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観光列車『志国土佐 時代(とき)の夜明けのものがたり』|四国バースデイきっぷの旅⑤

誕生月にお得に四国を旅することができるJR四国『バースデイきっぷ』を利用しての旅。

3日目は、2日目に続いて観光列車に乗車。

『志国 時代(とき)の夜明けのものがたり』に乗車します。

四国の「ものがたりシリーズ」と呼ばれる観光列車は3種類あり、それぞれの運行区間は下記図のようになっています。

(時代の夜明けのものがたりHPより引用)

前日に緑ラインの『四国まんなか千年ものがたり』に乗車し、この日は紺色ラインを走る列車に乗車します。

『志国土佐 時代(とき)の夜明けのものがたり』について

週末を中心に、高知駅→窪川駅を走る【立志の抄】と窪川駅→高知駅を走る【開花の抄】が運行しています。運行時間は約2時間40分。

また期間限定で土佐くろしお鉄道の「ごめん・なはり線」での運行も行われています。

列車は2両編成。

茶(えんじ?)色の1号車はクロフネ

白色ボディの2号車はソラフネ

そ~の ふね~を 漕いでいけ~

1号車と2号車の間には、坂本龍馬さんがデザインされています。土佐藩出身の幕末志士は多数いるけれど、やはり代表的存在かつ、いつの時代も人気なのは龍馬さんなんですね。

全席指定で運賃の他に、特急料金(時期によって変動あり)グリーン料金1,500円が必要となります。

今回私が使用した『四国バースデイきっぷ』グリーン車用なら追加料金不要で乗車可能です。

四国バースデイきっぷについてはこちら。

高知の食材を使ったオリジナルメニューのお食事を車内で頂くことも可能。ただし、乗車券とは別に予約が必要となります。

私は前日同様、食事の予約をどうしようかな~と悩んでいる間に予約すること自体をすっかり失念してたため、本日も事前予約のお食事はなし。

でも、安心してください、履いてますよ。もとい、車内でも軽食・お飲み物注文できますよ。

その他空席状況・料金など詳細は公式HPにてご確認ください。

午前中は高知駅周辺を観光

列車は12:04高知駅発。ということで、午前中は駅周辺を観光することにしました。

ちょうどこの日、日曜日だったので日曜市が開かれていました。高知の日曜市は、1690年以来300年以上の歴史があるもので、年始(1月1日・2日)とよさこい祭り期間を除いて毎週日曜に開催されています。

時間は午前6時頃~午後3時頃まで。高知城前の追手筋に約1キロに渡ってお店が並びます。生鮮食品だけではなく、金物や古物、植物なども売られていました。

観光客がお土産として買える食べ歩きに適したアイスなどもありましたが、どちらかというと、地元の方が購入される野菜や果物が多い印象。柑橘類とかどう考えてもお土産の量じゃない数が1パックになって売られていたり。

そして、人気のお店は午前中の時点で商品が全て売れてしまったのか、店じまいをしている所もありました。

ぶらぶら見て歩くだけでも楽しかったです。翌日の朝食用のパンと、その場ですぐ食べられるカヌレを購入しました。

土佐の歴史と高知城について改めてお勉強、と高知県高知城歴史博物館行きました。

(前日に行った高知城の記事はこちら。)

iechiko.hatenablog.com

入館は無料で、3階の展示室のみ有料となります。(企画展期間外は大人500円)

また、3階には高知城展望ロビーがあり、高知城と追手門を一望することができます。

高知城の天守閣はどこから見ても絵になります。(何回も言うやつ。)

前日見忘れていた山内一豊公の銅像を上から。

www.kochi-johaku.jp

www.jr-shikoku.co.jp

高知駅から『時代(とき)の夜明けのものがたり』に乗車

博物館と日曜市をぶらぶらした後、出発までにまだ1時間以上あったのですが高知駅に移動してきました。

高知駅前には『高知観光情報発信館とさてらす』という大きな観光案内所があり、高知県の観光情報を得たり、各種チケットの購入ができます。ここで高知全体の観光情報を見ているだけでも、結構いい時間潰しができます。

併設しているお土産屋さん内には、フリー休憩スペースもあり、デスクで充電もできました。

早めに行って列車の写真でも撮るか、と30分前に改札を通過。

改札上がった所にアンパンマン。高知県、いろんなところにアンパンマンがいます(作者のやなせたかしさんが高知出身だから)

ちなみに、観光案内所前のベンチにもいる。

乗車する『時代の夜明けのものがたり』はまだ入線していなかったですが、代わりにいたのは・・・

やっぱりアンパンマン。

どんぶりたち。(雑な紹介)

そして、発車の20分ほど前に『志国土佐 時代(とき)の夜明けのものがたり』が入線してきました。

実は、この数分前にテレビの撮影隊がホームに上がって来ていて、列車の入線と共に撮影が開始。レポートしている男性をよく見たら(アラフォーにとっては)「ジャストミート!」でお馴染み福澤アナウンサー!

なんとこの日【旅サラダ】のロケが行われていて、私、このロケ隊の皆さんと同じ車両に乗ることになりました。なんという偶然。

この入線時、そしてその後の途中下車時など、撮影が行われている周囲をカメラに映り込まないようウロチョロしながら、列車や景色の撮影を行うこととなりました。

加えて、2両の車内の8割ぐらいが中華系の外国人の方々で、車内は異国の言葉で大賑わい。

・・・車内、カオスやな。

静かにのんびり列車旅、とはほど遠い旅が始まりました。

車内・サービス

乗車開始と同時に、乗車第1号として乗り込みました。

私の席は1号車のクロフネ号。

前方は複数名で利用できるBOX席。後方は左右共に窓側に向いたカウンター席。

前日の『四国まんなか千年ものがたり』同様、このようなカウンター席が設置されているのはお一人様でも気兼ねなく利用できるのでありがたいです。ソロ活時代の夜明けです。

革張りチェア。下のレバーを引っ張ると、ぐるんと後ろに回転するので、反対側の車窓を見るのも体ごと反転できて楽でした。

ちなみに、2号車の車内はこんな感じ。右側は1号車同様、一人でも気兼ねなく座れるカウンター席。向かって左側はテーブルを挟んで座席が90度に向かい合っているので、2名向きの座席になっています。

事前注文をしていないので、今回も車内で購入できるメニューから注文します。

なお、昨日と今日乗ったこれらの特急列車は、水・お茶以外の飲食物持ち込み禁止と注意事項が書かれていたので、駅弁などを購入して持ち込むのはNG。

が、海外からのお客様方はめちゃめちゃ持ち込んで、バクバク食べてましたけどね・・・そして特にそれを注意されている様子もありませんでした。

追加で車内のメニューも色々購入されていたので、まぁ黙認してたって感じなんでしょうかね。知らんけど。

沿線上の見どころのイラストが描かれたしおりが頂けたので、こちらを見つつ、列車旅を楽しみたいと思います。

車内から見た三志士の後ろ姿。

定刻12:04に列車は高知駅を出発。観光案内所の前でお見送りの方たちが手を振ってくださいます。

いってきまーす!!

走り始めて間もなく、車内のカウンターがオープンし飲食の注文ができるようになります。2号車にあるカウンターコーナーに各自注文に行く形式なので、最初は少々並びました。現金の他、PayPayでの支払いも可能。

注文したのはこちら。かつおデニッシュ(オレンジジュース付)1,000円。

想像よりでかいデニッシュが登場しましたが、中に入ったカツオの身&ジャガイモがラー油で味付けされており、デニッシュとの相性もよくペロリと食べきりました。

(若干食べにくかった&手がギトギトになったのが難点でしたが・・・)

カツオデニッシュの味が結構濃くて(お酒のつまみとして食べるのに適している感じ)喉が渇いたので、旅の後半、追加でドリンク購入。

ノンアルコールカクテル「KUROFUNE」(高知県産ゆずシロップ&コーラ)

頂いた記念乗車証(左)と、カウンター前にあったから勝手に自分で捺印した記念乗車証(右)。(観光列車の記念乗車証も地味に集まってきているので、どのように管理しようか思案中)

沿線のみどころ

昔、龍馬さんが泳いだと言われる鏡川

観光列車に乗ると、地元の方が沿線でお見送りをしてくださる場面にちょこちょこ出くわすのですが、この列車は今までで一番と言っていいほど、多くの方からのお見送りを受けました。しかも手作りのポップなども作っておられて、もはや有名人になった気分です。

「ニヨドブルー」という言葉があるほど、美しい川として有名な仁淀川

全国で水質ランキング1位になるほど綺麗な川だそうです。

田んぼと山の景色も綺麗。

日高村の皆さんからの熱烈な歓迎を受けました。お遍路文化が根付く四国の皆さんは、おもてなし精神がより強い気がしています。(お遍路している時にも、何度となくありがたいお接待を受けました。)

トマトが有名な日高村。日下駅では一旦停車し「トマトの神様」?という歌に合わせてのダンスを、地元の方たちが披露してくださいました。

海外の皆さん、ノリノリで一緒に車内でダンスされていました。横のおばちゃんに至っては、途中から立ち上がって踊ってた。動画は撮ったんですが、ここにはアップできないのが残念です。むしろ私は後半、ノリノリでダンスする車内のおばちゃんに大注目でした。日本で楽しい思い出ができたのなら、何より。

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恐らく踊っている方も、ただジーっと見られているより一緒になって踊ってくれた方がより嬉しいんじゃないでしょうか?こういうノリって、中華系の方たちの方が日本人よりもいいと思います。

沿線からのお見送りにも凄く一生懸命手を振り返したり、ハートマークでLOVEを伝えたりされていました。ただ、景色単体には興味ないのか、車窓にカメラ向けたりはほぼしない。でも、自分込みで写真を撮るのは好きな方が非常に多い。国民性でしょうか、興味深いです。f:id:iechiko:20230524143925j:image

メーテルさんがいました。

列車はその後、現在の朝ドラ「らんまん」の主役・牧野富太郎さんの出身地佐川町を通過。

高知市内でも牧野先生&神木くんのポスターやら、らんまんラッピング列車を何度となく見かけました。高知は今、らんまんで盛り上がっています。そして、この翌日牧野先生ゆかりの牧野植物園に赴いたので、その模様はまたブログで書きたいと思います。(ただ、私朝ドラ見てないんですけどね・・・)

斗賀野トンネルを抜けると、山の斜面に張り付いたように見える白石工業の土佐工場が見えます。炭酸カルシウムを製造しているそう。

鍋焼きラーメンが名物の須崎。須崎市のゆるキャラ「しんじょう君」(左の看板にいるカワウソ)は、2016年ゆるキャラグランプリの王者です。

須崎駅を過ぎたあたりから、車窓から海が見えるようになりました。

いい景色!!高知は川も綺麗ですが、海もすこぶる綺麗です。

13:54 安和駅に到着。ここで10分ほど列車は停車し、記念撮影タイム。

クロフネ号と高知の海。映えます。

ソラフネ号と高知の海。こちらも映えます。

駅からの景色。ちなみに、これらの写真は「旅サラダ」の撮影カメラに映り込まないよう逃げ惑いながら撮っていました。いや、別に映ってまずいことなんて一つもないんですけど、ただ単純にテレビに映るとか恥ずかしいやん?(知らんやん)

この後、降車が可能な土佐久礼駅に停車し、終点窪川駅に14:40到着。

高知駅を出発して約2時間40分。

高知の川・海・山の景色は素晴らしく、そして沢山の地元の方からのお見送りを受けることもでき、楽しい乗車時間を過ごすことができました。

このあと、鉄印をもらうため、窪川駅から土佐くろしお鉄道に乗車。

鉄道の旅は続きます。

おまけ

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1号車の前方にあるスクリーンには、運転席からの景色が映し出されていました。

アテンダントさんが

お写真撮りましょうか?

とおっしゃってくださったんですが、

あ、結構です。

とあっさり拒否。こういう時、絶妙に微妙な空気になるから困るんですよね・・・