ハッピーハロウィン!
ここ数年で、すっかり日本にも根付いたハロウィンイベント。
ただ、もはや街中でコスプレを楽しむ年でもない私にしたら、無縁のイベントの一つでもあります。が、ちょうど訪れた淡路島にある植物園「あわじグリーン館」で『世界の収穫祭を楽しもう!』というイベントが開催されていたので、植物を通してハロウィンを楽しんでみました。これぞ、高尚な大人のハロウィンの楽しみ方っしょ!(知らんけど)
淡路島にある淡路夢舞台
あわじグリーン館は、建築家・安藤忠雄さんによって設計されたリゾート施設「淡路夢舞台」の中にあります。
淡路夢舞台は、ホテル・国際会議場・温室植物園・レストランなどで構成されています。
淡路夢舞台の全体模型。
植物園に行く前に、夢舞台の建築をささっと巡ってみました。
海の教会
ホテル・グランドニッコー淡路にある教会。自由に入れるようになっていたので、写真だけ撮影させてもらいました。
百段苑
斜面に沿って並ぶ100個の花壇。阪神淡路大震災の被災者への「祈りの庭」として建築されました。
花壇いっぱいに咲く花の写真をネットなどで見ていたのですが、今の時期は、花が咲いている花壇はちらほら。そして行ったのが夕方だったので、何か暗い・・・
春が一番の見ごろみたいです。
でも、上から大阪湾が見えて景色はなかなかに良し。
思っていた以上に広く、半分迷子になりながら安藤建築の美を楽しんだ後、植物園へ。
あわじグリーン館で収穫祭を楽しもう!
植物園「あわじグリーン館」は、日本最大級の温室。
11月5日まで『世界の収穫祭を楽しもう!』というイベントが開催中です。
<開催中!>あわじグリーンフェスティバル2023 | 兵庫県立淡路夢舞台公苑温室
インド・オナム-花飾りオナム・プーカラムをモチーフにした豆飾り2023
インド・オナムというインドケララ州を起源とするお祭りの花飾り「プーカラム」が豆で表現されています。
巨大カボチャ。
左のは355.6キロ!サバンナシマウマやオットセイと同じぐらいの重さ。右は85.4キロ。ジャイアントパンダと同じぐらいの重さ。
どっちもピンと来ないけど、カボチャとして馬鹿でかいということだけは分かる。
これでカボチャの煮つけ作ったら、何日間カボチャ地獄味わう羽目になるんやろ・・・
淡路島と言えば、玉ねぎ。
・・・何か飛んでる。
まずはサボテンなどの多肉植物が展示されている「みどりのちょうこく」エリア。
ハロウィン仕様の解説版があったので、そこに書かれた植物を探してみた。
これ、ホワイトゴースト。
コウモリ、いっぱいぶら下がってた。
サボテン、かわいい。
収穫祭にちなんで、食べられる植物も紹介されていました。東南アジア旅行した時にしか食べたことないドラゴンフルーツ。
白いサボテンたち。
サボテンのお花、意外と綺麗。
続いては、熱帯や亜熱帯に生息する植物たちの「しきさいのにわ」エリア。
世界初の青色コチョウラン。
大阪市の石原産業株式会社さんが、17年もの研究開発を経て発売に至ったものだそうです。
コウモリみたいな形をしたプラティケリウムネザーランド。
いつも思うけど、植物の名前ってハリーポッターの呪文みたいよね。
ゾウさんもカボチャでデコられ、ハロウィン仕様。
続いて「しんかのにわ」エリア。
このハロウィンアレンジの寄せ植えが結構好き。カボチャ(やんな?)めっさ怖いやん。恐竜にガン飛ばし倒してるやん。
こちらの木、マクロザミア・ムーレイは、3年間でわずか1センチしか伸びないそうで、約3mの木は、推定樹齢約1000年!平安時代から生きているご長寿さんです。
マクロザミア・ムーレイ!!
(ハリポタっぽく言ってみたかっただけ。)
2億年前からほとんど姿を変えていない、世界最古の種子植物の一つ。その名もジュラシックツリー。
2億年間姿を変えずに、現代まで適応できているって、どれだけ未来を見越して生まれてきたんだ。
収穫祭のフォトスポット。
星の王子様バージョンの寄せ植え。めっちゃ可愛い!欲しい!(子供の頃の愛読書の一つが「星の王子様」でした。)
フォックスフェイス。これどんな味するんだろう?って思って調べたら、毒性が強いので食べられないそうです。動物のキツネも菌を持っているから触ったらダメって言うし、キツネって見た目の割に危険な生き物。
食べられるけど、危険なハバネロ。
中心にガーデンキャッスルが立っている「にぎわいのにわ」エリア。
上から見たとこ。
くつろぐでっかい熊。その名も「まきのくまたろう」
シンガポール植物園 国立蘭園との交流の蘭。シンガポール、行ってみたい。
低照度で育つ植物が展示された「ひかげのにわ」
コウモリ、いっぱいいた。
トトロの葉っぱ。(正式名称は知らない)
まだ開花しているものは少なかったですが、菊の展示もありました。
最後に、天皇皇后両陛下のお名前が付いた蘭を鑑賞して、植物園終了。
広い園内、多数の植物が展示されていて、もっとゆっくり時間をかけて見たかったのですが、帰りのバスの時間の都合で、結構駆け足での鑑賞となりました。
が、事前に私が見ていたのが土日祝のバスの時刻表で、平日にはその時間にバスはなく、結局ホテルのベンチで30分近く時間を潰す羽目になりました。
こういうミス、何度もしてるのに学習しない自分がホント嫌・・・
利用案内(あわじグリーン館)
※百段苑は入場無料
- 入園料:大人750円 シルバー370円 高校生以下無料
- 開館時間:10:00~18:00(最終入館17:30)
- 休館日:年2回
おまけ
園内で見つけたハロウィンアレンジたち。
今までみたカボチャの中で、一番目ん玉バッキバキ。