かれこれ1か月半ほど前の1月下旬。東京へプチ旅行した際に、御船印参加社の一つ【東京水辺ライン】のクルーズに乗車しました。
今回はその時の様子をご紹介します。
東京水辺ラインについて
東京水辺ラインでは、現在両国から浅草を経由し、お台場までを繋ぐ「浅草・お台場クルーズ」が運行されています。
お台場に到着後は、再び浅草を経由し両国に戻ってくるルート。日中便に関しては、特に事前の予約は不要です。
発着場所の少ない『急行便』と各駅に停車する『各駅便』の2つのダイヤが設定されています。
注意点は、毎日運航ではない&日によって運休便がある点です。乗船前に必ずその月の運航スケジュールを公式HPにてご確認ください。
また、東京タワー&スカイツリーの2台タワーの夜景が楽しめるナイトクルーズや、時期によってはイベント便も運航されています。
ナイトクルーズ、ちょうど行った日に予定されていたんですが、寒さ厳しく、夜のクルーズに耐えられる自信なかったのでこの日は止めました・・・
東京水辺ラインの乗り場(両国リバーセンター)
今回私は、両国からウォーターズ竹芝まで乗船することにしました。
ということで、両国の発着場である『両国リバーセンター』の最寄り駅JR総武線両国駅へ。
名前はもちろん知っているけど、実際来るのは初めての駅です。
改札出た横に、観光案内所&飲食店エリアがあったのですが、めっちゃお相撲感出てます。モニターで取り組みが流れてる駅、初めて見たわ。
土俵もありました。どすこい。
両国リバーセンターは、両国駅から徒歩3分の駅近。国技館の道路挟んだ向かい側にあります。
国技館前に結構人がいて、1月ってお相撲やってたっけかな・・・?と思ったらちょうどこの日、1月28日は白鵬関の宮城野襲名披露大相撲(断髪式)が行われた日でした。
正直、お相撲はニュースのスポーツコーナーで目にするぐらいで、試合のテレビ中継すらちゃんと見たことがない相撲素人なんですが、さすがに白鵬さんは知っています。
お相撲って、生で見たらめっちゃ迫力あって面白いと聞くし、日本の国技でもあるので、1度見てみたいなとは思うんですけどね・・・
両国リバーセンターは、チケット売り場と自動販売機、待合用の椅子があるだけの小さなスペースですが、思いのほか新しく綺麗な建物でした。
私が今回両国から乗船した理由は、行ったことがないから一度降りてみたかったというのと、ここでしかもらえないご当地御船印があるから。
それがこちら!
どすこーい!!
葛飾北斎の浮世絵をモチーフにした波しぶきと、力士の取り組みのコラボです。両国駅の近くに『すみだ北斎美術館』もあるんですよね。ここも1度行きたいな~と思って行けていないところ。
両国バージョンの御船印は、チケット売り場のカウンターで購入可能。1枚500円。ちなみに、浅草では雷門デザインの御船印が購入できます。
乗船場所は、両国リバーセンターの建物を出て階段を降りたすぐの場所にあります。船が出るまでの時間潰しで、隅田川沿いのこちらの道をちょっとウロウロ。
♪は~る~の うら~ら~の す~み~だ~が~わ~♪
(真冬やけど)
川沿いもお相撲色強めでした。
船内紹介
こちらが東京水辺ラインのお船。大阪同様、多くの橋の下をくぐる為か水上バスはぺったんこになりがち。
屋内の座席。デッキで景色を見るのもいいですが、真冬の寒さ&真夏の暑さがつらい日は、こちらの窓側から景色を眺めるのもいいかと。(私もずっと外にいるのは寒かったので、定期的にここに座って暖を取りました。)
後方部には自動販売機とお手洗い。そして屋根あり・窓なしの座席エリア。
窓はないんですが、直接風が当たらないため割と暖かく(この日、気温は低かったけど天気は良かったし)2階デッキに上がる階段も近いので、気に入ってしばらく最後方の位置に鎮座していました。
鎮座した場所からの目線。
両国から乗船したのは7~8人程度。その後、浅草から割と乗船してこられたんですが、それでもマックス20名行くか行かないかぐらいの乗船率でした。(外国人旅行者の方が多かった印象。)
船上からの景色
両国を出て、一旦浅草まで隅田川を上がっていきます。
川の上から見る東京の景色、新鮮。
駒形橋。両国から竹芝までの運航中、多くの橋の下をくぐりました。この体験もクルーズならでは。
浅草の手前で、東京スカイツリーが見えてきます。
そしてアサヒビール本社横にある通称「金色のう〇こ」
これ、燃え盛る炎をイメージしたオブジェだそうです。でも絶体出来上がった物を見て、社員さんの9割は
・・・これ炎っていうか、う〇こじゃね?
って思ったんじゃなかろうか。
浅草二天門の発着場を出ると、船はUターンし出発した両国を再び通過し、隅田川の下流に向かって走ります。
寒いけど、せっかく乗ったからデッキで景色を見て過ごそうという人が、割といました。自分もその一人。
両国JCTを通過。
新大橋。
清州橋
川を渡る時って、自分の歩く橋以外の周りと見比べることってそんなにないから気が付かないけれど、橋の一つ一つ、形が違っていて面白い。っていうか、そもそも東京の橋を歩いて渡ることがそんなにないからこれだけ沢山の橋を見るのも、意外と新鮮な体験。
清州橋通過後、振り返ると東京スカイツリーが見えました。さすが634m。目立ち方が桁違いです。
もはや合成みたい。
隅田川大橋。
永代橋を通過すると、ちょっと面白い景色が目の前に。
まるでマンハッタンのような光景です。マンハッタン見たことないけどね。多分、規模ぎゅって凝縮したらこんな感じちゃう?知らんけど。
そろそろ下船するウォーターズ竹芝が近づいてきました。
東京タワーも見えました。(曇天により、露出がうまく調整できずえらく暗い写真になってしまった・・・)
進行方向には、封鎖できないことでお馴染みのレインボーブリッジ。
(もうこのネタ、今の20代以下には通用しないんだろうな・・・)
ウォーターズ竹芝のあと、このまま船はお台場海浜公園へ向かいます。
ウォーターズ竹芝に停車するため、航路を一旦右折。汐留川水門をくぐります。
両国を出港して、約1時間。ウォーターズ竹芝に到着。(何でこんな傾いた写真なのかは謎。)
ちなみに、両国駅から竹芝駅まで電車で行けば約30分程度。船の方が倍ほど時間はかかりました。
なので、単に移動を目的とするのであれば電車の方が効率的ではありますが、普段とは違った目線で隅田川沿いを移動しながら、観光も楽しめる水上バスの旅もなかなか楽しかったです。川クルーズは全く揺れが気にならないですしね。
近距離クルーズの船会社の御船印も多数あるので、そろそろ暖かくなってきたし、近場の神戸や大阪も含め乗船していきたいところです。
おまけ
両国リバーセンターで頂いたウォーターズ竹芝周辺MAP。手描きタッチが可愛いし、見やすい。
正直、水上バスに乗ること自体が一番の目的だったんですが、せっかくなので増上寺へ行くことに。
江戸と昭和のコラボ。と思いきや、増上寺の大殿は昭和49年の再建らしいので、むしろ東京タワーの方が古い建造物でした。