お引越しして、部屋が3階になったら急に部屋ん中の虫出没率が上がりました。
定期的に小さな蜘蛛が徘徊しています。虫自体は割と平気なんですが、毎回殺してしまうのもしのびなく。でも共存もしたくないので、無駄な殺生をしないために部屋に虫が寄ってこない系のスプレー買ってみました。さて、効果はあるのか要観察。
リアルタイムの旅ネタが途切れた合間合間に、今後は今までに行ったお城の記事を、過去ブログを参考に書いて行きたいと思います。
ただ、あまりに古いと写真がなかったり、情報も古かったりするので、その辺りはさじ加減で書いたり、書かなかったりになるかと。
ちなみに、番号順に書いていく予定なので行った時期はバラバラです。
まずは2016年10月の北海道&東北旅より、函館の五稜郭をご紹介。
(6年前なので、十分古いんですが・・・内容は訪問日のものになりますので、現在と異なる点があるかもしれません。)
五稜郭へのアクセス
JR函館駅から
・市電「函館駅前」から約16分「五稜郭公園前駅」下車 徒歩約15分
・函館バス「函館駅前」から約16分「五稜郭公園入口」下車 徒歩約7分
その他、JR五稜郭駅からや函館空港からなどHPには複数のアクセス方法が載っていますので、詳細は下記リンクから。
私は、函館駅から路面電車(市電)に乗って行きました。(まるで記憶にないけど・・)
五稜郭の歴史
五稜郭は江戸幕府が函館奉行所の防備を固める目的で作られ、1864年に完成しました。
一旦閉鎖されていた函館奉行所を置くことになったきっかけは、ペリー来航、そして日米和親条約締結からの函館開港です。
特徴は何と言っても、西洋の築城技術を取り入れた星形の土塁(城郭)。
設計を担当したのは、武田斐三郎。
五稜郭は、幕末の新政府軍vs旧幕府軍の戦い(函館戦争)の舞台となります。
土方歳三ら旧幕府軍の抵抗もむなしく、五稜郭は新政府軍に包囲され旧幕府軍は降伏。
これにて、戊辰戦争と呼ばれる幕末の戦いは終わり、新政府へと時代は流れました。
五稜郭タワー
展望台から五稜郭を眺めてみる
公園内で目を引くのは、城跡ではなく近代に建てられた五稜郭タワー。
(こちらは五稜郭公園内から撮った写真。飛行機雲も加わって、なんか宇宙感半端ない)
五稜郭を上から見下ろせる展望台です。入場料をお支払いして、展望台へ急上昇。
展望台から下を眺めると、眼下に広がる五稜郭。
うわーほんとに星形だー!かっちょいいー!
広角レンズじゃなかったので、これが限界。
左端
右端
中央にある奉行所
これを上手に頭の中で組み立てて、星形にしてみてください。(無理やわ)
展望室には、函館の幕末の歴史が学べる展示があります。
①ペリーがやってきました。
「KAIKOKU YOROSIKU」
②五稜郭の建設計画を建てる
「五稜郭、こんな形でどない?」
③函館戦争勃発
「打倒、新政府!!」
(気に入ったやつだけ撮影したら、全然流れわからん)
函館の街並も一望できます。
人気の幕末志士 土方歳三さんもいらっしゃいます。
んー、でもなんかこの像の顔、イマイチ。なんか、口元がコントの時のウッチャンみたい。
懐かしの笑う犬の小須田部長、そっくり。
ぐるぐるまわって、歴史紹介パネルもじっくり読んで、堪能して下に降りたら
シュッとした土方歳三さんがいらっしゃいました。こっちの方が俄然男前。
五稜郭の設計を担当した、蘭学者武田斐三郎(あやさぶろう)さん
榎本武楊さん
では、上から見ていた五稜郭、中に入りましょう。
利用案内
- 展望台料金:大人900円 中・高校生680円 小学生450円
- 営業時間:9:00~18:00(年中無休)
五稜郭公園
五稜郭の遺構
五稜郭公園内は入場無料です。
先ほど、上から見るとちょこんと突き出ている部分がありました。
半月堡(はんげつぼ)と呼ばれる西洋式に見られる特徴的な土塁。
実際に上ってみました。
・・・正直、よく分からん。
五稜郭は上から見るに限ります。
防御のために、上部の石が飛び出す形で積まれた石垣。
上から見れる五稜郭タワーはいいんですが、異質感あってどうもこの公園の景色とマッチしない。
函館奉行所
平成22年に復元された函館奉行所。
なんか、こういう所のトイレを必ず撮影している自分に気づく。
実際に用を足してはいけませんよ。丸見えだから。(そういう問題ちゃう)
大広間。
こちらにガイドの方がいて、色々説明してくださいました。
当時、お奉行さんが座る場所というのが奥から二番目の畳の真ん中、と決まってたそうです。
文献資料を元に、当時の姿を可能な限り再現しているということなので、
この棚、当時と同じサイズなんですか?
と何気なく聞いてみたら
するどい質問ですね!!
人は何故か質問内容を褒められると嬉しくなる生き物です。
ちなみに、当時はこんなに奥行きが無かった可能性が高いそう。
ほうほう。
奉行所は、元々あった場所から、防備上有利な今の函館に移ってきました。
復元部分は、このオレンジ色だけ。広かったんだな、昔の奉行所。
奉行所を出たあとは、公園内をぐるり。
五稜郭タワーには観光客が沢山いましたが、公園内は地元の子供たちが遊んでいて、地元の方の憩いの場と化していました。
外側の堀には水が張っています。貸しボートに乗れるようでした。
カップルが乗っていて、必死で彼氏が漕いでたんですが、びっくりするぐらい1ミリも動いてませんでした。逆にそんなことある?
背中向いてたので、彼女の顔は見れませんでしたが、たぶん
( 一一) ←こんな顔やったんちゃうやろか。
この後は函館山の夜景を見に行ったり
うにと、いくらとイカの三食丼を食べて函館の夜を満喫。