8/2~8/7の5泊6日で、秋田・岩手・青森の東北3県を旅行し、各地の夏祭りめぐりをしてきました。
合間に各地の観光もしつつ、夜はほぼ毎晩お祭り三昧。
太鼓と笛の音を聞くと、無意識にテンションが上がるのは、日本人のDNAに組み込まれた自然現象なのか・・・何てことを思いながら過ごした今年の夏旅。
まずは1日目。バスケの街として有名な、秋田県能代市で開催される「能代七夕 天空の不夜城」を見学するため、能代駅へ向かいました。
4か月ぶりの秋田で、ゾワゾワする
久々のプロペラ機に乗って、伊丹空港から秋田空港へ。
秋田には、今年の春にお花見旅行をして以来、約4か月ぶり。
リムジンバスで秋田駅まで移動した後、秋田駅に隣接するステーションビルトピコでランチタイム。
春の旅行の時にも来て食べた、うどん屋「佐藤養助」の稲庭うどん 二味せいろ。
醤油たれと、胡麻味噌だれの二味が楽しめます。
秋田駅から能代駅までの移動は、事前に特急「リゾートしらかみ」を予約していました。
秋田駅14時発。秋田駅に到着したの10時半。
とりあえず、早めの飛行機予約したけど、こんなに早い便じゃなくて良かったな・・・と後々スケジュール立てて思いましたが、(主な観光スポットは、春の旅行の時に行ってしまったので。)飛行機はキャンセル・変更不可のプランで予約してもうたので、時間変更できず。
列車の時間まで、秋田駅周辺をぶらつきます。
秋田駅改札出たら出迎えてくれる、でっかい秋田イッヌ。
蓮仕様になっている。どうやら、春は桜の名所だった千秋公園、今は蓮の花が咲いているらしい。
今回東北旅を計画する一番のきっかけとなったのが、こちらの竿燈まつり。
ホテルがお祭り最終日の6日しか取れなかったので、岩手・青森をめぐったあと、また秋田に戻りこのお祭りは見学します。
ボタン押したら、なまはげの声が聞こえる顔はめパネル。
各国言語対応しています。なまはげもグローバル化してる模様。
駅前の秋田イッヌが宣伝していた千秋公園の蓮を見に来ました。
お堀にぎっしり蓮の花。
お堀の中に遊歩道があって、咲き誇る蓮に囲まれながら歩くことができます。
遠くから見るのは良かったのですが、近づくと無理でした・・・
というのも、蓮の花の中心部、雌花・雄花のある部分(って何て名前なんだ?)が、花が散るとブツブツが浮き出てて、ブツブツ恐怖症の私にとっては正直、発狂もんです。
「ハスコラ」という言葉があるぐらい、蓮の花はブツブツの代名詞。(超気持ち悪いので、調べない事をおススメします。)
ゾワゾワする・・・体がかゆい・・・分かっていたけど、やっぱり無理だった・・・
じっくり花に近づいてみる事はできず、遊歩道を速足で退散。
その後、秋田県立美術館へ行き、列車の時間が近づいたため再び秋田駅へ。
「リゾートしらかみ」に乗って、秋田駅から能代駅へ
14時秋田駅発 「リゾートしらかみ」5号。
「リゾートしらかみ」は、秋田駅と弘前駅・青森駅を結ぶ列車。
過去に、青森側の弘前駅⇔十二湖駅間を乗車したことがあります。車窓から日本海の絶景が見られる区間ではあったのですが、往復共に窓側が取れませんでした・・・(哀)
能代駅までは、約1時間の乗車です。
「リゾートしらかみ」は、「くまげら」「橅(ぶな)」「青池」の3両編成。
今回乗車する「青池」は、日本海と十二湖の青を表現した車両だそう。
景色を楽しむ列車なので、窓が大きいです。
そして、前後の座席幅も広い!足を伸ばしても、まだこの余裕。
(身長157センチ。足が短いゆえのなせるわざかもしれませんが。)
広がる田んぼビューを眺めていたら、あっという間に能代駅到着。
快適過ぎて、もっと乗っていたい・・・もはやこのまま青森まで行ってもいい・・・
本来の目的を見失いそうになりながら、能代駅で下車。
駅の改札を出たら、ミニ不夜城がお出迎え。
この何倍もの大きさの燈籠が動く姿、楽しみです。
まだお祭りが始まるまで時間があるので、能代の観光スポットに立ち寄ります。
バスケ専門の資料館「能代バスケミュージアム」
秋田県能代市と言えば・・・
バスケの街!
全国有数のバスケ強豪校・能代工業高校があることで、有名なこの街。
「バスケがしたいです・・・」と言った事は人生一度もない球技音痴だけれど、学生時代に「スラムダンク」の漫画は愛読していた私。
現実の高校バスケの知識はほぼありませんが、能代工業高校の名前はよく存じ上げております。
なぜなら、この高校はスラムダンクに登場する「山王工高」のモデルになったと言われているから。
そして、日本人初のNBAプレイヤー・田臥 勇太さんの出身校でもあります。
ただ、能代工業高校は2021年に秋田県立能代西高校と合併し、現在は「能代科学技術高校」という名前になっているそうです。
バスケの街・能代市にあるのが、バスケ専門の「能代バスケミュージアム」です。
館内はそれほど広くはありませんが、能代工業高校の紹介や秋田のBリーグチーム「秋田ノーザンハピネッツ」のコーナー、スラムダンクコーナーなどがあり、資料も沢山あるので、バスケが好きな方なら何時間でも過ごせそう。
能代駅からは約10分です。
ちなみに、能代ミュージアムがある通り、金曜のお昼過ぎにほぼ人がいない・・・
ですが、ミュージアム内にはそこそこ人がいらっしゃいました。
館内は入館無料。撮影も自由でした。
スラムダンクを愛読しておきながら、大ヒットした映画「THE FIRST SLAM DUNK」は見ていないんですよね・・・
8月13日から復活上映するから、今度こそ観に行こうかな。あるいは、1か月だけNETFLIXに加入するか・・・
田臥勇太選手のコーナーもありました。
先日の高校野球開会式の選手宣誓で、話題となったイチロー選手の言葉
「努力したとしても報われるとは限らない。しかし、努力しなければ報われることはない。」しかり、人生をかけて努力してきた人の言葉には、胸を打つものがあります。
イチロー選手の言葉はもちろんですが、あの選手宣誓は全文凄く良かったですよね。ネット記事で読んで感動しました。
スラムダンクの山王工高・河田美紀男のモデルとなったと言われる、能代工業高校の関口さん(身長206センチ)が着用していたユニフォーム。
私が来たら、ほぼワンピースになる大きさです。
身長2メートル超えの景色ってどんなんだろう・・・
スラムダンクコーナーにあった花道柄のボール、かわいい!
スタメンのアクスタ。リョーちん以外ピンぼけ。
てか、ゴリとミッチー、リョーちんで隠れて見えてへんし。
ちなみに、私がスラムダンクで一番好きなキャラクターは、木暮くんです。
ずば抜けた才能や体力がなくたって、ひたむきに努力を続けていれば、報われることがあると教えてくれました。
陵南戦の3ポイントのシーン、何度読んでも泣ける。
スラムダンクは海外でも人気の漫画なので、外国人の方も館内にはいらっしゃいました。
日本の有名アニメや漫画にある程度精通しておいたら、オンライン英会話で外国人の先生と話すネタに困ることはありませんでした。ジャパニーズアニメの力って、本当に凄い。
館内の本棚には、バスケ関連の雑誌や資料などがぎっしり。
スラムダンク以外のバスケ漫画も置いてありました。
NBAコーナー。
スラムダンクの影響で、小学~中学時代にバスケットを始めた友人も多くいました。
レイカーズのロゴのTシャツとか着てる子おったわー。
あと、バスケ以外にもバレーボールも人気でした。
そんな中、私はひたすらハイレグ水着を着て、塩素水の中で手足をばたつかせて過ごしていました。(5~15歳まで水泳一筋。中学時代も水泳部。そして当時は、競泳水着の面積が今と違って、極めて少なかった。)
秋田のBリーグ「秋田ノーザンハピネッツ」の紹介コーナー。
館内では、訪問日の数日前に行われたパリオリンピック 男子バスケットボール・日本vsフランスの試合映像が流れていました。
結果分かっていても、ついつい見てしまいました。
そして、この日はオリンピックで男子バスケの予選第3戦・日本vsブラジルの試合の日でした。
能代市の皆さん、お祭りよりもぶっちゃけバスケの試合が気になるんでは・・・?とか思ったりもしましたが、まぁ、能代に住んでるからと言って、みんながみんなバスケ好きとも限らないか。
大阪人でも阪神に興味ない人もいますからね。(そもそも甲子園は兵庫やけどね。何で大阪人はあんなに阪神ファンが多いんだろう。)
能代バスケミュージアム利用案内
- 入館料:無料
- 開館時間:9:30~18:00
- 休館日:年末年始
おまけ
「能代では ままごとよりも 1on1」
・・・やっぱ、能代の人はみんなバスケ好きかも。