3年ぶりに開催された「さっぽろ雪まつり」
札幌市内に着いて早速まつりの会場の一つ「大通会場」へ。
前回の記事はこちら。
大通会場の雪像紹介
大通会場8丁目
豊平館は、1881年に開拓使直営のホテルとして開業。1958年に中島公園に移築され、国の重要文化財に指定されている建築物です。
窓や壁の細かいディテールが雪で再現されています。パンフレットによりますと、「アイスブロック工法」と呼ばれる技術で、雪で作った細かいパーツを貼り付けてこのような細かい箇所を忠実に再現しているのだそう。
こちらの作品は「HTB北海道テレビ」と「陸上自衛隊第18普通科連隊」の共同作品で、延べ3,800人の自衛隊員の方たちが制作に携わったそうです。
全ての雪像に言えることなんですけど、この寒い中、屋外で数日間に渡って作られた過程を想像するだけで頭が下がります。雪まつりの前には、大寒波も来ていましたし。
それをタダで見れちゃうんだから、雪まつりって何て凄いお祭りなの??何で私もっと早く来なかったんだろう。
5丁目のサラブレッド同様、こちらの作品でも夜のプロジェクションマッピングが開催されます。
テーマは「豊平館と振り返る札幌の100年」
期間中毎日開催で、30分に1回上演。
下半分は前の人たちの頭で陰になっているのは、低身長の悲しい性。
だからと言って、もう一度並んで最前列で見ようという気にならない氷点下の夜の札幌。(実際はこの豊平館のプロジェクションマッピングを見たのが最後で、最初に会場に来てから3時間が経過。さすがに冷えます。)
HTB北海道テレビのキャラクター「onちゃん」このキャラクターを道民以外で知っている人は『水曜どうでしょう』ファンだと思う。私もその一人。
大通会場9丁目
3丁目同様、こちらにも市民の方の手による力作がずらり。
前回も同じこと言ったんですけど、もう一度言います。
札幌市民の皆さんは、雪像製作習うんですか?
流行りから定番までのアニメキャラや、北海道の生き物、札幌のご当地キャラクターなどなど。どれもこれも上手すぎです。
個人的には安西先生が一番好きです。顔の丸さ、バスケボールとほぼ同じ。(「バスケがしたいです」と言ったことは一度もない球技音痴だけど、スラムダンクファン)
大通会場10丁目
実際は、ここが一番最初に来たエリア。なので私の第一さっぽろ雪まつり雪像はこちらの方でした。
大雪像「世界がまだ見ぬボールパーク’’Fビレッジ’’ 2023.3.30誕生!」
ビッグボスこと新庄剛志監督。
歯の白さも雪像なら再現ばっちりです。
今年の3月に北海道日本ハムファイターズの新球場を含めた「北海道ボールパークFビレッジ」という場所が開業するそうで(プロ野球あまり見ないから存じ上げませんでしたが)翌日、JR千歳線に乗ってた時に
あのでっかい施設何だろう?
とGoogleマップで見たら、まさにこのボールパークビレッジでした。
ビックボスと向かい合って建てられていたのが「完全メシボールパーク」
夕方だったからか、中には入れなくなっていたんですが、ストラックアウトなどの雪遊びが楽しめるエリアだったみたいです。
さっぽろテレビ塔から雪まつり会場を一望
10丁目から1丁目まで歩いた時点で、ちょうど日が暮れてテレビ塔もライトアップ。
上から雪まつり会場と札幌市内の夜景を見て見よう!とテレビ塔の展望台へ上がることに。(一旦室内で暖を取りたかったのもある。)
エレベーター前のお兄さんの看板に書かれた一言
『展望台までエレベーター約30分待ちです』
・・・え?そんなに・・・?
一瞬どころか三瞬ぐらいは躊躇したんですが、3階まではすぐに上がれて、そこから先の展望台行きエレベーターが30分待ちとのこと。外で待つわけではないから、まぁいいかと並ぶことにしました。実際は20分程度で乗れました。
テレビ塔は3階にチケット売り場があり、ここまでは無料で行くことができます。(このフロアにはお土産屋さんもあり。)
チケット売り場まで+チケット購入後エレベーターに乗るまでに、グルっとお土産屋さんを取り囲むように長い列ができていました。
ちなみに、チケット代は1,000円です。
・・・たけぇな、おい(心の声)
冷えた体を室内で温める為の時間と思い、並ぶこと約20分。エレベーターに乗り込み、地上90.38mの展望台へ。
展望台はさほど広くないので、なかなかの混雑具合。人の合間を縫って360度、札幌市内の夜景を見下ろします。
雪まつり会場を上から見るとこんな感じ。雪にライトが当たって
うん。なかなかに綺麗じゃないか。
景色を撮影しながらぐるっと回って10分足らずで終了・・・
せっかくなので(1,000円分の夜景を目に焼き付けるべく)もう1周。混雑しているのであまり長居もできず、2周回った後エレベーターで下りることに。帰りもなかなかに長蛇の列で、10分ほど待って3階まで戻りました。
なお、雪まつりの期間中「外階段くだり」というのが行われていて、この展望台から3階まで階段で下りることも可能でした。
公式HPによると、所要時間は5~10分。352段!ガラスのない景色を楽しめますよ!という謳い文句。並んでる間、何人か階段くだりへの扉開けておられましたが、私は寒さに挫けて挑戦せず。。
代わりと言っては何ですが、3階から1階まで階段(室内)で下りられたので、そこは階段を使ってみました。
テレビ塔では「3階」ですが、高さ的には一般ビルの「6階」に相当する高さみたいです。
途中こんな感じで色々雑学展示があるので、これ見ながら降りていたら6階分あっという間に下り終わりました。大阪市民になって十年以上経ちますが、いまだに通天閣上ったことないんですよね。
テレビ塔のキャラクター「テレビ父さん」は特別住民票が与えられているそうです。
このフォルム【THEゆるキャラ】って感じがしてわりかし好きです。
雪まつり会場では飲食の販売が一切なかったのですが、このテレビ塔の下のエリアでは、いくつかお店が並んでいました。小腹が空いたので、肉巻きおにぎりを購入。
別に札幌の名物でも何でもないんですけど。(今調べたら宮崎名物って書いてました。)お米食べたかったんです。
寒さ除けのテントの中(椅子やテーブルなどはないので、みんな立食パーティー状態)で食べて、先に紹介したプロジェクションマッピングを観覧。
テレビ塔内で若干温まった体ですが、2か所のプロジェクションマッピングを見終えた頃には、またすっかり冷え込んでいたのでした。
さっぽろテレビ塔利用案内
- 料金:大人(高校生以上)1,000円 小中学生500円
- 展望台営業時間:9:00~22:00(最終入場21:50)
- 休館日:不定休(公式HPにてご確認ください。)
おまけ
・・・これ、何?