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【鉄印の旅】IRいしかわ鉄道 金沢⇒倶利伽羅&あいの風とやま鉄道 俱利伽羅⇒市振|2023年4月富山&新潟④

今までは、鉄印をもらうことを第一の目的として、鉄印参加社の鉄道に乗車していました。

ですが、今回は石川→富山→新潟にかけて移動手段として使用した鉄道が、ちょうど鉄印の参加社だったという初めてのパターン。

ちなみに新潟に入ってから利用した「えちごトキめき鉄道」も鉄印参加社だったため、移動しながら3社の鉄印をゲットすることができました。

今回はIRいしかわ鉄道あいの風とやま鉄道をまとめてご紹介します。

IRいしかわ鉄道・金沢駅

大阪からサンダーバードに乗り、金沢駅へ。

金沢駅のシンボル「鼓門」今回の金沢観光はこれ見て終了。

IRいしかわ鉄道は、金沢駅から俱利伽羅駅区間を運行している鉄道会社。北陸新幹線の金沢開業に伴い、並行在来線としてJR北陸本線から経営分離されたこの区間の運行を継承しました。

なお、2023年度の北陸新幹線敦賀延伸に伴い、金沢駅から大聖寺駅間の経営事業を引き継ぐことが予定されています。

「IR」は「石川」と「鉄道」の英語表記の頭文字を取り、また「愛ある」鉄道を目指すという思いも込められているそうです。

IRいしかわ鉄道の鉄印記帳駅は「金沢」駅と「津幡」駅。私はここ金沢駅で頂きました。

JR線とIRいしかわ鉄道の乗り場は同じ改札。なので、改札を出ずにホームの移動は可能ですが、鉄印をもらうために一旦改札を出ました。そもそも、乗車券もJR大阪駅→JR金沢駅までしか買ってなかったし。

切符売り場横にある「IRお客さまカウンター」で鉄印をゲット。

なお、こちらのカウンターの営業時間は10:00~17:00。割と朝はゆっくりめです。

そして今回鉄印を集め始めて6社目にして、初めてICカードが利用できる鉄道会社に出会いました!

大阪市内で生活していると、電車でICカードを利用することが当たり前になっていますが、鉄印参加社の路線は使えないところばかりでした。何かそれもローカル感あっていいな、と思う反面、正直やはり面倒と感じてしまうところも・・・

ですが、IRいしかわ鉄道とあいの風とやま鉄道では共にICの利用が可能!!それだけ、この鉄道が市民の皆さんの移動手段として活用されている証なのかな、とも思いました。

ICカードの利用範囲については、こちらのページの路線図が分かりやすかったです。

ainokaze.co.jp

鉄印を購入する際、鉄印帳と切符の提示が必要なのですが「ICで乗ります」と口頭で伝えるだけでOKでした。

金沢駅から「富山」行きで高岡駅を目指します。乗車時間は約40分、運賃870円。

IRいしかわ鉄道金沢駅から倶利伽羅駅まで。

倶利伽羅駅以降、あいの風とやま鉄道に鉄道会社は変わるのですが、IRいしかわ鉄道の列車があいの風とやま鉄道の沿線である富山駅まで乗り入れているので、乗り換えは不要。両社でICカードが使用できるので、切符の購入もややこしくなく、乗車する金沢駅と下車する高岡駅の改札でピッとするだけ。

(ちなみに、高岡駅からJR城端線に乗り変えたんですが、この城端線はICカード使えませんでした・・・)

www.ishikawa-railway.jp

あいの風とやま鉄道・高岡駅

あいの風とやま鉄道は、IRいしかわ鉄道と同様、北陸新幹線の金沢開業に伴い、JRから経営分離された区間を引き継ぐために設立されました。

区間は俱利伽羅駅から市振駅まで。富山観光のメインともなる高岡駅や富山駅も沿線に含まれており、富山を旅する上で利用頻度が高い鉄道かもしれません。今回私が富山を旅するにあたって終始利用していた路線でもあります。

初日の宿泊先が高岡駅周辺だったので、2日目は高岡駅から旅をスタート。

駅構内から立山連峰が鑑賞できます。

曇っているとこのように、山頂を心の目で見る事になります。

金沢駅でのIRいしかわ鉄道&JR同様、あいの風とやま鉄道とJR線の改札は同じです。元は同じJRだったんだから、改札が同じなのは当たり前か。

以前来た時も思ったんですが、高岡駅はやたらとでかい。その割に人が少ないから、もてあそばれた空間がずどーんと改札前に広がっています。こういう広いスペースを見ると、無性にダッシュしたくなる。短距離苦手やから実際は走らないですけど。(苦手とかそういう問題じゃない。)

IRいしかわ鉄道&あいの風とやま鉄道の鉄印

あいの風とやま鉄道の鉄印は「高岡」駅と「富山」駅で頂けます。高岡駅では改札横にある切符売り場で購入できました。

昨日買ったIRいしかわ鉄道と合わせて記念撮影。

あいの風とやま鉄道の鉄印には、大伴家持の歌が墨書きされています。イラストなどはないですが、それぞれメッセージ性のある鉄印でいいですね。

あいの風とやま鉄道の沿線駅と立ち寄りスポット

先述した通り、あいの風とやま鉄道は鉄印をもらうためだけではなく、富山旅の移動手段として利用したので、私が下車した駅と、その周辺の見どころをまとめました。(高岡駅と富山駅は2018年に訪れた時に周辺観光しました。)

高岡駅

瑞龍寺

加賀二代藩主前田利長公の菩提を弔うために、三代利常公によって建てられたお寺。

造営には20年もの歳月をかけ、完成したのは利長の50回忌となる1663年。

山門、仏殿、法堂は国宝に、総門、禅堂、大庫裏、回廊、大茶堂は重要文化財に指定されています。

高岡大仏

総高は15.85m。銅器の町高岡の職人さんが鋳造から着色まで全て行い1993年に完成。

ただ、元々は1221年の承久の乱を避けた源義勝が、二上山麓に木造大仏を造営したのが起源と伝えられています。

歌人与謝野晶子が「鎌倉の大仏より一段と美男子」と評したとも言われています。

 

・・・いけ・・・めん?かどうかは、各々の好みということで。

高岡城

iechiko.hatenablog.com

山町筋&金屋町

山町筋は、1609年に高岡城が築かれ城下町が開かれたのち、高岡の商業の中心地として栄えた通り。1900年の大火の後、防火構造の土蔵造りの建造物が並ぶようになったそうです。

重要文化財に指定されている菅谷家住宅。

金屋町(千本格子の街並み)は、前田利長(二代当主)が、城下町の発展のためここに鋳物師を住まわせたことが始まり。高岡鋳物発祥の地です。

駅周辺で見られるドラえもん

高岡市は藤子・F・不二雄先生の出身地。そのため、駅周辺には♪とっても大好きドラえもんがいます。

駅構内のドラえもんポスト

駅前の「ドラえもんの散歩道」

高岡市美術館高岡市藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」

美術館の2階にあるギャラリー。入口がどこでもドア。藤子作品を見て育った世代にとっては、童心に返ることができるスポットです。

富山駅

富山城

iechiko.hatenablog.com

富岩運河環水公園(カナルパーク)

明治時代にあった富岩(ふがん)運河跡地にできた公園。

ここのスタバは「世界一美しいスタバ」と言われてるそうです。

まぁ、確かにロケーションはいいですよね。曇天のせいで良さが半減していますが。

富山県美術館

こちらの美術館、屋上が特徴的。

「オノマトペの屋上」と名付けられ、カラフルな遊具が展示されています。

オノマトペとはフランス語で擬声語という意味。(英語かと思ってた)

ぐるぐる

ぷりぷり

うとうと

などなど、他にもいろいろあります。

滑川駅

ほたるいかミュージアムの最寄り駅。

iechiko.hatenablog.com

泊駅

あさひ舟川『春の四重奏』の最寄り駅。

iechiko.hatenablog.com

あいの風とやま鉄道では「一万三千尺物語」という観光列車が走っており、この列車にも乘ってみたい。そして、今度こそは青空の下の立山連峰をぜひ・・・

ainokaze.co.jp

おまけ

ドラえもんの散歩道のしずかちゃん。

・・・パンツ見えそう。

(「キャー、のび太さんのエッチ!!」)