どうも、お祭りおばさんです。
6~7月の2か月間、短期派遣で久しぶりにお仕事をしていたため、旅行をしていなかったのですが(何度か週末に予定立てたけど、毎回雨になったからキャンセルしていた。)またまたフリー期間突入したため、久しぶりに1週間程旅行に行きました。
今回の旅の最大の目的は「青森ねぶた祭」
それに合わせて青森へ行き、その後お城と縄文遺跡とアートの名所を巡って来ました。
酷暑の波は東北地方にも押し寄せており、非常に暑い中、汗だくになってウロチョロした結果、また少し黒くなりました・・・(青森の女性はみんなとっても色白で、お肌綺麗でした。紫外線って、ほんと肌に悪いわ・・・)
ねぶた祭に行きたい!でも、ホテルが取れない!
ねぶた祭を見に青森へ行こう!と決めたのは確かGWの頃。
祭りの会期は毎年8月2日~7日。(8月1日には前夜祭が開催。)
2日~6日が夜のねぶた運行。7日は昼のねぶた運行&花火大会・海上運行。
私のねぶたのイメージは、暗闇に光る迫力あるねぶたの姿!ということで、2~6日の日付でホテルを探すも、空室がない!全くない!
数日間、ひたすら楽天トラベルで空き室検索をしまくってなんとか、最終日7日の空室を見つけることができました。夜の運行は見れないのは残念ではあるけれど、祭りのフィナーレを飾る花火と海上運行が見られるならいいやと即予約。
ちなみに、ホテルは青森駅からほど近いビジネスホテル。素泊まり1泊25,000円!!
祭り価格、ワッショイ!
なお、同じホテルに2泊したのですが、ねぶたが終了した8日の宿泊費は6,800円でした。
祭り価格、ワッショイ!ショイ!
この価格でも3か月前に空き室が全然見つからない状態になります。ホテルの確保はお早めに。
昼のねぶた運行鑑賞
7日のねぶた祭スケジュールは
13:00~15:00頃 大型ねぶた運行(約20台)
19:15~20:45頃 ねぶた海上運行・花火大会
昼のねぶた運行に合わせて、7日の朝に伊丹空港から青森空港へ。そして青森空港から空港リムジンバスで青森駅へ。
ひとまずホテルに荷物を預けて、運行まで少し時間があったので軽くランチをしたあと、ねぶた運行を見に行きました。
本当は、後半通るエリアで見ようと思っていたんですが、運行ルートを探してたまたまたどり着いた場所にねぶたが通っていたため、もうここでいいやとその場で見学することに。
なので、前半見逃して途中からしか見ていません。(これ見るのが最大の目的のくせに何してんの。)←カフェでのんびりパン食べてた。
場所は恐らく青森県庁の辺りだったと思います。(土地勘なさすぎていまいち自分がどこにいるのかも不明だった・・・)
それでは、昼間のねぶた運行の様子をご紹介!
人生、初生ねぶた。
昼は昼で、本来の色彩がよく分かるのでこれはこれでいい!
ねぶたは、運行団体ごとに製作されており、それぞれにテーマがあります。
こちらは日本通運 ねぶた実行委員会による『日出処の天子』
各ねぶたの後ろからは、囃子方と呼ばれる方たちが笛や太鼓、手振り鉦(てぶりがね)を鳴らしながらお祭りを盛り上げます。
こういった太鼓や笛の音を聞くと、無条件にテンションが上がるときに私って日本人なんだな~と改めて思います。
そして、囃子方と共に発せられる掛け声は「ラッセーラ ラッセーラ ラッセラッセ ラッセ-ラ」
これが私にとってはとても懐かしい。何故なら、小学生のとき「荒馬」という踊りを運動会で踊ったことがあり、その時の掛け声と同じ。
あの時は何のこっちゃ分からず踊っていましたが、荒馬は青森県今別町の郷土芸能で、青森県無形民俗文化財の指定を受けている踊りだったようです。
日立連合ねぶた委員会『新田義貞伝説 龍神へ太刀を捧ぐ』
ねぶたがぐるりと回転すると、一際大きな歓声が沿道から湧きます。
太鼓の上に乘ってのんの、かっけー
ねぶた愛好家『雪山童子』
サンロード青山『北の耀星(ようせい)「毘沙門天」』
ねぶたが観客の間近まで近づいてきてくれると沿道からは、歓声と共に「ありがとう!!」の声が飛びかいます。
ねぶた祭を飾るのは、大型ねぶたと囃子方、そして鮮やかな衣装を着た跳人(はねと)と呼ばれる人たち。この跳人は、衣装を着れば誰でも参加OK。事前の登録なども不要らしいです。
ただ歩いて参加している方もいれば、「ラッセーラ」の掛け声と共に踊りながら参加している方たちの姿もあり、その辺りも結構自由みたいでした。
途中、跳人の団体が「ラッセーラ ラッセーラ」と観客に近づいてきて、それに応えるように観客からは「ラッセ ラッセ ラッセーラ」のコール&レスポンスのひと時もあり、かなり盛り上がりました。
に組・二本風力開発グループ『桃太郎』
反対側の鬼と桃太郎の写真、うまく撮れんかったので、決めポーズがばっちりな誕生シーンのみご紹介。
プロクレア ねぶた実行プロジェクト『大日大聖不動明王(だいにちだいしょうふどうみょうおう』
マルハニチロ侫武多会『三日月祈願 山中鹿之助』
協賛企業の品々。
あおもり市民ねぶた実行委員会『土蜘蛛』
バナナマンとプレモル。
公益社団法人青森青年会議所『国性爺合戦 和藤内・甘輝の復興(こくせんやかっせん わとうない・かんきのふっこう』
大型ねぶたが目の前で回転するシーンは迫力満点。
その様子を何とか静止画で再現してみたいと思います。この後に続く写真を早めにスクロールしたら、何ということでしょう。ねぶたが迫ってくるではないですか!
どう?
(恐らく、だいぶ微妙。)
こちらは青森県板金工業組合『火雷天神 菅原道真』
反対側には菅原道真公の姿。
前半は前に数人人がいたので、人の隙間から背伸びをしながらの見学でしたが、徐々に前の人が移動したりで最後には最前列で運行を見ることができました。
途中でスマホで動画も撮影したりしていたので、見学した全てのねぶたはご紹介できていません。
また、人の間から撮ったり、動くねぶたのベストショットを撮影するのが難しく、あまり綺麗に撮影できなかったな~と写真を見返して反省・・・(そもそも写真の腕がないのが一番の原因だが。)
何より最初から見れていなかったこともあり、今年のねぶた大賞である『牛頭天王』のねぶたを見逃している・・・ということに後々気づいたのでした。(この時は、複数台ねぶたを鑑賞できて、うん十年ぶりに「ラッセーラ」も言えて充分満足していた。)
最近は、花火大会やお祭りをYoutubeのライブ配信で見れることも多くなり、実際私もそれを見る事もあるんですが、やはり現場ならではのお祭りの熱は、行って感じるのが一番!(と、今まで人混み避けて祭りにほぼ行ったことないヤツが分かったような事言ってみる。)
ねぶた祭の最後を彩る夜の花火大会の様子は、次回ご紹介します。
おまけ
青森駅周辺に来るのは、実に8年ぶり。
正直、あまり変わってないなぁという印象の駅周辺をブラブラしていたら、8年前になかった(と記憶している)ものを発見!
砂浜に立つ「AOMORI」モニュメント。
何度か通りましたが、記念撮影している人は一度も見かけませんでした。(たまたまやと思うけどね、うん、たまたま。)