えちこの旅ブログ

知的好奇心のおもむくままに

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日本三名瀑の一つ「袋田の滝」で、マイナスイオンをたっぷり浴びる

茨城へ、坂東三十三所巡礼札所巡りの旅。

久慈郡大子町にある第二十一番札所・日輪寺の参拝が、思いのほか順調で、予定していたよりも早く最寄り駅の常陸大子駅に戻ってくることができました。

iechiko.hatenablog.com

大子町の名所と言えば、日本三名瀑の一つである袋田の滝

当初は行く予定なかったんですが、時間ができたので急遽行くことにしました。なかなかここまで来る事ないからね。

袋田の滝へのアクセス

・JR水郡線「袋田」駅から車で5分。徒歩40分

・JR「袋田」駅から、バスで約10分 バス停「滝本」下車徒歩約10分

・JR「常陸大子」駅から、バスで約15分 バス停「滝本」下車徒歩約10分

袋田駅⇔滝本間は1日4本、常陸大子駅⇔滝本間は1日2本と、バスの本数は少ないです。

ちょうどいい時間のバスがなかったので、私は常陸大子駅からタクシーで向かいました。タクシーで約15分。料金は2,600円でした。

タクシーだと、バス停滝本よりも更に滝に近い、車がギリギリ入れる場所まで行ってくれました。

渓流散策路を通って、滝を目指す

袋田の滝から流れる、その名も「滝川」の両サイドに道がありお土産屋さんなども並んでいました。

両サイド、どちらからでも滝には行けそう。

なんせ、来る予定なかったので下調べゼロ。とりあえず、滝方面向かって右側「渓流散策路」と名前のあった道から行ってみることにしました。

後から分かったのですが、私が行ったのと反対周りのルートが、一般的っぽかったです。

渓流散策路は、多少のアップダウンのある道。本来大したことない道ですが、山登りで往復2時間半歩いた後には、少々辛い・・・

しばらく歩くと、吊り橋が見えてきました。そして、その後ろにチラ見えしている袋田の滝。

滝をよく見る前に、まずは反対側の景色を見てじらしてみる。(何のために。)

大きな石がゴロゴロ。

そして、振り返るとお目当ての袋田の滝の景色。

吊り橋からの滝。木々の間からチラ見え。

新緑とのコラボレーションが美しい!来て良かった!

袋田の滝は、高さ120メートル、幅73メートル。

日本三名瀑のあと二つは、栃木県の華厳の滝

高さ97メートル、幅7メートル。

(2022年11月訪問)

iechiko.hatenablog.com

それと、和歌山県の那智の滝

高さ133メートル、幅13メートル。

(2019年2月訪問)

iechiko.hatenablog.com

これらの二つの滝は、1本の細い滝が、高い岸壁沿いにドーンと流れ落ちてくるタイプの滝でしたが、袋田の滝は幅広で、岩壁を沿うように流れてきており、他とはことなる景観。

迫力!というよりは、まるでアートのような美しさを感じました。

冬には、滝全体が凍る「氷瀑」も見る事ができるそうです。行きのタクシーの運転手さんいわく、昔は滝も、滝から流れる川も凍って、川でスケートをして遊んでいたそうですが、最近ではほとんど凍ることはなくなったそうです。温暖化の影響、ここにもあり。

吊り橋を渡ると、観瀑トンネルの入口がありました。どうやら、トンネル内に観瀑台という所があるらしい。(完全に無知の人。)

せっかくなら、間近で見よう、袋田の滝。

ということで、入場料300円を支払って、トンネル内へ。

2か所の観瀑台からみた「袋田の滝」

観瀑トンネルは、昭和54年に完成したトンネルで、トンネルの先に第1観瀑台。

また、平成20年に完成した第2観瀑台では、エレベーターで50メートル上がった位置から滝を眺めることができます。

ちなみに私が入った入口は、案内図下部にある「入口」ではなく、上の方に描かれている吊り橋の先にあります。

まずは、第1観瀑台へ。

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滝つぼからわずか10メートルの距離にある第1観瀑台からは、水温や水しぶきを間近で感じられます。

滝、ちっか。(カメラでズームしてるから余計やねんけど。)

デッキの前方からは、かなり間近に迫る滝を鑑賞することができます。

デッキの後ろに、ベンチがあったので、座ってしばし滝鑑賞。

続いて、第2観瀑台へ。

エレベーターから出て、観瀑台を上がると、袋田の滝の全貌が見えました。

下から見ていた時は、裾野の広い部分がメインだったのですが、全体を見るとまた違った雰囲気。

4段に落下することから、別名「四度の滝」と呼ばれる袋田の滝の全貌がよく分かります。

これが君の本当の姿なんだね、袋田の滝!

腰の所がくびれたドレスみたいな形が、そう思わせるのかもしれませんが、何だか女性ぽいなーという印象。

いや、この時代に「女性ぽい」とか「男性ぽい」とか決めつけはいけないのかもしれないけれど。でも、あるやん、そういう感覚。

どうやら、滝の中にハートに見える箇所があるらしい。

看板と同じ場所をズームしてみましたが・・・ハートはよく分からない・・・

水量とかによって、見えたり見えなかったりするんかな。知らんけど。

滝・リンゴ・鮎。大子町の名物を、頭に詰め込んだ袋田の滝のキャラクター「たき丸」くんに別れを告げて、トンネルの外へ。

鯉のぼりにまじる、〇のぼり

5月5日から、1週間近く経っていましたが、川にはずらりと鯉のぼり。

色とりどりの鯉にまじって、明らかに色味の違うお魚吊られてる。

・・・君たち、鮎だよね。きっと。

利用案内(観瀑トンネル)

  • 入場料:大人300円 子供150円
  • 入場時間:5月~10月 8:00~18:00 11月 8:00~17:00 12月~4月 9:00~17:00

www.daigo-kanko.jp