えちこの旅ブログ

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お祭り前に弘前をぶらり観光|2024年東北夏祭りめぐりの旅⑧

東北3県夏祭り巡りの旅 4日目。

今夜は、青森県弘前市で行われる「弘前ねぷたまつり」を見学します。

お祭りの開始までに時間があったので、弘前駅到着後、周辺を観光しました。

秋田県から、りんごの街・青森県へ

秋田内陸縦貫鉄道の鉄印旅を終えたあと、JR鷹ノ巣駅から弘前駅へ移動します。

鷹ノ巣駅にあった世界一の大太鼓。

鷹ノ巣駅から弘前駅までは、1時間少々。近いです。

約1年ぶりの弘前駅到着。

でっかいりんごがお出迎え。去年もあったっけかな、こんなオブジェ。

今夜の目的のねぷた。

昨年見た青森市内のねぶたと違い、弘前のねぷたは平面的です。

今、写真見て気づいた。Oがりんごになってら。

昨年も、弘前駅には来たのですが、乗り換えの都合で立ち寄っただけなので、駅前のホテルでアップルパイ食べて、ぶっ壊れたモバイル充電器をLOFTで買い直す、ということしかやりませんでした。

ねぷた祭りのスタートまで、4時間半ほどあるので、それまで弘前駅周辺をぶらりと観光です。

弘前れんが倉庫美術館で、蜷川実花さんの写真展を楽しむ

まずは弘前れんが倉庫美術館へ。

弘前駅からは1.5キロ。

弘前の観光スポットは、少々駅から離れている場所にあるので、レンタサイクルや市内を走る100円バスを利用するのが便利です。

ただ、前世飛脚(自称)の私は、歩いてまわります。

この日の弘前市の気温25度。

日中でこの気温、大阪では考えられません。何分でも快適に街中歩けます。

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気温が涼しい中歩くってた~のし~ってなりながら、美術館到着。

弘前れんが倉庫美術館は、明治・大正期にシードル製造工場だった建物を、保存・改修し2020年にオープンしました。

美術館の入口には、奈良美智さんの作品「A to Z Memorial Dog」が展示されています。

このわんこ、2015年に弘前に来たときは、屋外にいました。

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ふきっさらし。

屋根ついて良かったね。

現在、青森県内にある5つの美術館・アートセンターで「AOMORI GOKANアートフェス2024 つらなりのはらっぱ」というアートイベントが開催されています。

弘前れんが倉庫美術館は、その会場の一つ。

aomori-artsfest.com

4月6日(土)~9月1日(日)の期間中、メイン企画展示として「蜷川実花展 with EiM: 儚(はかな)くも煌(きら)めく境界」が行われています。

蜷川さんの作品好きなので、開催中に来れて良かったです。

展示作品は撮影自由でした。作品のいくつかをご紹介。

入口の自動ドアが、既に蜷川さんのお写真で彩られています。

蜷川さんが撮影される、色鮮やかな花々の写真、凄く好きです。

今回の展示で、一番良かったのがこちらの「Sanctuary of Blossoms」という作品。

外側のスクリーンには、花々の映像が映し出されます。

そして、このスクリーンの中に入ってみると・・・

空間に花が溢れていました。

鮮やかで色彩豊かな展示室のお隣は、父親である蜷川幸雄さんが、亡くなるまでの1年半の期間に撮影された作品。

先ほどとは違う、淡く、静けさを纏う作品が並んでいました。

この空間も、凄く良かったです。

最後は、壁を埋め尽くす弘前の桜。

9年前、私が見たかった、弘前城の桜。

iechiko.hatenablog.com

こちらも、アートフェスのメイン企画。

こちらの企画展は、あんまり作品の写真残ってなかったです。お腹痛くて、撮影どころじゃなかったので。(私は猛烈にお腹が弱いので、旅行中毎回腹痛に見舞われています。誰か助けて。)

www.hirosaki-moca.jp

旧弘前市立図書館

腹痛が収まったので、美術館から歩いて旧弘前市立図書館へ。

歩いて15分ほどでした。

こちらの建物は、よく本やネットで見かけていたので、一度実物を見てみたかったんです。

明治39年に建てられて、昭和6年まで市立図書館として使われた建物。

お天気が良ければ、屋根の赤色がもっと鮮やかに映えると思うのですが、生憎の曇天で渋めでした。

館内は無料で見学できるのですが、開館が17時までで、時間ギリギリだったので外から見学するだけに留めました。

裏手には、弘前市内のレトロ建築のミニチュアがあって、こちらもなかなか面白かったです。

www.city.hirosaki.aomori.jp

弘前城の天守閣を遠目に見学

続いて、旧弘前市立図書館のすぐ近くにある弘前城へ。

桜で有名な弘前城。この時期は、緑色一色です。

ま、春に来ても緑やったけどな・・・

弘前城は、東北唯一の現存天守です。

拝観時間は17時までと書かれていたのですが、天守閣を外から見るだけならできるだろう、と思い、本丸目指して城公園内を散策してみることに。

弘前城の正面となる追手門。

9年ぶりの弘前城天守閣周辺は、絶賛工事中でした。

本丸石垣の修理を行っているようです。

てか、この修理工事、9年前に来た時既に開始されていました。そうだ、そうだ。思い出した。

その工事のために、内濠が埋め立てられたため、通常水が張られて入れない濠内に入れたんでした。

内濠から見た天守閣。(2015年5月撮影)

石垣修理に関するパンフレットを読んだところ、全ての修理工事が終了するのはまだ先のようです。

弘前城本丸石垣修理事業 - 弘前市

そして、時間外でも天守閣の真下までは行けるかと思っていたのですが、本丸エリアに入る箇所から有料エリアとなっており、近づくことはできませんでした。

ということで、下乗橋から足場だらけの天守閣を眺めて、城散策終了。

www.hirosakipark.jp

弘前駅方面へ戻る途中、カトリック弘前教会へも立ち寄りました。

18時まで見学できるということだったので、中に入ってみました。

ただ、お寺や神社なら、お賽銭入れて、手を合わせて祈る(神社なら二礼・二拍手・一礼)という一連の作法で参拝するのですが、教会の場合はどうすればいいのか、立ち振る舞いに悩みます。

礼拝の流れとかは調べたら出てくるのですが、ただ見学した場合はどうすれば・・・?

とりあえず、ステンドグラス等室内を見させて頂き、出る時にありがとうございますの意味を込めて講壇の前で一礼して出てきました。

・・・これでいいのかな。

10月に五島列島で教会巡りするかもしれないので、それまでに勉強しておこうと思います。

美術館以外は、ほぼ外からの見学のみとなりましたが、数時間の弘前観光楽しめました。

次回は、弘前ねぷたまつりの様子をご紹介します。