えちこの旅ブログ

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【続100名城】No.134 富山城(富山)

富山旅の流れで、過去に訪問した「富山城」の回顧録です。

訪問日:2018年10月29日

富山城のアクセス

・JR・あいの風とやま鉄道「富山」駅から徒歩15分。

・市内電車(セントラム)環状線「国際会議場前」下車徒歩約2分。

富山城の歴史

富山城は、1543年頃神保長職(じんぼながもと)によって築かれたと言われていますが、近年それよりも古い遺構が見つかっているそうです。

戦国時代には、一向一揆勢、上杉氏の攻防が繰り広げられ、そこへ織田信長が加わり、信長の家臣佐々成政が入城。(個人的に音の響きが好きな戦国武将「さっさなりまさ」)

1585年豊臣秀吉の征討を受け破却。その後、前田利長が富山城を居城としていましたが、火災により焼失。

(火災後、利長が築いたのが前回ご紹介した高岡城。この富山城の火災がなければ、利長は高岡にお城を築くことも、城下町が栄えることもなかったかもしれないと思うと、高岡の繁栄は富山城の火災のおかげともいえるのでしょうか・・・)

一国一城令により一旦廃城となりますが、1639年富山藩分藩により、加賀藩前田家の分家が再び富山城を居城とし、幕末まで存続しました。

富山城の見どころ

千歳御門

ごしの天守。

同じアングルの写真が「続100名城」の本に乗っていたので、真似して撮ってみた。

門は明治維新後に払い下げられたものを、所有者の寄付により平成20年にこの城址公園内に修復移築されたそうです。

こちらの門が創建当初から残る唯一の建築物。

城址公園の全体図がこちら。非常にこざっぱりしています。

模擬天守

富山城の模擬天守は郷土博物館となっており、続100名城のスタンプもこちらにあります。

博物館にありがちの月曜休館日ではありませんでした。ありがたや。

なお、この天守は彦根城や犬山城を参考に作られたそうです。

博物館の4Fは展望台。

・・・ほんまや。

いや、何がほんまや、かと言いますと。

私がいつもお城の情報を得るのに参考にさせてもらっている日本百名城塗りつぶし同好会というお城に行った方が口コミを投稿できるサイトがあるんですが、そこに「金網が張り巡らされてて鳥かごみたいでした」っていう書き込みをちらほら見かけたんですよね。

うん。確かに思っていたよりしっかりがっつり金網。

確かに改めて写真を見返しても、外からもがっつり金網見えていました。補修工事しているのかと思っていたら違ったわ。

和風庭園

だそうです。

石垣(鏡石)

見栄えなどのために置かれた巨石が5つあります。

博物館込みで1時間ほどで見学終了。

正直、見る遺構もほぼなく、城址公園自体も高岡城に比べるととても小規模なので、博物館をどれだけじっくり見るかによりますが短時間で見学できるお城です。

(高岡城も城公園内の見学時間の大半を、動物園で過ごしていたんですが・・・)

利用案内(富山市郷土博物館)

・入館料:大人210円 高校生以下無料

・開館時間:9:00~17:00(最終入館16:30)

・休館日:年末年始、臨時休館あり(休館カレンダー

www.toyamashi-kankoukyoukai.jp

おまけ

この時の旅の主目的は、富山マラソンの出場。

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完走メダルって、貰えると凄く嬉しいんだけど、正直使い道はないので増えてくるとミニマリストを目指す身(と言いつつ、いまだ物持ち)としては、処分するか、記念に置いておくか非常に頭悩ますものの一つ。