えちこの旅ブログ

知的好奇心のおもむくままに

MENU

【公共交通機関で行く坂東三十三ヶ所巡礼】第四番 長谷寺

第四番 長谷寺

 

 

長谷寺の歴史

721年、徳道上人が奈良でクスノキの木から2体の観音像を刻み、一つは奈良の長谷寺に。

そしてもう一つは「どこか有縁の地に出現し、衆生を救いたまえ」という願いと共に海に流されました。

そして15年後、三浦半島の浜に流れついた巨大な観音像を本尊とし、創建されたのがこの鎌倉の長谷寺と言われています。

ちなみに、奈良の長谷寺のご本尊は、春・秋の特別拝観で直接触れることができます。

トリップノートさんで関連記事書いてるので、ご興味あればこちらをどうぞ。

(2018年の記事なので、古いかもしれませんが・・・)

tripnote.jp

アクセス

江ノ島電鉄長谷駅から徒歩5分

(ちなみに、鎌倉の大仏さんもここ長谷駅が最寄りです。)

境内案内

こちらは鎌倉の有名観光地の一つでもある寺院なので、観光客がとっても多い。

特に海外からの観光客の方が多かったです。

拝観料:大人400円

 

境内も広い!

阿弥陀堂

鎌倉幕府初代将軍の源頼朝が、42歳の厄除け祈願で造立したと伝わる阿弥陀像が安置されています。

厄年終わったけど(2018年の話)無事何事もなかったことの感謝の意を込めて参拝しました。

前年30代2回目の後厄を終え、もう厄年終わりー!と思ったら、女性は数えで60~62歳でまた厄年みたいですね。

男性は生涯3回なのに、何で女性は4回もあるんさ!どやさ!

ちなみに、最初の本厄の19歳の時、左足のじん帯切って初手術&入院を経験。

ここで一回やらかしたんで、もう今後何もないと思ってます。(実際、30代の部(?)では何もなかったし)

本堂(観音堂

こちらにご本尊の十一面観音立像がいらっしゃいます。

奈良の長谷寺のご兄弟。木造では日本最大級の大きさで、像高は9.18m。圧巻です。

通常、地蔵菩薩が持つ錫杖を右手に持っており、これは十一面観音像としては珍しいそうですが奈良の長谷寺の観音像も同じように錫杖を持っておられます。さすがご兄弟。

本堂と繋がった形で観音ミュージアムがあります。

別途300円が必要ですが、せっかくですので入館。

かつて本尊横に安置されていたという観音三十三応現身立像がなかなか見ごたえありました。

「観音経」の一説に、観音様は人々の救済のために三十三の姿に形を変えると言われています。

その姿を具現化したのが、こちらの三十三応現身立像。

ちなみに、西国とか坂東をはじめ、観音巡りが三十三か所なのもこのことが由来となっています。

見晴台

鎌倉の街並みや由比ヶ浜、遠く三浦半島まで見渡せるという見晴台に行ってみた。

どんぐもり~!

(右手の人差し指立ててフリフリしながら言いましょう。)

景観案内図のほとんどが見えませんでした。

そして、この直後雨粒ポツポツ。

ふ、降ってきやがったぜ。でもちゃんと天気予報見てきたから傘あるんだぜ。

経蔵

中には回転式の書架があります。これを一回転させると一切経を全部読んだ徳が得られると言われるものですが、こちらの書架は毎月18日、その他年数回決められた時だけしか回せません。

和み地蔵

その名の通り、見るとほっこりするお顔のお地蔵さん。

しかも後々気づきましたが、頭の上にお花乗ってる!

え?これ後ろに咲いてるやつがたまたま乗ってるように見えてるだけ?

だとしたらナイスショット!

正直自分でも分かりませんが、何はともあれかわいらしいお地蔵さんです。

弁天堂・弁天窟

こちらは弘法大師が修行した洞窟と伝わっています。

洞窟内には、弁財天や十六童子などの像が彫られています。

弘法大師さんの足跡は、全国至るところに。どういうスケジュールをこなされてたのか常々気になるところです。

御朱印は人気のお寺だけあって、朱印帳渡して番号札もらう形式。

預けたら「帰りにまた寄ってください」と言われてしまったので、本堂、拝観して弁天窟行く前に渡しておくのがいいのかもしれません。

私、全部見終えたあとに行ったので、もう1回弁天窟とか入ったりして時間つぶししました。(本堂へは階段上らなきゃだめなので、それは面倒だ。でも雨しのぎたい。そうだ、洞窟に行こう!という流れ)

2度目の弁天窟&トイレを済ませたぐらいでちょうどできあがってました。(多分10~15分ぐらい)

今はまた状況が変わってるかもしれませんので、あくまでご参考まで。

 

www.hasedera.jp

 
 

その他の坂東三十三ヶ所札所はこちらから

iechiko.hatenablog.com