えちこの旅ブログ

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【100名城】No.73 広島城(広島)

過去のお城訪問回顧録。

6月に、推し活旅行で広島を訪れました。

広島の100名城・続100名城のお城は既に全制覇済みのため、お城には行かず。

観光列車に乗って、船に乗って、鞆の浦観光。

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6月の推し活旅では、近くを通るだけでスルーした100名城の広島城を、今回はご紹介したいと思います。

訪問日:2018年4月21日

(ちなみに、この時も福山雅治さんのライブのため、広島に行ってました。)

広島城へのアクセス

・JR山陽本線・新幹線「広島」駅から、広島市内電車で約14分「紙屋町東」「紙屋町西」下車徒歩約15分

・JR山陽本線・新幹線「広島」駅から、徒歩約25分

広島城の歴史

広島城は、1589年に毛利元就の孫である毛利輝元によって、築城が開始されました。

毛利氏は、広島城築城まで郡山城という山城を拠点にしていたのですが、輝元が豊臣秀吉の聚楽亭や、大阪城を見物し、城下町と一体化し政治の拠点となる城の必要性を感じたために、築城されました。

関ヶ原の戦い後、輝元は萩へ。代わって福島正則が城主となりましたが、勝手に石垣修繕を行ったため、改易。(当時、勝手な築城はもちろん、城の修理も逐一報告が必要でした。)

その後、移ってきた浅野氏が明治まで十二代に渡り城主を勤めました。

1945年8月6日に投下された原爆で、城内全ての建物は崩壊。

天守は昭和33年に、二の丸の櫓群は平成6年に再建されています。

城内の見どころ

表御門

二の丸入口にあたる門。戦前までは、江戸時代のものが残されていましたが、原爆により焼失。現在の門は、平成に入ってから再建されたものです。

櫓群

再建された二の丸の多聞櫓(長細いところ)、太鼓櫓(左端のところ)、平櫓(右端にあるけど写ってないところ)

被爆樹木

城内には何本か被爆樹木があります。こちらはユーカリ。

爆心地からは740メートルの距離にあります。二の丸の建物群が炎上する中、生き残った木。

こちらはクロガネモチ。

お堀の中、沢山鯉がいます。

さすがカープの街。(まぁ、実際は広島以外のお城のお堀にも、結構鯉いるけどね。)

広島城は別名「鯉城(りじょう)」とも呼ばれます。一説には、この一帯は昔「己斐浦(こいうら)」と言われ、音が同じことからそう呼ばれるようになったとか。

広島カープはここから来てるんですって。

天守

2018年当時、工事中でした。

中は展示施設となっています。

お土産屋さんで、100名城のスタンプを押していると、韓国人観光客の男性二人組に、日本語で話しかけられました。

それは何ですか?

日本語分かるっぽかったので

これ、100名城スタンプっていって、こうやって日本全国のお城のスタンプ集めてるんです

と他のページをパラパラと見せて、説明してあげました。

すると

お~~~!!

と感嘆したあと、何やら興奮気味に話しだす二人。(何言ってるか分かんなかったのですが、韓国語ということだけは分かった)

そして、一人の人が私に向かって一言

素晴らしい趣味ですね!!!

と絶賛してくださいました。

そんなに褒めてくれた人、友人含めて初めてです。ありがとうございます。

日本の100名城文化を広めるという役割を果たし、最上階の展望フロアへ。

城内はほぼ木に覆われていて、正直上から見てもあんまりよく分かりません。

右側に見えるのが、広島で毎回ライブが行われる広島グリーンアリーナです。

先々月含め、過去に3回行ってます。広島で一番行った事ある場所、多分グリーンアリーナです。

旧天守の礎石

今の天守が再建されるとき、天守台からここに移されたそうです。

広島護国神社

城内にある神社。

鯉のぼり、だらーん。

風吹いて泳いてる時はいいけれど、このだらりんとした魚の布たちは、海外の方に何やと思われているんでしょうね。

そして、気になる「広島泣き相撲」の文字。

戊辰戦争で戦死した広島藩士を祀るために創建され、現在は、その後の戦争犠牲者の方たち(兵士の他、原爆の犠牲となった学徒動員の方たち)も祀られています。

最後にこちらを参拝して、お城観光終了。

利用案内(天守閣)

  • 入館料:大人370円 シニア・高校生180円 中学生以下無料
  • 開館時間:3月~11月 9:00~18:00 12月~2月 9:00~17:00(入館はそれぞれ閉館時間30分前まで。)
  • 休館日:年末(12月29日~31日)その他臨時休館あり

※二の丸エリアは入城料無料

www.rijo-castle.jp