えちこの旅ブログ

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【御船印の旅】野母商船「太古」博多⇒福江|2024年「推し活」旅 第六弾in長崎①

今日も今日とて、推し活の旅。

今年の私の旅は、福山雅治さんのツアースケジュールをベースに組まれています。

約半年に渡る全国ツアー終了の翌月、10月13日に長崎でビッグイベントが開催されました。

2024年10月14日に開業する長崎スタジアムシティ

そのこけら落としフリーライブが、福山雅治さんによって開催されたのです!

www.nagasakistadiumcity.com

フリーライブ、すなわちチケットは無料!!

2万5千人定員の枠に、応募総数は何と53万人!!

その激レアなチケットに、何と私当選しました!!

ファン歴32年の執念です。いや、もはや怨念です。(呪うな。)

私の推し活は、ライブの前後に旅もがっつり楽しむスタイル。

今回はライブ前に五島列島の福江島と中通島に訪れました。

今回は、久々に二人旅。そういや、今年誰かと旅行するの初めてだわ。

新大阪で、あのラッキーな電車に遭遇

旅の1日目。

まずは福江島行きのフェリーに乗船するため、博多を目指します。

フェリーの出航が夜なので、夕方の新幹線で新大阪から博多へ。

私は大抵、新幹線は自由席を取っています。金額が安いのはもちろんですが、時間の融通か効くのが一番の理由。

当駅始発の1号車を選べば、列車によっては指定席より空いていることもあります。

この日も、いつものごとく、ひたすら先頭車両目指してホームをテクテク。

1号車にたどり着くあたりで、何気に視線を前方に向けると、視界がやけに黄色い・・・

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ド、ドクターイエロォォォォォォ!!!

新大阪駅のホームに、停車中のドクターイエローに遭遇しました。

f:id:iechiko:20241018104622j:image時間に余裕があったので、さらにホームの先端まで行って、彼を狙ってやってきたと思しき鉄ヲタさんに混じって写真撮影。
f:id:iechiko:20241018104449j:image今まで、新幹線に乗車中に一瞬すれ違ったことは数回ありましたが、こんなにガッツリ停車している姿を見るのは初めてです。

自分が乗車する新幹線(清掃中で、停車はしているけれどまだドアは開いていなかった)の陰になっていて、先頭車両の方に行かないと姿が見えず、途中の車両の人はほぼ気づいていませんでした。

わざわざ1号車の自由席まで来たから気づけた存在、ドクターイエロー。

2027年をめどに、引退するらしいドクターイエロー。

珍しくて、思わず後ろに並んでいるおば様と興奮気味に会話しちゃった、ドクターイエロー。

激レアチケットをゲットした上に、ドクターイエローまで見ちゃうなんて。私、今年運を使い果たしてないか?

博多⇔五島を繋ぐ野母商船の定期フェリー「太古」

博多駅で先に来ていた友人と合流し、博多港までバスで向かいました。

博多港には、昨年対馬&壱岐旅行をして以来、約1年ぶり2度目の再訪。

iechiko.hatenablog.com

早めに着いたので、昨年と同じ建物でしばし待っていたら、どうも案内されている船が違うぞ・・・人も妙に少ないし・・・

調べ直した結果、今回乗船する野母商船のフェリーは、昨年乗船した九州郵船とは別の場所、数メートル離れた「博多ふ頭第2ターミナル」から出航でした。

人間の思い込みって怖い、怖い。

f:id:iechiko:20241018104503j:imageこちらが第2ふ頭ターミナルの建物。電気ピッカーんなり過ぎて、ほぼ分からんけど。
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野母商船は、博多⇔五島航路のフェリー「太古」を定期運行しています。

下り便、上り便の時間は上記の通り。

「五島列島」という名前ですが、島は5つだけではありません。

長崎県庁のホームページによると、島数は129もあります。名前変えた方がいいです。

うち、有人島は18。ほぼ無人島。TOKIO兄さんが開拓して住み始める島候補がたんまりあります。

太古は、そのうちの5つの島、宇久島・小値賀島・中通島・奈留島・福江島に停泊します。f:id:iechiko:20241018104445j:image広々とした待合スペース。

乗船チケットは、事前にHPでWEB予約していました。ただ、事前に購入していても、窓口で乗船チケット受け取りの手続きは必要です。

f:id:iechiko:20241018104546j:image出航の2時間前、21時45分に乗船開始。
f:id:iechiko:20241018104518j:imageど平日(水曜日の夜発)でしたが、スタンダード席(カーペットが敷いてあるだけで、敷居などはない、いわゆる雑魚寝スタイルのお席)以外はほぼ満席でした。

今回私は、グリーン寝台のレディースルームを予約。
f:id:iechiko:20241018104619j:image夜の博多港の明かりをチラ見して、船内へ。

フェリー「太古」の船内案内

f:id:iechiko:20241018104439j:imageイルカが飛び交う絨毯。

五島列島付近でドルフィンウォッチングができるというのは聞いたことがないのですが、見れることもあるのかな・・・?

入口で受付をすると、わざわざ係の方が部屋まで案内してくださいました。
f:id:iechiko:20241018104525j:imageこちらが本日のお宿。

グリーン寝台です。

カプセルホテルの船版みたいなこの部屋。秘密基地感があって、結構好きです。

通常運賃4,930円(博多ー福江間)にプラス2,200円。

レディースルームでしたが、特に入口にロックなどはありませんでした。f:id:iechiko:20241018104549j:imageG-6が私のお部屋。

宿泊を伴うフェリーでは、このスタイルの部屋しかいまだに泊まったことがないのですが、身長157センチの私には十分なスペースです。

f:id:iechiko:20241018104453j:imageシーツと枕、枕カバーと毛布もありました。

枕横には戸棚もあり、小物入れるのに便利でした。

f:id:iechiko:20241018104514j:image一切見なかったけど、テレビもついていました。

カーテン閉めれば個室風にはなりますが、音はガンガン漏れるので、周り気になって見れないよね、ここでは・・・
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そして、スリッパもついていました。持ってくるの忘れたから助かりました。

船内ウロウロするのに、いちいち靴履くの面倒なんですよね。

出航までの時間を利用して、ちょっと船内を探索。

まずは1Fへ。
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f:id:iechiko:20241018104616j:imageリラックスルーム。有料ですが、マッサージチェアもありました。

室内には、美しい五島列島の景色の写真。そして・・・
f:id:iechiko:20241018104432j:image我が推し、福山雅治さんのポスター。

数年前から「青いぜ!長崎ブルーアイランズプロジェクト」という長崎県内の島の魅力を伝えるプロジェクトのナビゲーターをされておられます。

nagasakiblueislands.jpf:id:iechiko:20241018104538j:image
「売店」と明記されていたので、お店があるのかと思ったら、ショーケースに商品が並んでいて、それを隣のインフォメーション兼用のカウンターで購入するというスタイルでした。

御船印もこちらで販売されていました。

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野母商船「太古」で販売されていた御船印は2種類。

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図柄が可愛かったし、乗船した記念で「太古」の御船印を購入しました。

これで16社目。

御船印は、参加船会社がどんどん増えていくスタイルなので、2024年10月19日現在、136番まで参加社リストに載っています。(販売時期未定のものも含む)

全制覇するつもりはないので、旅の予定に合わせてのんびり集めていきます。

1Fにはシャワールームもあったのですが、2部屋しかなく、両方使用中だったのでもうしばらく船内を徘徊。

2Fへ移動。

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2Fの展望ラウンジ。

徘徊終了後、シャワーを浴びてさっぱり。友人と合流してしばらくこちらで過ごしましたが、出航前の23時には閉鎖されてしまいました。

なので、自室に戻って寝る準備。

博多湾を出た後は、結構揺れを感じました。念のため酔い止めを飲んでおいたので、酔う事は一切なかったのですが、ね、寝れない・・・

加えて

スケジュールを見て頂くと分かる通り、早朝に各島に到着します。

その都度アナウンスがかかるので、それでも目が覚めて、結局あんまり熟睡できぬまま朝を迎えました・・・(船旅をもっとしたいけれど、こんな感じで睡眠不足になるのであれば、ちょっと考えもんだな・・・個室で泊ればまた変わるんだろうか。)

船上からの絶景

明けて2日目の朝。

寝不足気味ではありますが、快適な朝です。

なんせ、起きて船外デッキに出れば、船上からの絶景が見られます。
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f:id:iechiko:20241018104510j:image五島列島の大半は無人島。

人の気配がない島が沢山ありました。
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今日からしばらく長崎の天気は良好。

実際、いいお天気に恵まれた旅となりました。

やっぱ、出発前にドクターイエロー見たから運気が上がってるんですかね。f:id:iechiko:20241018104613j:image船は定刻通り順調に航路を進み、もうすぐ福江島に到着。
f:id:iechiko:20241018104442j:image港周辺の街が見えてきました。f:id:iechiko:20241018104535j:image

乗船時は暗かったし、船の全景を見る事ができなかったので、下船後停泊中の「太古」を撮影。

一晩、お世話になりました。

夜行フェリーは揺れるとなかなか寝れない、という難点はありますが(私は神経過敏な気質なので、飛行機とかでも熟睡できた試しがありません。)移動と宿泊を一度にできるので、楽ではあるし、やっぱり楽しい。

次回から、島旅の模様をお届けします。

www.nomo.co.jp