えちこの旅ブログ

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【続100名城】No.139 佐柿国吉城(福井)

私ははてなブログを利用する前に、アメブロで8年ほどブログを書いていたのですが、SNS整理も兼ねて、この古いブログをどうするか現在悩み中。

とりあえず、古い記事については一般公開を止めて、非公開で自分の日記として保存したり、削除したりで整理をしていこうかな~。

その流れで、(続)100城巡りなど、今も継続中のカテゴリーについては、あまりにも古すぎるものは除いて、ここに移管していこうかな、と思っています。今までも何度か過去の記事上げていたんですが、まだまだ沢山記事が残っていました。(そう考えると、どんだけ長い間お城のハンコ押す旅続けているんだ、私・・・)

今回は、福井県にある続100名城の佐柿国吉城をご紹介します。

加筆修正はしているものの、情報は当時のものなので、その辺ご了承ください。

訪問日:2019年11月17日

佐柿国吉城へのアクセス

・JR小浜線「美浜」駅から徒歩約25分

・JR小浜線「美浜」駅から、敦賀行きバス「佐柿口」下車、徒歩5分

・JR小浜線「美浜」駅から、美浜コミュニティーバス「佐柿」下車、徒歩3分

大阪からは、まずサンダーバードに乗って約1時間20分。敦賀駅まで。

敦賀駅からJR美浜線に乗り換えて約20分。美浜駅に到着。

この美浜駅に来るのはこの時、2度目。

2013年に美浜・五木ひろしマラソン」という大会に出場するためここに来ました。

五木ひろしさんの出身地、美浜町で行われるこのマラソン大会。

五木さんご本人がいらっしゃいます。この年はゲストで吉幾三さんと間寛平さん。

ゴールしたら、赤ジャージの五木さんがすぐ近くのステージで熱唱していて、他のマラソン大会では味わえないおもしろさがありました。

(コースすごいきつかったけど。確か20キロの大会だったかと。)

ちなみに、今なおこのマラソン大会は開催されているようで、2023年開催のHPありました。

お城までは少々距離があるので、レンタサイクルを駅で借りました。

自転車が置いてあるスペースにいたゆるキャラへしこちゃん

あのみうらじゅんさんが、2009年ゆるキャラアワードで1位に選んたそうです。

自転車を走らせること約15分。

佐柿国吉城歴史資料館に到着。

お城の登城口は、この資料館の近くにあります。

佐柿国吉城の歴史

佐柿国吉城は、若狭国守護大名武田氏の家臣であった粟屋越中守勝久(あわやえっちゅうのかみかつひさ)により、1556年に築城されたと伝わっています。

1563年以降、越前の朝倉氏を数年に渡り撃退し続け、壮絶な籠城戦を展開した「国吉籠城戦」がこの城の名声を高め、難攻不落の城とされました。

1570年、朝倉氏を討つために越前入りした織田信長・豊臣秀吉・徳川家康連合軍を粟屋氏は国吉城に迎え入れています。

その後、1583年に秀吉の家臣である木村定光が城主となり、城下町を整備しましたが、江戸時代初期に廃城となりました。

佐柿国吉城歴史資料館

先述した佐柿国吉城歴史資料館に、続100名城のスタンプが設置されています。

こちらの資料館が建つのは町奉行所跡地。この資料館は元々別の場所にあった大庄屋屋敷(旧田辺半太夫家住宅)で、明治維新後に移築されたものだそうです。

国登録有形文化財になっています。

通常入館料100円必要ですが、この日は無料でした。

そして、何と館内でお城ライター萩原さちこさんが講演してはりました。

荻原さんと言えば、以前出石城に行った時、私が行った翌日に講演会があるお知らせを見ました。横浜で行った城EXPOでも講演会をされていました。

お城好きにはお馴染みのライターさんです。

小さなフロアスペースで解説されていて、既に椅子は満員。

何か途中から参加できる雰囲気でもなかったので、(良かったんかもしれんが、こういうの遠慮してまう)資料を見つつ、時折お声だけ聞いてました。

資料館で一通り資料を見終えたのち、城跡へ!

資料館の方に一声かけて、自転車はお城行ってる間も、資料館前に置かしていただきました。

(そもそも駐輪スペース的なものがなかったので、適当に開いてるとこに停めさせてもらってた)

利用案内

  • 開館時間:9時~17時 冬期(12月~3月)10時~16時30分(※入館は、閉館の30分前まで)
  • 入館料:大人100円 小人(中学生以下)50円 
  • 休館日:毎週月曜日、祝日の翌日、年末年始(12月29日~1月3日)

www.town.fukui-mihama.lg.jp

城の遺構

こちらが、資料館から少し離れた場所にあった全体図。

地図によると、麓から本丸までは約30分とのこと。

はためく「難攻不落」

「難攻不落」=落ちない、という訳で、受験のお守りとして御城印どうぞ!

今受検したら、お守りがあったとしても、大学はおろか高校にすら受かる自信ない。

城主居館跡

正直、遺構と記されたとこ見てもよく分かんない・・・

今まで山城で動物に出会ったことはないけれど、最近熊出没のニュースが頻出しているので、お城巡りも十分気を付けて行わないといけないな、と思います。今後は熊鈴必須。

しかし、何でこの写真、こんなボケてんねんやろか・・・

道中はこんな感じで、階段が設置されています。

距離表示も適時あり。

石垣跡

堀切

地図で麓から城跡まで30分と書かれていましたが、普通にさくさく登ったら10分少々で着きました。

ランニングで鍛えた足腰で、山城攻めもこなせています。代償として、膝痛とか坐骨神経痛とか発症してるけど。(あかんがな)

本丸北西虎口跡

本丸跡

難攻不落の旗が、バッキバキ。完全に落とされてます。

建物などは一切残っていませんが、景色はなかなかに良し。

本丸跡からの景色。

国吉城は横一直線の下に、伝二の丸跡があるTの字のような形をしてます。

現在地の部分が本丸跡。そこから左側に郭。

その下から細く出てる、竹とんぼで例えるなら手で持ってぐりぐりする部分が上ってきたところ。(全然わかりやすい説明になってへん)

先ほどと反対側の景色がこちら。

お天気よかったので、海の色もめっちゃ綺麗!!

続いて、左に続く郭跡へ移動。

ここにもはためく「難攻不落」旗。

いい景色じゃないかー!!

(海なし県の奈良出身ゆえ、海見るとテンション上がる。奈良県民あるある。)

帰り道。こう見たら結構急。下りの方が苦手です。膝にくる。

そしてまた15分ほど自転車こいで、美浜駅に戻りました。

(電車の本数そんなにないので、あらかじめ時間調べておいて、お城の滞在時間も計算が必要でした。)

佐柿国吉城 - 若狭美浜観光協会

 

玄蕃尾城のスタンプのみゲット

大阪に帰る前に、もう1か所寄ります。

美浜から敦賀経由で、近江塩津駅。そこから北陸本線にさらに乗り換えて余呉駅へ。

駅から歩いて10分弱。

余呉観光館

こちらに、続100名城 No.140 玄蕃尾城のスタンプを押しに来ました。

玄蕃尾城は、お城の本などにもよく載っていて、見ごたえのある山城だそうです。

ただ、車以外でのアクセスがなかなかに大変。

てな訳で、近くまで足を運んだついでに、スタンプだけいただきに来ちゃいました。

ここ以外にも、城跡近くの「林道突き当り車止め見学受付ポスト」(設置場所が、固有名詞ではなく完全に説明書き。)にもハンコはあるようです。

なお、このポストのハンコは、昨年11月末の案内によると、冬季期間(11月~4月)は、敦賀市役所3階文化振興課の窓口に移設されているそうです。土曜、日曜、祝日は、時間外受付に設置してるとのこと。

国指定史跡 玄蕃尾城のご案内 敦賀市-Tsuruga City-

余呉湖の周囲は6.2キロ。

ランニングにちょうどいいねーと思ってたら、実際二人ほどランナーさんを見かけました。

余呉湖に反射する夕日眺めて、本日の城巡りは終了!

滋賀のお城スタンプは、100名城・続100名城合わせて制覇できました。

(最後はハンコだけ押しに来たので、ちょっとズルをした気分ではありますが・・・)

続100名城のスタンプ帳 公式ガイドブック