沖縄旅6日目は、ホテルから徒歩圏内をぶらぶら観光。こちらは那覇市内の観光スポットとして次回ひとまとめに記事を書きたいと思います。
沖縄旅最終日。出発の飛行機は夕方だったので、この日の午前中、ホエールウォッチングツアーに参加しました。本来、このホエールウォッチングが旅の主目的であったんですが、那覇市内に移動してから連日天候があまり良くなく、しかも強風。天気アプリで日々波の高さをチェックしていたのですが、なかなかに波高。これは船激揺れになりそう・・・と連日ツアー参加を見送り続けていました。そして最終日の午前中、波の高さもマシな予報(とは言え、それなりに揺れましたけどね)だったので、ツアー参加3日前に申し込みを行い、ホエールウォッチングツアーに参加しました。
沖縄なら手軽にホエールウォッチングができる!
沖縄や奄美大島、小笠原諸島で冬の人気のアクティビティがホエールウォッチング。よく見られるクジラは、ザトウクジラ。冬になると出産のため、温かい海を求めて南の海に移動してきます。昨年9月に行った小笠原諸島にも、冬はホエールウォッチング目当てで訪れる人が多いそう。
ただ、真冬の海は波が高く、24時間の船旅はかなりハードモード。(夏も台風の影響で高くなることありますけどね。実際台風直後の波高の中、24時間船乗りましたけどね。)その点、沖縄本島から参加するホエールウォッチングは、半日ツアーがほとんどで、船の乗船時間もトータルで2~3時間程度。価格も大体5,000円前後。手軽に参加できるのが魅力です。
ホエールウォッチングツアーを行っているツアー会社さんは複数ありますが、今回私は出港場所や、価格、時間などなど総合的に判断し「SeaWorld」さんのホエールウォッチングツアーに参加しました。比較的大きめの船で、人数にも余裕があるのか私は3日前でも予約は可能でした。(ただし、休日などは早めに埋まることもあるかと思うので、空席状況はネット等でご確認ください。)
午前中のツアーは8:30~12:30の4時間のスケジュール。価格は大人12歳以上5,500円。じゃらんのサイトからだと、遊び体験に使えるクーポンが利用できて、お得に予約できました。
那覇三重城港(なはみえぐすくこう)へ徒歩で行く方法
今回のツアーの集合場所は「那覇三重城港」
事前にGoogleマップで調べると、宿泊していたGRGホテル那覇東町から、20分程度で歩いて行けるみたい。これなら、タクシーで行かなくても良さそう。ただ、車でのアクセス方法はネットで検索したら出てきますが、実際徒歩で行った人の情報を見つけられない。そもそも、港に徒歩で行くっていうのが異例なんでしょう。
私は迷子の天才。港近くにある波上宮に行きたかったこともあり、前日、念のため港まで歩いてみることにしました。そして、これ前日に行っておいて本当に良かったです。実際歩いてみたところ、20分では行けませんでした。何故ならGoogleマップでは、最後グレーの点線で58号線をまたいで待合室まで行っていますが、実際ここに道はありません。58号線の那覇西道路は車両専用道路で、横断することは不可能。
いや、Googleさんよ、分からんからって検索諦めないでよ。歩行者立ち往生するやないですか。
ということで、需要がどれほどあるか分かりませんが、歩いてでも行くことは可能だったので、今回歩いて把握した那覇三重城港へ徒歩で行くルートをご説明します。
私はホテルから歩いて行きましたが、ゆいレールを利用する場合、最寄り駅は「旭橋」駅になるかと思います。
まずは、「那覇ビーチサイドホテル」を目指します。
ちなみに、ツアーの前日、上記のGoogleマップで出てきた細かい道で行くと、思いっきり夜のお店(風俗系)ゾーンに突入しました。昼間の明るい間は、あまり人気はないのですが、女性一人で歩くには何とも居心地の悪いゾーンだったので、翌日は西消防署通りを真っ直ぐ歩いて、大通りで右折する下記のようなルートで行きました。
こっちの方が道も単純で分かりやすかったです。
先に説明したように、58号線は横断することができないので、那覇ビーチサイドホテルからは、上記地図のようにぐるっと58号線を迂回するような形で、港まで行く必要があります。
ホテル前の道を、道なりに行きます。
前方に三重城タワーが見えたら、あれを目指してひたすら歩きます。Googleマップでは、この辺りでグレーの点線で右折していましたが、どう考えても無理。
三重城タワーの手前にあるだだっ広い駐車場へ入ります。
集合場所は、黒いフェンスの向こう側。この駐車場を通り抜けます。
左側にある白い建物を通過。
ゲートを抜けたら、右折。
そうすると、またまた駐車場エリアが出てくるので、これをひたすらまた真っ直ぐに。
お船を横目にひたすらテクテク。
はい!ツアー集合場所の待合所に到着です!!
待合所の近くに、ゲートがあってこれが開いていればぐるっと迂回することなく、港には行けそうです。
もしゲートが開いていれば、ホテルを過ぎたあと、波の上緑地内に入って道路をくぐってゲート方面まで行けば迂回しない分、だいぶ時間短縮はできるのかと。
迂回せずに行く何となくのイメージルート。丸の部分が開かずのフェンス。
ただ、前日もツアー当日も開いていなかったので、迂回するしか方法ないのかな。
はい、以上三重城港に徒歩で行くというレアな方のための説明でした。迂回が必要なため、実際は30分弱かかりました。旭橋駅からだとさらに10分弱かかるかと思うので、長々と説明しておきながら何ですが、まぁタクシーで行くのが最適かもしれませんね・・・
いざ!ホエールウォッチングツアー出発!
ホエールウォッチングと言いながら、全然クジラと関係ない話が続きましたが、前日に予習していたお陰で道迷いをすることもなく、むしろ早めにツアーの集合場所に到着。
今回のツアー参加者は全員で10数人程度でした。
ライフジャケットを着用し、いざしゅっぱーつ!
船が出航してまず思う事
お・・・おぉ。やはりなかなかに揺れますな・・・
「揺れにくい」とは書いてありましたが、それでもこのサイズなので波の揺れはしっかり感じます。なので、酔いやすい方は酔い止め必須。私も小笠原諸島に行く時お世話になったアネロンニスキャップを服用しておきました。酔い止めはこれがマジで最強。おすすめです。
これより小型のツアー船はもっと揺れているように見えたので、確かにこちらのツアーの船はマシだったんだと思います。あと、船内でも飴やお茶のサービスがあり、自由に頂くことができます。(多少食べたり飲んだりしていた方が酔いにくいらしい。)あと、ゲ〇袋もいただけます。心配な方はお守り代わりにもらいましょう。実際、残念ながらお世話になっている方が数名いらっしゃいました。ツアーを楽しむどころか、ただただ酔いとの戦い。お気の毒です・・・
幸い、私は酔い止めを飲んでいたことと、割と乗り物酔いに強くなったこと、そして何より、ぐわんぐわん揺れるおがさわら丸での船旅に耐えられたことが自信になっており、全く酔う事はありませんでした。多分、気持ちってめっちゃでかい気がする。
見れるか!?念願のザトウクジラ
出航してからポイントまでは、スタッフの方がクジラにつていのクイズや説明などをしてくれたり、写真撮影をしてくださいました。ぼっち参加の場合、スタッフのお姉さんが一緒に写真撮影写ってくれます。お心遣いありがとうございます。そんなこんなで、あまり時間を長く感じることなくポイント付近に到着。
ポイント到着後は、前方や2階デッキへの移動が可能。前方はめっちゃ濡れるということで、2階へ行くことに。
同じようなホエールウォッチングツアーの船が何隻か漂っていました。
ツアー参加者さんみんなで、揺れる波間に目を凝らす。凝らす。凝らす。
あ!!いた!!
という声で前方に目をやると・・・
はい、分かりますでしょうか。船の先、プシュッと潮が噴き上げられているのが。
そもそも私、ホエールウォッチング撮影するのに全く相応しくない広角レンズしか持っておらず、これが最大限のズーム。
加えて、撮影するにはずっとカメラを構えていないといけない。目視でクジラ探していたら、見つけた時には間に合わない。ずーっとカメラ越しだとよく見えない&波が激しいから酔いそう。ホエールウォッチングを上手く撮影するのは、相当に大変です。
めっちゃカメラ斜めってる。何とか撮影できたのは、クジラ・・そのものではなく、クジラの潮吹き。あの下に大きなクジラがいるんだ!とイメージしよう。(もはやホエールイマジネーションの世界。)
デジカメよりもiphoneの方がむしろズームできるかも、と撮った写真がこちら。
尾びれが見えました!!!
その写真をさらに拡大したものがこちら。一応、ちゃんとクジラの尾びれ見えていますよね。うん、クジラだ。ザトウクジラだ!
2頭?3頭?ほどいて、肉眼ではもう少し体も見ることができたんですが、私のカメラに収まったクジラさんは遠目の潮吹きと、体はこの尾びれチラ見えが限界でした。
いい写真を撮影しようと思ったら、望遠レンズがないと無理だし、あとツアーのアイコンやガイドブックに使われているような上半身(?)がビヨーンと波の上に飛び出ているような姿はかなりレアなのではないかと思います。
クジラのストレスにならないよう、ポイントに留まる時間が決まっているそうで、ある程度の時間が経過したのち、船は港に戻りました。ツアー所要時間は4時間となっていましたが、実際は3時間ほどだったかと。恐らく、見れなかった場合いくつかポイント回るなどして、最大で4時間ってことなのかな。
船酔いは全然大丈夫だったんですが、沖縄とは言え1月。強風の海上はとっても寒くて、後半私はひたすら寒さと戦っていました。手の感覚、すっかりなくなった。
何はともあれ、遠目でしたが、肉眼でザトウクジラを見ることができたので満足です!
おまけ
クジラとは全く関係ないのですが、この沖縄旅で4か所まわったお城の御城印と、首里城の御城印帳。