福山雅治さんのライブ広島遠征、2日目。
本来の目的のライブは、この2日目の16:00から。
ということで、ライブまでは観光で広島を楽しみたいと思います。
行先は、広島と言えば!の定番観光スポット厳島神社です。
小学6年生の修学旅行(奈良・京都に修学旅行って地域も多いかもしれませんが、何せそこが地元ゆえ奈良の小学生は広島に行くことが多かった気がする。今はどうか知らないですが。)と、12~3年前にも訪れたことがあるので、この度3度目の訪問です。
厳島神社までのアクセス
厳島神社があるのは宮島。ということで、駅からフェリーでのアクセスとなります。
(あとは自力でクロール。別に平泳ぎでもいいけど。バタフライはしんどいからおすすめしません。)
フェリー乗り場の最寄り駅はJRと広島電鉄、2つあります。
・JR広島駅からJR山陽本線で宮島口駅(所要時間約30分。運賃420円)
・広電広島駅(路面電車)で広電宮島口駅(所要時間約70分。運賃270円)
広島駅からならJRの方が断然早いです。ただ運賃は広電の方が安い。
私は、駅から広電で10分ほどの場所にある「紙屋西」駅近くのホテルに泊まっていたので、一旦広島駅に出るのも面倒で路面電車で行きました。
(小1時間かかったので、時間効率はJRの方がよかったのかもしれませんが、広島駅に出るのが面倒だったのと単に路面電車に乗りたかった。)
あと、JR宮島口駅と広電宮島口駅は5分ほど離れており、広電の方がフェリー乗り場には近いです。
広電宮島口駅は、新たに新設中でした。かなり大きな駅になるみたい。
フェリーはJR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船の2社が運航しています。
それぞれ15分おきに出航しているので、実質5分毎にフェリー出てます。
どちらでも片道180円。当たり前ですけどね。こんな隣り合って価格設定違う訳がない。ICカードで乗船可能でした。
フェリー乗り場から、早く出る方に乗り込んだらJRでした。(確か帰りは宮島松大汽船だった気がする。)
約10分で宮島に到着です。
宮島について
瀬戸内海に浮かぶ宮島は、正式名称を厳島といいます。島の周囲は約30キロ。(フルマラソンより短い距離やと、島1周走ってみたくなる。)
ウィキペディア師匠によると
人口1800人余りの島に国内外から年間300万人を超える参拝客及び観光客が訪れている
島の全域(周辺海域を含む)が1934年(昭和9年)に瀬戸内海国立公園に編入され、自然公園法が定める特別保護区域となっている。
とのことです。
フェリー乗り場前の広場には、厳島神社を厚く庇護した平清盛さん。
頭超小さい。
厳島神社は、京都の天橋立、宮城の松島と並ぶ日本三景の一つです。
松島だけまだ行ったことない。
加えて、1996年に世界遺産に登録されています。
我が故郷奈良同様、鹿が多数生息しています。これまたウィキペディア師匠情報によると
厳島は約6,000年前縄文海進により本州と離れ離島化したが、その際に本土側の鹿の個体群から分断したものが宮島の鹿の起源であると考えられている[1][2]。のち本土側個体群の分布域が縮小して厳島の対岸側には鹿が生息しなくなったことで厳島のものが孤立化した[1]。
だそうです。奈良の鹿は神の使いとされていますが、宮島の鹿はそのような言い伝えはないそうです。だからか・・・奈良の子に比べて宮島の鹿はちょっと狂暴な気がする・・・私も座って休憩中に、後ろから近づいて来た子にリュックのポケットに入れてた地図むしり取られました。
わー!紙食べちゃダメだよー
って引っ張り返したけど、ものすごい勢いで咀嚼してたから取り返せませんでした・・・いや、これは背後の鹿に注意を怠った私の落ち度です。変なもん食べさせてごめん、鹿さん。
あ、でもそういや中学の写生大会のときに必ず鹿に弁当食べられてる子おったな。
奈良の子も宮島の子も、人のもん取りに来るのは一緒か。宮島の方が狂暴とか言ってごめん。
ちなみに、帰りに行列のできる鹿に大人気の店を見つけました。
多分、鹿版ミシュランに載ってるんやと思う。
(しばらく見てたら、店主の方が野菜の切れ端を持って出てきたのでそれを待っていた子たちでした。ちゃんと並んで待ってるところが賢いやないか。凶暴とか言ってごめん。)←2度目の謝罪。
世界遺産 厳島神社
厳島神社の歴史
厳島神社の主祭神は、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、湍津姫命(たぎつひめのみこと)の三女神。
創建は、推古天皇が即位した593年とかなり歴史の古い神社です。その後、平清盛が厚く庇護し、1168年に現在の規模に造営。
平家の滅亡後も時の権力者の崇拝され、豊臣秀吉が九州遠征の途中に参拝し、大経堂(現 千畳閣)の造営を行っています。
厳島神社のシンボル大鳥居
フェリーターミナルから約10分ほど歩くと鳥居が見えてきます。
ですが、厳島神社のシンボルである鳥居はこれではありません。
厳島神社と言えば、海の上に浮かぶ大鳥居。これを見ずして、厳島神社を語れようか、いや語れない。
そんな大鳥居の姿がこちら。
じゃん。現在、絶賛修理中です。はい、知ってました。承知の上来てるので、別にがっかりとかないです。
令和元年6月よりこちらの大鳥居は修理工事が行われています。しかし朗報です。
年内には工事が終わり、足場の撤去もされるそう。日程はまだ未定のようですが、大鳥居がぜひとも見たい方は年末~来年年明けあたりならリニューアルした大鳥居を鑑賞できるのではないでしょうか。
ちなみに、私初めて来た小6のときも台風被害の後の修繕とかで、鳥居見れなかった記憶があるんですよね。3回来て2回修理してるとかなかなかの確率ではなかろうか。
鳥居の長さは約24.2メートル、高さは約16.6メートル。柱は地中に埋まっているのではなく、砂地の海底に置かれていて、推定60トンとされる自らの重みで建っています。
ちなみに、いただいたパンフによると60トンはオスのアフリカゾウ10頭分らしいです。
いや、ゾウさんの重さ凄いねっていう方に意識行ってもた。
木造の鳥居としては日本最大で、奈良の春日大社、敦賀の気比神宮の大鳥居とともに「日本三大大鳥居」だそうです。
社殿
海の中に建つ神社・・・ですが、引潮のため普通に陸地に建って見えます。
恐らく、台風被害などの度に修繕が行われているからか、境内は新しく朱色も鮮やかです。
高舞台
右楽坊
左楽坊
高舞台で舞楽を行い、左右の楽坊で楽器を演奏します。
舞台から海の方を見ると、鳥居が見えます。心の眼には朱色の立派な鳥居が映っています。
物凄く笑顔に見える狛犬。
初詣以来、今年2度目のおみくじ引いてみました。
何か全体的にとてもいい感じじゃないですか。特に気になる「建家」
なぜなら来月頭に引っ越しをするんです。結果は「家移り、よし」うん、よしよし。
新しめの朱色の建物の中で、歴史を感じさせる能舞台。
元々は毛利元就が造営・寄進したもので、現在のものは1680年に再建されたものだそうです。
反橋
天皇が派遣する勅使が参拝の際渡ったと伝わることから、別名「勅使橋」とも言われます。1557年毛利元就・隆元親子によって再建されました。
厳島神社自体はさほど大きな社殿ではないので、おみくじ引いたり、御朱印頂いたりした時間込みで20分強で拝観終了。
まだ時間は10時過ぎ。宮島観光続きます。
厳島神社の利用案内
- 拝観料:一般300円、高校生200円、小・中学生100円
- 開館時間:時期によって異なるため、詳細はHPをご確認ください。