6月3週目の週末、福山雅治さんのライブで広島へ。
今回は、サクッと1泊2日のプチ旅行。広島、近いしね。
1日目は、美術館に行く程度でそれほど観光はせずに、夕方のライブを堪能。
ライブ後、広島市内で宿泊。
翌日、広島駅から尾道へ移動するにあたり、観光列車『et SETOra(エトセトラ)』に乗車しました。
今回は、車窓から眺める海の景色が素晴らしい列車の旅をご紹介します。
『et SETO ra』の予約について
「エトセトラ」の乗車には、乗車券に加えて普通列車指定席グリーン券が必要です。
通常、JR西日本の指定席の予約には「e5489 」のサイトを利用するのですが、「エトセトラ」はWEB予約だと、希望する座席の指定ができませんでした。
座席は、一人がけのカウンター席と、二人掛け席があります。
JRおでかけネットより画像添付
観光列車では、座席大事。絶対に海側のカウンター席が良かったので、JR大阪駅のみどりの窓口に並んで、座席指定して購入しました。
広島から尾道まで3時間。それで追加のグリーン券料金たったの1,000円は安い!
(別途、乗車券が必要ですが、それはモバイルsuicaを利用。)
広島駅から『et SETOra』に乗車
乗車したのは、9:32 広島発の「エトセトラ」
2024年7月~9月は金~月の曜日限定で、広島⇔尾道間を運行しています。
(広島→尾道、尾道→広島 各1本ずつの運行です。)
瀬戸内海をイメージした、白と青のさわやかなカラーリング。
列車は2両編成です。
ラテン語の「エトセトラ」に加え、広島弁で「沢山の」を意味する「えっと」
「瀬戸内海」の「セト」と色々かかってるみたいです。
車内の様子
今回の私の席は、1号車2番A。
カウンター席の一番端っこで、お隣が尾道駅1個手前の三原駅まで空いていたので、広々と座席利用することができました。
2人向かい合わせの座席より、カウンター席の方が窓が正面にあるので、景色を見るのに最適です。
観光列車の多くは、こういう座席が用意されているので、お一人様も利用しやすい。そして実際、お一人様の乗車率結構高い(しかも、最近女性のソロ鉄旅の方をよくお見かけします。勝手に心の中で「仲間ですね!!!」とテンション上がっています。人見知り過ぎて、自分から声を掛ける事はないけど。)
テーブルで充電もできました。ありがたい。
観光列車に乗ると、大体この日付パネルを持って「お写真、いかがですかー?」とアテンドさんが客席を回る記念撮影タイムが設けられます。
自撮りとは無縁の世界で旅しているので、毎度お断りしています。。
船を意識したような丸窓デザイン。
乗車記念カードとコースター。
飲み物やスナックなどは車内で販売されています。
事前予約をすれば、オリジナルスイーツも車内で食べることができます。
広島→尾道間は、ケーキ3種と飲み物で2,000円のセットでした。朝からケーキ3つは多いな・・・ということで却下しました。ま、多分余裕で食べれるねんけどね、甘い物好きやから。
その代わりと言ってはなんですが、レモンサイダーを注文。
後ろは、これまた観光列車に乗ったら絶対もらっちゃう乗車証(スタンプ)
車窓の景色
エトセトラが走るのは、JR呉線。
瀬戸内海の海沿いを走るので、車窓の景色は絶景です。
広島を出発後、呉駅に停車。
以前、広島のライブ旅の時にここ呉の街を観光しました。
確か、海に浮かんでいるのはカキの養殖・・・だったと思う。
今回の広島旅、お好み焼きもカキも食べてません。この数日前から、味覚障害のようなものを発症していて(コロナにかかった訳でもないのに。)あんまりご飯美味しく頂けてなかったので、もうコンビニ飯でいいやってなってました。
ちなみに、その味覚障害は原因不明のまま、徐々に改善されつつあります。
丸窓も利用して撮ってみる。
安芸津駅では、数分停車時間があったので下車してみました。
呉線は、こんな感じで海岸線を走っていきます。
観光列車じゃなくても、乗ってて楽しい路線。
ウサギが沢山いる大久野島への船の最寄り駅、忠海駅。
大久野島行きのピンクの船が見えました。
大久野島、すっごく楽しかったなー。またウサギと戯れに行きたいなー。
この後列車は、最も線路と海が近いエリアを走ります。
列車の窓のすぐ外に海が広がっているので、窓越しに撮影してもこの近さ。
ちょっと寄れば、全面海の車窓。
手前の壁のような所が線路と砂浜の境目。
列車から降りて、5秒で海水浴できます。
急に南の島感出る風景。
三島の街が見えてきました。
瀬戸内海の景色を見ていたら、3時間の乗車時間はあっという間。車窓っていくら見ても退屈しないんですよね。
移動そのものが楽しめると、旅行時間の全てが満喫できる。
その移動を楽しむ手段として、観光列車は最適な乗り物です。今回も楽しい列車旅でした。
12:32 尾道駅に到着。
約1年半ぶりの尾道駅。
ここから次は、船に乗って移動します。