阪急トラピックスさんの『【エミレーツ航空利用おひとり様参加限定】感動のエジプト ナイル川クルーズ8日間』に参加し、人生初のソロ海外旅行デビュー。
今回のツアーは、現地で5泊。
最初の2泊はカイロのホテル。
残り3泊は、ナイル川クルーズ船での宿泊でした。
今回は、3泊4日を過ごしたクルーズ船をご紹介します。
アスワンからルクソールを航行しながら、遺跡巡り
ナイル川クルーズは、エジプト旅行の一つの目玉でもあり、多数のクルーズ船が川を運航しています。
エジプト旅行に行くにあたり、複数の旅行会社のツアーを検討したのですが、日数が8日間ほどあるツアーは、このナイル川クルーズが付いているものが多かったです。
ナイル川クルーズがなく、その代わり多数の遺跡を巡るツアーもあったのですが、やはり
「エジプトは、ナイルの賜物」
とヘロドトスさんもおっしゃっていることですし、ナイル川を見ずして、エジプトは語れんだろと思い、クルーズ付きのツアーにした次第。
あと単純に、最近船旅の楽しさに目覚めたというのもある。
船の運航ルートは、アスワンハイダムのあるアスワンから、王家の谷やルクソール神殿があるルクソールまで。
今回、乗船した船はこちら。
名前・・・すいません、忘れました。
ルクソールからアスワンへ向かう船もあり、デッキで景色見てた時にすれ違いました。
ちなみに、デッキは結構風が強く寒かったんですが、すれ違った船では欧米人の方がプールに入って遊んでいました。
欧米人って、何であんなにプール好きなん?マジで謎なんですけど。
船の乗船客は、我々以外は皆さん欧米系の方々だったように記憶しています。
というか、エジプト自体、アジア系より欧米人の観光客が多かった印象です。
乗船スケジュールとしては
1日目の夜、アスワンを出航。
2日目朝、コム・オンボに到着。
午前中に「コム・オンボ神殿」を見学。
その後、また出航し、午後はエドフへ。そこでは「ホルス神殿」を見学。
船に戻ったあと、船はルクソールに向けて出航。
ディナー前に、カクテルパーティー、食事後は、ガラベイヤパーティー開催。
カクテルパーティーで飲んだノンアルカクテル。
カクテルパーティーでは、船内のスタッフ紹介があり、っていうかそれがむしろメインなんじゃん?てぐらい長かったです。英語のリスニングの勉強時間やと思って聞いてました。
3日目、ルクソール到着。
ルクソールで「王家の谷」や「カルナック・アメン神殿」などなど1日かけて見学。
見学後、船に戻り宿泊。
夜は、ベリーダンスショー開催。
4日目の朝、下船。(その後、国内線でカイロへ)
という流れでした。
なお、確か乗船した翌日だったと思うんですが、どうやらモスク近くに停泊していたみたいで、早朝から爆音のアザーンが聞こえて来て、目覚めたあと全く眠れませんでした。
これも、異文化を知る貴重な時間と思うことにし、ベッドでゴロゴロして過ごしてました。
また、船内で夜に行われていたパーティーですが、参加は自由。
とりあえず、どんなもんだろ、と雰囲気だけ見るために両日行ってみましたが、ツアー客の方の参加者は、半分いくかいかないかぐらい。
全体的にも、それほど参加者は多くなく。
外国人の方って、パーティー好きのイメージがあって、みんな参加しているもんだと思ったら、意外とそうでもなかったです。
毎日朝早いし、終日遺跡見学しているしで、皆さんお疲れだったんですかね。
「地球の歩き方」のナイル川クルーズ紹介ページにも、カクテルパーティーや、ガラベイヤパーティーの記載があるので、大体どの船でも同じようなイベントが繰り広げられていると思われます。
クルーズ船内&部屋の様子
船は割と大きいですが、いわゆる豪華客船!みたいなものをイメージするとちょっと違うかな、と。
ナイル川クルーズについて、船のレベルが低かった・・・みたいな口コミを読んだりもしたのですが、個人的には古さは感じるけど、清潔感あり、スタッフの方もフレンドリーで快適でした。
今回はツアーだったので、このクルーズ旅だけの価格は不明ですが、船によって価格も変わってくるのかもしれません。
私たちの乗船した船内や、部屋の様子をご参考までに。
船内ロビー
ツアーの集合場所は、いつもここでした。
セキュリティゲートみたいなのあったけど、稼働してなかった・・・
なお、停泊所では大概、船同士がぴったり隣り合って停泊していました。
なので、乗船&下船の際は、隣の船の中を突っ切って移動するというなかなか斬新な方法を取っていました。
屋外デッキ
最上部は、屋外デッキになっています。
ここで、ナイル川を眺めての~んびり・・・したかったけど、風がめっちゃ強くて寒く、あまり優雅な時間は過ごせませんでした。
何度か上がってみたけど、常に人、ほとんどいなかった・・・
誰一人として泳いでいなかったプール。
これが、エジプトの賜物か。
強風ではありましたが、デッキから眺めるナイル川はなかなかに美しかったです。
あと、海と違って波がないので、波揺れで酔うなんてことは一切なし。
川沿いには、時折家があり、人々の暮らしの様子を垣間見れました。
ここで生まれ育った人生は、どんなものなんだろう、と異国の地で思いを馳せてみたりした。
何かの工場。
ナイル川沿いに沈む夕日。
ツアー5日目、コム・オンボ神殿&エドフ神殿を見学した日だけ、割とスケジュールにゆとりがあり、船で過ごす自由時間がありました。
この時間を使って、洗面所でエジプト冬の洗濯祭りを開催。あとは、デッキや部屋の窓から景色を見たり、ガイドさんや他のツアー客の方とお話をして過ごしたり。
3泊4日のクルーズ船の旅と言っても、船で過ごす時間はそれほど多くなかったので、退屈する暇もなかったです。
部屋
国内で、船では個室の部屋に泊まったことがないので、個室なだけで私にとっては快適度マシマシ。
部屋は、ほぼベッドで占められています。
トランク広げるスペースがなかったので、奥の机と椅子を端っこにおいやって、スペース作りました。
部屋のコンセントが窓際の壁にしかなく、しかも絶妙に微妙な高さ。
マルチタップ繋いだら、重さでダルンって傾いた。
コンセント足りなくて、使っていないランプのコンセント1個抜いて、そこも使用していました。
また、冷蔵庫の電源は入らず。そして、暖房も入らず・・・
どちらも使わず過ごせたから、別にいいんですけどね。
一応、ツアーのおすすめポイントとして「5つ星デラックス客船(当社基準)」と記載されていますが、クオリティとしてはこんな感じです。
これを「5つ星って言っていたのに、不具合多すぎる!」と文句を言うのではなく、これがエジプトクオリティなんだと受け入れるべきかと。
ちなみに、お湯は毎日しっかり出ました。これで十分です。
船内のお食事
食事は毎回、ビュッフェスタイル。
メニューも毎回異なっていて、飽きることはなかったです。
味も美味しかったし、6日目だったかな?何と日本食もありました。
だし巻き卵、普通に美味しかった。
ビュッフェの方が、自分で量を調整できるので個人的にはありがたかったです。
(お腹を壊すのが怖くて、毎食いつもに比べて食べる量を減らしていました。)
船内1日目の夜ごはん。
船内2日目の朝ごはん。
2日目の昼ご飯。
2日目の夜ご飯。
何で撮影したのか分からない「Oriental Pastry」
3日目の朝ごはん。だし巻きとお味噌汁にパン。確かご飯もあったような・・・
3日目の昼ご飯。
夜ご飯、撮影忘れ。
4日目、下船前の朝ごはん。この日もだし巻きあったみたい。
それぞれの味を細かく覚えちゃいませんが、いずれも美味しかったです。
やはり、ツアーだからでしょうか。ちゃんと観光客向けの食事を提供してもらえるので、全体通して食事に外れはなかったです。
飲み物代だけはツアー料金に入っていないので、毎回注文した際のレシートのようなものをもらって、最後の夜にまとめて清算しました。
エジプトポンド、USドル、カード、どれでも使用可とのことでしたが、カードの読み取り機の不具合があったみたいで、結構手こずってた模様。
私はちょうどエジプトポンドがあったので、さくっと清算できました。
なお、清算の際にも、ガイドさんや添乗員さんがスタッフさんとの間に入って、お手伝いしてくれます。本当、ツアーって至れり尽くせりなのね。
エスナのロック(閘門)
河川の高低差を超す為の施設、閘門。
その様子を船内から見る事ができました。
船が閘門に入り、水位を下げて船を下げる。
ちょっと分かりにくいですが、壁が濡れている所までが、元々の川の水位。
そして、船を下げて下流へ。
5階のデッキと道がほぼ同じ高さなので、かなり下がったことがよく分かりました。
向こう側に見える街の明かりと、オリオン座が綺麗でした。(寒さで、動画に鼻水すする音ばっか入っていたけど。)
バスや電車、飛行機で移動するよりも、自由に動けるし、景色も楽しめる。
船旅って、やっぱり楽しい。
ナイル川クルーズのあるツアーに申し込んで良かったです。
おまけ
レストランのウェイターさんが、ナプキンで作ってくれたマミー(ミイラ)
毎回同じ席に座っていたから、顔覚えてくれたみたいで、後半は私が席に近づいたら、定位置の椅子を引いてくれました。
あと、別にいいんですが、空の皿を下げるスピードが毎回超早かった。皿、足りてなかったんかな?