えちこの旅ブログ

知的好奇心のおもむくままに

MENU

【続100名城】No.125 小机城(神奈川)

リアルタイムでは、久しぶりの海外旅行中。

ということで、今回も過去のお城回顧録。

加筆修正はしているものの、情報は当時のものなので、その辺ご了承ください。

訪問日:2018年12月21日

小机城へのアクセス

JR横浜線「小机」駅から徒歩約10分

私は、毎年恒例福山雅治さんのライブの為、この年も年末に横浜入り。

新幹線で新横浜駅に到着したのち、JR横浜線に乗り換えて一駅お隣の小机駅へ。

新幹線の隣の駅とは思えないほど、のどかな住宅街でした。

何かこう、もっと都会の延長線上というか、高層ビルニョキニョキなのかと思ってたら全然イメージ違った。

スタンプが置いてある横浜市城郷小机地区センターは駅からすぐ。

ただ、お城とは線路挟んで反対側にあります。

横浜マリノスのキャラクター、マリノスケっていうんだ・・・

と思って調べたら、そもそもマリノス君っていうのがいて、そいつの甥っ子という設定だそう。

小5のカモメだってさ。・・・

へー

(興味薄っぺら)

小机城の歴史

小机城の築城時期は定かではありませんが、15世紀半ば頃までには築城されていたと考えられています。

1476年に始まる長尾景春の乱の中で、扇谷上杉氏の重臣・太田道灌により攻め落とされました。

戦国時代は、小田原北条氏が関東進出の中で小机城も支配下に置き、城を再構築していったそうです。

豊臣秀吉による小田原攻めの際、ここでの戦闘の記録はなく、徳川家康の関東入りの際廃城となりました。

城の遺構

現在は、小机城址市民の森として整備されています。

現在、小机城は竹がいっぱい。

こんな立派な竹林のお城、初めてです。

きっと、パンダ、大興奮。

笹の葉は一年中枯れないので、これを餌にするパンダは冬眠しません。

ほんで、笹って栄養価低く、消化も悪いそう。仮に食い溜めしても、冬眠できるだけのカロリーにならないそう。

昔々、他のクマなどに住む場所を追われ、竹しか生えないような高山に追いやられた結果、この笹を主食に生きる動物となったパンダ。

栄養価低いから、1日中笹食べる羽目になったパンダ。

可哀想なパンダ。

上野だけじゃないよ。和歌山にもいるよパンダ。

実は神戸にもいるんだよパンダ。(2024年現在、神戸にある「王子動物園」のパンダは鑑賞できないけれど。)

昔、パンダの絵描いたら「え?何これ?タモリ?」って言われたよパンダ。

以上、城散策の合間のパンダ情報でした。

空堀

深い空堀がしっかりと残っています。

やっぱ寒くとも、山城は冬の方が草ボーボーしてなくて遺構がよく分かっていいですね。

西曲輪(本丸)

模擬復元された冠木門が建っています。

なぜか全面ブルーシートで覆われていました。

お花見の場所取りでしょうか。(どんだけ団体客)

一応、ここが本丸という案内にはなっていますが、断定できるわけではないそうです。

本丸(仮)です。

竹の説明もありました。

横浜の竹林、みんなで大切にしましょう。

タケノコ食べられなくなりますよ。

この竹林の上側が東曲輪(二の丸)

と位置付けてるけど、西曲輪と東曲輪、どちらが本丸か定かではないそうなので、こちらも本丸(仮2)

櫓台跡

周囲と比べ、ちょっとだけ高くなっています。

せいろうあと

漢字で書くと井楼跡。

西曲輪と東曲輪の間にあった小曲輪。土塁が残っています。

城址は広くないので20分ほどで散策終了。

新横浜から一駅だし、駅自体からも歩いて10分だしアクセスは良好なお城。

正直、城を見た!というより、竹いっぱい見た!という感想です。

お天気いい中歩くには気持ちよかったです。

ただ、足元笹の葉だらけなので、雨でぬれると滑りやすいと思われます。

利用案内(横浜市城郷小机地区センター)

・開館時間:平日・土曜日: 9時~21時 日曜日・祝日: 9時~17時

・休館日:毎月第4月曜日(その日が祝日に当たる時は翌日が休館日)12月28日~1月4日

※小机城跡(小机城址市民の森)は入城自由

続100名城のスタンプ帳 公式ガイドブック