明けましておめでとうございます。
新年早々、災害・事故・事件が続いており、改めて「当たり前」の生活ほど貴重なものはないと思い知らされた2024年の始まり。
何のスキルも持ち合わせていない今の自分にできることは、被災地への募金と、本当は特別な「当たり前の日々」を大切に生きる事。
そんな訳で、今年も自分がやりたい事をとことんやっていく次第です。
2023年の年末は、毎年恒例。横浜で開催された福山雅治さんのライブの為、神奈川県へ。
ライブの合間(28日と31日の2days参戦)に、観光を楽しんできました。
今回は、スケジュールの都合で、急遽行くことにした江の島のご紹介。
「べんてん丸」に乗って、江の島上陸
本来、中2日間は箱根と鎌倉に1日ずつ行く予定だったんですが、何ということでしょう。
28日のライブ終わり、ホテルでくつろいでいると、突如スマホがブラックアウト。
強制再起動しても直らない・・・
・・・詰んだ。
スマホで何でもできるということは、スマホが無いと何もできないということです。
幸い、タブレットを持っていたので、そちらでネットを繋いで修理店を検索。
ホテルの近くにお店があったので、翌日オープンと同時に修理を依頼。
結果、液晶の不具合だったので、1時間ほどの修理時間でスマホ復活!!
あ~良かった~
約2万円の分割払いがまだ残っているからと、調子がイマイチなiphoneを騙し騙し使っていたら、結局液晶交換代として2万円が必要になりました・・・
こんな事なら、もっと早くiphone15買っておけば良かったよ・・・
そんなこんなで、半日を費やしてしまったので、箱根から急遽行先を近場の江ノ島に変更。(前振り長くてすいません。)
宿泊地の藤沢から江ノ島方面へは、江ノ電と小田急線で行くことが可能。
江ノ電は混雑していそうだったので、小田急江ノ島線で行くことにしました。
藤沢駅から片瀬江ノ島駅まで約10分。
駅舎、ほぼ竜宮城。
元々行く予定がなかったので、ほぼ下調べもないまま、とりあえず島へ渡る江ノ島弁天橋を歩いていると、遊覧船「べんてん丸」乗り場を発見。
「歩いて40分かかる岩屋まで、船なら7分で行けますよー」という呼び声に惹かれ、その場の勢いで乗船決定。
赤い点線が船のルート。
(降りた島の方で撮ったので、現在地と矢印の方向がおかしくなっております。)
江の島は中心に向かって山になっているので、橋を渡って、地図下部に描かれている鳥居から島巡りをする場合、エスカーという、用はエスカレーターが設置されています。(利用料300円)それほど歩くと結構しんどいということ。
船で一旦島の奥まで行って、そこからいくつかのスポットを巡りながら歩いて戻って来る方が楽そうだった事もあり、船を利用することにしました。
この日、非常にお天気が良く、また気温も高かったのも船を選んだ理由の一つ。
外で風浴びながら乗っても寒くなさそう!
乗船券は大人400円。割と頻繁に船は出ていたので、あまり待たずに乗ることができました。
乗客は10人弱。船は小型ですが、波の影響はほぼありませんでした。
風が気持ちいい!てか、むしろ天気良すぎて眩しい・・・
富士山が綺麗に見えました。楽しい!この船、楽しい!
(つい数時間前まで、スマホ使えなくて沈み倒していたけど、無事に復活したから超ご機嫌。)
シンボルの江ノ島シ―キャンドルが目立っています。
江の島からも、富士山がこんなにはっきり見えるんですね。
関西住みなので、富士山って日常の風景には存在しない特別な山なんですが、意外と関東地域の人にとっては身近なのかな。
海上から富士山と江の島を眺めながら、船はあっという間に島の乗り場に到着。
到着した場所は、稚児ヶ淵と呼ばれる場所。
名前は、鎌倉相承院の稚児白菊が、この淵に投身したことに由来しているそう・・・(しかも、投身の理由を調べたら、修行中の白菊が、高僧に思いを寄せられて、思い悩んで投身したとか・・・)
ちなみに、ここは夕日の名所でもあるそうです。
稚児ヶ淵は釣りをしている方が非常に多かったです。
江の島岩屋
稚児ヶ淵を通りすぎ、最初に訪れたのは江の島岩屋。
岸壁に出来た洞窟で、第一岩屋(奥行152m)と第二岩屋(奥行56m)の二つの岩屋があります。
入洞料は大人500円。電子マネーも使えますが、入口付近は若干電波が悪いので、現金の方が早く清算ができるかもです。
まずは、第一岩屋。岩屋の歴史などが展示されているエリア。
歌川広重が描いた江ノ島の浮世絵。
島に対して、人、でかい。
江ノ島を詠んだ与謝野晶子の歌碑。
岩屋内には、複数の石造物が祀られています。
弁財天が祀られたことから、多くの方が信仰するようになり、参詣で訪れた印に奉納した石造物が今も残っているんだそう。
途中で、ロウソクの貸し出し所がありました。洞窟の中、ロウソク持って冒険気分!
(的なことが、パンフレットに記載されていました。)
この貸し出し所の先、二股に分かれています。まずは左側から。
二股左側の突き当り。
この先、岩屋は富士山の氷穴まで通じていると言われているんだそう。
そして、左側にある日蓮上人の寝姿石は、正直ちょっとどう見たら寝姿なのかよく分かりませんでした・・・
(後ろから次々人が来るため、あまりじっくり見る事もできず。)
来た道をいったん戻り、今度は二股の右側へ。
右側の突き当りには、江ノ島神社発祥の地。
552年に鎮座したというので、歴史は相当古いです。
狛犬、後ろ足で立ってもうてるやん。右のやつ、犬抱いてる・・・?
弘法大師空海も、この地を訪れたと伝わっています。大師が訪れた際に、弁財天が現れたんだそうです。日本各地に残る空海伝説、ここ江ノ島にもありました。
第一岩屋から第二岩屋へ行く途中、岩の隙間から海が眺められるビュースポットがあります。
続いて、第二岩屋へ。
一旦、外へ。
第一岩屋と第二岩屋を繋ぐ橋からは、岸壁や相模湾、富士山を見る事ができます。
上の写真に写っているのは、第一岩屋側の出入り口。
海の中にいた亀石。
第二岩屋は、ちょっと傾向が違ってた。
めっちゃ現代的なイルミネーション。キラキラ。
江ノ島には、古くから龍神信仰が栄えており、中でも岩屋には龍神が宿っていると伝えられているそう。
そんな訳で、第二岩屋の突き当りには龍神さんがいました。
龍神さんの前でパチンと手を叩けば、何かが起こります。
キラキラが切れると、ブルーライトに照らされる洞窟。
正直、自然は自然のまま見たい・・と思いつつも、なかなか面白い洞窟探検でした。
江ノ島は、島の中央部分が一番標高高いので、奥から歩いても上りはあります。
階段を上りながら、中心の方へ。
利用案内
- 入洞料:大人(中学生以上)500円 子供(小学生)200円
- 営業時間:9:00~17:00
- 休業日:年中無休
龍宮(わだつみのみや)
来年は辰年。ということで、参拝客が並んでいた龍宮。
この神社名を見た人みんな同じこと言っていました。
「龍宮じゃなくて「わだつみのみや」って読むんや」
日本語って難しい。
先ほど行った岩屋本宮の真上に建てられた神社。
創建は平成5年と新しいお宮です。御祭神は龍宮大神。初詣はもっと参拝客多かったのかもしれませんね。
龍を見ると、シェンロンを思い出す。ドラゴンボール世代です。
♪つっかもうぜ!ドラゴンボール♪
おまけ
大晦日のライブ終わり、大阪に帰って来て紅白歌合戦で白組トリを務める「押し」を見たら・・・
キッコロと化していた。