温暖化してるんなら、冬ももっとあったかくなれよと思う今日この頃。(それはそれで、農作物とか生態系に多大な影響出るから危険やろうけど。)
派遣仕事が終わって久々にどこかお出かけしようかな~でも外寒いしな~
と考えて
そうだ!動物に癒されに行こう!
と決めた行先が「神戸どうぶつ王国」(ま、別にストレス溜まるような仕事してなかったけど。)
動物園にしては珍しく、施設の大半が屋内になっているので、寒い冬でもわりと快適に過ごせます。
今回初めて行ったのですが、驚くほど動物との距離が近い!動物が好きな方なら、相当楽しめること間違いなし!
今回は、その辺に鳥やら猿やら溢れている素敵な王国をご紹介します。
神戸どうぶつ王国へのアクセス
「神戸どうぶつ王国」があるのは、神戸にある人工島ポートアイランド。略して「ポーアイ」
三宮駅から、ポーアイを走るポートライナーに乗車し「計算科学センター」駅下車。
駅の階段を降りると、駅前のコンビニぐらいの距離間で、どうぶつ王国の北出入口があります。
日本一駅から近い動物園なんじゃないだろうか。
ポートライナーで行く場合、乗車券と入場券がセットになったお得なチケットがあります。
知らずに、アソビューで入場券買っちまったので、私は恩恵に預かれず・・・調査不足でした。
パーク内の案内
施設内マップがこちら。向かって右側のオレンジで囲まれたエリアが屋内。左側の水色で囲まれたエリアが屋外施設です。施設内は、一部一方通行になっているので要注意。
入口入るとすぐに「ワンタッチ ニャンタッチ」ゾーン。
モフモフ。
「神戸どうぶつ王国」は動物とのふれあい共生パークというテーマを掲げているので、動物とのふれあい体験や、エサやり体験を複数の動物たちとできます。このニャンコたちとも触れ合えます。
触れあい体験には、事前の整理券が必要とのこと。今回はそのような体験しなかったんですが、結構人気のようで、時間前には沢山の方が並んでおられました。
今日は見る専で楽しみます。(「見る専」=見る専門)←説明せんでも大体分かる。
ミナミコアリクイの赤ちゃん
11月1日に生まれた、ミナミコアリクイの赤ちゃんとお母さんが親子で公開されています。
背中に乗ってるー
落ちないようにヒシっと掴まっているおてて(足?)の可愛らしいこと。
ミナミコアリクイって、どう見てもレスリングのユニフォーム着てるようにしか見えん。
ひしっ。(萌)
ここから先は、各エリアごとに動物をご紹介していきます。
ハシビロウコウ生態園
今回私が一番見たかった動物。それがハシビロウコウ。
現在、ハシビロコウが見られる動物園は日本に6か所。関西ではここだけです。
初めて生ハシビロコウ見れた。檻も何もない状態で公開されています。
ハシビロコウとは?についてはこちらをご一読ください。
ハシビロウコウって、動かない鳥ってイメージだったんですが、ここの子は意外と活発でよく動いてました。(そういうもんなの?個体差?)
差し込む光を浴びる姿、かっこよし。
真正面から日光に勝負中。
勝者、ハシビロコウ。
ハシビロコウの繁殖を成功させるために、新設されたというこちらのエリア。
新しい命がここで生まれるといいですね。(子供のハシビロコウ、見てみたい。)
熱帯の森
アメリカバク
バクは悪い夢を食べると言われますが、実際は草食系動物。夢を食べるって話、どこから来たんやろか。
今HPを確認したら、12月23日から、アメリカバクの赤ちゃんが公開されているんだそう。見たかったな~(私が行ったのは13日でした。)
「オシッコを飛ばすことがあります」の文に多少警戒。動物好きだけど、さすがに糞尿はかけられたくない・・・
カピバラに餌やり体験ができます。この子たち、人間への警戒心ほぼゼロやと思います。
この看板、大袈裟でも何でもありません。
マジで足元に鳥出没。周りに気を取られていたら、本当に蹴りそうになるので要注意。
鳥だけでなく、コモンマーモセットも近い。
鳩の進化版みたいなやつ来た!!と思ったら、やっぱりオウギバトというハト科の鳥でした。
足元の鳥を観察していて、ふと上を見上げると・・・
ミナミコアリクイが頭上を歩いてる!
飼育員さんが「真下にいると、おトイレすることがあるので、避けてくださーい」と注意喚起されていました。
どうなってそうなったのか分からない毛だまりが、ネットに溜まってる。
2時間後(楽しすぎて、トータル4時間ぐらいおった人。)見に行ったら毛だまりの正体判明。
どうやら、2匹のミナミコアリクイが絡まり合ってたみたい。
ナマケモノとベニコウンゴウインコ、仲良く並んで過ごしてます。
2回目見に行ったときは、ミナミコアリクイの所に遊びに行っていました。自由!
一瞬、置物かと見間違ったオーストラリアガマグチヨタカ。
私、しばらくここで観察してたんですけど、大半の人が両側のガラスケースの向こうにいる動物に気を取られて、この子達に気づいていませんでした。それほど生き物としての存在感を消してます。あまりにも動かないので、気づいた人も
え?これ、生きてるの?置物だよね。
と生き物として認識していませんでした。
こういう時、
いやいや、この子たち生きてますよ!本物ですよ!
って言いたくなるんですけど、見ず知らずの女にいきなりそんなこと言われたら気持ち悪いかなって思って、黙ってました。そして心の中で「お前ら、置物やと思われてるぞ!誰か動いて生きていることを証明しろ!」とヨタカに話しかけていました。(それの方が気持ち悪いわ。)
熱帯の湿地
多分、蛇嫌いな人が見たら卒倒するレベルのでかいビルマニシキヘビ。
個人的には首に巻いてみたいです。
スナドリネコ
お見合い中なのですが、1匹は檻の中。二人の距離は縮まらず・・・
退屈にゃ。
と思ったら
一瞬接近!立ち上がってアピールするも、お相手はさっさと木に上って離れて行きました。負けるな!檻の中のにゃんこ!
こちらも約2時間後、どうなっているのか見に行ってみた。
残念ながら、この日は2匹の距離、縮まらず。
アフリカの湿地
ここは天井がネットで、自然の光も沢山入ってきていました。その分、屋外の冷気もあって少々寒かったですが。
カップルで来てた女の子が、鳥が苦手なのか「いやー!もう無理ーいやー!」って半泣きで悲鳴上げてました。結構引くレベルで。多分、その場にいた全員が思ってた。
・・・嫌なら来んなよ。
ヒラセウム
この子の尿に含まれるヒラセウムという物質から、てんかんの薬が作ることができるそう。すげ。
ワオキツネザル
ここの(個人的)目玉がワオキツネザル。
ちょうど行ったタイミングで「ワオワオトーク」という給餌・解説イベントが開催されたので、そちらを見学。ちなみに、右上の写真はそのイベントの出番待ちをしているワオキツネザルたち。
イベントの間中、目の前をワオキツネザルたちが自由に動き回ります。触ってはいけませんが、手を伸ばせば余裕で触れる距離。おケツも丸見え。
このポーズ、お笑い芸人テルさんのロバート・デニーロにしか見えんのは私だけか?
ワオワオトークに普通に参加しているペリカン。種別が違っても仲良し。人間も見習おう。
果たしてこの子は、尻尾だけが濡れていることに気づいているんだろうか。
モフモフした背中を触りたい衝動を、大人の理性と常識で何とか押さえつける。
ワオワオトークが終わって、ワオキツネザルたち撤収!
並んでいる姿、可愛すぎる。
思っている以上に長くなってしまったので、後編に続く。
利用案内
- 入館料:大人(中学生以上)2,200円 小学生1,200円 幼児(4.5歳)500円 シルバー(65歳以上)1,600円
- 営業時間・休園日:公式HPにてご確認ください。
おまけ
夜行性動物エリアにいたメンフクロウ。
1分後。
ずっと静止画。