えちこの旅ブログ

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【世界遺産】石灰が生んだ不思議な景観 テラスマウンテン

イエローストーン国立公園ツアー2日目。

前回の記事はこちら。

iechiko.hatenablog.com

マンモスカントリーエリアへ移動し、訪れたのが④テラスマウンテン。

(④だけがカタカナ表記なことに特に意味はありません。)

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車で上へあがって、テラスマウンテンにある遊歩道を上から下りながら歩いていきます。外に出ると、お天気はあまり良くない。

ここに来る途中で雨に降られたのですが、幸いこのエリアは雨大丈夫みたい。

ただ、今までで一番寒いです。パーカーの上に、ダウンをさらにオン。

今までで一番、殺伐というか、暗い雰囲気の景色。

地下から吹き上げられた温泉に含まれる石灰分が蓄積され、このような景観を作り出しています。今現在もこの現象は続いており、どんどん石灰分が溜まっていっています。

一瞬だけ撮っていた動画に入っていたマークさんの解説

「・・で、次のプール、次のプールっていう感じでこの段ができます」

いや、最初の部分ください。

やっぱ今度からガイドさん付きのツアーに参加した際は、もっと動画に解説を収めておこうと思います。自分の記憶の消失の早さをあなどってたわ。

現在進行形ゆえ、木々は埋まり、遊歩道のすぐ下まで石灰が迫っています。

行ったことないけど、トルコのパムッカレも理屈は同じですよね。

なので、もはやパムッカレに行ったと言っても過言ではない。(過言や)

よく見ると、模様みたいに流れができています。

温泉の湧出が止まり石灰が酸化し、手前は黒く変色。

まるで灰が降り積もったかのようにも見えます。まさに読んで字のごとく「石」「灰」

一方、奥のエリアは活動が活発なので、湯気もうもう。

 

晴れてたらまた印象が違ってたんでしょうが、むしろこの景色にはこんぐらいくら~い天気があってるんじゃないか、と思う。

近くで見ると、ほんとギリギリのとこまで石灰が迫ってます。

近いうちに、遊歩道の付け替えが必要になりそう。

実際、今あるのも以前あったものがどんどん石灰で埋まっていったため、新たに作ったものらしいです。

テラスマウンテンでは、毎日2トンもの石灰が噴きあがってきているそうです。

なので、1週間もすれば景観が変わってしまうそう。

まさに一期一会の景色です。

真ん中のとこ、美味しそう。

降りてきてるうちに晴れてきて、ダウン脱ぐぐらいの気温になりました。

日の光が当たってキラキラ。これはこれで、また綺麗。

真ん中のとこ、「んぁぁぁぁぁぁ」って口あけてる顔に見えません?

ちょうど上に目みたいなのも二つあるし。

怖いんですけど。

何か色合い似てるから、ハリポタのヴォルデモートを思い出しました。

鼻の穴の狭さとかも、ほら、ね?

いずれ、この駐車場のエリアにも石灰が積もってしまうんではないかと思います。

もう来る機会はないかもしれないけど、もし数年後来る機会があれば今の写真を持っていって見比べてみたい。

リバティキャップ

元々は温泉が噴き出ていたのですが、沈殿物によって自らの噴出孔をふさいでしまい、

流出物がどんどん積みあがってこのような形に。まさに自然が作った天然アート。

Devil's Thumb(悪魔の親指)

や、やっぱりヴォルデモートが・・・

(あのお方は、別に悪魔ではない)

デジカメについてるけど、ほぼ使ったことないクリエイティブフィルターを突然使ってみた。

それぞれ、何のフィルター使ったかもはや記憶なし。

そして、このような機能は自然環境を写す時に使うもんじゃないな、と実感。

良さが伝わらん。

テラスマウンテンは広いので(ネット情報によると、パムッカレよりも広大らしい。)←やたらパムッカレにこだわる。

解説聞きながらゆっくり写真撮ったりしてまわったこともあり、下まで降りてくるのに1時間かかりました。

一応、ここが予定されいた最後の場所だったんですが、私たちのリクエストにこたえて

もう1か所、マークさんが向かってくれました。

ただ、その間我々はどこに向かっているのか知らぬまま車の中で全員爆睡・・・

次回、もう一度イエローストーン国立公園の代名詞を見に行きます。