えちこの旅ブログ

知的好奇心のおもむくままに

MENU

【縄文時代】三内丸山遺跡(青森県)


スポンサードリンク

歴史巡りの旅。

教科書で一度は目にしたことがある、その時代を代表する遺跡・歴史建造物を紹介しています。

※この記事は私が過去に書いていた

史跡めぐり【プラスあるふぁ】ぷらっ旅

というブログ記事に加筆修正を加えたものです。情報は訪問時のもののため、現在とは異なる場合もあります。(施設の内容や開館状況など)ご了承ください。

 

時代:縄文時代

遺跡名:三内丸山遺跡青森県青森市

 (訪問日:2015月5月4日)

 

今から約1万年前。氷河期が終わり、日本列島が形成されました。

温暖化の終了と共に、大型動物は死滅し、獲物は小型化していきます。

それに伴い、弓矢が発明されるなど、新しい道具も出てきました。

そしてこの時代を特徴づける道具と言えば縄文土器

縄(より糸)で文様がつけられ、低温で焼かれたため厚手で茶褐色という特徴を持つ土器です。

人々は、竪穴住居で定住的な生活を始めます。それらの居住跡として有名なのが青森県青森市にある三内丸山遺跡縄文時代の大規模集落跡が残る史跡です。



青森駅からバスで30分ほど。


立派な建物と

 

f:id:iechiko:20210420175221j:plain

 


f:id:iechiko:20210420175240j:plain


適度なクオリティ(失礼)のゆるキャラが出迎えてくれました。
(つま先、だいぶ擦り減ってる・・・)

訪問時(2015年)無料だったこの施設。

スタッフさんの人件費とか、施設維持費とかどうしてんの?と気になってました。

現在、ホームページを確認したところ観覧料410円となっておりました。

ボロボロのつま先、修繕されてるといいな。


入口にある現代の鉄筋建物を抜けると、
そこは一気に縄文時代

f:id:iechiko:20210420175315j:plain



f:id:iechiko:20210420175356j:plain


竪穴住居が復元されています。縄文時代中期の住居復元。
約4500年前だそうです。

なんかもう、昔過ぎて、想像をはるかに超えます。

この長い長い時間軸で物事考えると、もう私たちと坂本龍馬は同世代と言えるレベルですよね。
(そうかな)

 

ちなみに、エジプトのピラミッドって大体同時期ぐらいの建物やと思います。

この時代に、あの巨大建造物を作った文明があったってことに改めて驚き。

コロナが開けたら行きたい国ナンバー1です。

住居の中には自由に入れるようになっています。


f:id:iechiko:20210420175516j:plain


土器だ。縄文土器だ。


掘立柱建物の復元。

f:id:iechiko:20210420175552j:plain

 

 

大人のお墓(土坑墓 どこうぼ)

f:id:iechiko:20210420175625j:plain

 

f:id:iechiko:20210420175643j:plain


大人は、地面に掘られたこちらのお墓に埋葬されました。
このようなお墓が500基見つかっているそうです。

一方、お子さんは土器に入れられ、埋葬。

 

f:id:iechiko:20210420175720j:plain


三内丸山遺跡のシンボル(と私は思っている)がこちら。

 

f:id:iechiko:20210420175757j:plain


大型掘立建物跡に復元された、大型掘立建物

跡地にあった穴は、直径・深さ2m。
発掘調査の結果、穴の底に残っていた土圧の分析結果などから
全体の大きさを推定し、建てられました。

4500年前の圧が残ってるって、すごくない?

4500年分の風雨にも耐えられるほどの圧やったんやろか。

3階建ての建物で、屋根があったかどうか様々な説があるので、屋根は復元してないんだそうです。

何に使ってたんでしょうね。物見小屋かな。

展望台的な?天体眺めたり?愛を語らったり?

なお、こちらの大型掘立建物は、令和3年6月下旬(予定)まで改修工事のため足場に囲われ見れないんだそうです。

 

f:id:iechiko:20210420175918j:plain

 

こういう野に咲く花に、縄文遺跡がよく合う。


と思ってたら、何か現代的なものが浮いてる。

 

f:id:iechiko:20210420175937j:plain

 

・・・あのクレーンに乗って、上から遺跡が見渡せるようです。
高所恐怖症なので乗りませんでした。

なんとなく「やっぱりイナバ。100人乗っても大丈夫」のCMを思い出しました。
いまだに物置に上る機会には、一度も巡り合ったことがありません。

 

南盛土(みなみもりど)

f:id:iechiko:20210420180007j:plain

大量の土器や石器、ヒスイが土と一緒に捨てられて、1000年の年月をかけてこのようになりました。

 

遺跡内をぐるっと見学して、ミュージアムがある建物内に戻ろうとしたら
ちょうどガイドさんが説明してるところに遭遇。

f:id:iechiko:20210420180045j:plain

こちらの道は、実際縄文時代の道跡に作られたとか。

縄文人も歩いた道を私も踏みしめ、次は建物内にあるさんまるミュージアムへ。

 

f:id:iechiko:20210420180100j:plain

 

縄文土器。土器。土器に・・・ドキドキ。

 

f:id:iechiko:20210420180117j:plain

土偶。ぺったんこ。

 

f:id:iechiko:20210420180129j:plain

黒曜石の石槍。縄文時代と言えば、黒曜石。
(日本史のこの時代以外で、黒曜石という単語に出会ったことがない)

旧石器時代に使用していたのは打製石器でしたが、縄文時代になり磨製石器が出現します。世界史的にはこの時代を新石器時代と言います。

今から1万年後、もし人類がまだ地球で文明社会を続けていたら私たちの時代を何て呼ぶんでしょうね。

いや、もはやホモサピエンスは終わりを迎え、次の人類の時代が来て、いや、もはや人類じゃない生物が「かつてホモサピエンスという生き物が、地球という星で文明を築いていた」なんてことを研究しながら地球外の星で生活を・・・何てことを考えるの大好きです。(都市伝説の部類も大好き。)

 

f:id:iechiko:20210420180201j:plain

 

マダイの骨だって、これだけ年数経てばこんな風にガラスケースに入れられて、大事に展示されるんです。

f:id:iechiko:20210420180218j:plain

働く縄文人
結構ワイルド。EXILE系。

f:id:iechiko:20210420180235j:plain

いや、微笑んでないで、働けよ。

ってか、さっきの奴と同じだな、お前。

 

f:id:iechiko:20210420180251j:plain

土器つくり中の縄文人

私、ここでふと気づいたことがあります。

あ、すごく、土器、好きかも・・・・

 

修復されて、所々つぎはぎの土器がずらり。

 

f:id:iechiko:20210420180310j:plain

その歴史的価値はもちろんのこと、
ジグソーパズル好きの私に取って、このバラバラのものをつなげて
一つの形にしているパズル感、たまらんです。

萌えポイントがおかしいかもしれませんが、
すっかり土器にドキドキ(2回目)し、しばし見入っておりました。

 

f:id:iechiko:20210420180327j:plain

土器には焦げが残っていたり

 

f:id:iechiko:20210420180342j:plain

人物画が残っていたり。
(人物画・・・かなぁ。4300年前の日本人の美的センス、ひどいな・・人のこと言えんけど。)

 

f:id:iechiko:20210420180358j:plain

おままごと用?ちょっとした惣菜用?
ミニチュア土器。

 

f:id:iechiko:20210420180415j:plain

装飾品の数々。
いつの時代、どの世界でも人はおしゃれを気にします。
もはや、人間の本能といってもいいのでは。

そんな人間の本能を在宅ワークになってからすっかり失いつつあります。毎日ジャージかスパッツ。適当なTシャツ。服は単に防寒のために身にまとうもの。

 

f:id:iechiko:20210420180433j:plain

 

家族団らんのにお邪魔します。

ちなみに、縄文時代の平均寿命は15歳程度 という風にも言われています。
15歳で亡くなる人が多いという訳ではなく、乳児期の死亡率が高くてこのような数値になっています。

今調べたら、65歳以上で亡くなった方も3割ぐらいはいるそうで。
意外と長生き。縄文人

という訳で、左端のおばあちゃんみたいな人がいても不思議ではないんです。
(おばあちゃんか、おじいちゃんか、定かではないですが)

 

沢山、縄文時代の発掘物を見おわったミュージアムの出口、最後の縄文人が見送ってくれました。

 

f:id:iechiko:20210420180450j:plain


ムラの外には
新しい世界が広がっている。
未来に向かって
歩きだそう。


・・・なんか、熱いぜ、縄文人

 

最新情報はHPをご確認ください。

特別史跡「三内丸山遺跡」