今月は、推し活強化月間です。
新潟ライブから2週間後、またまた福山雅治さんのライブのため、北海道は札幌へ。
大阪は、いまだ最高気温が30度を超えるような暑い日が続いていましたが、北の大地はすっかり秋。を通り越して、もはや個人的体感は冬でした。
予想以上の寒さにしばし震えながら、短時間の札幌観光をしてきました。
今回は、昨年「さっぽろ雪まつり」で雪像を見て以来、行ってみたかった豊平館をご紹介します。
こちらが、豊平館の雪像。
プロジェクションマッピングも行われて、非常に綺麗でした。
豊平館へのアクセス
地下鉄南北線「中島公園」下車 徒歩5分
豊平館は、札幌市中央区にある中島公園の中にあります。
日本庭園や、札幌市天文台などもある結構大きな公園でした。
こういう公園に来ると「ランニングするのに良さげな場所だなー」という視点で見てしまいます。
旅先で街を観光しつつランニングしたいんですけど、そのセットが荷物になるからいままでほぼやってないんですよね。
でも、今後は旅先での朝ランも、旅の楽しみの一つに取り入れて行きたいと思っています。(じゃないと、旅行期間に走れず、月間走行距離が稼げない・・・)
豊平館の歴史
豊平館は、北海道の開拓使が開拓使直営の洋風ホテルとして、1880年に建築した現存する日本最古の木造ホテル。明治・大正・昭和の3代に渡り、天皇家が訪れた場所でもあります。
1964年には国の重要文化財に指定されています。
元々は、別の場所に建っていましたが、1958年に中島公園に移築され、平成23年まで結婚式場として利用されていたそうです。
2016年に保存修理工事を終え、現在は一般見学が可能な施設となっています。
青×白の外装と、明治時代が再現された内装
真っ白の雪像でしか見ていなかったので、実際の外観の色が予想以上にメルヘンで驚きました。
青の塗装は、昔はラピスラズリから造られていた色で、当時の色が復元されているそうです。
豊平館内の地図。
1Fの現在地となっている廊下部分から下部は、元々の木造建築に後付けされた建物。そこに受付やお手洗いなどがあります。
ロビー
こちらの建物内には、8組のシャンデリアがあり、そのうちの4組は建設当初から吊られていたものだそうです。
シャンデリアも美しいですが、その吊元にある天井の装飾も素敵です。
ロビーにある大きな時計。
別名「グランドファーザークロック」だそう。まさに、おじいさんの古時計。
時代を経て磨き込まれた手すりと、赤い絨毯。
赤い絨毯を歩くと、高貴な身分になった気になります。
まずは1階のお部屋を見学。
(1,2階共に全ての部屋の写真を撮っていないので、ご紹介するのは一部のみです。)
帳場
ホテル時代、帳場として使用されていたお部屋。
さすが重要文化財。モニターがとんでもない輝きを放っています。
百合
各部屋の名前は、天井中心飾に用いられているモチーフから取られています。
・・・カメラの設定ミスで、重要な天井飾り見えないでやんの。
葡萄
続いて、高貴な気分が高まる赤絨毯の階段を上がって2階へ。
2階では、ウエディングフォトを撮影されている方がいたので、邪魔にならないようスニークで行動。(写真やねんから、別に足音は立ててもええやろ。)
芍薬
明治天皇行幸の際には、侍従長などの部屋として使われていたそうです。
当時のホテルの雰囲気を体感できるよう設置された椅子とテーブル。
一瞬座って、天皇の侍従長気分を味わいました。
芍薬の部屋に続く寝室も再現されていました。
ティファニーカラーのベッドが可愛いです。ディズニープリンセスとかが寝てそう。
展示室にあった大正天皇が皇太子時代に使用された椅子。
重厚感半端ない。そして、100年以上の歴史を感じさせないほど綺麗です。
この建物、木造2階、地下1階建てとパンフレットに記載されていたのですが、2階から更に上に上がる階段がありました。
・・・まさか、この上に秘密の隠し部屋が・・・?(全然隠されてない)
広間
豊平館の中で、最も広いお部屋。
装飾がふんだんになされた洋風建築も見る分には面白いですが、実際ここで過ごすことを考えると、このように派手すぎず、落ち着いていて品がある空間が居心地よさそう。
何てことを考えながら、小雨降る札幌の街に再び繰り出しました。
利用案内
- 入館料:300円 中学生以下無料
- 開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日:毎週第二火曜日(祝日の場合は翌日)年末年始(12月29日~1月3日)