北海道旅2日目。
トマム ザ・タワーを出発し、今日の目的地は旭川市にある旭山動物園。車で約2時間20分。
一時は入園者の減少で閉園の危機に陥るも、「行動展示」施設を作ることで一躍人気動物園となった日本最北の動物園です。
本日も相変わらずの曇天。本来、2日目に美瑛&富良野へ。そして、3日目に旭山動物園の予定だったんですが、2日目より3日目の方がお天気良さそうなので、スケジュールを入れ替えました。
では、旭山動物園で会える動物たちを、ただひたすらに紹介していきましょう。
フラミンゴ舎
入って最初に出会うのがフラミンゴ。3種のフラミンゴがいます。手書きの説明もあって分かりやすい。どうでもいいですが、ドフラミンゴと私、同い年。あいつ、あんなファンキーな姿してアラフォーかよ。
こういうの読みながら見てたら、正直時間がいくらあっても足りないわ。
ぺんぎん館
キングペンギン・フンボルトペンギン・イワトビペンギン・ジェンツーペンギンの4種がいます。
屋外放飼場のキングペンギンたち。
首の角度えげつない。どうやらこの子たち、このポーズでお休み中みたいです。
首の寝違えとは無縁でしょうね。
ペンギンって、別に物凄く動く訳でもなく、どちらかと言えばじーっとしてるだけなんですけど(大半寝てるし。)その微動だにしない様子や、このぽってりフォルムに釘付けでずっと見てしまいます。ちょっと猫背気味なとこがまた愛おしい。
旭山動物園の「ペンギン散歩」の映像見たことあるんですが、それは冬季限定のイベントのようです。
レッサーパンダ舎
飼育員さんが餌やりをしながら、動物の行動や性質を説明してくれる「もぐもぐタイム」が行われていたので、近くの動物一旦飛ばして、ペンギン舎からレッサーパンダ舎へ。
2頭の赤ちゃんレッサーパンダがモコモコ。ちょこちょこ。
・・・・か、可愛すぎるんですけど❤
が、飼育員のお兄さん、淡々とした口調で、レッサーパンダーってみんなが思ってるほどただ可愛いだけの動物じゃないですよっていうことを説明してくれました。割と凶暴な面もあるみたいです。お兄さん、割と毒舌でお話面白かった。
でも、飼育の苦労を知らない素人にとっては、やっぱり可愛いが勝る。
我々がこうして動物たちの姿を楽しんで見られるのは、そんな苦労をしながら飼育員さんたちがお世話をしてくださっているお陰です。ありがとうございます。
ちなみに、9月に八景島シーパラダイスに行ったんですが、そこでもレッサーパンダの赤ちゃん見れました。
やっぱり見た目の可愛さ、半端ない。ぬいぐるみかよ。
ほっきょくぐま館
手前の子、小さかったので去年生まれた「ゆめ」ちゃんかな。
オスのホクトくん。間近で見たらでかさ半端ない。
肉、ガブリ。
モグモグ。
ごっくん。
・・・え、何か、いっぱいの人に見られてるやん。
目の上の黒柄が、垂れ眉に見えて表情だけ見たら可愛いんだけどね。
オオカミの森
カナダに生息する「シンリンオオカミ」という種類だそう。
名前は「モロ」と「ランガ」と名付けよう。(勝手に)
近づいたり
離れたり。
エゾシカの森
一頭のオスが(この子だったか記憶は定かじゃないですが)、後ろのメスの子を執拗に追いかけまくってて、周囲の人間ドン引きでした。
いや、しつこすぎるやろ。
しつこい男嫌われるで。
もう既にだいぶ嫌われてるよな。
言いたい放題。
そして、途中メスをかばうかのごとく現れた別のオスに、激切れしてた。
エゾジカの恋の修羅場、初めて見たわ。
えぞひぐま館
2022年春にオープンしたばかりの新しい展示場所。
動物園という特殊エリアであるからこうやって平然と写真が撮れる訳で、ある日森の中では出会いたくない動物ナンバー1です。
サル舎
アビシニアコロンブス
ワオキツネザル
躍動感満載のぶれた写真しか撮れなかった。
ちんぱんじー館
距離、ちかっ。
左の子、毛がない。ネットで調べたら「脱毛症」のチンパンジーについて書かれたものがいくつか出てきたので、この子もそうなのかなぁ。
きりん舎
屋内からは見上げて、屋外からは同じ目線で観察できます。
ちかっ。
かば館
動物園でずっと見てられる動物を3種類上げるとしたら「ペンギン」「ニホンザル」「カバ」です。それほどまでに、カバは面白い。
穏やかに二頭で泳いでいたかと思いきや
何がきっかけか分からないけど、突然バトル開始。
周りの人に水が飛び散るぐらいの激しさで、噛みあう。どつきあう。
両者一歩も譲らず。
一旦停戦。
出発時間が迫っていて、まだ見れていない場所があるにも関わらず、カバの戦いから目が離せませんでした。最初、夫婦喧嘩かと思っていたんですが、屋内の方に入ると
屋外にいたのは親子カバ。めっちゃ激しい親子喧嘩だったみたいです。
そして、妻と娘(だったはず)が大喧嘩の中、お父さん呑気に泳いでた。
てか、オスカバ半端ないでかさだな。
動物の中でカバ最強説ありますが、親子喧嘩の激しさと、オスの大きさ見たら、確かにそうかもしれんと思えました。
あざらし館
旭山動物園と言えば、円柱の中を泳ぐアザラシが紹介されることも多いですが、今回円柱を泳ぐ姿は見れず。
でも水槽を泳いでる姿で十分。可能であれば、一度でいいから赤ちゃんゴマアザラシを小脇に抱えて歩きたい。でも、ゴマアザラシの赤ちゃんって出生時で既に約8キロぐらいあるみたい。アシベ、なかなかの怪力やな。
もうじゅう館
最後に駆け足で行ったのが、もうじゅう館。
百獣の王。ライオン。
アムールトラ。大阪のおばちゃんはトラ柄が大好き。
私もいつか好きになるんだろうか・・・?
ここにはユキヒョウもいたんですが、スルーしてしまいました。
訪れた10月初旬、閉園時間は17:15だったのですが、この日の宿泊施設のチェックイン時間が決まっていたので、16時過ぎには動物園を出なければならず。
到着してから約3時間。座って休憩することも、トイレに行くこともなく、ひたすら動物たちを観察し続けましたが、それでも全部の動物を見る事はできませんでした。
(見たけど写真がないものなどもあり、全ては紹介していません。)
それほど大きな動物園じゃないとは言え、じっくり見るなら、4時間以上は必要かと。
動物に夢中になっていたので平気でしたが、すっかり体も冷えて、出る時には雨も降ってきた。急いでお土産屋さんだけ覗いて、2日目の宿泊地へGO!
(とはいえ、運転できない私は後部座席で寒さに震えながら、呼吸するだけ。)
利用案内
- 入館料
大人:1,000円 中学生以下:無料
(旭川市民割引あり。大人:700円)
- 営業時間
季節によって変動あり。
2022年冬季(2022年11月11日~2023年4月9日まで)
10:30~15:30(最終入園15:00)
その他の季節、休園日については旭山動物園HPをご確認ください。
おまけ
旭山動物園は、園内の案内板もちょっとゆるめでかわいい。