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【鉄印の旅】山形鉄道 赤湯⇔長井|果樹王国さくらんぼマラソンの旅④

山形旅2日目(6月2日)は、旅のメインであるハーフマラソンに出場。

iechiko.hatenablog.com

翌日は鉄印と続100名城「米沢城」訪問のため、山形市から米沢市方面へ。

まずは、鉄印参加社の山形鉄道の旅をご紹介します。

山形鉄道始発駅の「赤湯」駅へ

まずは山形駅から、山形鉄道の乗り換え駅となる赤湯駅までJRで移動します。

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山形駅近郊で、ICカードが利用できるのは上記路線図の赤点線で囲われた区間のみ。

目的の赤湯駅はICカード非対応なので、切符を購入。f:id:iechiko:20240701174716j:image

米沢・赤湯方面は4番乗り場。

これだけ教えてくれていたら、間違えようもない。

山形駅から赤湯駅までは30分。

JR赤湯駅に到着。

山形新幹線の停車駅なので、駅舎はなかなかに立派。

山形鉄道の列車が、40分後の発車なので、駅周辺でちょっと時間潰しするところがあれば良かったんですが、特に何もありませんでした。

ちなみに、赤湯駅のある南陽市はラーメンが名物のようです。

ホームにラーメンの写真がずらり。

山形鉄道のホームは、JRと同じ改札内にあります。

券売機は、改札外にありました。到着時には稼働していなくて、車内で購入するかーと思っていたんですが、しばらくしたら購入できるようになっていました。

券売機にも営業時間があるのか・・・?

線名の愛称は「フラワー長井線」

沿線に花の名所が複数箇所あることから、この名前が付けられています。

目的地は、鉄印記帳駅の長井駅

長井駅から徒歩圏内には、「白つつじ公園」というつつじの名所があるようですが、季節が終わっている。

もう一駅先の「あやめ公園」駅は、文字通りあやめの名所の最寄り駅ではありますが、6月初旬、咲いているのか微妙な所だし、この後米沢城に行く行程だったので、今回は沿線の観光はせず、鉄印だけ頂く乗り鉄旅にしました。

山形鉄道のレトロな駅舎と花柄車両

暇だったので、切符を買って改札内へ。

4番線のフラワー長井線乗り場へ。

(「山形鉄道」とは表示しないのね。)

ホームに降りると、既に私が乗車する予定の列車が止まっていました。

待っていたのは、ド派手な花柄列車。

こんな鮮やかな花柄をおしゃれにまとえるのは、浪速のおばちゃんか、山形鉄道ぐらいでしょう。

(実際、ド派手なヒョウ柄とか花柄とかの服着た大阪のおばちゃんって、あんま見かけないんですけどね。住んでるエリアの問題かもしれんけど。)

赤湯駅から車で25分ぐらいの場所に、4ヘクタールもの広さのダリア園があるみたいです。

このデザイン以外にも、沿線の花をモチーフにしたラッピング列車が走行しているようですが、この日はダリア柄と反対路線を走る紅花柄しか見れませんでした。

f:id:iechiko:20240703154303j:imageすれ違いで出会った紅花デザインの列車。

出発までまだまだ時間があるので、ホーム周辺をうーろうろ。

オレンジ×ピンク×緑が、山形鉄道のカラーのようです。

鉄印参加社の駅には、いつもいてる鉄道娘。

私はJRと共通の改札から出入りしましたが、山形鉄道専用の駅舎もありました。

窓口営業時間は10:30~19:00。日祝日はお休み。

10時半前だったので、カーテンの向こうからごそごそ音はしていましたが、窓口は開いてませんでした。

ログハウス風のこじんまりとした駅舎内。

改札、木でできています。

山形鉄道「赤湯駅」の駅舎。

JR側とは規模が全然違う。

駅舎の周辺もお花が色々咲いていました。さすがフラワー長井。

どうでもいいけど、フラワー長井って、エンタの神様で一瞬だけブレイクした一発屋芸人にいそう。

乗車のルールが英語と中国語でも書かれているので、外国人観光客の方も結構来るのでしょうか。私が山形旅してる間、ほとんど海外の方はお見かけしませんでしたが。

暇を持て余し、再びホームへ。

地元の中学生が作った沿線すごろく。

こういう地元の子供の作品とかが飾ってあるのは、地方路線あるある。

都会では絶対見られない風景で、何だかほっこりします。

発車20分前、一番乗りで乗車。運転手さんすらいません。

貸し切り列車とはまさにこの事。その後、数人のお客さんと運転手さんもやって来て、10:47 赤湯駅を列車は出発。

市役所と駅が一体化していた長井駅

長井駅には、11:18到着。

到着して驚いたのは、線路横にやたらでかい建物がある。

途中の沿線の駅は、いかにもローカル線という佇まいだったんですが、この長井駅、何かすげぇ。(語彙力よ。)

建物内に入り、窓口で鉄印をゲット。

鉄カードも頂けました。

そして、ここでも地元の学生さんが作ったものが、駅で活用されています。
この駅、とにかく大きくて綺麗。

ひっろ。

すいません、長井駅、侮っていました。

折り返しの列車は、約50分後。一旦外に出てみます。

新幹線停車駅の赤湯駅よりも、むしろ立派なんじゃないかと思える駅舎。

「長井市制70周年」と書かれていたので、その周年事業でこの立派な駅舎を建設したのでしょうか。

隣にもう一つ大きな建物が続いていて、こちらは市役所でした。

駅と市役所が隣り合わせ。というか、中で繋がっているんです。

この奥に進むと、市役所の窓口とか、銀行の派出所?的なものがありました。

これ、めっちゃ便利ですよね。

勝手な想像ですが、車をお持ちでない市民の方が列車で長井駅まできて、そこから更にバスなどを使って市役所まで行くのは大変!

だったら、駅の隣に作っちまおーぜ!!列車降りてすぐに市役所行けたら便利やん!!っていう発想のもと、この地に建てられたのではないかと。

さらにそのお隣には「長井市 遊びと学びの交流施設」という、図書館やお子さんの遊び場などが入った施設がありました。

こちらもめちゃくちゃ綺麗で、外の遊具では幼稚園?保育園?の子供たちが楽しそうに遊んでいました。

観光するような場所は駅近くになかったので、これらの施設が何だろう?としばし徘徊。

観光客がウロチョロするような場所じゃないな、と思い再び駅舎内へ。

待合スペースには、椅子も机も沢山あります。

駅舎内にあった売店。

アプリとセルフレジで、キャッシュレス決済ができるという何だか最先端の売店でした。(普通のレジもあります。)

売店には、お菓子などの他、山形鉄道のグッズも売っていました。

赤湯駅の2つお隣の「宮内」駅には、駅長として活躍していたウサギの「もっちぃ」がいました。

残念ながら昨年の6月にお亡くなりになってしまいましたが、グッズは今も販売されていました。

会いたかったよ、もっちぃ・・・

売店にドーナツ屋さんが併設されていたので、小腹を満たすためのドーナツ購入。

ドーナツも買えるし、収入印紙も買える面白い売店でした。

休憩スペースで、ドーナツ食べたり、スマホいじったりして時間を潰す。

地方の乗り物旅は、こういう「待ち」時間が沢山発生します。これも旅の醍醐味と思って過ごしている内に、慣れっこになりました。

再び長井駅から赤湯駅へ


長井駅12:17→赤湯駅12:39の列車に乗車します。

駅舎は新しいけれど、ホームはめっちゃレトロ。

女性の中に宿る赤ちゃんが、川を渡りながら長井の名所を巡る旅に出る・・・的な?

折り返してきた、ダリア柄の列車に乗って再び赤湯駅へ。
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山形鉄道の切符は、列車下車時に精算箱に入れるので(いや、運転手さんに直接渡したっけかな。すいません、ちょっとそこ忘れました。)山形鉄道の精算済み証明書を頂きました。

これでまたまたJR側の改札を一旦出て、JRの切符を買い直して、次は米沢駅を目指します。