2021年7月日本の世界遺産が新たに二つ追加されました。
「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」
「北海道・北東北の縄文遺跡群」
今回新たに登録された場所の中で、奄美大島には4年も前になりますが一人旅をしたことがあり、この度祝・世界遺産登録記念として勝手にお祝いムードで回顧録を書きたいと思います。
(登録から3か月も経ってるけど。ほんで海のシーズン終わってるけど。)
※この記事は、2017年6月に行った際の旅行記です。情報などは当時のものなので、現在と変わっていることがあるかもしれません。ご了承ください。
ちなみに、この旅のミッションはこちらの二つ。
・女一人ビーチ旅は楽しいのか、いなか。
・公共交通機関が発達していない島旅を、レンタカーなしで楽しめるのか、いなか。
さぁそれではいざ、出発。
奄美大島とはどんなとこ?
鹿児島県と沖縄県の間にある奄美群島の中で、最大の島が奄美大島。1000万年前頃まではユーラシア大陸と九州を繋ぐ大陸の一部でした。
その後、地殻変動により大陸とは離れ、島に残った動植物が独自の進化を行ったため、この島にしか生息しない「固有種」が多数生息しています。1000万年前に大陸からやってきた「アマミノクロウサギ」はその代表。
このような希少種が多数生息していることが評価され、今年世界遺産に登録されました。(私が行った2017年の段階では、世界遺産に登録を目指してる段階でした。
今回の旅のスケジュール
1日目
関西国際空港から奄美大島(バニラエア直行便)
ホテルの送迎にて、「ホテルカレッタ<奄美大島>」へ。
近場のビーチでシュノーケリング
2日目
AM 倉崎ビーチで体験ダイビング
PM レンタサイクルで島内巡り
<行ったとこリスト>
①レストラン「奄美きょら海工房 笠利店」
②ばしゃ山村
③ハートロック ヘルシーアイランドカフェ
④ヘルシーアイランドカフェ
一人ビーチ(再)
3日目
マングローブカヤック&原生林ツアーに参加
4日目
島内サイクリング(再)
奄美大島から関西国際空港へ(バニラエア直行便)
奄美大島までのアクセス
私が行った2017年6月は、関西国際空港からバニラエアで奄美大島までの直通便が飛んでいました。(ANAのマイルでバニラエアに乗れたので、そのマイル使って航空券代タダで行きました。)
しかし、バニラエアは2019年10月にPeach Aviation(ピーチ)に統合されたため、現在はピーチで大阪ー奄美大島便が運航されています。
出発当日
こんなドキドキするメッセージが出てきた。
とりあえず行ってみるけど、あかんかったら帰ってくるで。ってことか。
頼むから、無事到着しますように!!と願いを込めて関空出発!
戻るかもしれないほどの天候ということは、相当揺れたりするのかしら・・・と内心ビクビクだったのですが、そんなに揺れもなく。
そして、条件付き運行ではありましたが、結果としては無事奄美大島に到着することができました。
わーい。パチパチ。
奄美に私はちゃんと呼ばれていました。
カメラの撮影モードがおかしくなってて、後から見返したら白く飛んだ写真になってた奄美大島空港。絶賛工事中。(当時)
後から聞いた話ですが、ちょうど空港辺りに霧がかかることがこの時期は多く、そうなると視界不良で降りることができないんだそうです。
そして、関空→奄美便が、そのまま奄美→関空便となるため、この関空からの便が到着できないと大阪へ帰る人も帰れなくなってしまいます。
帰宅日には、まず到着便が無事着くかスラムダンク彦一ばりの要チェックを!
宿泊先:ホテルカレッタ<奄美大島>
空港からはホテル送迎ワゴンで。
ペーパードライバーで、車の運転ができない私にとって、電車やバスが頻繁にある旅先は問題無いんですが、このような足が少ない(電車はもちろんなく、バスも本数がそんなにない)島旅はハードル高めです。
どのように現地で移動するか、レンタカーさえ借りれればせずに済む苦労が絶えません。
なので、まずホテル選びも『送迎付き』が重要な条件となります。
今回、私が3泊とも宿泊したのがホテルカレッタ<奄美大島>
奄美大島の北部にあって、空港から車で15分ぐらいです。
迎えに来てくれたホテルのスタッフの男性は、大阪出身で島移住歴20年になる方でした。移住者の方もやはり多いそうです。
あいにくの曇り空ですが、それでも窓から見える海はとてもきれいで、ワクワクが止まりません。
大阪トークなんぞしてるうちに、ホテル到着。
こちら正面玄関。
ロビー
今回、私が宿泊するのがこの一棟だけ独立してるロングステイタイプのお部屋。
あえてここを選んだのではなく、連泊3日できる部屋がここしか無かったのです・・・
玄関入ると、
向かって左手にキッチン。冷蔵庫や、食器棚の中には食器類も完備。
(宿泊中、一切使用せず)
お風呂・トイレ・洗面エリアも、普通のビジネスホテルよりは広めです。
部屋は和室。一人で持て余す広さです。
リゾート感はまるでなく、何だか夏休みにおばあちゃんちに来たみたいな気分になります。
ま、うちのばあちゃんち、奈良市内と枚方市(大阪にあり、V6の岡田君が『ひらパー兄さん』として活躍していることで有名な【枚方パーク】があり、割と最近県外の方の知名度も上がっているとこ)で、海全然近くないし(奈良に至ってはそもそもないし)むしろ自分ちより周りお店いっぱいあって栄えてたけどね。
なので、田舎のじいちゃん・ばあちゃんち というものに子供の頃から非常に憧れます。理想は【となりのトトロ】のサツキとメイの家。
残念ながら、オーシャンビューでも全くなく、むしろ前が駐車場になってて外から人に丸見えになるため、窓はずーっと障子閉めたまま過ごしました。
ホテルのロビー付近は新しくリニューアルしてるようですが、部屋自体は結構古めでした。
ただ、現在HPを見た所、どうもこちらの和室リニューアルされたぽいです。この何ともレトロな感じ悪くなかったんですけどね。
記事の一番最後に、楽天トラベルのリンクを貼ってます。そちらでゲストルーム確認できるので、最新の情報をご確認ください。
ホテルの敷地内にはヤギ、いました。
改めて真正面からヤギみたら、すげぇ目、離れてるのね。
ちなみにこの子、朝はホテルの周辺をスタッフの方が散歩に連れ出してました。
ちゃんとリード付けて。可愛らしかったです。
ホテルのレストラン(朝食&夕食)
朝食付きプランを予約していましたが、夕食はついていないので1日目の夜はホテルにて。
(近場に飲食店がなく、車がない私の選択肢はホテルのレストラン一択です。)
宿泊客は多いのに、レストランは空いてました。
みんな外へ食べに行ってるみたい。
ナシゴレンとマンゴージュース。
奄美大島、全然関係ないんですけど。でも、なんか南国っぽいかな、ということで。
朝ごはんはビュッフェスタイルでした。
盛り付けがいまいち(ほぼ黄~茶)
スマホで撮ったから写真サイズも小さいし。
ヨーグルトの上のお椀に入っているのはもずくです。パンともずく。食べ合わせよりも、もずく食べたい欲が勝ちました。
ほんでほぼ毎日同じようなメニュー食べてました。(食へのこだわり薄い人)
ペーパードライバーにありがたいレンタサイクルサービス
レンタサイクルサービスがあったというのが、このホテルを選んだ理由の一つでもあります。車運転できない私は4日中3日間自転車を借りてお出かけしてました。(多分、この期間で自転車借りてたの私だけぽい)
(これは1日目シュノーケリングしに行った際、その場にいた何らかのインストラクター(マイク真木風)に、
ここに倒しておけばいいよ
といざなわれ砂浜に持ち込み、横倒しにしたの図。
ただし、夏の島内サイクリングは汗だく必須。移動範囲も車に比べて俄然狭くなりますので、レンタカーで移動するに越したことはないです。
部屋は一人で持て余すほどの広さ。空港から近く、海も目の前で個人的には快適に4日間過ごさせてもらいました。
ホテルの予約は下記リンクから可能です。(楽天トラベルのページに飛びます)