えちこの旅ブログ

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瀬戸内国際芸術祭2022 小豆島 土庄港・迷路のまち周辺編①

3年に一度、瀬戸内の島々で行われる瀬戸内国際芸術祭

2022年9月29日~11月6日までが今年最後の秋会期となっています。

夏会期中は、「男木島」「女木島」「高松」「犬島」「小豆島 福田地区」と5か所に行きました。秋も訪れるつもりで、3シーズンパスポートを購入したんですが、その他の旅行に行っている間に日々はどんどん過ぎ去り、今年最後の秋会期、残すところあとわずか。

本来なら泊まりがけで数日かけてまわりたかったのですが、日程が取れず。

無職のくせに。

ということで、今回も日帰りで小豆島へ。訪れたのは『土庄港・迷路のまち周辺』エリアです。日本地図で小豆島見た時に、向かって左の方。(東西南北分からん)

 

小豆島土庄港までのアクセス

大阪からは、新幹線で新大阪→岡山まで。

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おっす、おら桃太郎。

小豆島土庄(とのしょう)港までのフェリーが出ている新岡山港までは、岡山駅からバスで約40分。

このバスと新岡山港→土庄港までのフェリーがセットになった『かもめバスきっぷ』がお得で便利です。

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岡山駅東口にあるバス総合案内所にて購入。

(帰りも同様に土庄港→新岡山港までのフェリーと、新岡山港から岡山駅までのバスがセットになったかもめバスきっぷを土庄港で購入できます。)

それぞれで購入すると、バス500円+フェリー1,200円=1,700円となりますが、かもめバスきっぷは1,500円です。

なお、時刻表では約40分となっていますが、週末に行ったためバスも道路も混んでいて10分近く遅れました。(バスが混むのは、瀬戸内国際芸術祭開催期間中だけかな?)

新岡山港→土庄港間は国際両備フェリーが運航する『おりんぴあ どりーむ』号で1時間10分。

おがさわら丸ですっかり船旅の楽しさを覚えた私。写真撮りまくったり、船内ウロウロしていたらあっという間に小豆島到着。

フェリーの紹介は、改めて次回のブログにて。

土庄港エリア

sd02 コシノジュンコ「対極の美ー無限に続く円ー」

フェリー乗り場を降りてすぐ。瀬戸内国際芸術祭の検温・案内なども行っている「アートノショーターミナル」内ある有名デザイナーコシノジュンコさんの作品。

コシノさんのドレスが3Dスキャンで造形化されているそうです。

sd03 キム・キョンミン「再び・・・」

島をかたどった土台に、太陽と月をイメージした半円が立っています。
こちらの作品、フェリー乗り場の駐車場の端っこの、ちょっと分かりずらい場所にありました。

おりんぴあ どりーむ号と2ショット。金属が太陽光で輝いて綺麗です。

しかし、その反面10月下旬と思えぬ暑さに

あ、日焼け止め塗ってくるの忘れた!!

と焦っています。また焼けちゃうじゃないか。お肌の曲がり角曲がり過ぎて、スタート地点に立っている状態なのに。(ほな、ええやん。赤ちゃんやん。)

sd01 チェ・ジョンファ(崔正化)「太陽の贈り物」

小豆島と言えば、オリーブで有名な島。そのオリーブの葉を王冠の形に仕立てた彫刻。

こちらの作品、ネットや本で見たことあったんですが、思ってたより大きな王冠でした。

島の玄関口にドンと存在感放っています。

近づいてみたら、葉に一つ一つメッセージ書かれていました。

土庄港から、他の作品がある迷路のまち周辺までは約1.5キロほど。

バスもありますが、私はそれぐらいなら歩きます。4キロ以内徒歩圏内の女なので。

迷路のまち周辺

カフェ「バジリコ」でランチ

迷路のまちを散策する前に、ランチです。お腹空いた。

途中にあったカフェ「バジリコ」さんへ。『旅猿』思い起こさせる名前やな。

お米が食べたくて、「がつうまチャーハン」を注文。がつうまでした。

沢山歩くからね、糖質大事。横のメニューに書いてあったケーキも凄い美味しそうだったけど、さすがにすぐに食べられるほどお腹に余裕なくて断念。

 

(今、地図見て気づいたけど真下にめっちゃ名前が似た「バルリコ」ってお店ある・・・)

sd41 スタシス・エイドリゲヴィチウス「いっしょに」

「迷路のまち」エリアに入ってからが大変です。

海賊から島民を守るために意図的に作られたという複雑な路地が、まさに「迷路」のごとく入り組んでいます。

入り組んでいなくても道に迷う自称「迷子の天才」にとって、「迷路」は罰ゲームでしかありません。

地図もらったんですが、もう今自分がどこ歩いてるのかさっぱり。幸い、作品群もGoogleMapに表示されていたので、それを頼りに歩く。

空き地に突如出現。

正面から見たら、一人のようですが・・・その鼻と思われる部分

実はもう一人の頭でした。

《いっしょに》一人の人間がもう一人の人間を助けている。この助けは目に見えないこともあるが、ここでは目に見える。

(瀬戸内国際芸術祭公式HPより抜粋)

支える方も、支えされる方も、表情に感情が無さ過ぎるとこが妙に好き。

もう一つ、「ともだち」という作品があるんですが、これあとで探そうと思って、見に行くの忘れてましたわ・・・

あと、この作家さんの名前、自分やったら噛まずに自己紹介できる自信ない。

sd04 目「迷路のまち~変幻自在の路地空間~」(チケット提示必要)

今回の作品で、唯一チケット提示が必要だったのがこの作品。

外側から見ると普通の家屋ですが、中に入ると・・・

外壁が室内にも延長していて、洞窟のようになっています。壁が分厚く塗られているので、所々凄い狭い。探検家気分で建物探訪。

この奥に見えている水色は・・・

浴槽でした。

窓を除くと作業部屋。

二階もあります。

小さな窓(穴)を何気に覗いたら、小豆島霊場58番札所 西光寺の三重塔が綺麗に見えました。

路地だけでなく、作品の中でも惑わされる「迷路のまち」

「散策」という名の「迷子」状態で、作品巡りは続く。

今日のおまけ

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ふ~じ~は にほん い~ち~の やま~