えちこの旅ブログ

知的好奇心のおもむくままに

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藤の花の名所 CNNが選んだ絶景「あしかがフラワーパーク」

CNNが選ぶ「2014年の世界の夢の旅行先」に日本で唯一選ばれたことでも有名なあしかがフラワーパークの藤の花。この時期ならではの花の風景の一つ。

「超有名どころはやはり一度は見ておこう」が今年の旅テーマの一つゆえ、元々来週末に行こうと思っていたのですが、HPで開花状況を日々チェックしていたら既に見ごろを迎えているとの情報。

これじゃ、私が行く頃には散ってしもうてるやん

ということで、急遽栃木へ。もはや片道5時間以内は「近場」です。

あしかがフラワーパークへのアクセス

JR両毛線「あしかがフラワーパーク」駅下車 徒歩3分

フラワーパークの入場者数増加に応じて作られたと思われる駅。

フラワーパークには「西ゲート」と「正面ゲート」がありますが、西ゲートの方が駅からは近いです。

事前チケットを購入している方も多いのか、チケット売り場はそれほど混んでいませんでした。(私が訪れたのは5/1。平日ではありますが、GWの合間の平日ということで、お休みの方も多いのか結構人は多かったです。それでも週末やGW真っ只中よりはマシだったと思いますが。)

私も事前にチケット購入していたので、QRコードかざして秒で入場。

ふじのはな物語 2023

あしかがフラワーパークと言えば藤の花。

4月12日~5月14日までの期間「ふじのはな物語 2023」が開催されています。

が、最初に書いたように今年は開花日が早く、私が訪れた時点で既に散っている藤もありました。大藤の開花は過去一番早かったようです。

入園料は花の開花状況に合わせて変わるのですが、MAX(超見頃)が2,100円。1日時点で1,900円にやや値下がりしていました。(そして、本日5/4は1,800円

公式HPで花の開花状況を日々更新してくださっているので、こちらを確認の上お出かけすることをおすすめします。

https://www.ashikaga.co.jp/parkdayori/flower.php

既に大藤は見頃を終えているようです。

今年は全体的に花の咲く時期が例年より早いようです。というか、温暖化の影響であれば今後花の開花は、今までの感覚よりも年々早くなっていくと思うべきなのかも。

大長藤

西ゲートから入ってまず最初に出会う藤が「大長藤」

頂いたパンフレットによると「花房が最長1.8mにも成長する」のだそう。

確かに身長(ギリ)157センチの私の頭上にも降り注ぐほどの長い花房。(1.8mまではないと思うけど)

そして、それ以上に私が驚いたのは

てか、これ1本の藤の木なんだ!!

そう。ネットや本で何度となくあしかがフラワーパークの藤の写真を見ていましたが、複数の木が集まってあのボリューム感ある花の絵になっていると思っていたんです。

これは栃木まで見に来てよかった

ただ、人が多いのと私の技術のなさで、写真では上手くこの美しさを表現できないのが残念。

少し離れた場所から見ると、改めて大きさが分かります。

園内には、広さ1,000㎡の大藤棚が4本、350本以上の藤が植えられているそう。

白藤の滝(見ごろ終了)

むらさき藤のスクリーン(見ごろ終了)

既に花が散ってしまっているものも。そういう場合は写真を見て、ありし日の姿をイマジネーションして楽しみましょう。

白藤のトンネル

こちらはちょうど見ごろを迎えていました。

トンネルの外から。

私はちょうど朝ランしていたから見ていなかったのですが、今朝の「めざましテレビ」で紹介されていたみたいですね。

うす紅の棚

ほぼ名残。園内で最初に見ごろを迎えるそうです。

桜色の藤って見たことないから見てみたかったな。

大藤

樹齢160年超。広さ1,000㎡の大藤。

左右に2本の大藤が咲いており、頭上から藤の花が降り注ぐという他ではなかなかできない体験ができます。

ただ、これ真下から撮っても何か写真だとイマイチなんですよね・・・(前提として私の写真技術が乏しいというのがありますが。)

だからと言って、カメラの効果を色々操作して作った「映え」写真というのも何だか違うなぁと思う派。

やはり景色は実際その場所に行って、自分の目で見るという「体験」そのものに意味があるよなと納得し、自分のカメラの下手さを棚に上げておく。藤棚だけに。

うす紅橋

やはりこちらのうす紅も見ごろは終わり。

藤の開花は、うす紅→大藤(紫)→白藤→きばな藤の順で見ごろを迎えると今回学びました。

限定の藤ソフトを食べてみた

フラワーパークに来る前、続100名城の一つ「唐澤山城」に行っておりました。そこが駅から片道徒歩50分という立地だったので、ここに来るまでに結構な距離を歩いておりまして。着いた頃にはお腹ペコペコ。でも、ちょうどお昼時でレストランは空席なし。

とりあえず何か食べたくて園内限定のソフトクリームを買ってみました。

恐らくこの日、園内で食べている人一番多かったんじゃないかと思う程、あちらこちらでみんな食べていた藤ソフト(バニラミックスバージョン)(450円)

園内の複数個所で販売していましたが、バニラとのミックスは「あじさい」というレストランでしか見かけませんでした。

こういう花を使ったスイーツって、そもそも花自体食べたことないから味はどうなのか?となりますが、風味がほんのり藤でした。(バニラとのミックスだったので、正直バニラ味と混ざってよく分からなかった・・・)

ローズガーデン

「フラワーパーク」という名前の通り、こちらで見る事ができるのは藤の花だけではありません。既にバラの花が咲き始めており、ローズガーデンエリアを彩っていました。

この花、凄いボリュームと存在感でした。

しゃくなげの森

シャクナゲとツツジの見分けがついていなかったんですが、そもそもシャクナゲもツツジの一種なんですね。今年になって突如花好きお花見おばさんデビューした身なので、沢山花を見に行くことで勉強しています。

園内を彩る花々

通路脇など含め、園内のあちらこちらにも季節の花が咲いていました。

ポピーとか。

キンギョソウとかとか。

ペチュニアとか。

クレマチスとか。

花ピラミッドとか。

メインの藤の花は見ごろをやや過ぎたあたりではありましたが、生で大藤を見て迫力と貫禄というものを感じることができました。

ここまで来ると「美しい」よりも「圧倒」が勝ちます。

また藤以外の花も見ごたえたっぷりで、フラワーパーク全体としてとても楽しめました。こちらはイルミネーションスポットとしても有名なので、またその時期にも来てみたいな。(花があまり咲かない冬の時期は、イルミネーションおばさんと化しているかもしれません。)

利用案内

入園料・開園時間等は時期によって異なるため、公式HPをご確認ください。

あしかがフラワーパーク

おまけ

立てばシャクヤク

座ればボタン

歩く姿はユリの花
(ユリの花なかったので、食中植物で代用。)←代用の癖。