広島2日目。宮島観光。
前回の記事はこちら。
厳島神社の裏手に保管されていた古い倒木。
1174年に後白河法皇が参詣された際、お手植えされた松の木だそうです。
千畳閣と五重塔は少し高台にあるので、階段を上ります。
龍ぜんの松
五重塔に上がる階段手前にお茶屋さんがあり、その前に植樹が1800年代という立派な松の木がありました。
五重塔
1407年建立。高さは27.6m。
内部は、内陣天井に龍、外陣天井に葡萄唐草など極彩色に彩られてるらしいですが、一般拝観は不可。
ご本尊は明治の神仏分離令により、厳島神社を出たところにある大願寺に移されました。
こちらがその大願寺。ここで、おもいっきり二拍手して参拝している男性がいらっしゃいました。拍手の音がやたらでっかくて凄い響いてたんですが、恐らく周りにいたみんなが
いやここ、お寺やし・・・
と思っていたに違いない。
豊国神社(千畳閣)
宮島内で最も大きな木造建築で、857畳分の広さがあることから「千畳閣」と呼ばれています。(43畳は誤差の範囲)
秀吉の死により、未完成のままの状態なんだそうです。完成形はどうなる予定だったんだろう。
拝観料100円。入ろうとしたんですが、小銭がなくて1000円出したら、小銭のお釣りがないと言われ拝観できませんでした・・・うっそん。
仕方ないので、周囲をぐるりと1周。外からでも中の雰囲気はうかがえるので、これでよしとしよう。10年前に来たときに一度入ったし。
中に入れない代わりに、足場をのぞき込むという楽しみ方をして、千畳閣をあとに。
この時点で、まだ時刻は10時半。まだ市内に戻るには早いので、予定にはなかったんですが厳島神社と共に世界遺産に登録されている弥山に登ることにしました。
紅葉谷公園
十数年前に来たときは、麓から登山で登ったんですが(思いのほかしっかり山登りで汗だくになった記憶が。)今回はロープウェイを使います。
(ただし、弥山はロープウェイで山頂まで行ける訳ではなく、獅子岩駅までロープウェイに乗ったのち、30分山登りが必要です。帰りに、凄く小さいお子さんとか、赤ちゃん抱いたご夫婦とかロープウェイで上がって来てるのを見て、大丈夫かいな?と勝手に心配になりました。まぁ、駅の展望台から景色だけ見て帰るのかもしれんけど)
ロープウェイ乗り場へは、紅葉谷公園内を通って行きます。
名前の通り、公園内には約700本もの紅葉の木があるそうです。紅葉の時期はさぞ綺麗なことでしょう。
どうでもいいけど、「モミジ」と「コウヨウ」って漢字一緒だから「コウヨウしたモミジ」って「紅葉した紅葉」になるんですね。←ほんとどうでもいい。
春の緑も十分綺麗。
ロープウェイ紅葉谷駅までは、公園内を約10分ほど歩きます。
後半、ちょっと上りですがこのあとの弥山での登りを考えたらかわいいもんです。
なお、公園の入口らへん(だったと思う)からロープウェイ駅行きの無料送迎バスが20分間隔で出ています。
宮島ロープウェイ
ロープウェイの利用案内
- 弥山山頂までのアクセス:紅葉谷駅から8人乗りの小さめロープウェイに乗り、途中の榧谷駅へ。そこで30人乗りの大きなロープウェイに乗り換え、獅子岩駅へ。その後徒歩にて、山頂まで約30分。
- 運賃:大人往復1,840円(片道1,010円)小人往復920円(片道510円)
- 営業時間:9:00~16:00(下り最終16:30)
ロープウェイ乗り場に着いたのは11時前。この時間帯は空いていて、全く並ぶことなく、しかも前半の8人乗りは1組ずつ案内してもらえました。
これ、一人で貸し切り。
紅葉谷駅から榧谷駅までは、スキーのリフトみたいにこの小さいのが循環してるので、1分間隔ですぐに乗れます。
約10分間の空の旅。一旦下車して、榧谷駅から獅子岩駅のロープウェイに乗り換え。
こちらは約15分間隔で運行しており、乗車時間は約4分。
瀬戸内海の島々。
そして、獅子岩駅に到着です。
(これはロープウェイ紅葉谷駅で撮影した看板)
ここからまずは弥山本堂&霊火堂まで約20分。さらにそこから頂上まで約10分。
数多くのパワースポットが点在しているということで、パワーもらいに行こうじゃないですか。
(実際は、ライブ前にまぁまぁ体力消耗したんやが)
目的地・・・遠いな・・・
次回に続く。