突然のトラブルにより、予定外の江の島散策。
無計画の割には、島全体を楽しめました。
前回の記事はこちら。
江島神社(奥津宮)
龍宮のお隣に、江島(えのしま)神社の奥津宮(おくつみや)があります。
島内にある江島神社の、最も奥に位置する奥津宮。
江島神社には、天照大御神とスサノオノミコトの「うけい」によって誕生した神・宗像三女神がそれぞれ祀られています。
奥津宮の主祭神は多紀理毘売命(たぎりひめのみこと)
社殿は、1842年に再建されたもの。2011年に全面的に改修がなされたそうです。
拝殿天井には、絵師・酒井抱一作の「八方睨みの亀」が描かれています。
どこから見てもこちらを睨んでいるように見えます。参拝をまっている間、微妙に体の位置をずらして上を見上げながら、亀とにらめっこしてみました。ホンマにずっとこっち見て来ました。
奥津宮の石鳥居は、源頼朝によって寄進されたもの。
亀ヶ岡広場からの眺め
両側に飲食店などのお店が並ぶ通りをブラブラ歩きつつ、亀ヶ岡広場に到着。
お店は場所によっては物凄く行列ができていました。しらす丼のお店とか。
あと、この広場のたこせんべい(?)のお店もめっちゃ並んでいました。たこせん、名物なん?
(食に関して興味が低いので、リサーチ力が乏しい。そして、並んでまで何かを食べようという気は全く起こらない。だって並んでいる間に、空腹のピーク過ぎてしまわん?)
広場に展望スペースがあったので、そこから景色を眺めてみました。
太陽光パネルで、天井が有効活用されていた。
いや~しっかし、天気いいな~
眩しいな~紫外線、やばいな~
(真冬だけど、サングラスが必要なぐらい目を開けていられない。)
江の島サムエル・コッキング苑
明治時代のイギリス人貿易商 サムエル・コッキング氏によって造成された庭園跡。
11/23~2/29の期間、夜間はイルミネーションイベントが開催されています。
冬の時期だし、お花も咲いてないだろうからスルーしようかな~と思って調べたら、ウィンターチューリップが咲いているとの情報。
12月にチューリップ!?
そして、日中は入園料が無料!(夜間イベントは入園料大人500円)
タダより安いものはない。ということで、入園。
藤沢市の友好姉妹都市の一つ、昆明市にちなんだ昆明広場。
そして、真冬に咲くチューリップエリアへ。
HPには「見ごろはお正月ごろ」となっており、確かに一部はまだつぼみ状態でしたが、それでも結構なお花が綺麗に咲いていました。
まさか12月にこんなにチューリップが見られるとは!!
チューリップって、色や形も多様で、ネーミングもユニークなものが沢山あると最近知ったんですよね。(今年から、きちんと季節の花を愛でだした人。)
まさに♪どの花見ても 綺麗だな♪
恐らく、イルミネーションイベントに関連するであろうオブジェ。
・・・宇宙人?
宇宙人(かどうかは知らんけど)の向こうに見えるのが、江の島のシンボル「江の島シ―キャンドル」(展望灯台)
園内の入園料は無料ですが、こちらのキャンドル展望台に上がるのは有料です。
庭園内には東洋一の規模の温室があったそうですが、過去の震災などにより多くが失われてしまったそうです。
現在は、2002年のリニューアル工事の際に発見された遺構が公開されています。
こちらの遺構などもゆっくり見て行きたかったんですが、スマホを充電しようとモバイルバッテリー繋いだら、バッテリーの電源がつかん・・・(フル充電してきたのに)
え?今度はモバイルバッテリー壊れた?
(直前に、うっかり落とした)
この時既にスマホの充電は30%。使用歴4年目に突入したiphon12の充電の減りはすこぶる早い。
スマホ、一難去って、また一難。ということで、ここから先は駆け足で巡る羽目に。
ちなみに、小一時間後にホテルに戻ってから再度モバイルバッテリーの電源付けたら、普通に電源付きました。
え?何なん?ホンマ、何なん?
利用案内
- 入園料(通常時):無料 夜間イベント開催時17時以降出場 大人500円 小人(小学生)250円
- 江の島シ―キャンドル昇塔料:大人500円 小人(小学生)250円
- 営業時間:9:00~20:00(入場は30分前まで)
- 休業日:年中無休
江島神社(中津宮)
サムエル・コッキング苑からは下り道なので、歩きも楽々。
江島神社、2か所目の中津宮。
御祭神は市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)
慈覚大師によって、853年に創建されました。
現在の社殿は平成8年に改修されたもの。
中津宮から少し降りたところに、広場があり展望スペースがありました。
江の島と海と空。(そのまんま。見たまんま。)
江島神社(辺津宮)
最後に訪れたのが江島神社の辺津宮(へつみや)。
御祭神は田寸津比賣命(タギツヒメノミコト)
私は船で島の奥側から上陸したので、奥津宮へ最初に参拝することになりましたが、通常のルートであれば、この辺津宮が最初に訪れるお宮です。
参拝客も一番多かった。
待ち行列、ずらり。
初詣ならぬ締め詣。
日本人って、信仰心が強くないなんてことも言われたりしますが(クリスマスの1週間後に、神社仏閣行って初詣してるし。)有名神社に行けば、参拝客が長蛇の列を作って、お参りしているので、宗教と無縁の民族ではないと思うんですよね。
色んな文化を自身の生活に取り入れて、その中に信仰心というものもあって、良くも悪くも強く執着しないことで、争いにも発展しない。そこはいい所なのかな~なんて。
まぁ、私の場合、神社もお寺も、信仰心やご利益求めてというのももちろんありますが、史跡の一つとして興味関心があり訪れているので、年に何十箇所も行っています。全てのご利益頂けていたら、相当パワー満タンの幸運人間になっているはず。
実際は・・・年末にスマホがブラックアウトして、右往左往しています。はて、ご利益とは?
こちらにも龍神さんがいらっしゃいました。淡い色あいの神様でした。今日だけで龍、めっちゃ見たな。
瑞心門
朱の鳥居
完全に逆走しながら、お店が両脇に並ぶ弁財天仲見世通りを歩いて
青銅の鳥居を抜けて江の島散策終了。
こちらの青銅の鳥居は、1821年に再建されたもの。
主要スポットをぐるっと巡って、3時間弱でした。(途中ランチ休憩込み)
まだ時間は15時前ですが、スマホのバッテリーがやばいのでホテルに退却。
おまけ
先述した通り、ホテルに付いてモバイルバッテリー確認したら、普通に電源つくやんけ。もっと遊べたやんけ。となったものの、藤沢駅まで戻って来てしまっていたので、ホテルから徒歩圏内にある「箱根駅伝」の名所に行ってみました。
箱根駅伝で有名な坂の一つ。遊行寺坂。
数日後は応援の方たちで溢れるであろう沿道も、年末は誰もいない。
とりあえず、歩いてテポテポ往復して、箱根ランナーと同じ景色見ておきました。