えちこの旅ブログ

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【続100名城】No. 121 本佐倉城(千葉)

先週、千葉にあるけど「東京」の枕詞でお馴染みディズニーランドに行って来ました。

そのついでに、友人より1日前乗りしてお城巡りを決行。

東京にホテルを取っており、そこから今回の目的のお城は片道約1時間。

4キロ以内は徒歩圏内。片道1時間半以内はついでの距離。人より時間と距離感覚がずれてます。知ってます。

 

本佐倉城へのアクセス

京成本線「大佐倉」駅から徒歩約10分

京成本線京成酒々井」駅から徒歩約20分

JR成田線「酒々井」駅から徒歩約25分

私は今回、京成本線佐倉駅から行きました。

自動改札が一つだけの無人駅。駅周辺にはコンビニなどはなく、自販機しかありませんので、何か食料が必要な方は出発前にご用意ください。

続100名城のスタンプは、改札を出たところにあります。なので、城跡に行かずともスタンプだけゲット可能です。

が、せっかくここまで来たんだからお城跡行きましょう。

ということで、日傘さして出発。

本佐倉城の歴史

本佐倉城の築城は1470年前後。城主は、鎌倉時代から下総守護を世襲していた千葉氏。

当初の拠点は千葉城でしたが、千葉輔胤(すけたね)が本佐倉城を築城し、本拠を移しました。その後、3代勝胤(かつたね)のときに最盛期を迎えましたが、豊臣秀吉小田原征伐の際、北条氏に味方したため千葉氏は敗れ、本佐倉城も開城。その後廃城となりました。

城の遺構

駅から城跡までは、田園が広がるのどかな風景。

こっちであってる?と少し不安になりますが、案内板があるので安心していきましょう。

城跡と思われる山は見えますが、入口はこの前方のもりもりした緑をぐるっと回らなければなりません。

駅から徒歩10分となっていましたが、城跡を右側に見ながら迂回して、この入口までは15分ほどかかりました。

入口を入ってすぐの場所に国史本佐倉城跡案内所があります。
スタンプはここにもあり、また本佐倉城に関する展示品、パンフレットなどもあります。

ボランティアの方がいて、ガイドしてもらえるということでしたが、この後もう1か所城巡りをするため時間があまりなかったので、お断りしました。

本当は、ガイドさんに説明してもらった方が何倍も楽しめるんですけど。

時間があまりないので、必見ポイント(城山とビューポイント)を教えてもらって、案内所をあとに。

 

本佐倉城の全体図はこちら。
図の奥側にある田んぼの方に、現在は京成本線が走っています。

京成本線が走ってる以外は、案外数百年景色変わってないのかも、と思わせる風景。

東山馬場

城山へ向かう途中の東山馬場に、千葉氏の家紋が描かれた盾が並んでるんですけど、遠目から見たらニッコリマークに見えて仕方なかったです。完全に一つ目なんですけど。妖怪なんですけど。

大堀切

大堀切は、向かって左側の城山と右側の奥ノ山を分ける堀切です。

登り切った場所が平らになっていて、門跡が見つかっています。

城山通路

ここが城山に登るための唯一の通路。通路幅は180センチ。

城山虎口までの高さは7m。何度も勾配が急な坂道を蛇行しなければならず、敵が侵攻しづらい作りになっています。

こういう時は、必ず攻める敵の気持ちになって歩きます。

くそ・・・蚊にかまれそうな場所だ・・・

(勾配も堀切の高さも関係ない)

城山虎口

城山への出入り口。通路は登りで、直角に左へと曲がっています。

このような虎口を「左折れの坂虎口」というそうです。(音の響きが「鵯越の逆落とし」と似てる。)

案内図にあるように、折れ曲がっている場所に門があったようで、その左右には塀が連結していたそうです。

案内所でもらったパンフレットや、要所要所に設置された案内板で過去のイメージ図を示してくれているので分かりやすい。

城山門跡

この右側の辺りに門跡がみつかったそう。

イメージ図。こういうものを見ながら脳内イマジネーションフル回転させて、在りし日の姿を想像します。逆にないと、立体図などイメージで描けないポンコツ頭です。

城山

城山は、主殿で来客を迎えたり、宴会などが設けられたと考えられる場所。

台所や倉庫などもあったと考えられています。

今さらですが、夏は山城巡りに適していません。

なぜなら草ボーボーで、いまいち全貌がよく分からないから。

そして一歩足を踏み入れると、ありとあらゆる所からバッタを筆頭に色んな虫さんが飛び出してきます。

彼らの生息地に足を踏み入れた人間の私が悪いんです。彼らにしたら完全に進撃の巨人。いつ立体機動装置武装した彼らに襲われてもおかしくありません。

心臓を捧げよ

(言いたかっただけ)

ビューポイント

城山と合わせて、見ていくといいよと言われたのがビューポイント。

地図でいうと、大体紫で囲ったあたり。(画面ごとスクショしたから上下に余計なもん入りこんでもうたわ)

ここから筑波山も見えるそうです。

が、この日はあいにくの天気で山は見えず。

当時は、京成線のすぐ北側まで印旛沼がきており、沼から城までの間は湿地帯。

それにより敵の侵入を阻んでいたそうです。それほど高い位置にはないですが、視界が開けていて見張りには十分。

利用案内(国史本佐倉城跡案内所)

  • 入館料:無料
  • 営業時間:9:00~16 :30(スタンプはトイレ前にあるから、24時間押印可能とHPに書いてますが、私の記憶では館内にあったような・・・記憶違いであればすいません。)
  • 休館日:月曜(祝日の場合は翌日)祝日の翌日、末年始(12月28日~1月4日)

おまけ

今回私はかなりのショートカットコース(20分程度)でしたが、ガイドさんをお願いしたら1時間ほどということだったので、これ以外の場所もじっくりと案内してもらえると思います。

帰りも来たときと同じく、城跡をぐるっと迂回。先ほど上がったビューポイントがここ。ここから入れたらもっと駅から近いんですけどね。

一応、道にはなってますがここも虫さんいっぱい飛んでくるゾーンです。

久々に見た。トノサマバッタ

案の定、大量に蚊にかまれていて、この日の夜は足首の痒さで安眠できませんでした。

続100名城のスタンプ帳 公式ガイドブック

【100名城】No. 77 高松城(香川)

「芸術の秋」にふさわしく、もうすぐ会期終了となる『フェルメールと17世紀オランダ絵画展』に先日行ってきました。

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この復元された『窓辺で手紙を読む女』が目玉。

ただ、正直私はこの天使がいない復元前の絵の方が好きだな・・・

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(これもうっすら天使主張してるけど。)

8月頭に瀬戸内国際芸術祭に行った際、高松市内のホテルに泊まり、2日目四国村に行く前に高松城へ行きました。

駅からも近い上に、開園時間が異様に早い。

西門の開門時間は「日の出~日没」8月は何と朝の5時半から開いてます。

観光のしやすさは今までで行ったお城の中で、一番かもしれません。

高松城へのアクセス

JR予讃線高徳線「高松」駅から徒歩3分

高松城の歴史

高松城は、豊臣秀吉から讃岐一国を与えられた生駒親正(ちかまさ)が、1588年に築城した平城(水城)です。

瀬戸内の海水を外堀・中堀・内堀に取り入れた日本三大水城の一つ。

(ちなみに、あと2つは愛媛の今治城と大分の中津城

生駒氏のあと城主となったのは、徳川家康の孫で水戸黄門でお馴染み徳川光圀の兄の、松平頼重。頼重以降、松平家が11代228年に渡り高松城の城主を務めました。

頼重によって改築された天守は、明治17年に取り壊されてしまいましたが、昭和30年に城跡を高松市立玉藻(たまも)公園として一般公開。

現在の公園の広さは、当時の城敷地に比べるとわずか8分の1。

ちなみに高松城は別名玉藻城とも呼ばれていますが、この「玉藻」とは万葉集柿本人麻呂が讃岐の枕詞に「玉藻よし」と詠んだことから、この辺りの海が「玉藻の浦」と呼ばれていたためだそうです。

城の遺構

朝の8時に高松城到着。

こんな朝早くにお城来ることないよなーと思ったけど、大阪城公園をもっと早い時間に走ってるわ。朝からお城に毎週末通ってるわ、私。

今回、地図上の右下にある東入口から入城。西門に比べてオープン時間は少し遅いですが、それでも4月~9月は朝7時から開いてます

入園料は大人200円。瀬戸内国際芸術祭のパスポート見せたら、団体割引料金(140円)になるって前日調べてたのに、購入時にチケット見せるの忘れてました。

ま、60円だけだしいいんだけど。

旭橋

かつて表門は城の南側にありましたが、1671年から始まった改築の際に新たにこの旭橋を架け、この橋を渡った先にある旭門から出入りするようになりました。

橋は堀に対して斜めになっていて、敵が直進できないような造りになっています。

旭門が東側の拝観受付場所。

大阪城公園はいつでも入れますが、それは公園内だけで拝観受付がいるような場所には早朝には入れません。こんな早くから開けてくださってありがとうございます。お陰で今日1日が有効活用できます。

門をくぐると

巨石を積み重ねた桝形(石垣で囲まれた空間)があり、攻め込んだ敵を包囲できるようになっています。

まさに袋のねずみ状態。

艮(うしとら)櫓(旧太鼓櫓跡)

艮櫓は、もともと東の丸の北東にあったことから、この名前がついています。

(北東の方角を丑寅というため)

現在残っている月見櫓と同時期の1677年の完成と言われています。

昭和40年に旧国鉄から高松市が譲り受け、工事費2,800万円ほどかけて解体修理を行い、現在の場所、旧太鼓橋櫓跡に移築されました。

桜の馬場

春はお花見客で賑わうという桜の馬場。

当時は今の2倍ほどの広さがあったと言います。

「城と桜」は、「刑事とあんぱん」ぐらい2個いちのものだと思います。

ただし、実際あんぱん食べてる刑事さんを見たことはありません。

桜御門

今年の4月に80年ぶりに復元された桜御門。

できたてなので、受付でもらったパンフレットにはまだこの地は「桜御門跡」と紹介されています。

昭和20年の空襲で焼失してしまった桜御門。

門の脇には、その空襲で焼けた石垣が展示されています。

高温で焼かれたため、ひび割れ赤く変色してしまっています。

木が新しい。

史跡は古いものが残っているのは、もちろん価値がありますが、このように復元されたものは、それはそれで当時の完成直後の姿はこんなのだったのかな~と想像できるのがいいなと思います。

期間限定で2階の展示室が公開されていましたが、なんせ朝が早すぎてオープンしていませんでした。残念。

披雲閣

松平藩時代にも、こちらの場所に「披雲閣」と呼ばれる建物がありましたが、明治時代に老朽化により取り壊されており、現在のものは大正時代に建てられたものです。

142畳敷の大書院をはじめ、複数の部屋があり、「波の間」には昭和天皇皇后陛下が宿泊されたこともあるそうです。

中には入れなかったので、ガラス越しにじっくり中を覗かせて頂きました。

(言葉遣いは丁寧だけど、やってることは完全不審者)

披雲閣庭園

披雲閣の裏手には庭園が広がっています。

大正時代の建築に合わせて、造られたお庭。

昭和天皇皇后陛下によるお手植えの松もあります。

月見櫓・水手御門・渡櫓

1676年頃に完成したと言われる櫓。船の到着を監視する役目があり「着見(つきみ)櫓」とも言われます。

水門

お堀が海と繋がっているので、干潮による水位調整のための水門が設けられています。

堀にタイがいるそうです。

へ~って思って通り過ぎたけど、よく考えたらお堀にタイいるって凄くない?

めでたくない?めでたいよね?タイだけに。(言うと思った)

鞘橋

本丸と二の丸を繋ぐ唯一の連絡橋。

そのため、この橋を落とすことで本丸への侵入が防げるようになっていました。

当初は欄干のみの橋でしたが、江戸時代にはこのような屋根付きの橋になっていたようです。

この橋から、琴電高松築港駅が見えます。
駅からこれだけ近いお城も珍しい。

天守閣跡

松平氏時代には、3重5階の四国最大規模の天守が建っていましたが、明治17年老朽化を理由に取り壊されました。

老朽による崩落の恐れがあるとして、平成17年から天守台石垣の修理工事が行われました。

一旦天守台の石垣をほぼ全て解体し、再度積み上げるといった全国的に見ても珍しい工事だったようです。

この石垣、一度壊してもう1回積み直したもの。適当に積み直してる訳はもちろんないと思うので、この隙間1個1個の石も従来のものと違わないよう積んでるんだろうな。

超難度のパズルですよ、これは。

天守台の上は、展望スペースになっていて上がれます。

お堀のすぐ向こうに海。こう見るといかに海に近いお城かというのがよく分かります。

そして、琴電の駅。ちょうど電車到着。海にも駅にも近い城。それが高松城

この日は朝から気温が高く、40分ほどお城をウロウロしてこの天守台に到着した頃には、すっかり汗だく。

真夏の旅行はとにかく体力勝負。そして、写真撮るため日傘さしてないので腕がひたすら焦げます。(頭と顔は帽子で何とかカバー。でも被ったら最後。汗かきすぎて、その帽子は家に着くまで決して脱げない。)

帰りは西入口から出ました。
こちらの方が駅に近いので、多くの方はこの入口から入城されることかと思います。

このあと、四国村へ移動し移築復元された建物とアート作品鑑賞を楽しみました。

iechiko.hatenablog.com

 

瀬戸内国際芸術祭2022 小豆島 寒霞渓編

先週、夢の国ですこぶる遊んだあと、箱根でゆったり温泉の予定でしたが、台風の影響なのか大雨予報となったため箱根をキャンセルし大阪へ帰還しました。

立て続けにやってきた台風。これで今年は終わって欲しい・・・

瀬戸内国際芸術祭2022の旅。日帰り小豆島編。

前回の記事はこちら。

iechiko.hatenablog.com

 

福田地区から寒霞渓へ

福武ハウス周辺の作品鑑賞を終え、小豆島の観光スポットの一つである寒霞渓に移動。

「寒霞渓」ってずっと、何て読むのか分からなかったんですけど(字面だけで認識してた人)正解は「かんかけい」でした。

福田地区から寒霞渓へは、瀬戸内国際芸術祭の間臨時バスが走っています。

福田地区から寒霞渓までは30分。運賃300円。

バスというか、大型バンのような車でした。

道中は結構なウネウネ山道。山の中に鹿でもいないかなーと目を凝らして車窓見てたら、ホンマに鹿いました。この離島にどうやって辿り着いたんだろ。

13:10発→13:40着に乗り、作品を見たりロープウェイに乗ったりして、帰りは15:20の寒霞渓発のバスに乗るのが通常のところ、私は帰りの時間の都合上、現地滞在わずか20分。

14:00に寒霞渓発のバスで帰るというせわしない行程で行きます。

寒霞渓とは

寒霞渓かんかけいは島の最高峰星ヶ城ほしがじょう山と四方指しほうざしの間にある渓谷です。
寒霞渓は、約1300万年前の火山活動によってできた安山岩あんざんがん層や火山かざん角礫岩かくれきがん層などの岩塊が長い年月の地殻変動や風化と侵食によって多種多様の奇岩と崖地が絶景を創りあげた

寒霞渓公式HPより一部抜粋)

寒霞渓の場所は、小豆島のほぼ中心、向かってやや右寄り(東西南北分からないので、上下左右で位置関係説明する人)

瀬戸内海国立公園にも指定され、また日本遺産『知ってる!?悠久の時が流れる石の島~海を越え、日本の礎を築いた せとうち備讃諸島~』の構成資産の一つでもあります。

余談ですが、最近日本遺産の旗を色んなとこで見かけるわーと思って調べたら、現在認定ストーリーが104つもあるようです。

寒霞渓方面作品

sd55 イ・スーキュン(李秀京) 「そこにいた」

寒霞渓への道すがらに出会える作品です。2か所にあります。

運転手さんが

あちらに見えます

と教えてくれたので、通り過ぎる瞬間に慌てて撮影。

金箔を貼った石がまさに「そこにいた」

教えてもらわなかったら見逃します、これ。

イカーorレンタカーであれば、近くに車を停めて見に行くことも可能。

ちなみに、私現地滞在20分というあり得ない行程だったため、帰りのバスは乗客一人の貸し切り状態。運転手さんが

せっかくなので写真撮りに行きますか?

とバス停めて、近くまで行く時間作ってくださいました。ラッキー!

車から一瞬見ただけでは分からなかったけど、景色、めちゃめちゃいいとこじゃないですか。

真夏の太陽浴びて金色に輝く石、神々しいです。

ミャンマーのゴールデンロックを思い起こさせます。

(行ったことないけど。)
ロープウェイはいつでもまた乗れるけど、このルートを走るバスは今だけ。

(通常寒霞渓までは、草壁港からロープウェイ山頂駅近くの「紅雲亭」駅までのバスで行くようです。)

個人的には、この景色見れた方が良かったなと満足、満足。

お一人だから、と融通効かせてくれた運転手さんに感謝です。

sd54 青木野枝「空の玉/寒霞渓」

寒霞渓に到着し、周りの景色を見る前にまずはこちらの作品に向かいます。

思いのほか、山の中にいざなわれる。

え?こっちで合ってる?

と不安になるも、芸術祭の旗が立ってるから大丈夫だろうと5分強進むと

突如展望スペースに現れた鉄の球体。

直径約4mの鉄の球体で作られた見晴台が作品です。

ここからの景色が素晴らしい!

「多種多様な奇岩や崖地が絶景を創り上げた」と説明がパンフレットになされてたんですが、まさにこれがそれ。

鉄錆び越しの景色。この錆び具合が、周囲にマッチしていてまたいい感じでした。

割と大型の作品は、会期終了後も残ってる場合があるんですが、この見晴台は定員が決まっており、それを確認するためなのかスタッフの方が常駐していました。

(この山の中、ずーっと一人でいるのもなかなかタフだろうな。めっちゃ虫に刺されそうだし。)

芸術祭が終わったら誰かが見張ることもできないし、これ撤去されちゃうのかな?

その他の見どころ

寒霞渓のメインは、ロープウェイだと思われますが、それをはしょった私が作品を見て戻って来て、バス出発までのわずかな隙間時間で見れた見どころ紹介。

第二展望台

方向がさっきの見晴台と同じなので、まぁ、同じような景色ではありますが・・・

ここから、有料でかわら投げできるそうです。誰もしてなかったけど。

近くにいたお子さんが「かわら投げしたいよー!」って言ってたけど、お母さんに一瞬で却下されてたわ。

1億円の快適トイレ

正直、外観普通の公衆トイレ。

ですが、ちゃんと公式HPにもわざわざ「快適トイレ」として紹介されている見どころ(?)の一つです。

中に人がいらっしゃったので、写真は撮りませんでしたが、何だかやたらボタニカルなトイレでした。

・・・これが1億円・・・か。

が正直な感想ですが、確かに広々として清潔なトイレでした。

平成2年完成当時は、他に類を見ない豪華なトイレだったそうです。

1億円で用を足して、帰りのバスを独り占めして福田地区へ。

このあと、フェリーの出発時間まで前回紹介した「アジア・アット・プラットフォーム」の作品を数点鑑賞。

そして、15:30福田発のフェリーで姫路へと帰りました。

おまけ

お昼ご飯食べるタイミング逃して、さすがに帰りお腹が空きました。

フェリー乗り場には、飲み物の自販機しかなかったので、近くのお土産屋さんで何か食べ物を・・・と見つけたのがこれ。

そうめんポリポリ。

オリーブオイルで揚げたそうめんスナック。やめられたない、止まらない系の味で乗りこんでからしばらくずーっとポリポリしてました。

ちなみに、フェリー乗り場に食べ物が売ってなかったのは、フェリー内で食事が食べられるからかもしれません。

船揺れないから、中で食べてもよかったな、と思いながらポリポリ。

今回、福田地区と寒霞渓だけだったのですが、小豆島の作品は島全土に広がっていてまだ行けてないところが沢山。島自体ももっと観光したいので、今度は泊りがけで秋会期に行きたいと思います。

 

瀬戸内国際芸術祭2022 小豆島 福田地区編②

リアルタイムでは、10年ぶりにネズミが主役の夢の国を満喫中。アハ。

瀬戸内国際芸術祭2022の旅。日帰り小豆島編。

前回の記事はこちら。

iechiko.hatenablog.com

福田地区作品

sd53-B 「アジア・アート・プラットフォーム協同展2022『Communal Spirits/共に在る力』」

夏会期から開催が始まったこちらの作品群は、香港、インドネシア、台湾、カンボジア、タイの5つのパートナーたちと「Sprits」というキーワードで行われた共同展。

港と福武ハウスの周辺の5か所に作品場所が点在しています。

チケットは福武ハウスと共通なんですけど、各施設にスタッフの方はおらず

「チケット購入してから入ってね」みたいな注意書きは入口に書いてるんですけど、何らチェックはされません。(みんな良識ある大人なんだから大丈夫だよね、という性善説の元に展示されているんでしょう。ちゃんと受付済ませて見に行きましょう。)

A:アーティスト名 クヴァイ・サムナン(カンボジア

東南アジアのアレン渓谷に住む、先住民族チョン族のための活動を行ってきた作家が、水力発電によって破壊されるチョン族の土地のつながりと、抵抗の姿を込めた映像作品。

中に入ると、狭い室内のスクリーンに自然の中で踊るダンサーの映像が流れています。

コンテンポラリーダンス?というのでしょうか。ダンス詳しくないからよく分からないけれど。正直、素人が見てもよく分からない、でもメッセージ性が強いということだけは何となく理解できるでお馴染みのあのダンス。

とにもかくにも、中が暑すぎて内容頭に入らないし、一瞬で出てきてしまいました・・・

B:アーティスト名 サマー・ファン&ツァイ・ジアイン(台湾)

会場となっているのは、元郵便局の建物と思われます。右から左の文字が時代を感じさせる。
台湾で地元の植物や、自然環境から得たインスピレーションを有機的な形に変えたという作品。

この郵便屋さんマスコット、帽子の文字を見るに台湾のものでしょうか。かわいい。

中高生の頃よく通っていた、中華系の何だかよく分からない面白雑貨集めた雑貨屋さんに売ってそう。

あの頃、よく分からない見た目インパクトだけある謎な雑貨、よく買ってたな・・・

C:アーティスト名 アナン・サプトト(インドネシア

この作品がある古民家は、港から近くて来たときに一度前を通りました。

びっくりするんですよ、これ。ホンマに一瞬見たら誰かいるんかと思って二度見してまう。

あ、地元のおじさんがいらっしゃ・・・いや下半身がおかしい。

農業とアートを繋ぐプラットフォームということで、室内にはこのような作品の写真展示や、インドネシアジョグジャカルタ市と小豆島・福田との食料の供給源や農業の実践が紹介。

農業・漁業に携わる人たちと、その作物・魚たちとのこコラボ写真。

これ、等身大だとどっきり作品ですが、コラージュ作品としては面白い。

D:アーティスト名 香港アートスクールの講師と卒業生

フェリーターミナルの駐車場横にある会場。なので、実際はフェリー出航までの時間を利用し、最後に見に来ました。

香港と小豆島の様々な場所で採取された粘土を布に描いた図柄や、ボタンなどの作品を通じて紹介しています。

いつ行っても工事している場所、それが香港。

たかが土。されど土。それぞれ色味やテクスチャが異なっていて興味深かったです。

E:アーティスト名 コラクリット・アルナーノンチャイ&アレックス・クヴォジック(タイ)

音楽と物語の映像作品。唯一、室内のエアコンが効いていて、ヨギボーみたいな一人が寝転がれるほどの大きいソファがあったので、フェリーまで時間があったこともあり、割とじっくりと鑑賞しました。

生と死がテーマとなっているようで、正直結構不気味な演出もあり、何とも表現しがたい作品ではありました。ただ、それゆえ無性に引き込まれて見入ってしまうという側面も。

 

「Sprits」というテーマにあるように、モチーフが霊的なものや土着の信仰、幽霊、精霊、神々などの考察ということで、

・・・何だろう、この世界観は・・・

と戸惑うようなものも正直あったんですが、それは逆に言うと今まで出会ったことのない未知な世界な訳で。

そういったものに出会えるのも、こういうアートイベントの面白さの一つなんじゃないかな、と私は思っています。

次回は、小豆島の名所の一つ寒霞渓をご紹介。

ただのおまけ

年間何ケース食べてるか分からないミンティア

ワンピースとコラボしてたので、麦わらの一味揃えるために普段食べない味(白色)も買ってしまった。

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キッドの仲間外れ感がえぐい。

 

瀬戸内国際芸術祭2022 小豆島 福田地区編①

9月最初の週末。

またまたまた瀬戸内国際芸術祭に日帰りで行ってきました。

場所は小豆島

元々、小豆島へは秋会期で行く予定にしていたのですが、今までの島と違い面積の広い小豆島。作品が展示されているエリアも複数個所に分かれています。

これは1度の訪問では見切れない。

調べたら小豆島の関西寄りの場所であれば、大阪から3時間かからずに行けることが判明。

青春18きっぷもまだ2回分余ってる。フェリーが出航している姫路まで青春18きっぷで行けば、通常よりも600円程度だけですがお得。

瀬戸内国際芸術祭の3シーズンパスポート買ったからできるだけ多く作品見に行きたい。

と、貧乏性丸出しの理由ではありますが、日帰りで小豆島の福田地区に行くことに。

ちなみに、この日9月4日は夏会期の最終日。

今回の日帰り旅で、案外近いことを知った小豆島。初上陸です。

 

小豆島について

面積:153.25㎢ 人口:25,881人(瀬戸内国際芸術祭2022公式ガイドブック参照)

今まで行った瀬戸内国際芸術祭の会場の島々とは桁違いの大きさと人口の多さ。

その大きさは地図で見ても一目瞭然。「小豆島」だけで観光ガイドブックが出ていたりもする観光地としても有名な島です。

約8,000万年前の花崗岩が基盤となり、火山活動や地殻変動を繰り返して形成された島。

今回行って分かったのですが、確かに山が多いなという印象の島でした。

オリーブ栽培が盛んなことでも有名。芸術祭をきっかけに、移住者も年々増えているそうです。

 

今回訪れたのは、小豆島の向かって右肩辺りにある福田地区。そこにある「福武ハウス」がメインの会場です。

小豆島・福田へのアクセス

福田地区の玄関口福田港と、姫路港の航路を小豆島フェリーが運航しています。

所要時間:1時間40分 運賃:大人1550円 小人780円

(9月4日時点では往復チケットが2,950円でした。ただし、10月1日より運賃改定となるようです。)

https://www.shikokuferry.com/wp/wp-content/uploads/2022/08/ferryfare-himeji.pdf

姫路港までは、JR姫路駅前のバス停より神姫バスが運航しています。

所要時間約20分。大体1時間に2本程度出ています。

https://navi.shinkibus.jp/snk/pdf/1_1.pdf

(2022年9月12日時点の情報です。)

姫路には日本が誇る名城・姫路城を見るために何度となく来たことがありますが、港に行くのは初めて。

船の規模も、今まで乗ってきた小型船とは桁違い。

実は私、9月下旬に人生最長の船旅をする予定です。船が最も苦手な私にとって、下手したら人生最大の生き地獄になるかもしれません。

少しでも船に慣れるために経験を積もう、と思って今回乗ったんですが、瀬戸内海は内海だから全く揺れなくて、小さい文字をスマホで見ても平気なほど快適すぎた。

定員500人弱の大きなフェリーですが、乗ってるのはその10分の1程度のお客さん。

ガラガラです。

お天気いいので、デッキにも出てみた。

この日は非常に暑かったので、外よりほぼ船内で過ごしてたんですが、これぐらい快適なら何十時間でも船乗ってられるわー。

福田港、到着。

福田地区

港から、福田地区のメイン会場福武ハウスまでは徒歩約10分。フェリーに乗ってる方は、みんな瀬戸内国際芸術祭が目的なのかと思いきや、港から会場まで歩いてるのは私だけ。あれ?みんないずこへ・・・?

前週、犬島に行ったときは朝晩涼しくてむしろ寒いぐらいだったのに、今日はまた暑さが戻っています。

福武ハウス

福武ハウスは、元々は小学校。廃校となったのち、2009年から美術館・地域活動の拠点の場所として活用されています。

東南アジアで、観光客乗せて街中走ってるタイプのチャリ。

この日、福武ハウスでは夕方から音楽&影絵イベントが開催されるようで、体育館の中でリハーサルを行っているのか時折音楽などが漏れ聞こえて来ていました。

体育館、空調設備とかあるんだろうか?古い学校だとエアコンなどないだろうし暑さ大丈夫かなと余計なことが気になった。

玄関入ると受付があり、そこで検温をし、問題ないですよのリストバンドを頂きます。

校舎内に描かれたイラストがかわいい。

そして、この古びた石造りの水道スペースがとてつもなく懐かしい。

 

福武ハウスでは、複数の作品が展開されています。

sd52-B 「地域紹介展示」福田からのお手紙

1Fで展示されている作品。地域の方たちから集めた福田地区の昔の生活の写真が展示。

こちらは無料で見ることができます。

sd34-B 「アジアギャラリー『時代の風景・時代の肖像+++』」

2Fで展示されている作品。階段下で、福武ハウス・福田アジアアートプラットフォーム共通券510円購入をします。(パスポート所持の場合、別途料金は不要)

ベネッセアートサイト直島のアジアコレクションが中心となって展示されています。

日本人以外のアジア各国のアーティスト作品もあります。

だから校庭にアジアテイスト満載の自転車あったのか・・・?

映像作品の一つがすごい怪し&不思議世界観で、ドラマ「トリック」に出てくる謎宗教みたいだな・・・と思わずにいられませんでした。

sd35 西沢立衛「葺田パヴィリオン」

校舎の外、体育館と隣接する神社境内にある作品。

2枚のカーブしている銅板によって作られています。一見、テントみたいですが銅板なので叩くとガッチガチ。

空間にはベンチがあって休憩スペースとしても使用できます。

sd34-B 「葺田の森テラス」

校舎の端に作成された半屋外のテラス。

小豆島の食材を詰めた2種類のお弁当や、ドリンク、焼き菓子の販売が行われています。

受付時にお弁当の写真が載ったパンフレットを頂いていて、凄く美味しそうではあったんですが、このあと寒霞渓に移動するバスの時間の都合等もあり、お弁当は食べずにドリンクだけ頂くことにしました。

手作りシロップのジュースが数種類。その中で選んだのが

梅シロップのお水割。いわゆる「梅ジュース」です。

(見た目じゃ何だか全然分からんけど。)

夏と言えば梅ジュースでしょ。子供の頃、母親が大量の梅を漬け込んで、シロップを作ってくれました。それをよく水&氷で薄めて飲んでいたのを思い出します。

ひと夏に一回程度の割合で、梅シロップと酢を間違えて、甘い梅ジュースやと思ったらお酢を水で薄めた劇的にまずい飲み物一気飲みして、「ぐぇぇぇぇ」ってなる。これ、梅ジュースあるあるでしょ。

しかも、今みたいにミネラルウォーターとかじゃなく、普通の水道水で薄めて飲んでたわ。そもそも小学生時代、学校に冷水器がなかったから毎日学校で喉乾いたら水道水がぶ飲みしてた。

暑さで疲れた体に梅シロップの甘味が染みます。先ほど紹介した「葺田パヴィリオン」で休憩しながらティータイム。

陰で案外風が通ると涼しい。しばらく気に入って過ごしてたんですが、ここに私座ってると見に来た人、写真撮るのに私の存在すげぇ邪魔じゃね?ってことに気づいて立ち去りました。

福武ハウス利用案内

  • 次回開催期間 9月29日ー11月6日(瀬戸芸秋会期)
  • 入場料:510円(15歳以下無料)

  (「福田アジアアートプラットフォーム」と共通。パスポート所持の場合、別途料金不要。)

  • 営業時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
  • カフェ営業時間:9:00~16:00(お弁当販売は11:00から)

次回、「福田アジア・アート・プラットフォーム」のご紹介。