えちこの旅ブログ

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松島湾遊覧しながら塩釜へ|2023年11月東北・みやぎ復興マラソンの旅⑥

松島観光の最後は、船に乗って松島湾遊覧。

日本三景を船上から眺めます。

今回、私は松島⇒塩釜のルートを運航する船を選択。

(塩釜は松島から仙台方面へ戻る途中の駅。)

観光しながら移動もできちゃう、一石二鳥の船の旅です。

丸文松島汽船の船で松島から塩釜へ

松島湾遊覧の船の発着場は、JR松島海岸駅から徒歩5分

船乗り場は、船の出港・到着に合わせて観光客が沢山いました。

こちらの発着場を起点に、湾内を周遊する遊覧船もありますが(というか、大多数の人がその船に乗っていましたが)私は今回、丸文松島汽船さんが運航する船を選択。

松島と塩釜を結ぶ片道コース「芭蕉コース」に乗船し、松島の景色を見ながら仙台方面へ戻ります。

松島⇒塩釜間の運航は、10:00~15:00の間、毎時00分に出航。

島めぐり大人1,500円。予約をすれば10%オフの1,350円とWebに書かれていたにも関わらず、予約なしで直接窓口に赴いたら、普通に1,350円でチケット買えました。

こちらが松島湾遊覧コースマップ。芭蕉コースは赤色のルート。

松島湾内を運行する遊覧船とコースは異なりますが、HPに

水深2メートルの浅瀬を航行し、より近くで、より多くの島々をご覧いただけます。

とありました。楽しみ!

多数の遊覧船が発着している港。案内された番号「5番」目指して行くと・・・

「はやぶさ」号がお出迎え!いいやん!小回り効きそうやん!

ちなみに、松島島巡り観光船の船はこの大きさ。

出航前には、乗り込む観光客でズラリと行列ができていましたが、私が乗る船の乗船客は20名足らず。

ちなみに、丸文松島汽船さんにも大型船はあるようなので、週末やコースによっては大きい船で運行しているのかも。

大して寒くもなかったので、後ろのデッキ席を確保。風、浴びるで~

「芭蕉コース」で見れる島々

出航後は、周囲の島々の説明が船内放送として流れます。

それを聞きながら、島の景色を眺め、時折立って写真撮影の為に船尾をウロウロ。

先ほど訪れた五大堂。

双子島。丸い方が亀島で、細長い方は鮫島だそう。

後方に見える赤い橋が繋がっているのは、前回ご紹介した福浦島

この後も音声ガイドを聞きながら、紹介された島の写真を色々撮ったのですが、見返すとどれが何島なのかよく分からない状態です・・・

とりあえず、何らかの説明があったと思しき島々を写真のみでご紹介。

この特徴的な島は覚えています。兜島!(多分。)←結局、自信ない。

塩釜の街並みが見えてきましたが、直接港方面へは向かわず、まだ島巡りが続きます。

鍾島

松島を代表する仁王島

島の形が仁王像に似ている為に名付けられたそうですが。。。どの辺が仁王像なのか分からん・・・

出航からしばらくは非常に穏やかな航海でしたが、この辺りから湾内を出たのか、急に波が激しくなります。中型船なこともあって、なかなかの揺れ具合。

席を立って写真撮っていたんですが、踏ん張るだけでは心もとなくて支柱に掴まっていました。

波、ざっぱーん。

乗客、わーきゃー。

幸い、ここ数年で船酔いに強くなったので

わーい、わーい、アトラクションみたーい!

と楽しめましたが、乗り物に酔いやすい人は結構きついかも。(波揺れが激しい区間はそれほど長くなかったですが。)

塩釜湾に入り、また波は穏やかに。湾の力、すげぇ。(湾の力って何?)

小さなお地蔵さんが祀られているその名も地蔵島。

何か、ポップな船が二艘いた。

出航から約40分ほどでマリンゲート塩釜に到着。

(大型船の場合は50分かかるよう。)

中型船だったので、スピードもそこそこ出ていたし、途中の波揺れも激しめで面白かった。

遊園地みたいで楽しかったね~

と言っている乗客の方もいたので、結構皆さん楽しんでいた模様。

松島湾観光・塩釜⇔松島間の移動・ちょっとしたアトラクション(中型船の場合に限るのかもしれませんが。)を同時に味わえるこちらのコース、なかなかにおススメです。

www.marubun-kisen.com

軽い気持ちで鹽竃神社に向かうも・・・

帰りの飛行機までまだ時間もあったので、塩釜の名所・鹽竈神社へ行くことに。

GoogleMapで調べてみると、マリンゲート塩釜から鹽竈神社までは約15分とのこと。

案外近いじゃん

と思ったのが間違い。Google Mapで時折あるルート案内。主要な道まで案内して、途中からグレーアウトの点線になるパターン。

実際には、表参道から神社境内へ行くことにしたので、結局30分港からかかりました。

・・・・予定の2倍かかった。

鹽竈神社の正確な創建年代は分かっていませんが、奈良時代以前と伝わっています。

多賀城に国府が置かれ、その鬼門の位置にあった鹽竈神社が国府の守護として信仰されたと考えられています。

iechiko.hatenablog.com

鳥居の手前に立派な燈籠。

鳥居をくぐると、ながーーーーーーーーい階段。

ここまで30分歩いてからの、この階段、辛い。

マラソンでできた足指の水ぶくれはこの2日で悪化し、数日指の色が紫色がかっていました。おしゃれか。

鹽竈神社は少し変わった造りになっています。

通常、門を入って正面に本殿があり主祭神が祀られていますが、鹽竈神社は正面に左右宮、右手に別宮が建てられています。

左宮には鹿島神宮の主祭神(武甕槌神・タケミカヅチノカミ)が、右宮には香取の主祭神(経津主神・フツヌシノカミ)が祀られています。

そして、別宮に主祭神の塩土老翁神が祀られています。

鹽竈神社のHPによると

この別とはメインに対するサブやセカンドという2番目の意味ではなく、特別(スペシャル)な社と言う意味です。

だそうです。

松尾芭蕉が観たという文治の燈籠

この神社の中で、非常に興味深かったのがこの燈籠。

伊達藩九代藩主の伊達周宗(ちかむね)が、蝦夷地警護の凱旋ののち寄進したもの。

周囲には、様々な生き物の彫刻が施されています。

帰りは裏参道を通って塩釜駅へ。

この道の方がなだらかに坂を下って行くので、一気に階段を上らない分楽でした。

裏参道の鳥居。

最後にいい旅ができたことの感謝を神社で伝え、4日間の宮城の旅終了。

仙台の街は雰囲気が好きで、暮らしてみたい場所の一つなんですが、いかんせん私寒さに弱すぎるので、冬を越せる気がしない。。。

旅行でまた来よう。

www.shiogamajinja.jp

おまけ

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とりあえず、仙台来たら老若男女皆飲んでるずんだシェイク。

初めて飲んだけど、これ、好き!!