えちこの旅ブログ

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瀬戸内国際芸術祭2022 小豆島 土庄港・迷路のまち周辺編②

前回の記事はこちら。

iechiko.hatenablog.com

迷路のまち周辺

sd40 ソピアップ・ピッチ「La Danse」

リサイクル販売店から買い集めたアルミ製品が、木の幹や根、枝の細部へ叩き込まれ、百日紅の樹が型どられている(途中省略)マティスの絵「ダンス」にちなんで作品を円形に配置した。

瀬戸内国際芸術祭公式HPより抜粋

マティスの「ダンス」ってどんな絵だっけ?と思ってググってみた。

あー、これね。

どれ?

sd42 土井健史「立入禁止」

芸術祭の案内所や、迷路のまち周辺に点在しているこちらの作品。

案内所がある敷地は、数年前まで使われていた元土庄町庁舎。

ついさっきまで人がいたかのように、備品なども沢山残っています。こういう廃墟見る度に思うんですけど、めっちゃ物残して去って行くんですね、人って。

『立つ鳥跡を濁さず』という諺、知ってるかい?

まず案内所で、この庁舎周辺の「立入禁止」エリアを説明してもらえ、その他の「立入禁止」となっている場所が示された地図もいただけました。

これが「立入禁止01」

このように「立入禁止」となっている場所が、全部で14か所もあるそうですが、全て探そうと思ったら結構時間がかかるそう。なので、見つけられそうなものだけ探してみました。

「立入禁止02」

・・・これは、ガチのやつよね、多分。

「立入禁止04」

この学校エリアに「03」と「05」もあったんですけど、探せてません・・・ポンコツ

「立入禁止14」

駐車場の中にあるこの場所は、元若潮神社跡だそう。

確かにこう見たら参道っぽい。

このあと、後述する周辺の観光スポット巡りをして、港への帰り道、再び迷路のまち周辺に迷い込んで、頑張って探し当てたのが下記の3つ。

ちなみに、案内所で頂いた地図がこちら。

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いや、この地図難易度高すぎません?

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「立入禁止11」

近くにいるのに見つけられず、めっちゃウロチョロしてしまった。まさか上とは!見つけたときの達成感一番高かった。
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「立入禁止10」

廃墟となったアパート。昼間だから作品探しだけど、夜ならちょっと肝試し感出るかも・・・(別にここで、何か曰くのある出来事があったとかではありません。)
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「立入禁止09」

「10」と「09」に関しては、明らかに以前は住民以外の人しか踏み込まないような場所にあって、人が誰もいない廃墟の侘しがありました。

ただ、それゆえ宝探しゲームみたいで、見つけたときは妙な達成感が感じられました。

あと、ここ尋常じゃなく蚊が多かった。

その他の観光スポット

迷路のまち周辺には、芸術祭以外の観光スポットがいくつかあります。

芸術祭の作品は思っていた以上に早く見終えてしまったので、そちらもいくつか行ってみました。

土渕(どふち)海峡

普通の川のように見えますが、ここは名前の通り「海峡」

私も今回初めて知ったんですが、小豆島って2つの島でできているんです。

改めて見たら左下の島と右上の島、陸で繋がってない!

今まで歩いていた土庄港や迷路のまちがある島(左下側)は「前島」というそうです。

こちらの土渕海峡は「世界一狭い海峡」として、ギネスブックにも載っています。

幅は最小の箇所で9.93m。横断記念として、1枚100円で「世界一狭い海峡横断証明書」を土佐町役場で発行してもらえるそうです。

妖怪美術館

1~4号館の建物が点在しており、その中に828体もの妖怪が展示されているそうです。

こちらは2号館。ちょっと興味はあったんですが、時間的な問題で入館せず。

ただ、時間に余裕があったとしても、私暗所恐怖症なのでそもそも無理な気がします。

妖怪美術館って絶対に中、暗そうじゃないですか。

あくまでも美術館だから、お化け屋敷とは違い怖がらせる仕掛けとかないとは思うんですが、(「妖怪動きません」ってパンフレットに書いてあるし)でも、暗所恐怖症の人ってただ「暗い」だけで怖いんですよ。

(たまにお寺にある、真っ暗の中で手すりだけを頼りに歩く「胎内巡り」みたいなのも苦手。)

興味よりも暗闇への恐怖が勝ったため、スルーとなりました。

西光寺

小豆島八十八か所霊場の58番札所。

お遍路があるのは、何も四国だけではありません。ここ小豆島にも八十八か所霊場があります。

霊場巡りが好きな私としては、とても興味が沸いてしまう。

門前に、やたら可愛らしいのがおった。

樹齢250年以上というイチョウ

奥の院に上ると、先ほど見た作品「迷路のまち」の小窓から見えた三重塔があります。

塔の名称は誓願の塔」

迷路のまち。上から見ると家の密集具合が凄い。

西光寺の近くには、晩年この地で生活していた俳人尾崎放哉(ほうさい)の記念館もあります。

名前だけだとピンと来なかったんですが、代表的な句がこちら。

「咳をしても一人」

あ、聞いたことあるわ。これ。

エンジェルロード

小豆島の有名観光スポットの一つ。

1日に2回、干潮時に海の中に砂の道が現れる場所。時間調べたら、丁度道ができている時間帯だったので行ってみました。

下記サイトから潮見表のPDFチェックできます。

www.town.tonosho.kagawa.jp

「大切な人と手を繋いで渡ると、願いが叶う」そうですが、一人で来たので、手を繋ぐ相手はいません。でも小島よしおさんばりに連呼して言いたい。

そんなの関係ねぇ。

一人だって叶うかもしんないじゃん、願い。

幸せそうに手繋いで歩いてるカップルだって、実は心の中で

こいつとさっさと縁切れますように

って願ってるかもしれないしね。(性格最悪か)

映えスポット

エンジェルロードは、4つの島を繋いでいますが、渡れるのは中余島まで。

中余島まで歩いてみても、特に何があるという訳でもないので、戻って展望台に上ってみた。

この写真を最後に、カメラのバッテリー切れました。

願い叶わなさそー

今日のおまけ

迷路のまちで見かけた案内看板。

こういう地元の方が作ったちょっとゆるい感じの看板、好き。