今回は、日帰り中部鉄印の旅。
三重の「伊勢鉄道」と愛知の「愛知環状鉄道」をまとめて乗車しました。
鉄印を貰うためだけに乗車する、その名も「鉄印貰うためだけ乗り鉄」旅です。(そのまま過ぎる)
伊勢鉄道に乗って、津駅から鈴鹿駅へ
朝から近鉄特急「ひのとり」に乗車し、大阪から三重県の津駅へ。
適度に空いている平日朝の「ひのとり」は超快適。名古屋方面へ向かう場合、時間は新幹線の方が早いですが、個人的には「ひのとり」の方が好きです。(と言いながら、帰りは時間を優先して新幹線で帰ってきた。)
JR線・近鉄線・伊勢鉄道が乗り入れている津駅。駅校舎内で乗り場が繋がっているのですが、伊勢鉄道はICカードが使えないため、一旦改札を出て伊勢鉄道の切符を購入。
鉄印の記帳駅「鈴鹿」駅までは440円。
(いちいち出ずに、中で清算することもできるのか。津駅を何度か利用したことがあるけれど、この乗り換えシステムが未だによく分からず、毎回違う路線使う時は一旦改札出てる人。)
JRとホームは共通。
ホームに書かれた青色の矢印に導かれるまま進んで行くと・・・
伊勢鉄道 伊勢線乗り場に到着します。
伊勢鉄道の区間は、津駅から河原田駅。
途中には、F1でお馴染みの「鈴鹿サーキット」の最寄り駅「鈴鹿サーキット稲生」駅があります。
色々と興味が取っ散らかっている私ですが、自分が車を運転しないこともあり、自動車・バイク、モータースポーツには興味がないんですよね・・・
ただ、10数年前に働いていた会社で、月100時間近い残業が数か月続いた事があり、夜遅くに帰って早く寝ないといけないにも関わらず、深夜にやってた自動車レースの中継をただ無心で眺めていた思い出があります。(それは興味があったのではなく、メンタルやられていただけ。)
座席は激的に直角のボックスシート。あと、地方ローカル鉄道にありがちですが、窓が結構汚れています。
お掃除する手間・労力が削減されているんだろうな・・・とローカル鉄道の厳しい懐事情に思いを馳せながら、汚れた窓越しに車窓を見る。
でも、モータースポーツのレースがあれば、鈴鹿サーキットにはかなりの人が集まるはずで、ある程度の乗車数は見込めているんではないでしょうか。でも、みんな車使うのかな・・?
津駅から鈴鹿駅まで約25分。
鉄道会社は美少女キャラが多いですが、こちらは珍しく鉄道マン。
駅構内、階段しか見当たらなかったんですが、ベビーカーや車いす利用、足腰が不自由な方はどうやって上るんだろう・・・(私が見落としていただけかもしれませんが。)
鈴鹿駅は有人駅ですが、駅周辺には特にこれといって目立った観光地のようなものはなく、駅建物もかなり味があります。昭和時代に建てられて、一度も改修等なされていないんじゃないだろうか・・・(エレベーター見つからなかったし。)
私が行った時(9月5日)は、通常バージョンの鉄印は品切れ。
桃鉄バージョンと「ひみつの鉄印」の2種の販売でした。
何やら特別感のある「ひみつの鉄印」バージョンを購入しました。
伊勢鉄道の鉄印は、伝統工芸の伊勢型紙の技法を使用した鉄印、と本で紹介されていました。載っていたものとデザインは違いますが、紙の質感からいってこれも和紙のようだったので、恐らく同じ技法で作られたものと思われます。
改札窓口前には、伊勢鉄道に関する展示コーナーがありました。
続いて、愛知環状鉄道に乗車するため名古屋方面へ。
津駅から鈴鹿駅までは普通列車に乗車しましたが、伊勢鉄道線内にはJR「快速みえ」「特急南紀」も走行しており、鈴鹿駅から名古屋駅まで直通で行くことができます。
伊勢駅到着が10:03。滞在時間14分で、効率よく10:17発名古屋行きの「快速みえ」に乗車することができました。
鈴鹿駅から名古屋駅までは約50分。(運賃990円)一部指定席がありますが、自由席は乗車券のみで乗車可能。鈴鹿駅までの普通列車は空いていましたが、快速みえは結構混んでいました。
「愛知環状鉄道」で鉄印とんぼ帰り乗車
名古屋駅到着後、JR中央本線に乗車し「高蔵駅」へ。(乗車時間30分)
高蔵駅で愛知環状鉄道に乗り換えます。愛知環状鉄道はICカード利用可能。
(鈴鹿駅から切符で乗車したので、乗り換え時に一回改札出て、ICで入り直したのか、自分がどう乗り換えしたのか記憶が忘却しています。。)
ホームは広く、そこそこ人もいましたが、そこまで長い列車が入線しないのか、ホームの先に誰もいない。
愛知環状鉄道は、「岡崎」駅から「高蔵寺」駅を結ぶ路線。途中の「中岡崎」駅は、今年の大河の主役・徳川家康が生まれた岡崎城の最寄り駅です。
(どうしても松潤の家康役が好きになれなくて、今年の大河は初回数回見て離脱しました・・・松潤自体は嫌いじゃないんですけどね・・・)
愛知環状鉄道の鉄印記帳駅は何と7駅もあります。恐らく、鉄印参加社で一番多いんじゃないでしょうか。
今回は、鉄印を貰うためだけ乗り鉄旅なので、その中でも高蔵寺駅に一番近い「瀬戸市」駅で下車することにしました。
高蔵寺駅から瀬戸市駅までは6分。
さすが瀬戸物の街「瀬戸」
トイレのタイルが瀬戸焼でした。(てか、カメラ斜め過ぎるやろ。)
鉄印は自動改札機横の窓口にて購入。
キャラクター分からないけれど、左上に描かれた名古屋城に惹かれたので、桃鉄バージョンを購入。
鉄印を購入したら、そのまま駅舎内から出ることなく、再び改札を通り高蔵寺駅へ戻ります。
ただただ、鉄印を貰うためだけの乗り鉄はこれにて終了。
「名古屋港水族館」でベルーガとシャチに出会う
せっかく名古屋に来たので、どこを観光して帰ろうか・・・といくつかの候補の中から決めたのは名古屋港水族館。
毎度お馴染み水族館おばさんです
なんせ暑かったんで、室内で涼しく過ごしたかったのが一番の理由。
日本から四季という概念がなくなり、そのうち夏と冬の二季の国になると思う今日この頃。
10数年前に一度来た以来、2度目の訪問です。名古屋港水族館は、海獣好きにとってとても魅力的な水族館。
まずは入口入って左手、ベルーガ(シロイルカ)プール
か、かわいい・・・
上からも見る事ができます。
飼育員のお兄さんにナデナデされて、気持ちよさげ。
口の中ゴシゴシ(ナデナデ?)されたり、ボール遊びをしたり。お兄さんに甘えては、キューキュー鳴いてて可愛すぎました・・・
・・・飼いたい
ベルーガプールの向かい側には、シャチプールとイルカプール。
(イルカは上手く撮影できなかったので、写真なし。)
日本の水族館でシャチが見られるのは、ここ「名古屋港水族館」と「鴨川シーワールド」のみ。
1日に数回『シャチ公開トレーニング』を見ることもできます。
トレーニングと言っても、飼育員さんの解説を交えながら、指示に従ってジャンプをしたり、泳いだり。「ショー」というにはまだ未完成ということなのかもしれませんが、ほぼ「シャチショー」みたいなもんです。ちなみに10数年前に来た時も、シャチは『トレーニング』していました。
一緒に行った名古屋在住の友人は「このシャチ、ずっとトレーニングしてる」って言ってたので、一生トレーニングという名のショーを催しているのかもしれません。
さすがは海のギャング。生で見たら、でかさ、桁違い。
もちろん、海獣以外にも生き物たちは沢山います。
そういや、この子も「海のギャング」の異名持ってるな。シャチの前だと一発で食われそうやけど。
ドリー(ナンヨウハギ)は高確率で出会える。
クラッシュもいました。
砂とほぼ擬態。
8月21日(撮影日の2週間ほど前)に生まれたばかりのウミガメの赤ちゃん。
やはり、水族館に来れば楽しい時間が過ごせるのは間違いなし。
一応、鉄印旅が主目的の1日ではありましたが、最終的に
ベルーガ、可愛かったな~
とすっかりぽっこりオデコのあの子に、心を奪われて名古屋から大阪へ帰ったのでした。
ぬーーーーーーーーーん。
利用案内
- アクセス:地下鉄名港線「名古屋港」駅から徒歩5分
- 入館料:大人・高校生2,030円 小中学生1,010円 幼児(4歳以上)500円
- 開館時間・休館日:月によって異なるため、公式HPをご確認ください。
おまけ
昨日、阪急電車に乗車したときに遭遇した「ちいかわ」車両。