沖縄旅行をする場合、多くの旅行者さんがレンタカーを利用するかと思います。
ですが「免許持ってない」もしくは私のように「免許持ってるけど、何十年もハンドル握ってない」という方ももちろんいらっしゃる。
確かに車を運転できた方が沖縄を旅行する上では便利だな、と今回改めて思いましたが、那覇市内はゆいレールが走っているので、レンタカーがなくても問題なし。
ということで、今回私が訪れたゆいレールとバスだけで簡単にアクセスできるスポットをまとめてご紹介します。
(世界遺産の「玉陵」「首里城」また首里城から徒歩圏内の「首里金城町石畳道」「首里金城の大アカギ」については、既に記事を書いているので今回は省略します。)
それぞれの記事はこちら。
【世界遺産】玉陵(たまうどぅん)|2023年1月沖縄⑥ - えちこの旅ブログ
【100名城(世界遺産)】No. 100 首里城(沖縄)|2023年1月沖縄⑦ - えちこの旅ブログ
首里城下町散策「首里金城町石畳道」と「首里金城の大アカギ」|2023年1月沖縄⑧ - えちこの旅ブログ
①沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)
雨予報だった日に行った博物館。
博物館と美術館が同じ建物内にあり、今回私は博物館のみの訪問。
建物そのものが面白く、また敷地内にはアート作品もありました。
常設展では、琉球の歴史・文化の総合展示に加え、複数の部門展示が行われています。自然史部門での沖縄のやんばる(沖縄県北部)のジオラマ展示と港川人の再現模型が面白かった。
沖縄の自然と歴史が一同に学べる施設なので、グスク巡りや自然遊びをする中で、ここにも訪れておくとより一層見に行く場所の知識が深まると思います。
博物館だけでも、じっくり見ると3時間ほどかかりました。
ランチはミュージアム内のカフェ「カメカメキッチン」にて。
②波上宮
アクセス:ゆいレール「旭橋」駅から徒歩15分
創建年は不明ですが、かつてニライカナイ(沖縄で海の彼方にあると考えられている理想郷)の神々に祈りを捧げていた聖地の一つであった地が、この波上宮のある場所。
神社はこのような崖上に建てられています。
主神は「伊弉冊尊(イザナミノミコト)」「速玉男尊(ハヤタマヲノミコト)」「事解男尊(ことさかをのみこと)」と日本書紀に登場する神様ですが、本殿は少し琉球ちっくに感じます。
狛犬ならぬ狛シーサー。
そういえば、まだ今年おみくじ引いてなかったなと2023年の初みくじ。
末吉。気になる「旅行」は「さしつかえない」
・・・何か言い方絶妙ですが、要は問題ないってことなので2023年もどんどん旅行しようと思います。
③国際通り
アクセス:ゆいレール「県庁前」駅から徒歩3分。または「牧志」駅から徒歩すぐ。
那覇の有名ストリートと言えばこちらの国際通り。約1.6キロの道なりに、飲食店やお土産屋さんがずらっと並んでいます。とりあえずここに来れば、沖縄土産はゲットできます。ただ、沢山お土産屋さんあるんですが、定番のお菓子など大体同じような物を販売していて、どこで差別化しているのかは謎。(細かく見ていないですが、価格も同じようなもんだったかと。)
インパクトのある「御菓子御殿 松尾通り松尾店」
沖縄の定番お土産の一つ、紅芋タルトの工場兼販売所です。お土産販売スペースの奥が紅芋タルト工場になっていて、これがなかなか面白かったです。
こういう単調なライン行程、ずーっと見てられるんですよね、私。ひたすらグルグル走る電車のジオラマとか然り。
2階はレストランになっていて、お食事&カフェでの利用ができます。
やはりここに来たからには、ということで紅いもショコラのケーキセット(880円)
コーヒーカップのデザインがいくつかあって、好きなものを選ぶことができました。
店内にも陶器の展示があり、ゆったり広々とした雰囲気でのカフェタイムでした。
④壺屋やちむん通り
国際通りから脇道に入ると、いくつか路地があるのですがそのうちの一つが焼き物屋さんが並ぶ「壺屋やちむん通り」
「やちむん」とは沖縄の言葉で「焼き物」を意味します。
休憩スペースにも焼き物。
重いのとかさばるので、実際器など何も買わなかったのですが、お店をいくつか見て回るだけでも楽しかったです。
ランチで入った「琉球料理ぬちがふぅ」さん。
ゆし豆腐アオサすばセット(1,850円)を頂きました。(「すば」=「そば」のこと)
沖縄古民家のお店で、落ち着いた雰囲気の中時間が過ごせました。
⑤第一牧志公設市場(仮説)
新市場が2023年春(もうすぐ!)にオープン予定の第一牧志公設市場。
新市場、絶賛工事中でした。
オープンまでの仮市場がこちら。市場の歴史は昭和25年からと古く、肉や魚・生鮮品などの沖縄の食文化に触れることができる場所です。
⑥瀬長島ウミカジテラス
アクセス:那覇空港からバスで約20分
ゆいレールだけで行くことはできませんが、空港からバスが出ているため、帰るまでの時間を潰すのにもちょうどいい場所です。ただし、バスは30~40分に1本程度なので、飛行機の時間に遅れないよう、時間には余裕を持って行動する必要あり。
那覇空港からウミカジテラスまでは250円(2023年2月現在)
瀬長島は、周囲約1.8キロの小さな島。
そこにショップやカフェが、50軒ほど階段状に連なっている施設がウミカジテラス。
一つ一つのお店が独立しているので、雨の日の移動なんかはちょっと面倒かも。
写真スポットになりそうな階段もあり。(私は一人旅のとき、一切自分が入った写真を撮らないので、名所であろうが、映えスポットであろうが、場所の写真だけ撮って満足。)
沖縄最後のご飯は(今回も相変わらずコンビニ飯の割合高めでしたが。)「タコライスcafeきじむなぁ ウミカジテラス店」さん。
タコライスの種類も多く、またトッピングも色々選べます。
オムタコの中辛ミート(確か)モッツァレラチーズトッピング(確かその②)(1,040円)
タコライスって沖縄でしか食べたことないかも。すなわち12年ぶりのタコライスかも。
ちなみに、海外(恐らく韓国?)観光客の方で、「幸せのパンケーキ」の店舗前長蛇の列でした。海外の方にも人気なんですね。
ウミカジテラスやその周辺から見る海の景色も綺麗です。
ドン曇りですけど。結局、旅の後半はこのような曇天続きで美ら海水族館付近で見た青空&青い海を見る事は叶いませんでした。今度は夏に海遊びメインで来たいと思っているので、その時にまた晴れた海の景色が見られることを期待しておきます。
空港が近いので、飛行機の離着陸シーンも見れます。
遠いので分かりずらいですが、戦闘機が物凄い爆音で発進していきました。
バス停の側にあった小さな祠。
に鎮座していたにゃんこ。沖縄最後のにゃんこ。
おまけ
国際通りから脇に入ったアーケード。昼だから閉まっているのか、それとも純粋にシャッター商店街と化してしまったのか。落書きまみれのワイルド商店街。