愛媛を代表する秋祭り・新居浜太鼓祭り。
午前中に一宮の杜でのイベントを見学した後は、祭り最大のイベント「山根グラウンド統一寄せ」を見学です。
前回の記事はこちら。
山根グラウンド統一寄せについて
イベント時間は13:00~17:00。
会場は、名前の通り山根公園内にある山根グラウンドです。
新居浜駅からは、約3.5キロ。
駅の南口から、会場付近まで無料のシャトルバスが運行されていました。
行きのバスは、10分待ち程度で乗車。
駅から会場までは約15分でした。

グラウンドに沿うように階段があり、そこには既に場所取りをしているお客さんがいっぱい。
HPをチェックしていて驚いたのが「観覧席の場所取りは、16日18時(午後6時)から。」という記載。
前日から場所取りしないと、見る場所ないの??と焦りましたが、結果立ち見なら全く問題なかったです。むしろ、祭りの間中うろちょろ動くので、場所取りなんて不要でした。
統一寄せの参加太鼓台数は、上部地区の太鼓台20台+子供太鼓台1台。

グラウンド脇には、出店も多数出ていました。お祭りって感じです。
(個人的には、出店で買って食べることはほぼしませんが・・・)
統一寄せは、グラウンドで間近に見るもよし、階段を上がって上から全体的に見るもよし。
まさに「太鼓台、上から見るか 下から見るか」の選択に迫られます。
とりあえず、まずは熱気を間近で感じたかったので、グラウンド内から見ることにしました。
初導入の入場コンテスト
今年、初めて行われたイベントが「入場コンテスト」
太鼓台が1台ずつグラウンドに入場し、審査員席前で技を披露。
太鼓台の美しさや演技を審査員の方たちが審査し、優勝太鼓台を決めるというイベントです。
一応、技を披露する区間には「入らないように」とされていますが、規制線などはありません。
真横や規制区域外の正面からも、太鼓台が進んでくる様子を撮影できました。
まずは泉川地区の松木坂井太鼓台が入場。

審査員席前で「ソーリャ!ソーリャ!」の掛け声と共に、太鼓台を大きく上下に動かすなど、こぞって技を披露。
その後、前進!

目の前を通っていくので、迫力満点。
それでは、入場してくる太鼓台を一気に写真でご紹介していきます。
下泉太鼓台


名古屋城のシャチホコ!愛媛なのに、何でだろう?
瀬戸寿(せとことぶき)太鼓台

子供たちによる太鼓台。
数年後、成長した彼らは再び太鼓台のかき夫として、この統一寄せに参加するんかな。
東田(とうだ)太鼓台

上泉(かみいずみ)太鼓台

プシューッと糸(こういうの、何て言うんでしょう。)が噴き出す仕掛けの太鼓台もありました。
続いて角野地区
喜光地(きこうぢ)太鼓台

こちらの太鼓台からは、ケムリがプシューっ!
ライブみたい。おもろ。
北内太鼓台

新田(しんでん)太鼓台

中筋太鼓台

太鼓台の動きに合わせて、ゆっさゆさと揺れる房飾り。
この房の揺れ方も美しさの基準となるそうです。
3番目は中荻地区。
こちらの地区の岸之下太鼓台と萩生東太鼓台は、今年開催された関西万博に出場されたそうです。
そういうイベント、やってたんですね。(近場に住んでるくせに、一度も万博行かなかった大阪人。)
本郷太鼓台

土橋太鼓台

後ろを振り返ると、今まで入場してきた太鼓台がずらっと整列していました。
岸之下太鼓台

上原(うわばら)太鼓台

治良丸(じろまる)太鼓台

萩生西太鼓台

萩生東太鼓台

最後は船木地区。
元船木太鼓台

高祖(こうそ)太鼓台

長野太鼓台

池田太鼓台

そして最後は久保原太鼓台。

総勢20台による入場パフォーマンスが終了。
栄えある初代優勝に輝いたのは・・・ドロドロドロドロ(ドラムロールの音、怪談か。)

岸之下太鼓台でした!!
おめでとうございます!!
実際、優勝太鼓台の発表時に私は既に帰路についており、遠くアナウンスの声だけを聞いておりました。


グラウンドには、20台の太鼓台がずらっと勢ぞろい。
iPhoneの広角レンズを持ってしても、1枚に収まりきらない。
この後は、20台の太鼓台揃っての一斉差し上げ。
文字通り20台が「一斉」に「差し上げ」(太鼓台の担ぎ上げ)を行います。
ただ、すいません。この一斉差し上げ、動画しか撮っておらず写真がありません・・・
一気に差し上げられる太鼓台、圧巻のパフォーマンスでした。
地区別演技
続いては、4つの地区がそれぞれ演技を行う地区別演技。
このままグラウンドで見ても良かったのですが、一度上からも見てみたい!と思い場所移動することに。
グラウンド沿いの階段に行くために、端にある昇降用の階段を利用するのですが、下りる人、上がる人が常に行き来していて非常に混雑していました。
座る場所は既にいっぱいでしたが、立ち見で見れるスペースをうまい具合に見つけることができたので、そちらで見学開始。

上からの眺め。
各太鼓台、非常にカラフル。
何かに似てるな~と思ったら、あれだ。
『キングダム』の趙の将軍・慶舎(けいしゃ)のボンボリだ。
まずは泉川地区。

え~ここで悲しいお知らせです。
場所取りした位置から正面に、ちょうどライトのポールが立っており、太鼓台にがっつり被っております。
写真が上手く撮れなかったので、撮影はやめて見学に集中しました。
地区別演技でも、団結力の見せ所!とばかりに、一斉担ぎ上げが何度も行われました。
その度に盛り上がる会場。
一つの地区が終わったら、また元の位置に戻って、次の地区が前進してポジション取り。
この間、結構時間がかかるので見学者はまったり待ち時間が発生します。
下のグラウンドはお日様サンサンで暑かったんですが、階段側は日陰になっていて過ごしやすかったので、待ち時間も平気。
Tシャツにアウター羽織ってちょうどいい。じっとしていても暑くも寒くもない、いい気候でした。
続いては角野地区。
相変わらず、スタンドライトが絶妙な位置に陣取っています。
移動することも考えましたが、空いている場所が見つかる保証もないので、当初の位置での見学を継続することに。
見て頂くと分かる通り、担ぎ手と見学者の距離めっちゃ近いです。
かつて、こんなに見学自由度の高いお祭りがあったでしょうか。
いや、ない。(私が見た限りでは。)

担ぎ上げの瞬間。
太鼓台の重さは約2.5t。
それを、150人がかりで担ぎ上げます。
2.5tってどれぐらいの重さかと言いますと、2tトラックの上にホッキョクグマを1頭載せたぐらいの重さです。
それを何度も何度も繰り返すんだから、かき夫の方たちも相当体力&筋力が必要でしょう。

続いて、最も台数が多い中萩地区の演技。

7台がぴったりくっついての差し上げ。


2台・4台・2台とフォーメーションを組んで、それぞれの太鼓台がぐるぐると大きく回転。
素晴らしき団体芸です。

あっちでは差し上げ、こっちでは放り投げ。
写真では全く伝わりませんが、ホイッスルと掛け声が会場内に響き渡り大盛り上がり。
気になる方はぜひ、Youtubeなどの動画で見てください。

最後の船木地区は下から見てみよう、と再びグラウンドへ。
太鼓祭り、上から見るか、下から見るか。
迷ったら「両方から見よう」



上からの壮大な眺めも良かったですが、下から見上げる太鼓台もやっぱりかっこいい。


差し上げの瞬間も真横から!
この後、代表演技などまだ演目は続きますが予約している列車の都合上、そろそろ会場から退出しなくてはいけません。
この時、時刻は15時40分。途中とはいえ、3時間弱はお祭りを堪能できました。
さすが新居浜太鼓祭りの最大イベント。
規模も演目も、太鼓祭りの醍醐味を十分に感じられるものでした。
沢山の素晴らしい演技を魅せてくれた太鼓台に別れを告げ、駅までのシャトルバス乗り場へ向かいます。
帰りは時間に余裕を持った行動を
行きは10分ほど並んで乗れた駅⇔会場間のシャトルバス。
うっすら予想はしていましたが、帰りのバスは既に長蛇の列ができていました。
数分列に並んではみたものの、バスが頻繁に来る気配もありません。
この日、私は丸亀のホテルを予約しており、新居浜駅からは特急列車で移動予定。
既に特急券も購入しているので、絶対に逃したくないのです。
列車の時間まであと45分。
かくなる上は・・・
よし、歩こう!
このままバスを待つよりも、約3.5キロの距離を己の足で移動した方が早いと判断しました。
ここから先、一心不乱に速足。信号待ち分を挽回するために、時折小走りで駅を目指しました。
駅に着いたらロッカーから荷物を取り出し、何ならトイレにも行きたい。
そしてコンビニで小腹を満たす食べ物も買いたい。
果たして、移動とそれらの諸々を45分でこなせるのか・・・
結果。

こなせました。
9.35/㎞のペースでウォーキングした結果、トイレも済ませ、駅隣接のコンビニでおにぎりとお菓子買って、何ならホームで待ち時間発生するぐらいの余裕もありました。
最後の最後にいい運動もでき、無事予定していた特急しおかぜに乗車。
約1時間の後、薄暗くなった丸亀駅に到着しました。

いいですね。この手作り感溢れるイルミネーションの感じ。
そして翌日、ここから船に乗り瀬戸内国際芸術祭の会場・本島へ向かったのでした。
四国三大祭りの新居浜太鼓祭り。
「けんか祭り」とも呼ばれるぐらい血気盛んなお祭りではありますが、前回も言った通り個人的にはこういう熱く激しいノリは好きなので、見ていてとっても楽しかったです。
四国三大制覇のために、来年の夏は「高知よさこい」に行こうかなー。