えちこの旅ブログ

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妙高高原『LIME RESORT MYOKO』で宿泊。心地よい朝散歩からの最後の悲劇・・・|2023年4月富山&新潟⑦

春の風景を求めて富山&新潟の旅5日目&最終日。

糸魚川から妙高高原駅まで『雪月花』で移動するはずが、まさかのハプニングにより途中の駅からタクシー送迎となった5日目。

iechiko.hatenablog.com

基本的に、普段の宿泊先は駅近でなるべくお安く泊まれる所・・・という観点で選んでいますが、たまには「ホテル」を楽しむことも旅の目的の一つとしたいお年頃。

今回の旅の最後は、そんな目的で妙高高原にあるホテル『LIME RESORT MYOKO』に宿泊。翌日は、妙高山を眺めながら朝散歩を楽しみました。

妙高高原のホテル『LIME RESORT MYOKO』

LIME RESORT MYOKOは、妙高高原にあるリゾートホテル。ホテル周辺にはスキー場があるので、冬はスキー、春・夏は妙高高原のトレッキングなどアウトドアアクティビティが楽しめ、夜は温泉に浸かってゆったり過ごせます。

場所は、妙高高原駅から車で約10分程度の場所にあります。駅からは無料送迎(事前予約)もして頂けるので、私のような公共交通機関駆使派でも大丈夫。

何故かホワイトタイガーのぬいぐるみがいた。

最近、私のワードローブにどんどん増えてきている「THE NORTH FACE」のショップがありました。

今回私が宿泊したのは「和モダンルーム」

一人なら十分すぎる広さのリビングスペース。すぐに荷物が取っ散らかる私には、このような地面に荷物広げ放題のタイプのお部屋はありがたい。

夜は「オールスター感謝祭」見ながら、夜ご飯用に買っておいたパン食べながらまったり。(1泊朝食のみのプランで予約したので、夕飯は適当に済ませました。食べることに関しては相変わらずこだわり薄め)

温泉は皆さんが夕飯を食べているぐらいの時間に入ったので、貸し切り状態!

そして、共用のライブラリースペースではフリードリンクのサービスがあり、お部屋と同じフロアだったこともあり、ちょこまか部屋を出てはドリンクもらいに行っていました。(室内にもポットと紅茶ティーパックのサービスあり)

ベッドは2つ。1名でも予約できますが、恐らくこういうお部屋って一人だと割高になっている気がする・・・ま、2名からしか受け付けてくれないお宿もある中、一人でも泊めて頂けるだけありがたいことですが。

ベッドの横にはミニデスク。普通のビジネスホテルなら、ここでご飯食べたり、お化粧したりするような場所ですが、先ほど紹介したリビングルーム(とさっきから言ってるけど、それが正しい名称なのかは不明)があるのでここは一切使わず。

窓からの景色。桜が咲いているにも関わらず、雪が積もっています。そう、雪が積もってるんです!!そして、この日の夜さらに気温が冷え込み、翌朝窓の外を見てみると・・・

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車の上に雪めっちゃ積もってる!!夜のうちに結構降ったみたいです。

桜と雪のコラボが見られるなんて!ホテルのスタッフの方にお聞きしたら、この季節でも雪が降ることはちょいちょいあるそうです。

温泉で朝風呂のあと、朝食タイム。

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新潟と言えば、米どころ。新潟産の・・・コシヒカリだったと思います。すいません、記憶乏しくて・・・

最終日にして、この旅一番のいい天気!朝食でエネルギー補給もばっちりできたし、出発まで時間に余裕もあるし、これはお散歩に行くしかないでしょ!とホテルから徒歩圏内にあるいもり池周辺を散策してみることに。

妙高山を眺めながらいもり池一周散歩

ホテルからいもり池までは、徒歩でわずか3分の距離。

4月初旬とは思えない雪景色。そして青空!高い山!

最終日ににして、ようやく最高の景色に出会えた!!

この旅の初日からずっとどんより曇り空ばかり見ていたので、青空の美しさに通常の倍感動しております。

こちらは妙高高原ビジターセンター。この周辺は「妙高戸隠連山国立公園」のエリア。

元々は「上信越高原国立公園」の一部でしたが、平成27年に分離独立。日本で32番目の国立公園です。(なお、2023年時点で日本には国立公園が34か所あります。)

妙高山や火打山、雨飾山、戸隠山など火山と非火山の山と、山麓の高原・池から成り立っています。

ビジターセンターはとても綺麗で、妙高高原に生息する生物や植物の説明展示がされていました。(入館無料)

ゆっくり見て行きたかったんですが、出発までの短時間散歩で来た身なので時間が取れず・・・

いもり池は周囲約600m。一周15分で回れるほどの小さな池。

妙高山が水面に映った姿が美しい!!(何度となく言っていますが、私は高い山を見るのが好き。)←その高い山を登って制しようとは思わない。

当たり前ですが、水が綺麗。

池の周囲に設けられた散策路にがっつり雪が積もっています。

いや、私今回桜を見に来たので、こんな雪道歩く予定なく、めっちゃ普通のスニーカーなんですけど・・・

滑らないよう足元に気を付けて歩きます。何せ2月にさっぽろ雪まつり会場でスノーブーツ履いていたにも関わらず、思いっきりずっこけた過去を持っていますからね。

妙高山の標高は2454m。日本100名山の一つです。

お魚発見!

こちらは黒姫山(標高2053m)

「逆さ妙高」がばっちり見えて大満足。

終わりよければすべてよし

天候で色々スケジュール変更余儀なくされたこととか、曇天で春の風景がいまいち映えなかったこととか、ほたるいか観光船の欠航とか、雪月花の途中下車とか、まぁ色々ありましたが、この景色が最後に見れたんならいいや、と思わせてくれた妙高山といもり池。さすが国立公園の景色です。

お散歩後、ホテルに戻ってチェックアウトをし、ホテルの車で妙高高原駅まで送ってもらいました。

お部屋の居心地も良かったし、朝食だけでしたがご飯も美味しかったです。

何より、徒歩5分程度で妙高山の景色を見れる立地が最高。素敵なお宿でした。

楽天トラベルの予約ページはこちら。

LIME RESORT MYOKO(ライムリゾート妙高)

朝散歩の上機嫌から一転。トラブル発生・・・

味があるフォントと人形たち。

最終日もえちごトキめき鉄道のお世話になります。

本日は、妙高はねうまラインを直江津方面に戻りながら、城攻め3城。

まずは妙高高原駅10:20発の列車に乗って、北新井駅へ。そこから徒歩40分ほどかけて続100名城の鮫ヶ尾城へ向かいます。

車窓から見える山々にテンション上がってスマホで写真パシャパシャ。

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乗車約30分で北新井駅に到着。

天気はいいですが、本日もそこそこ風は強め。でも日差しがある分、そこまでめっちゃ寒いという訳ではありません。

まずは、鮫ヶ尾城のスタンプが置いてある「斐太歴史の里」へ向かうので、スマホでGoogleマップ検索をしよう。

・・・あ、あれ?

ス、スマホがない!!!!!

いつも入れているアウターのポケットをさぐっても、スマホがない!

手回り品を入れているショルダーバッグをさぐってみる。

ない!!!

リュックの中やポケットをさぐってみる。

ない!!ない!!!

(´゚д゚`)

・・・はい、やってしまいました。

嬉し気に車窓の景色を撮影したあと、そのままポンと座席に置いたか、アウターのポケットに入れたものの、浅くて落ちてしまったか、その辺記憶にないですが、私のiPhone12miniは、主人を置いて一人直江津駅へと向かってしまったようです。

・・・やってもうた。やってもうた過ぎたかもしれません。

降りた北新井駅は無人駅。そして列車は40~50分に1本のローカル線。

スマホ依存の現代人は、スマホがなければ何もできません。とりあえず、終点の直江津駅に届いていることを願って、次の列車で直江津駅に向かうことにしました。

そして、ここでこの日予定していた3城全てまわることが時間的に不可能であることが決定しました。

・・・「終わり良ければ総て良し」ってさっき言ってたん、誰や。

外が強風吹き荒れる中、誰もいない小さな待合スペースで過ごすこと約40分。(発車時間近くには、地元っぽい方が数人来られましたが)

「観光」ではなく「スマホを追いかける」という目的で、直江津駅行に乗車。北新井駅から直江津駅まで約20分とそこまで遠くなかったことが不幸中の幸い。

どうか届いていますように。

願いを込めて、直江津駅到着後すぐさま改札横の駅員さんにお尋ね。

あの、1本前の直江津行き列車に乗車していたんですが、スマホを置き忘れたようでして。届いていないでしょうか?

どんなスマホですか?ケースとか待ち受けとか特徴教えてもらえます?

あ、えっと、iPhoneで、液晶がバキバキに割れていて、待ち受けは「太陽の塔」の後ろ姿から太陽光がびかーってなってます。

・・・いや、スマホの癖よ。

駅員さん、ちょっと笑ってましたからね。

そして、駅員さんが探しに行ってくださり、数秒後、その手にはスマホが一つ!

遠目でも分かります。その黄ばんだ元透明のクリアケースに包まれたiPhone!それです。探し物はそれです!

待ち受け確認するために液晶触ると、そこに現れたるは太陽の塔の後ろ姿から太陽光びかー。

さらに念押しで、私の伝えた番号で電話かかるかのチェックもしたあと、持ち主確認は終了し、無事私の手元にスマホ(液晶バキバキ)は返ってきました。

あー良かった。

世知辛い事件も度々起こってはいますが、やはり日本はまだまだ治安がいい国と言えます。こうやって無事にスマホが戻ってくるんですから。

ちなみに、旅先でスマホ落とすの二度目。以後、本当に気をつけます。

(以前は伊勢神宮 外宮最寄り駅のトイレに置き忘れました・・・)

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さて、スマホが戻って来たのは非常に嬉しいのですが、完全に当初の予定が狂いました。再び計画を練り直し、今回は先ほどの鮫ヶ尾城を諦め、そのあとに予定していた「春日山城」と「高田城」の2城に行くことに。

何はともあれ、気を取り直して再出発・・・

おまけ

スマホがなく不安に駆られた私を、強風から守ってくれた小さな駅舎。

君のことは忘れないよ。また来ます、北新井駅。