えちこの旅ブログ

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【世界遺産】二荒山神社

世界遺産名:日光の社寺

東照宮二荒山神社輪王寺に属する103棟の建造物群とその周辺の自然が登録されています。(登録年:1999年)

前回までに訪れた日光の社寺の記事はこちら。

日光山輪王寺 大猷院

日光東照宮①

日光東照宮②

日光山輪王寺(三仏堂・護摩堂・逍遥園)

おしゃれカフェでまったりランチタイム

日光の社寺、残す所はあと二荒山神社だけとなりました。

4日前に来た時はランチを食べる時間がなく(私の旅の重要度は、基本 観光>食事)簡単に食べられるスイーツでとりあえずの糖分摂取をしましたが、今日はちゃんとランチタイムを取りたいと思います。

日光の社寺周辺には、沢山飲食店があるので逆にたった1食どこで食べようかと悩んでしまいますが、今回は「LANCATLGUE CAFE NIKKO VORTEX and QUEENIE」というお店で頂くことにしました。(名前、長くて覚えられない・・・)

ビルの2階にあるカフェで、アンティークのインテリアがおしゃれなところでした。

お一人で営業されていたので、時間がかかる旨最初に確認されましたが、何せ今日の私は時間に余裕があります。サーブまでに時間かかる?ノープロブレムです。

ゆばごはん。私この旅で、餃子やらラーメンやらを食す機会が多かったのでこういうの求めてました。緑、久々に見た。

お腹が満たされたのち、前回も歩いた西参道を歩いて二荒山神社へ。

二荒山神社へのアクセス

JR/東武日光駅から東武バス中禅寺湖行きで約6分「西参道入口」下車徒歩約7分

または世界遺産めぐりバスで「大猷院・二荒山神社前」下車すぐ

二荒山神社と前回行った輪王寺大猷院は隣接しています。

影でほぼ分からないけど、左側が輪王寺常行堂

二荒山神社とは

1200年以上前、勝道上人が二荒山(現在の男体山)を祀る本宮(現・本宮大社)を建立したのが始まりとされています。

日光市内に3か所の境内があり、日光市内にあるこちらが本社中禅寺湖畔に中宮。そして男体山山頂に奥宮があります。

坂東札所の中禅寺に行くときに見た大きな鳥居が、中宮祠の大鳥居。

御祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、味耜高彦根命 (あじすきたかひこねのみこと)の3神。ちなみにこの3神は親子です。

境内

境内マップがこちら。

オオナムチと大黒様は同じ神様とされているからだと思いますが、でっかい打出の小槌が鳥居前にありました。オオナムチは出雲大社の祭神の大国主命とも同一人物。

日本の神様って、一柱に名前いっぱいあるからややこしい・・・,

スケバン刑事やったら「またの名を」のあと、めっちゃ名前言わなあかんくなるやん。

縁結びの御神木

大鳥居をくぐって、楼門までの階段の脇に杉の木ナラの木が重なった「縁結びの御神木」があります。

「すぎ(すき)なら一緒に!」だそうです。

楼門

二荒山神社は無料エリアと有料エリアの神苑があります。楼門をくぐって拝殿へのお参りは無料で可能。

拝殿

家康が祀られた東照宮に比べ、とてもシンプル。でも、神社って本来はこれぐらいの装飾が普通よな。

丁度この日、来年の干支のウサギ像がお目見えしたようで、カメラマンの方が色々向きを変えながら撮影をされてました。

隙をついて私も撮らせてもらいました。

このあと神苑まわってから出てきたら、お賽銭箱やら説明書きやら周囲に設置されて、立派になっていました。

狛犬

台座に「良」「縁」って書いてある。オオナムチって縁結びの神様ですからね。

色んな所を良縁に結びつけているみたい。

この先神苑で有料エリアとなります。拝観料は300円。

ここがなかなかに面白スポット目白押しでした。

日枝神社

神社の中に、別の神社がありました。御祭神は、大山咋命(おおやまくいのみこと)

高野槇

弘法大師お手植えと伝わる樹齢1000年の高野槇

お大師さんは、本当に日本全国色んな場所にゆかりの地や伝説がある。凄いお方やで。

(私は四国歩き遍路結願したこともあり、お大師さんを勝手に身近な存在に感じています。)

化燈籠

江戸時代、神社を警護していた武士が化け物と間違えて切りつけたという逸話からこの名がついた燈籠。

・・・暗かったら化け物に見えなくも・・・ない・・か・・・?

四葉のクローバー

四葉のクローバーって、それ専用の苗あるの?

子供の頃、あんなに一生懸命四葉探ししてたのに、こんなあっさり見つかっていいんでしょうか。

このクローバーを現在スマホの待ち受けにしています。

ラッキーな事は今のとこまだ起こってません。とりあえず待ってみよう。

御神木

大黒殿

1745年創建。全国でも珍しい「招き大黒」が祀られています。

朋友(みとも)神社

オオナムチの日本統治を助けたとされる神・少彦名命が祀られています。

少彦名命は、智恵と医薬の神様。

二荒霊泉(ふたられいせん)

恒例山から湧き出す「薬師の霊泉」と瀬尾神社の「酒の泉」2つの水脈を引いて合わせた霊泉。
古くから「若返りの水」「美人の水」と言われているそうです。また眼病予防にもご利益があるそう。

わ、若返りの水ですと!?

アラフォー女性が一番敏感になるカタカナ8文字。それが「アンチエイジング

持ち帰りには専用ボトル(1L 300円)が必要ですが、「ここで飲むのはご自由に」とのことでしたので、遠慮なくアンチエイジングの水を飲ませて頂きました。

日光連山遥拝所

石が山に見立てられています。

男体山山頂には、御神剣が刺さっているようで、こちらはそれの4分の3の大きさ。

縁結びロード「希望の道」

何だろう。とても由緒も歴史もある神社なのに、感じざるをえない若干のB級スポット感・・・嫌いじゃないけど。むしろ好きですけどね。

突然の視力検査です。

右 右斜め下 上 左斜め上・・・てか何で?

横の木がその名も「メグスリのキ」

樹皮を煎じた汁を目薬として使用していたようです。

恋人杉

根本が繋がった杉がよく「夫婦杉」とされていることはあるけれど、そうよね。別に恋人でもいいんだよね。何なら親子でも、友人でも、兄弟でも他人でも。(他人とこんなぴったりは嫌やろ。)

ありがたいお言葉

所々に謎の名言?のような言葉が書かれています。

なかでも好きだったのがこれ。

本殿

本殿の内部は非公開。そして外からも

このような感じで屋根しか見えていませんでしたが、「縁結びロード」を突き当りまで歩くと参拝所とされている場所がありました。

本殿は日光最古の建造物で、1619年に建立。2020年に大規模修理が完了したばかり。

西日に照らされて、屋根が神々しく輝いていました。

思っていた以上に見どころ(ツッコミどころ?)が多く、気づけば神社に来てから1時間経過していました。このあと御朱印を頂くために神苑を出て御朱印所に行ったら、珍しく書置きではなく直接書いて頂けるパターン。

ただし、15分ほどかかるということだったので、もう一度境内をぶらぶら。

別の入口から出たり、入ったり。

二荒山神社、シャレ好きやな。

利用案内

  • 拝観料

       神苑拝観料:大人900円 小・中学生400円

  • 拝観時間

   4月~10月:9:00~17:00(受付は16:30まで)

   11月~3月:9:00~16:00(受付は15:30まで)

  • 無休

 

 

www.futarasan.jp

おまけ

二度目の日光観光の拠点として下今市駅近くのホテルに泊まっていたのですが、駅から徒歩3分ぐらいのところに報徳二宮神社という二宮金次郎を祀る神社がありました。

二宮金次郎は、今市の報徳役所で亡くなっており、境内にはお墓もありました。

昔の小学校では定番だった二宮金次郎像。まさかお墓がこんなところにあったとは。