秋田イッヌ。

秋田犬は、日本犬の中で唯一の大型犬。

渋谷の待ち合わせスポットとしても有名な「忠犬ハチ公」の犬種でもあります。(渋谷駅って、あんまり利用したことないので知らなかったんですが「ハチ公改札」なる改札口があるんですね。)

秋田駅周辺で、秋田イッヌを見る事ができる場所の一つが、秋田犬ステーションです。

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直接触れ合うことはできませんが、ガラス越しに可愛い秋田犬、もとい秋田イッヌを見る事ができます。

なお、秋田イッヌに会えるのは、毎週土日。(祝日は不定期。)土日でも会えないこともあるようで、また時間も決まっているので、事前に公式HPで要チェックが必要です。

www.saveakita.or.jp

私が訪れた時は、メスの杏ちゃんが登場してくれました。

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ガラス越しなので、反射しちゃうのが難点ですが、写真撮影も自由にできます。

私、今回の旅の目的の一つが、秋田イッヌに会う事でした。

ちなみに「犬」を「イッヌ」といちいち呼ぶのは、私なりの愛情表現です。←理解不能。
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スタッフさんの指示に従って、きちんとお座り。

かーわーちーいー

そして

かーしーこーいー

秋田イッヌって、白黒の犬種もいるんですね。そして、確かにでかい、秋田イッヌ。

大型犬好きにはたまらない。(もちろん、小型犬も好きですが。)

ステーション前はそれほど広くないので、最前列は譲り合いが大切。

隣には、関連グッズのショップもあります。

秋田イッヌに会える場所は、秋田県内に何か所かあります。

秋田駅周辺では、千秋公園の二の丸に「秋田犬ふれあい処in千秋公園」という施設があるようですが、営業が5~10月頃ということで、今回はそこでは会うことができませんでした。

ただ、施設以外でも、普通にお散歩している秋田イッヌを何頭か街中で見ることができました。可愛すぎて、毎回目線が釘付け。

今度秋田イッヌに出会える機会があれば、直接お触りモフモフしたい・・・

秋田市立赤れんが郷土館

(秋田駅から徒歩約20分)

明治45年に完成した旧秋田銀行本店本館の建物。

昭和44年まで銀行として使用され、その後、昭和60年に秋田市立赤れんが郷土館として開館しました。

銀行として使用されていた内装が、今も残っています。

オシャレなデザインの銀行。

パンフレットによりますと、軟弱だった地盤の基礎工事に、工期と費用の半分が使われたそうです。ただ、その結果、何度か起こった地震にもびくともしなかったそう。

旧頭取室

北大路欣也さん、登場しそう。

(頭取って役職聞いたら、『半沢直樹』の中野渡頭取しか浮かばん。)

金庫室

厳重な扉の旧金庫室。

かつては、多くの現金が収められていたであろうこの場所。

現在は、金庫に入れられたテレビから、秋田のプロモーションビデオがずっと流れていました・・・誰もいない金庫室。プロモーションの意味・・・とは。

貴賓室

私、銀行で働いた事ないから分からないんですが、現代の銀行にもこのような立派な貴賓室なるものは存在しているんでしょうか。

こちらが、秋田銀行の行章。

2階の会議室では、鍛金家の人間国宝・関谷四郎さんの作品が展示されており、また隣接する管理棟には、秋田出身の版画家・勝平得之(かつひらとくし)さんの版画を展示している「勝平得之記念館」があります。(赤れんが郷土館の入館料で、全て見学可)

利用案内

  • 入館時間:9:30~16:30
  • 入館料:一般310円 高校生以下無料(秋田市民俗芸能伝承館・旧金子家住宅との共通観覧券:一般370円 高校生以下無料)
  • 休館日:年末年始(12月29日~1月3日)、展示替え期間等

www.city.akita.lg.jp

秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館)

(秋田駅から徒歩17分)

東北3大祭りの一つ「秋田竿燈祭り」

(あとの2つは、青森の「ねぶた祭り」と仙台の「七夕祭り」)

こちらの場所では、お祭りで使用される実物の竿燈が展示されており、また、お祭りの歴史や見どころを紹介しています。

先ほど紹介した赤れんが郷土館との共通券があるので、両方訪れる方は共通券購入がお得。共通券は期限がないので、同日に2か所行けなくても使用可能とのことでした。(私も旅の初日と最終日、別々の日に行きました。)

「竿燈祭り」の起源は、古くから行われていた「ねぶり流し」という行事。

祖先の霊を弔う行事と、豊作祈願が結びつき、当初は汚れや悪霊を川に流し、夜には提灯を高くかざして歩くような行事だったそうです。

それが、江戸時代後半に長い竹竿に提灯をたくさんつけて、町中を練り歩く「竿燈」行事へと変化していきました。

写真で竿燈祭りの様子を見たことはあったのですが、実際の竿燈、これが想像以上にでかかった。

人形で、お祭りの様子が再現されています。

自分の身長の何倍もある竿燈を、頭や腰だけで支えてるんですけど。

マジか。

これが、一番小さい「幼若」と呼ばれる竿燈。

それでも、高さ約5m。重さ約5キロもあります。

これで、対象年齢幼稚園から小学校低学年ですよ。

見た人、全員同じ事言っていました。

え?これ、幼稚園の子供持つの??

私も激しく同意。

この幼若は、施設の方に言えば体験で持たせてもらえるので、私もお願いして両手で持つだけの体験をさせてもらいました。

ジムでは、30キロのバーベル担いでスクワットしたりもするので、それなりに重量への耐性はありますが、高さがある分、全く安定しません。

それをこの子は、肩に載せてバランス取っています。肩、穴開くで。

2番目の大きさは「小若」

重さは一気に3倍の15キロ!これで、小学校高学年が対象です。

秋田の小学生、凄すぎん?

小若をオデコに載せていました。デコ、穴開くで。

さらにランクが上がった「中若」

はい、重さは約30キロ。私が担いでいるバーベルと同じですが、高さが9mあるので、支えるには、相当バランス力が必要と思われます。

なお、大人用の竿燈は、高さ12m、重さは何と50キロ。

それを額や腰、おでこで支えて技を競う「昼竿燈」の様子を、映像で見ることができたんですが、ただただ、「すげぇ」の一言でした。

秋田の男性、腰とかオデコが強靭にできて生まれてくるんでしょうか。

練習用の竿燈で、手のひらに載せてバランスを取る体験させてもらったんですが、それでもなかなかに難しかったです。

イメージ的には、昔小学校で掃除の時間にやった、ほうきを手のひらに乗せて、バランス取る遊びの、難易度高い版って感じ。

明かりが灯った竿燈が練り歩く「夜竿燈」も合わせて、これは夏の秋田でぜひ生で見てみなくては。

旧金子家住宅

ねぶり流し館に併設している旧金子家住宅

(ねぶり流し館のチケットで入館できます。)

いや、旧金子家住宅の方が建物として古いので、ねぶり流し館が併設していると言った方が正しいか。

金子家は、江戸時代後期に質屋・古着商を営み、明治初期に呉服・太物(綿織物・麻織物)卸商として営業していました。

秋田指定有形文化財に指定された、建物内を見学することができます。

この秋田の旅で、ある意味一番見たかもしれないもの、それが蔵。

江戸時代後期に建てられた土蔵。他にもいくつか蔵はあったそうですが、現存するのはこの蔵のみ。

蔵の床、ピッカピカ。

店に当たる部屋では、当時の商いの様子が再現されており、また会話の様子も音声で流れていました。

利用案内

  • 入館時間:9:30~16:30
  • 入館料:一般130円 高校生以下無料(赤れんが郷土館との共通観覧券:一般370円 高校生以下無料)
  • 休館日:年末年始(12月29日~1月3日)

www.city.akita.lg.jp

おまけ

本当は、ここも行きたかった「秋田県立美術館」

最終日に行こうと思っていたら、展示替え期間だったようで、休館でした・・・

お陰で、帰りの飛行機まで時間を持て余し、空港ラウンジに居座って、スマホでひたすら「名探偵コナン」の漫画を読んで過ごす事となりました。