えちこの旅ブログ

知的好奇心のおもむくままに

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映画『カーズ』の舞台 セリグマン

グランドキャニオン国立公園の観光を終え、ラスベガスまでまたまた5時間ほどかけて戻ります。

この1週間、一体総距離にして何キロ移動したんでしょうか。全く見当もつきません。

それほどアメリカはでかかった。

(って言っても、これでも訪れたのはアメリカのほんの一部分ですが)

ちなみに、今回の旅で訪れたのはモンタナ・アイダホ・ワイオミング・ユタ・ネバダアリゾナの6つの州。

ただひたすらにラスベガスに向かうのではなく、途中セリグマンという街に立ち寄りました。

この街の歴史について、ドライバーとして私たちを迎えに来てくれたトムさんが色々説明してくれてたんですが、今までのガイドさんと違い、マイクなしで話すもんだから、バンの3列目に座る私にその声はほぼ届かず・・・

廃れた街を再び活性化させるために、床屋のおじさんが頑張った、的な。そんな話の端々しか分かんなかった・・・

はい。なので、改めてネットで調べてみた。

ルート66というのは、1926年にできたイリノイ州シカゴからカルフォルニア州サンタモニカまでの8つの州を結ぶ道路でした。

しかし、1984年に高速道路ができたことによりこの道路は廃線。それに伴い、以前は活気づいていた沿線の街も廃れていってしまいました。

そんな廃れた街の一つであったセリグマンの床屋だったエンジェルさんが「ルート66をこのままなくしてはいけない!」と友人たちと立ち上がり、ルート66の保存&活性化活動を実施。

その甲斐あって、ルート66は再び地図上にその名が載るようになり、観光地としても人気のドライブ&ツーリングコースになったのです。

すごいね!やったね!エンジェルさん!! 

地元を愛する心がこのように実を結ぶのは、とても素晴らしいことだなーと感じます。

セリグマンは、そんな復活したルート66生誕の地。

ラスベガスとグランドティトン国立公園の間に位置してるので、その観光と合わせて訪れる観光客が多い場所です。

(私たちみたいに)

ベティちゃんに親近感を覚える私。

何故なら、子供時代に通っていた英会話スクールではその学校内のみで使う英語名がそれぞれあって、私「ベティ」って名前でしてん。

100%日本人の顔面&平たい体型のどこにもベティ感はないけどね。

セリグマンは、人口450人ほどの非常に小さな町です。

が、こちらはあの人気ディズニー映画『カーズ』の舞台となった街としても有名。

こんな感じで今にもしゃべって動き出しそうなクラッシックカーが展示されています。

ただ、残念なことに私、『カーズ』見たことないんですよね・・・

やっぱりね、どうせ行くならゆかりの映画や漫画、小説などなど作品はできる限り見たり読んだりしていくべきだな、と思います。

その方が「おぉぉ、あの!!」と感動も5割増しぐらいになるはず。

そして、この旅から約3年になりますが、いまだに「カーズ」見てないです・・・

 

この周辺、いわゆる「フォトスポット」の宝庫です。

電話ボックスの中にトイレ。そしてまわりはクラシックカー

こちらの扉を開けてみると

お札とか、ステッカーが大量に張り巡らされてる。

やたら派手なレストランカフェ。

小さな街なんだけど、1個1個を飾る装飾品が多すぎて、情報量多い。

あちこち色んなもので飾り付けられてて。

何かやたらめったらものがあって、何から突っ込んでいけばいいのやら、みたいな。

ただ、そのそのごちゃごちゃ感が、妙に調和されてるから不思議。

色んなものがあって、見てて楽しい。あ、何かあれだ。遊べる本屋、ヴィレッジヴァンガードみたい。

昔好きで暇あればそこで時間潰してたけど、そういや最近行ってないなー。

ベティちゃんって、フルネーム「ベティ・ブープ」って言うんだって。

ルート66をひた走るドライブなんてのも楽しそうですね。

個人的には、革ジャン着てハーレー乗ってひた走りたいですよ。

もう完全に『イージーライダー』の世界観でね。

大型どころか原チャリも運転できないですけど。

イージーライダー』も見たことないんで、完全にイメージのみで言うてますけど。

エンジェルさんの床屋さん、今はギフトショップ&ビジターセンターになっています。

ギフトショップには、ルート66グッズいっぱい売ってます。

仕事道具も展示されてます。

ほんで結構リアルなエンジェルさんパネルと2ショット写真も撮れます。

後ろの壁には名刺がぎっしり。

車窓から見つけた消防署もなんだかかわいい。

セリグマンの街を一通り見たあとは、ひたすらラスベガスへ。

到着したのはすっかり夜遅くなってから。

ただ座ってただけですが、ロングドライブで疲れたし、明日の朝ピックアップ早いし、さっさと荷物片づけて寝たい!

と思っていたのに、金曜の夜、ホテルのロビーはチェックイン待ちの長蛇の列・・・おい、マジか。

(1泊2日のツアーに出るため、トランクは預けてますが部屋自体は1回チェックアウトしたので再度チェックインしないといけなかったのです)

部屋についてごろりーんとしたいとこですが、明日の出発に向けて荷物の整理。

あぁぁ。。。終わっちゃう。。。

旅の終わりはいつも悲しい。

 

そして翌日、早朝5時15分のピックアップで、ホテルから空港へ。

再びシアトル経由で関空へ帰ってきました。

ちなみに、帰りに飛行機で見た映画『銀魂2』がおもろすぎました。

アニメが好きなんですが、その世界観を壊すことなく、パロディ満載でずっと「ふふっ」「んふっ」と暗闇の中笑い続けてました。(不気味過ぎ)

 

これで2019年7月のアメリカ旅行はおしまいです。

まだまだ新しい旅に行けていないこともあり、過去の旅行記事や近場の日帰りお出かけの記事のアップが続きそうです。

あー海外旅行行きたいなぁ。。