※この記事は、2020年1月ニュージーランド旅行ブログです。
5時間ほどかけてやってきたミルフォードサウンドのクルーズツアーへ出発!
お天気は超どんより。っていうか雨降ってる。
ですが、ミルフォードサウンドは平均年182日も雨が降るところ。お天気が悪いのは、まぁ仕方ないということで・・・
ちなみに私たちが帰ってから数日後、この付近で大雨の影響でツアーバスが立ち往生してしまった。みたいなネットニュースを読みました。一歩間違えれば私らがその犠牲になっていたかもしれない・・・
マウントクックの頂上を拝めたこと然り、何やかんやで運がよかったなーと思う。
ツアーは船の中でのランチ付き。
私らはお弁当。でも他の諸外国の方たちはビュッフェスタイルでした。
ご飯とお味噌汁もついてるよ。お寿司をおかずに白米。斬新メニュー。
でもこういう色んなものが少しずつ楽しめるお弁当って日本が誇る素晴らしい文化だわ。
クルーズ船には日本人スタッフの方が乗船しており、日本語でのアナウンスもしてくれます。
乗客は、中国人やインド系の方たちなど割とアジア人が多かった印象。
渓谷や滝などいくつかの見どころを船内から見ながら、お弁当もぐもぐ。
滝などのスポットでは近づいてくれるので、デッキに出て撮影タイム。
こちらは、フェアリー滝。
滝にかかる虹が妖精を思わせることが名前の由来のようですが、この日虹は見れず。
日が出てないからね。そりゃ虹見れないよね。
ミルフォードサウンドは、全長16キロ。最も幅が広いところでも3キロの入江です。
この入江を出ると、タスマン海。
この外洋との境界付近でUターンするんですけど、その境界辺り突然揺れます。
ミルフォードサウンド自体は内海だから全然揺れないんですけどね。
船頭に出て、「きゃ~!」とか言いながらこの大揺れを楽しんでる人(同行者の後輩含む)を、私は船内から無の心で白目がちに見てました。
(乗り物酔いしやすい体質なもんで。中でも船は一番苦手な乗り物なもんで。)
これ、なんだっけな。
山の形が象の頭に似てる「ザ・エレファント」と言われるスポットかな。
なんとなく、右側が象に見えるもんな。そういうことにしておこう。
はい!そしてついにこのクルーズで私が一番見たかった子に遭遇。
広角レンズは大自然を撮影するのには優れていますが、ズームが弱い。これ限界。
ということで、スマホでズーム!!
石の左下にいる黒光りの生き物。
オットセイちゃんです!
事前にミルフォードサウンドでは野生のオットセイやイルカが見られるかも!というガイドを読んでいて、すごく楽しみにしていました。
野生イルカは見たことあるけど(むしろ一緒に泳いだことあるけど)オットセイは一度も見たことなかったので、特に会いたかったんです。
っていうか、私このブログ書きながら改めてガイドブック読み直して、彼らがオットセイであることを再認識しました。
ずっと友達とかに写真見せながら「見て!野生のアシカ見てん!!」って言ってた気がする・・・
会いたかったとかいいながら、おもいっきり間違えてたわ。
アシカとオットセイの違いは、
・耳のでっぱりがアシカよりもオットセイの方が目立つ。
・体毛がオットセイの方が毛深い。(でも濡れてたらよくわかんねー)
・ヒレ先がオットセイの方がそろっている
ところみたいです。でも、正直遠目の素人目には判断つかない。
ちなみに、フィヨルドランドクレステッドペンギンというペンギンも生息してるそうですが、なかなか見られないそうです。
そして、このクルーズ一番ともいえる盛り上がりを見せるのがこのスターリング滝。
155mの落差で、ミルフォードサウンドの中で枯れない滝の一つ。
このあと、船がどんどん滝に近づいていって、水しぶきと、雨と風でもうわっちゃわっちゃ。
そして、最後にボウエン滝を見て(もう外に出るの面倒で船内からのみ撮影)約1時間半のクルーズツアー終了。
このあと、更に雨と靄がひどくなってきて、ほぼ何も見えねー状態になったので、雨が降っていたとはいえまだ周り見えていたし、この時間帯のツアーでよかったです。
うん。やっぱり私晴れ女。晴れてへんけど。雨の中ではまだ晴れてた方でしょ。(雨の中の晴れって何)
帰りのバスではうつらうつら寝たり、車窓の羊見たりでまた5時間。
途中、トイレ休憩で降りたとこにアルパカいた。
か、かわいい・・・
白い点々、全部羊。
そして、20時過ぎクイーンズタウンに帰ってきました。
バス降りたとこの近くに、モア(NZに昔生息していた鳥)。
ツアーの帰りは遅くなるし、次の日早朝フライトで朝早いので、夜ご飯は簡単にホテルで食べようと昨日の晩にスーパーで買ってました。
確かドリア的な何か。
多分ラザニア。
ニュージーランド最後の晩餐がレンチンというのも少々悲しいですが。まぁ、普通に美味しかったです。
デザートには前日クイーンズタウンに来る前に購入したアプリコット・・・?と平べったい桃。
翌日は、朝6時に空港ピックアップのお迎えが来て、クイーンズタウンからオークランド経由で関空に。
オークランドから関空への便が、超ガラガラで、自席を移動して窓側3人席を一人で優雅に使用できました。(キャビンアテンダントさん了承済の上。)
恐らく、コロナの影響で中国団体客がキャンセルになってこれだけ空きが出たのではないかと思います。
関空の入国審査も、荷物受け取りも、ガラガラ。
既に影響が出始めていましたが、あの頃、まさか数か月後海外はおろか、国内すらも自由に移動できなくなる事態になるとは思ってもみませんでした。
そして、2022年現在。
元々のブログを書いてから約2年が経過。元のブログを書いているときは、年内には徐々に元の生活に戻れるかな~なんて思っていましたが、2年経った今も外出時はマスク。海外旅行に自由に行くのは難しい状況が続いています。(緊急事態が解除され、国内旅行は以前より行きやすい雰囲気にはなっていますが。)
お金や時間など自分の都合との折り合いで「いつか行こう」と思っていた場所が沢山あります。
自分の都合さえつけば、「いつでも行ける」と思っていました。
でも、それは当たり前ではないことを気づかされたこの2年。
自分ではどうしようもない状況を動かすことはできないので、可能な範囲でどんどん楽しんでいきたいと思います。