首里城散策のあとは、その周辺の名所巡り。
首里城の記事はこちら。
住宅街に群生するアカギを見に行く
守礼門をくぐって、右手側にある道から首里城公園を出ると、真珠道という名の道に出ます。
猫が前を歩いていたので、ついて行こうとしたらあっという間に脇の茂みに逃げられた。
ここから始まる石畳の道は「日本の道100選」にも選ばれているそうです。日本って「100〇〇」とか「三大〇〇」とか選ぶの好きですよね。(そうして選ばれた場所に、行きたくなるんですが。)
雰囲気のいい道が続きます。
真珠道から始まる石畳道。歩きながら散策するにはいい距離ですが、坂道多めです。
金城町石畳道は、元々1522年頃に琉球石灰岩で築かれた道。10キロ程あったそうですが、現在は、300mしか残っていません。(真珠道も金城石畳道に含まれているのかと思ったんですが、ここを含めると500m弱になるので、ここはまた別の道なのか?いまいちよく分かんない・・・)
今回歩いて思ったことは、那覇って結構坂が多い。しかも急坂。そういえば、NAHAマラソンって坂が多くてしんどかったと聞いたことがあります。でもすごく楽しそうなので、今年出場検討大会の一つ。
道中には、様々な木々が生えていて、それらの説明書きまでご丁寧に書いてくれています。道端に、普通にバナナの木が生えている。南国だなー。
沖縄で良く見かける「石敢當」
ウィキペディア師匠によると、元は中国発祥の風習で、T字路の突き当り等に置かれる石標。魔除けの意味を持つんだそうです。T字路や交差点って霊が集まりやすいって言いますもんね。(都市伝説好きの女)
この石畳の道は普通の住宅街ですが、大アカギまでの道を所々看板で教えてくれます。
セン・・・ボク・・・?
住宅街の一角に、大アカギの大木群があります。
この地のアカギは樹齢200年を超えると言われています。首里城に生えていたアカギは、沖縄戦で焼失してしまってましたが、ここの木々は沖縄戦を生き抜き、今なお成長を続けています。
立派な木だな~と思ってしばらく眺めていたら
あれ?大アカギってこの木の事じゃないの?
遊歩道を歩いて奥まで行くと・・・
先ほどよりも、更に大きなアカギの木。
全体がカメラに収まらない。
木のパワーを感じざるをえません。
根本の穴。多分、夜中にキジムナーが寝泊まりしていると思う。知らんけど。
緑が多いので、夏場は蚊にめっちゃ刺されそう・・・石畳道も坂が多いし、真夏は結構きつそうです。冬場に来るのがおすすめ。
奥のアカギが一番巨木なので、こちらの遊歩道を使って奥まで来るのをお忘れなく。
石畳の道をぶら散歩
アカギの木からパワーを注入してもらい、石畳の道のお散歩を続けます。
首里金城村屋(休憩所)に到着。
ここで小休憩。この先も石畳道が続いていますが、下り坂になっています。
下ったら、また上ってこなくてはいけません。というか、今までずーっと下ってきているので、首里城に戻ろうと思ったら上り坂・・・え、しんどいな・・・
ここからどう帰ろうかな。というか、このあとの予定どうするかな。
ま、とりあえず、坂道全部下ってみるか。
石畳道を歩き終わり、最初は近いバス停からバスにでも乗って帰ろうかとも思ったんですが、時間がまだ早かったのと、ここまで来たんなら行ってしまおう!ということで、世界遺産「識名園」まで歩いてみることにしました。
徒歩だと約20分。
20分なら、まぁ徒歩圏内っしょ。余裕、余裕。
と思った私が甘かった。那覇の坂道の洗礼が待ち構えていました。
おまけ
アカギの巨木。
これ、一眼レフで撮った写真。
ほぼ同じ角度からiphoneで撮ったら、真横から光が差し込んでいるような写真になりました。逆行避けるために、太陽が陰になる角度で撮ったはずなんですが。
ちょっとした角度の違いとか、iPhoneカメラで起こる何らかの現象が原因なのかもしれませんが、私はアカギさんのパワーがみなぎって、思わず輝かずにいられなかったんだと思うようにしています。