えちこの旅ブログ

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【日帰り登山】須磨~高取山(YAMASTAスタンプラリー「六甲山満喫①」コース)

飛び石GW。久々に日帰り登山に行ってきました。

山城やお遍路などで山登りをすることは割とあるのですが、そろそろ「山」そのものを目的とした「登山」を趣味にしたいと思い始めて早数年。

年に数回だけ日帰りで近場の山に登りに行ってはいます。(最低限の装備は持ってる。)

今回、YAMASTAというアプリで新たに六甲山コースのスタンプラリーが始まったので、早速「六甲山満喫①」コースに参加するべく、須磨~高取山までのコースを歩いてきました。

YAMASTA(ヤマスタ)とは

YAMASTAというのは、GPSを利用してチェックインポイントに指定されている場所で記念スタンプをゲットできるスマホアプリです。

アプリで手軽にポチポチとデジタルスタンプを集められ、またコースによっては全てのスタンプを集めると、記念バッチやビンズ、認定証などがもらえます。

スタンプ収集癖のある私には、とても楽しいアプリ。(ただ、山自体になかなか行く機会がなく、全然集められてないですが。)

日本全国で色んなコースが設定されていて、中でも関東はコースが豊富。関西も割とあります。全国規模のコースもあり、(日本100名山とか)また期間限定のコースもあるので、全部を制覇するのは難しい(っていうか、多分相当無理。)ですが、これを目的に行先を決めるのも楽しい。私のような登山初心者でも参加可能なコースもあるので、これをきっかけに山登りやハイキングを楽しむのも面白いと思います。

六甲山満喫① 須磨~高取山コース全容

今回私が参加したのが「六甲山満喫①」コース。

山陽電鉄 須磨浦公園駅をスタートし、六甲山西端エリアの山々、鉢伏山→旗振山→鉄拐山→高倉山→栂尾山→横尾山→東山→高取山と多数の200m~300m級の山々を縦走していきます。

須磨アルプスと呼ばれるエリアで途中、「馬の背」と呼ばれる岩尾根を通るのですが、ここが結構面白ポイント。

軌跡の記録にはYAMAPというアプリを使用していますが、そちらによると総距離12.2キロ(高取山から高速長田駅までを含む)時間は約6時間でした。(お昼休憩タイム除く)

須磨浦公園駅から高倉山

スタートは山陽電鉄 須磨浦公園。須磨と言えば、須磨海岸が有名。

なので、駅から少し坂を上っただけでこの景色。このあと、何度となく山から海を眺めることになります。

これが六甲山系を登るのが楽しい理由の一つ。山と海に挟まれた地形ならでは。

影がかぶって分かりにくい本日のコース案内。

まずは鉢伏山を目指します。山上まではロープウェイもあります。

山上遊園地(閑散)に、カーレーターという乗り物と展望台がありました。

駅から30分ほどで鉢伏山(260m)山頂。先ほどの遊園地のすぐ近くで、そこから景色は見えましたが、ここは木々に囲まれてました。

10分弱で続いての旗振山(253m)に到着。

こちら一つ目のYAMASTAチェックポイント。

ここからは眺めがよく、明石海峡大橋も見えます。

お天気もよく、200m級の山と言えど登ってると汗だく。ですが、まだまだ先は長いので景色を見て爽快な気分を味わったら、さっさと次へと進みます。

続いて鉄拐(てっかい)山(234m)

どうでもいいですが、「拐」の字が「かい」の変換ですぐ出てこないので毎回「誘拐」って打って出してます。

鉄拐山付近からの景色。

高倉山の休憩所。

おらが茶屋があり、ここの屋上展望台からは360度のナイスビューということですが、このあと続く縦走用に体力残しておきたかったので、ここはスルー。

神戸市長の名前入りの碑。

明石海峡大橋が少し遠くなりました。

ここで一旦、階段で下山。

団地の中を通り過ぎます。縦走登山途中に団地通過することって結構レアだと思うんですが、どうなんだろう。スーパーもあるので、ここで登山客の皆さんお昼を調達していました。私もおにぎりとパン購入。山登りってすごくお腹すくよね。

栂尾山から横尾山

住宅エリアを過ぎると、恐怖の階段地獄が始まります。

・・・先が見えないんですけど。

約400段もある階段は、太ももが一瞬でパンパンになります。休憩を挟みつつ、太ももに「無駄に太いんだからもっと頑張れ」と激を飛ばしながら、えっちらおっちら。

振り返ると、通ってきた住宅地。

東京タワーとか、京都駅の大階段とかを登るイベントありますが、あれってどんな特殊な訓練受けたら一気に駆け上がれるようになるんでしょうか。

山登りともランニングとも違う鍛え方が必要な気がする。

何とか階段を上り切って、栂尾山(274m)

2つ目のチェックポイント。

山と海のコラボ。400段上ったご褒美の景色です。

栂尾山から15分ほどで須磨アルプス最高峰横尾山(312m)

3つ目のチェックポイントです。

景色は木々の間からチラ見え。
そして、ここから少し歩くと馬の背の入口となります。

まるでオーストラリア?スリル満点の馬の背

樹林帯を抜け、景色が開けると視界に広がる岩尾根。こちらが「馬の背」です。

正直、足の踏み場の正解が分かりません。とにかく、足をすべらせてどたま打ち付けたら一発アウトです。用心深く、慎重に。

恐らく、登山愛好家の方からしたらこんな岩場は可愛いものなのかもしれませんが、登山初心者の私にとってはだいぶアドベンチャー

・・・どこからどうやって登ろうかしら。

この景色を見ながら、適当な岩場に座ってランチタイム。

私の少し前を歩いていた恐らく女子中学生ぐらいの女の子二人組が、私の前で休憩しながら写真見返して大はしゃぎ。

え?めっちゃやばない?これ、どこのオーストラリア?って感じやん!オーストラリアは言い過ぎでも、岐阜辺り行ったって言えるよな。

オーストラリアの次点は岐阜なんや。覚えとこ。

終始テンション高くてめっちゃ可愛かったです。なんやろ。20代の頃は10代の子がはしゃいでると「うるさいな」とむしろネガティブに思ってたけど、最近はただただ可愛いわ。若い子が好きなおっさんの気持ちが分かる。

ランチを終えて、この馬の背を渡り切るんですが、そこが幅が狭くて高所恐怖症の私には罰ゲームでしかない道でした。自分の足元だけ見て、無の境地で何とか脱出。

東山から高取山(高取神社)

馬の背を抜けたあと、東山(253m)を通り、一度下山。

住宅地を妙法寺駅方面へしばらく歩き、4つ目のチェックポイント妙法寺へ。

このあと、高取山の登山口手前の公園で小休憩を取ったあと、もうひと頑張り。

高取山を目指して再度登山開始。

山頂付近には神社があります。

高取山山頂にある神社からの眺め。

高取山(328m)

ここが最後のチェックポイント。

高取神社。御祭神はタケミカヅチノミコトとトヨウケヒメノミコト。

神功皇后タケミカヅチノミコトを祀ったことが始まりとされ、平成13年に御鎮座1300年祭が行われたとても歴史のある神社です。

ひひん。

神社からの帰りに見かけた今日のにゃんこたち。

見事なまでに全員にそっぽ向かれた。

達成したスタンプ帳

今回のスタンプラリーで集めたスタンプがこちら。

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