えちこの旅ブログ

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【東京神社巡り】初詣参拝者日本一の『明治神宮』

前回までご紹介した長野の戸隠神社で五社めぐりを終えたあと、長野駅から上野駅まで一気に新幹線で移動。

関西に住んでいると、長野県まで行くのは結構時間がかかるのですが、長野から東京って新幹線で1時間半程度なんですね。近い。っていうか、改めて新幹線が通っているエリアの交通がいかに便利かが分かります。

東京でも2泊して、今回は美術館巡りをメインに楽しみましたが、やはりどこの県に行っても神社仏閣も欠かせない。

東京にも多数神社があり、行ったことがない場所も沢山あるんですが、今回はド定番スポットへ。

日本で最も初詣参拝者が多いとされる明治神宮に、十数年ぶりに行ってきました。

明治神宮の歴史

御祭神は明治天皇と、明治天皇の皇后の昭憲(しょうけん)皇太后です。

神社の中では新しく、創建は大正9年(1920年)11月1日。

明治神宮の公式HPによりますと、1912年に明治天皇が、2年後の1914年に昭憲皇后が崩御されたのち、国民からの要望により、御祭神にゆかりのあった代々木の地に創建されたということです。

明治神宮へのアクセス

神社の入口は3か所あり、それぞれの入口に近い最寄り駅も複数あります。

・小田急線「参宮橋」駅から【参宮橋口】まで徒歩3分

・各線「代々木」駅または東京メトロ副都心線「北参道」駅から【代々木口】まで徒歩5分

・東京メトロ千代田線「明治神宮前」駅またはJR山手線「原宿駅」から【原宿口】まで徒歩1分

初めて来たときは

こんな街中に神社あるのか!!

と妙に驚いた記憶があります。大阪で言うと、梅田に広大な神社ある、みたいな感覚。

ちなみに私は、この前に表参道にいたため、そこから文字通り「参道」を歩いて行きました。

(歩きながら「表参道って、明治神宮の参道ということか!」ってことに今更ながら気づいた人。)

明治神宮の境内

明治神宮の境内は広く、上記で紹介した時間はあくまでも入口までの時間。

御社殿までは、各入口から約10分ほどかかります。

公式HPによると「東京ドーム15個分の広さ」だそうです。さすが東京。やはり比較対象が東京ドーム。

原宿駅を過ぎると、すぐに立派な鳥居が現れます。

東京ドーム15個分もの広さがある明治神宮の社は、創建にあたって全国から献木された約10万本もの木々を植栽し造成された人工林だそうです。

公式HPに神宮創建前の写真があるんですが、木々がほとんどない荒地の景観。今の景色と見比べると全く違っていて面白いです。

杜(もり)・見どころ|明治神宮

林から造ってしまったということが近代ならではだな、と思ったんですが、歴史が古い神社やお寺であっても、人々が一から木々を植えて造った場所はあるのかもしれない。

古すぎて、その人工林がもはや自然と一体化しているだけで。

南参道を歩いていきます。周囲に高い建物がないから、空が広い。

ブルゴーニュ地方から奉献された葡萄酒樽ずらり。

反対側には、日本酒樽ずらり。海外の方にとってはやはりこちらの方が珍しいのか、こっちを皆さん撮影しておられました。

なお、この酒樽の横に明治神宮御苑の入口があり、そこに有名な「清正井(きよまさのいど)」があるんですが、この日整備中?か何かで井戸が見れないと注意書きがありました。

以前来た時に、井戸見ていなかったので、次来るときには是非見に行こう!と思っていたんですが、今回もタイミング悪く見れず・・・

ということで、井戸見れるときにまた来よう、と御苑には行かず。(菖蒲園が有名みたいですが、行ったときはまだ咲き始めでこちらもあまり見れなさそうだったんで。)

木造の明神鳥居としては、日本一の大きさ。高さは12mあります。

手水舎で手を清めようと思って作法を見たら、あれ?一般的なのと違う。

こちらでは、左右順番にするのではなく、両手を一度に清めるみたいです。

3度目の鳥居。

本殿前。両端の丸っこい御神木が印象的。

向かって左側の木は、近づいてみると二本の楠の木でした。

大正9年の創建時に献木された木で、日本繋がっているからやはり名前は「夫婦楠」

大体二本で一つの木って「夫婦〇(木の種類)」って名前つけられますが、「親子〇」とか「恋人〇」とか「コンビ〇」って見ないよね。ペアなら夫婦意外にも色々あるのに。

向かって右側の御神木の周囲には絵馬がずらり。

外国語で書かれたものが凄く多かったのが印象的。神様もグローバル化に対応しないといけない時代になりました。

元々の本殿は、戦争で焼けてしまったため、現在の本殿は1958年に再建されたもの。

参道を歩いている途中から雨が本格的に降り出してしまいました。参拝後、御朱印を頂いて元来た参道を戻ります。参道は木々のお陰であまり雨を強く感じずに歩くことができました。

おまけ

駅に戻る前に、明治神宮に来たら行きたかったもう一つの場所。明治神宮ミュージアムへ。

隅研吾さんの建築で、令和元年にできた新しいミュージアム。明治神宮の歴史についてや、明治天皇・昭憲皇后に関する展示物を見ることができます。

またロビーの窓が大きく作られており、参道の様子を眺められるようソファも設けられていました。

雑誌でこのミュージアムが紹介されていて、開放的なロビーが印象的だったので、展示物を見たあと、ソファで休憩がてら、雨の中、傘もささずに歩く観光客の方々をしばし眺めて過ごしました。

傘、持っていない方もいたと思いますが、そもそも多少の雨では、傘をさす習慣があまりないお国の方もいますしね。欧米の人ってあまり傘ささないイメージ。

そして、このあとカフェに入り、外出た時にまだ雨降っていたんですけど、目的地が近かったから欧米の人っぽくフード被ってやり過ごした結果、傘をカフェに置き忘れてしまいました。しかもホテルの最寄り駅まで気付かなかったという・・・

どこかにポンコツ頭を治すご利益の神様はいらっしゃいませんか?

明治神宮ミュージアム|明治神宮

利用案内

開閉門時間は、日の出・日の入りに合わせて行われているため、各月によって異なります。公式HPにてご確認ください。

ご参拝の方へ|明治神宮