2019年7月7日
本日から、いよいよ絶景ツアーの始まり。
ソルトレイクシティのホテルは一旦チェックアウト。
ホテルにトランクを預かってもらい、今日から2泊3日でイエローストーン国立公園&グランドティートン国立公園の旅に出発です。
この旅のガイドは、日本在住歴も長く日本語ペラペラのマークさん。(アメリカ人)
私たちの他に、アメリカ在住の日本人ご夫婦がツアーのお仲間。
先に言うておきますと、このガイドさんがとにかく良かった。
単に見どころとか写真スポットを紹介するだけでなく、地質学・動物・アメリカの歴史などなど沢山のことを教えてくれて、しかも日本語で分かりやすい。
一緒にまわったご夫婦もとてもいい方たちで、すごく楽しい3日間でした。
ただね、情報量が多くて、今改めてブログ書きながら思い出そうとすると、「あれ?ここで説明聞いたけどなんだったっけな?」ってなります。
旅行あるある。もっと説明話してくれてる間も動画撮れば良かったな。
ソルトレイクシティからイエローストーン国立公園までは、車で約5時間。
今回の旅では、とにかく移動時間が多かった。ほぼ毎日のように長時間ドライブしてました。アメリカの半端ないでかさを毎日実感しました。
車窓の景色。何もないのが普通。たまに家。
「アイダホと言えば?」って聞かれて出てきた答えは、「ポテトーーーー!」のみ。
だってそれしか知らんもん。
ポテトの花、咲いてました。
アメリカの車のナンバーは、州の名物的なものがそれぞれ描かれてるんですが、アイダホ州のナンバーには「FAMOUS POTETOES」って書かれてます。すげぇイモ押しです。
ちなみに、私たちが乗っていた車はユタ州ナンバー。アーチーズ国立公園のアーチが描かれてました。
駐車場で、色んな車のナンバープレート見るのも結構楽しかった。
そういや、日本でも各県ごとのイラスト入りのナンバープレートできましたよね?つけてる車、ほとんど見たことないけど。
後半ウトウトしていて、気づいたらウエストイエローストーンという街に到着してました。
そして、そこからほどなくして、イエローストーン国立公園のWest Entranceへ!
ついに、公園内に到着でーす!!
イエローストーン国立公園って、あまり海外旅行に興味のない人たちに名前を出しても「それどこ?」みたいな感じになってしまうんですけど、
世界初の国立公園 かつ 世界遺産第1号の一つ
という2大タイトルついてるすごいとこです。
イエローストーン国立公園は、1872年、世界初の国立公園として設立されました。
「自然を守る」いう概念が生まれたまさに自然保護のさきがけになった場所です。
世界遺産に登録されたのは1978年。最初に登録された12か所のうちの一つです。
その広さは何と約9,000㎢ 四国の半分ぐらいだそうです。
私が3年半かけて遍路旅したあの四国の半分のでかさがあるなんて。なんぼ広いねん。
この公園の特徴は、地下わずか5キロほどの位置にあるマグマが今も活動していて、それらが起こす様々な熱水現象を見ることができます。
そして、野生動物が多数生息している場所でもあります。動物、大好き!バッファロー見たい!
公園内に入って早々、まずはランチタイム。
マディソンリバーを眺める場所に車を止めて、
この旅で何度となく食べたターキーサンド。
個人的には、チキンサンドよりターキーが好みです。日本でももっとターキー食べる文化、メジャーになればいいのに。
小ガモ、めっちゃちっちゃい!かわいい!
はい、そして早速見れました。
バッファロー!!
めっちゃ近くに人がいますが、これは絶対やってはいけない行為です。
クマとオオカミからは100ヤード。その他の動物からは25ヤード離れないといけない という公園内のルールがあります。
1ヤード=0.9144m。 まぁざっくり25mぐらいは離れてないといけない、ということです。
突撃されて、大けがしてもしらねーよ。
実際、バッファローと2ショット写真を撮ろうとした観光客が、バッファローに突撃されて救急車で運ばれていくシーンに出くわしたとマークさんも言ってました。身近に現れますが、野生ですからね。彼らの生息地にお邪魔してるのは我々人間の方です。
ランチを終えて、いよいよ本格的に公園内を巡ります。
イエローストーン国立公園内には、8の字型の周遊道路が走っています。
8の字の下の部分が「ロウアーループ」、上の部分が「アッパーループ」と呼ばれています。
1日目は、ロウアーループを。
ちらっと立ち寄ったFirehole Falls
そこからまずは「LOWER GEYSER BASIN」へ。
こちらでは、遊歩道を歩きながら温泉、噴気孔、間欠泉、マッドポットという4つの熱水現象を見ることができます。
すごくきれいなブルー。
でも、青い部分は温度がすごく高温でバクテリアも住めないほど。
熱水で泥がポコポコとしているファウンテン・ペイント・ポット
別府温泉の坊主地獄みたい。
Clepsydra Geyser (クレサイドラ・ガイザー)
(だと思うんです。今ネットで調べて画像が合致するものを検索・・・)
この辺り、とにかく風が強い。帽子飛ばされないように手で抑えて、でも写真撮りたいからカメラ持つために両手を自由にしたい。(一眼レフなので、片手だときつい)
そうだ、帽子のアゴ紐をきつめに結ぼう。(アウトドア用の紐付帽子被ってたんで)風ビューン。帽子引っ張られて首ギューン。く、首締まる・・・っていうくだりを一人で繰り返してました。。
実際、このあともあちこちの間欠泉やスプリング付近で帽子落ちてるの見かけました。
行かれる際は、紐付きで首のとこでぎゅーんって結べる帽子被って行かれることをお勧めします。首締まるけど。
帰りがけ、人が集まってる箇所をのぞいてみたら
シマリスのかわいいお尻発見!
次回、イエローストーンといえば「ここ!」の場所へ。