阪急トラピックスさんの『【エミレーツ航空利用おひとり様参加限定】感動のエジプト ナイル川クルーズ8日間』に参加し、人生初のソロ海外旅行デビュー。(とは言え、ツアーのお仲間さんや添乗員さんがいるので、いつでも日本語で頼れる状態ではあったんですが。)
今回から旅行記の始まりです。
エピローグ的な前回のお話はこちら。
関西空港から、エミレーツ航空に乗ってドバイへ!
今回のツアーの出発は関西国際空港。
飛行機チェックインの前に、まず阪急トラピックスさんの団体カウンターで、添乗員さんにオプショナル料金の支払いや、諸々の説明を受けます。
その後、各自で航空会社に荷物預け&チェックイン。
チェックイン時に希望出したら、通路側の席を確保することができました。
関空からドバイまでは約11時間。トイレが近い私にとって、通路側の確保は死活問題と言っても過言ではないのです。
搭乗するのは、エミレーツ航空 関西空港23:30発⇒ドバイ空港5:45着の便。
一旦ドバイで乗り継いで、エジプトのカイロまで向かいます。
私が最後に国際線に乗ったのは、ちょうど4年前。2020年1月。
コロナの流行の兆しはあったものの、まだ出入国には制限がありませんでした。まさかあの後、数年にも渡りウイルスが世界中に蔓延るとは・・・
久しぶりの関西空港。出国審査を終えてびっくり。
なんか、やたら綺麗になっている!謎のくつろぎスペースがある!!
人の出入りが少ない期間にも、せっせと関空さんは進化を遂げていたのですね。
(万博に向けて、改修してんのかな~ってか、大阪市民に負担を強いるなら、せめて成功してくれ、万博。)
団体カウンターの手続きを待っている間にお話していた同じツアーの方と、出発まで一緒に時間つぶし。この方を含め、4人グループで今後の旅を楽しむこととなりました。
人生初のエミレーツ航空。
3人席の通路側で、真ん中が空いていたのでゆったりと過ごすことができました。
モニターの下に、小さいリモコン(多分、ゲーム用のコントローラー?)があって、何気に取り出したら、今度はうまく収まらなくなりましたとさ・・・
映画は色々あったけれど、夜遅かったこともあり、とにかく少しでも寝たかったので一切何も見ず。
エコノミークラスですが、ポーチの配布がありました。
中には、アイマスク(行きの飛行機で使用したあと、どっかいった・・・)、歯ブラシセット(海外特有のブラシめっちゃでかいやつ。外人さんの歯って、そんなでかいんか?)、靴下(あんまり締まりのないやつ。履いてないので履き心地不明)、しおり(何で?)が入っていました。
深夜便でもおかまいなし。離陸後1時間ちょい経つと機内食が出ます。
当初、断って寝ようかとも思っていたんですが、ガチャガチャ音がして結局寝れなさそうだし、夜ご飯をまともに食べて来なかった事もあり、結局オーダー。
確か・・・お魚とチャーハン?みたいなメニューだったかと。(毎回、あの小さなパンはいらないと思う)
薄暗い中、日本時間の深夜12時半ぐらいに夕飯タイム。完食はせず、腹6分ぐらいに留めておきました。
その後、頑張って睡眠を取ろうとするも、元来飛行機で寝れない私。
熟睡することはできず、2時間に1回ぐらい運動を兼ねてトイレに行ってました。飛行機乗ると、ホントトイレが近くなるのよね~・・・
乗った飛行機の座席、3-4-3のシートだったんですが、後方は両サイド2シートで、トイレドアの真ん前にまで座席ありました。あんな所にまで座席ある機体初めて見た。あの座席の人、絶対寝れないだろうな・・・
トイレと半覚醒の睡眠を繰り返すこと数時間。
2度目の機内食の時間となりました。
ロングフライトに乗っていると、狭い座席に収まり続け、ご飯だけがやたら運ばれてきて、ただひたすらに栄養を詰め込まれる為、まるで家畜になった気持ちになります。こんな思いをして最後、人に食べられる運命だなんて。命、大事に頂こう。
チーズオムレツ的なやつ。と豆。相変わらず、付け合わせのパン、いらない・・・
そして、国際線あるある。おしぼりの匂いが強烈。
更にそこから1時間半ほど経過し、いよいよドバイの街並みが見えてきました。
モニターは、基本的に切るか、この機体カメラ映像つけていました。
ドバイ、都会!光が沢山!
早朝、6時前にドバイ空港到着。次のフライトまで自由時間が1時間ほどありましたが、どこのベンチも人でいっぱい。眠らない空港、ドバイ空港!朝からお店も全開。
金ぴかのヤシの木の周囲で、金ぴかのゴールド製品が売っていました。
座る所もないし、11時間座り続けて疲れたこともあり、ただ目的もなく周囲を徘徊。
再びエミレーツでドバイからカイロへ!
ドバイからカイロまでも、同じくエミレーツ航空。ゆえに、関空から一旦荷物をピックアップすることなくカイロまで行けたのは楽でした。
ドバイからカイロまでは約4時間。
そして、またまた出るのが機内食。とりあえず今のところ、座席に座って食物を咀嚼することしかしていません。我々、フードファイターじゃないんですけど。もはや、これは何ご飯なのだろう。
「omlette or 〇×△」と言われ、後半のメニューが全く聞き取れなかったんですが、何かlambみたいな単語が聞こえたのと、さっきオムレツ食べたからもう卵はいらないな~ということで「a second one please」とよく分からないメニューを注文してみた。
(単語が聞き取れないときは、この戦法で乗り切る。以前、隣の席の人が使用しているのを聞いて以来使っています。)
見た目、カレーみたいなんですが、カレー味とも違ってて、でも、豆とお肉が煮込まれている感じで、結果、なかなかに美味しかったです。何の料理なのか結局分からずじまいでしたが。ほんで、やっぱりパン、いらない。
今回、途中でお腹を壊したりしないよう、いつも以上に気を付けて、腹7~8分程度の量を心がけていました。結果、ビュッフェスタイル以外では結構残す羽目になり(そもそもの量が多いので、普通に食べきれないんだが)毎回もったいなくて申し訳ない気持ちになっていました。
初っ端から胃腸に負担をかける訳にはいかないので、ここでも完食はせずに御馳走様。
そもそも、大して体動かしていないのに食べ続けているから、お腹空いてないんだわ。
ご飯食べて、再び寝れないながらにウトウトしているうちに、ついに!カイロ空港に到着!!
空港の周り、何もねー
砂しかねー
ついにカイロに到着!!
カイロ空港到着後、空港にいたアシスタントさんにビザを貼ってもらい(この辺り、ツアーだと全部やってくれるので本当に楽ちん。)入国審査。
エジプトの入国審査、めっちゃ緩かったです。個別に一人一人じゃなく、ずらずらと一列で窓口に行って、順番にパスポート渡して、チラッて顔見られて、多分ビザが貼ってあるか確認されて、何一つ質問なく終了。
それでいいのか、エジプト・・・(でも飛行機乗る時の保安検査は結構厳しかった)
空港で現地ガイドさんと合流。このガイドさんが1週間ずーっと私たちのツアーのガイドをしてくださいました。
流暢な日本語を話されますが、後々聞いたら一度も日本に来た事はないそうです。
海外で現地の日本語ガイドさんに何度となくお世話になったことがありますが、大半は一度も日本に来たことがないとおっしゃっていました。語学は留学しないと習得が難しいと昔言われましたが、結局は本人の意欲次第なんだとつくづく思います。
ちなみに、エジプトでは弁護士よりもガイドの試験の方が難しいんだそう。
弁護士は、大学の法学部卒業するだけでなれるっておっしゃっていました。所変われば、職業の立ち位置も様変わり。
「ウェルカム トゥ カイロ」
アラビア語、マジで呪文なみに難易度高い。ほぼ心電図やん。
窓から見る景色が目新しくて、あー本当にエジプトに来たんだな~とようやく実感。まだ何もしてないですが、既に楽しい。
そして、記念すべきエジプト最初の目的地は・・・ランチ!
また食べるんかい!私らのこと、食べ盛りの高校球児と間違ってません?・・・と思いつつ、一向はカイロのレストランへ向かうのでした。