半年ほど月初に「Amazonプライムビデオ視聴記録」を書いてましたが、8月分から更新をやめました。理由は単純。正直面倒になったから。あと、結構プライムで見れなくなるビデオが多くなったので。(特にアメリカ系)
何かおもろいのがあったら、日々のブログのおまけコーナーで紹介しようかと思います。(これまた気分次第)
本佐倉城散策のあと、大佐倉駅に戻り京成線で一駅。次は「京成佐倉」駅で下車。
本日二つ目のお城は100名城に登録されている佐倉城です。
(「本佐倉城」と「佐倉城」。「大佐倉駅」と「京成佐倉駅」。佐倉祭りでややこしい)
佐倉城へのアクセス
京成本線「京成佐倉」駅から徒歩約20分
JR総武線「佐倉駅」から徒歩約25分
佐倉城の歴史
元々は、戦国時代中頃、本佐倉城の城主だった千葉氏の一族だった鹿島幹胤が築いたと言われる中世城郭を原型とします。
1610年に入邦した土井利勝が、1611年から7年かけて江戸東方の防備の要として大改修しました。代々、江戸幕府の譜代大名が城主となり、全国最多の9人が老中になっていることから「老中の城」と呼ばれています。
江戸時代後半は、堀田氏が城主を務めました。
明治時代に廃城となった後、陸軍の営所となり、現在は佐倉城址公園として整備されています。
城の遺構
城址公園入口から城跡まで
Googleマップで京成佐倉駅から佐倉城址公園まで経路を調べて、いざなわれるまま歩いて到着。
佐倉城址公園は非常に広く、ここから城跡までがとても遠かった・・・
私が辿りついたのは、マップ図の「土塁看板」あたり。
そこから天守跡まで結構距離があります。
途中出会った臼杵古園石仏大仏如来像。
説明書きには
臼杵磨崖仏の中で、最も有名な古園石仏(大日如来及び諸尊像13体)の中心をなす大日如来像である。
とあるんですが、何故臼杵の石仏がここにあるんでしょうか。謎。複製?
この日は休館だった国立歴史民俗博物館。
椎木門跡
ようやく城跡と思われる辺りに到着しましたが、案内板のタイトル文字がほぼ呪文。
マップと照らし合わせたところ「椎木門跡」のようです。
城址公園内に入ってほぼ10分経過。ようやく看板がありました。
空堀
現在はすっかり道となっていますが、この辺りは空堀だったようです。
佐倉城址公園センター(100名城スタンプ)
スタンプ設置場所の城址公園センターが閉まる前に、と取り急ぎここへ来ましたが、入口前にもスタンプあって24時間いつでも押せたみたいです。
城跡を一度通り過ぎるようなルートでここに来たんで、また来た道戻らないといけません。無駄に行ったり来たりしてしまったわ・・・
中は誰もいませんでしたが、エアコン効いてて快適。
天守閣や全体図の模型などがあったので、涼み休憩がてら鑑賞。
9月中旬と言えど、まだまだ暑い。先ほどの本佐倉城散策&駅からの徒歩でだいぶ汗だくです。お城巡りって体力いる趣味です。マジで。(特に車を運転しない私にとっては)
体が冷えて体力も少々回復したので、改めて城跡散策に参りましょう!
三逕亭(さんけいてい)
昭和57年に東京の乃木神社から譲り受け、解体移築されたお茶室。
週末にお茶席が設けられていたそうですが、現在はコロナによりお休み中のようです。
ハリス&堀田正睦(まさよし)像
1856年下田にアメリカ初代領事として、ハリスが着任し通商条約の締結を要求しました。
Hey!日本の皆さん、商売しょうぜ!!
攘夷気運が高かった幕府でしたが、アロー戦争で英・仏が清を破ったため
イギリスやフランスよりも、我が国アメリカと条約を結ぼうぜ!
とハリスは強気に主張。
そこで登場したのが、幕末期の佐倉城城主・老中堀田正睦。
開国派の正睦は京都へ赴き、天皇の許可を得ようとしますが朝廷は条約締結に反対。
しかし、結局その後大老に就任した井伊直弼が朝廷の許可がないまま、不平等条約とされる日米修好通商条約を締結したのでした。
そして、開国、攘夷運動の高まり、倒幕運動・・・と幕末の歴史が大きく動いて行くわけですね。(これ書くのに、久々日本史の教科書取り出して復習したわ。)
そんな歴史の転換点に大きな役割を果たしたお二人の銅像が、道を挟んで両サイドに佇んでおられます。
本丸跡
だだっ広い本丸跡。ですが、きちんと草は刈り取られていて歩きやすいです。
天守閣跡
佐倉城の天守は、2段の土塁に片側をかける作り。そのため、本丸側からは4階建て。
反対側崖下からは3階建てに見えました。
それを表しているのがこちらの石碑。
天守は1813年に焼失し、その後再建はされませんでした。ちなみに、火災の原因は盗人の行灯が倒れたことによるものだそうです。盗人に入られるわ、火災起こされるわ、散々やないか。
「はなれてあそぼう 2メートル」
本丸には私一人。離れる相手なんていません。ソーシャルディスタンスは完璧です。
またまた城址公園センターの方へ来た道を戻り、帰りはJR総武本線「佐倉」駅の方が近かったのでそこから東京駅へ。
おまけ
この日の宿泊先はホテル八重の翠東京
東京駅から10分ほど歩きますが、そんなの私にとってはめっちゃ駅近範囲です。
シングルで予約してたんですが、ど平日で空きがあったようでツインの広いお部屋に変更してくださいました。
浴槽も広々で、足充分伸ばせます。1日の汗を流すべく、絶賛お湯張り中。
しかも、今回会社の福利厚生ベネフィットを使用したので、宿泊費たったの700円!
この広さと綺麗さでランチより安い。
南部鉄器の急須がありました。普通のティーバッグのお茶も鉄器で淹れると美味しく・・・感じる気がせんでもない。(人間の思い込みは、時に味覚に影響を及ぼす。)
100名城公式ガイドブック(スタンプ帳付)